ACADEMYアカデミー

vol10

コーチングクリニック 2015年4月号より

第10回「チームビルディング」

後藤 静臣(川崎フロンターレアカデミーダイレクター)

未来のプロサッカー選手を育てるために、アスリートの原石を発掘するために、サッカーを通した“人間”育成のために――。Jリーグクラブの取り組みから学べることは、サッカーをうまくするための技術だけではない。本連載では、川崎フロンターレのコーチやスタッフが日々考え、そして実践する選手育成、人間育成の考え方を紹介する。第10回は今号の特集企画でもある「チームビルディング」について、川崎フロンターレアカデミーのコンセプトや取り組みをご紹介いただく。

(取材・構成/編集部、写真提供/川崎フロンターレ)

チームでの役割や責任を選手に理解させる

ごとう・しずおみ
1966年2月17日、福岡県生まれ。福岡大学卒業後、富士通サッカー部(日本サッカーリーグ)に入部。その後、東芝サッカー部(日本サッカーリーグ)、コンサドーレ札幌、大分トリニータでプレーし、98年に現役を引退。大分トリニータU-18コーチを経て、2001年から川崎フロンターレでスクールやアカデミーのU-12及びU-15でコーチあるいは監督を歴任し、14年から現職。

チームをつくる上で一番大事にしているのは、「目指すものを共有する」ことです。メンバー全員がそこに向けて1つになっていかなくてはなりません。その「目指すもの」とは、トップチームにつながる選手を育むこと、つまり個の育成ということになります。これは各年代、あるいはアカデミーという枠を超え、クラブ全体の目標になります。

アカデミーであるU-12〜U-18、そしてトップまでつなげていくという軸があるなかで、各カテゴリーでも3年間の目標を定めます。これが短期もしくは中期の目標ということになります。ただし、これもそのカテゴリーだけでなく、クラブでしっかり共有します。

そして、短期、中期、長期の目標については途中経過や達成度を定期的に振り返り、反省しています。カテゴリーが上がるまでに目標を100%達成できるとは限りませんから、「ここまでは頑張ったけれど、この部分がまだ足りない。そこは次のカテゴリーで引き続き育てていこう」というようなカテゴリー間の引き継ぎも行います。

冒頭でも述べた通り、クラブとしては個人の特徴をどれだけ伸ばせるかを重要視していますが、サッカーはチームスポーツですから、当然ながらチーム内での役割や責任の部分は選手がしっかり理解しなければならず、そのための働きかけが必要です。例えば、各ポジションにおける役割やプレーエリアを理解させ、「自分のやりたいことがやれたらそれでいい」ではなく、「自分が下した判断や行動がチームのためになっているのかどうか」を考えられるようにします。

個を育むことと、組織を1つにまとめてチーム自体を成長させること、そこのところのバランスは非常に難しいものですが、そこは現場に立つコーチが日々しっかりと学んで指導力を上げること、選手を観察する目を養うことで、実践していかなければならないと考えています。

選手の性格や特徴は十人十色。そのなかで1 人1 人にアプローチし、個々に合った指導を行えるかどうかは指導者の手腕にかかっている(写真はイメージ)

選手個々によって、いいところや悪いところ、性格など十人十色です。そのなかで1人1人にアプローチして、個々に合った指導を行えるかどうかは、指導者の手腕にかかっている部分が大きいといえます。例えば、同じ伝え方で全員が納得し、理解するとは限りません。しかしながら選手が指導者の言うことを理解できていなければ、次に進むことは難しいですし、進んだとしても停滞してしまう可能性が高い。やはり指導者は、選手によって伝え方を変えていかなければならないということです。

あるいは、チームのなかには自分のプレーを曲げたくない、やり切りたいというような、我の強い選手もいます。ただし、我の強さは決して悪いことではありません。我の強さは、時にチームの調和を乱すともいわれますが、意見をハッキリと述べることは大切なことですし、自分の言ったことにしっかりと向き合い、発言に責任をもてるのならば、その素質は大事にすべきです。トップチームに上がっていく、プロになる選手には自分のビジョンがあり、行動力が求められます。一方、それがもし言うだけで終わり(口だけ)とか、自ら実践できないとかということであれば、周囲からは厳しい目が向けられますし、チームワークも乱してしまうでしょう。

ですから、我の強さは良いこととして尊重しつつ、変えなければいけない部分や意識については、話す必要があるといえます。そのときに、どこまで許容し、どこから声を掛けるのかを判断するのは非常に難しいものです。小学生のうちは、そうしたことを理解する能力はまだ低いと思いますが、それでも小学生頃から徐々に植えつけるのがいいかもしれません。

帰属意識や仲間意識の重要性

チーム、ひいてはクラブをつくっていくなかで、川崎フロンターレに対する帰属意識をしっかりもっていこうという話もしています。

選手たちには日頃から、「サッカーをしていないときも、常に見られているよ」と話します。ホームページにも顔写真が掲載されていますし、川崎フロンターレでは毎月、試合結果や選抜チームに選出された報告などを記したアカデミー情報専門誌「ヤンフロ通信」を作成して、トップチームのホームゲームで配布しています。その効果もあり、アカデミーの選手であっても「川崎フロンターレの選手だ」とサポーターの方々もその存在を認識し、応援してくださいます。このように選手の存在を公にすることで、選手に「自分は川崎フロンターレの一員なのだ」という自覚を芽生えさせます。もちろん、何か悪いことをすればすぐにばれますし、コーチの耳にも入る。選手の軽率な行動を抑止する効果もあると考えています。

とはいえ、学校部活動と大きく異なる点として、指導者が学校での状況をなかなか知ることができないということがネックになったり、デメリットに感じたりすることがあるのも事実です。

学校とクラブ、2つの活動環境があるのはクラブチーム特有です。学校での選手の様子を知ることは大切と考えていますので、毎年選手が通う学校を訪問して、先生方に学校での様子を聞くようにしています。おおむね、クラブで見せる顔と学校での様子は一緒である選手が多く、学校でもしっかりリーダーシップを発揮してクラスをまとめ、友達も多く、ちゃんとコミュニケーションをとっているという話が多いです。ただし、なかにはクラブで見せる顔と、学校で見せる顔とが違う選手もいるようです。そのあたりは、指導者が学校の先生や保護者の方としっかりコミュニケーションをとることで、状況把握に努めるようにしています。

クラブにおいては、指導者と選手、あるいは選手同士でのコミュニケーションが、チームをつくる上で非常に重要ですが、そうしたコミュニケーションは密にとれているほうだと思います。選手の話を聞くと、練習がない日も、学校の友達よりもクラブのチームメートと遊ぶことが多いという話はよく聞きますし、それはいいことだと思います。もちろん学校での友達が多い子もいますが、学校でもクラブでも、仲間といい関わり方ができているのでしょう。

「自分は川崎フロンターレの一員なのだ」という自覚を芽生えさせることも、チームづくりの上で欠かせない(写真はイメージ)

チームづくりのための取り組み

チームづくりの一環として、アカデミーではいくつかの取り組みを実践しています。

• J リーグ版「よのなか科」

中学2年生(U-14)の選手を対象に、Jリーグが文部科学省の競技者・指導者などのスポーツキャリア形成支援事業を業務受託して実施している「よのなか科」(プロの競技者を目指す人材にとって適切な“キャリア”についての考え方や心構え、社会人として適切な就労観や職業観の醸成を目的に実施されるキャリア・デザイン・サポートプログラム)を実施しています。生きて行く上で、常に人との関わりがあることを意識することができれば、それは恐らく行動にも出るはずです。

•野外活動

年に1回、U-15とU-18で実施しています。今年は、U-15は1月に実施し、U-18は4月からのリーグ開幕に備え、3月に実施予定です。コミュニケーションをより深めるためのアウトドアトレーニングですが、自分1人ではできないことも皆で協力すればできると、身をもって知ることで、サッカーに対しても「1人でやっているのではない」という意識が大きくなってくると感じています。また、信頼関係も深まりますし、普段、グラウンドでは見られない表情を垣間見ることも多く、そういった選手の素顔や本質にスタッフも注目しています。

•メンタルトレーニング(チーム分析、目標設定)

チームのなかでの役割を自ら考えることを目的として、一昨年から、U-15カテゴリーでメンタルトレーニングを導入しました。目標設定やチーム分析を行います。チーム分析では、チームの調子が良かったとき、あるいは悪かったときにチームの様子はどのような感じで、自分はどのように感じたのかを考えさせます。試合前に今日のテーマを書きだしておき、試合後にどうだったか反省して、振り返ります。文字にしたり、自分やチームを振り返る機会をつくることで、自分の役割は何なのかを考えるきっかけにもなっています。

このカテゴリーで取り入れたのは、やはり中学生年代が非常に多感な時期で、自分のなかの軸がぶれがちという特徴があるためです。導入して2年になりますが、選手たちでミーティングをするようになりましたし、用紙に書き込む文章の量もどんどん増えてきました。ミーティング内容自体は、まだまだ乏しいものかもしれませんが、そういった行動が自発的に起こるようになっただけでも進歩だと思います。

指導者と選手、あるいは選手同士でのコミュニケーションも重要(写真はイメージ)

最初は選手たちにも、そしてスタッフたちにも、「なぜこのようなことをやるのか」という疑問が少なからずあったことと思います。特にスタッフは、記入用紙を準備したり、選手が記入したものにすべて目を通し、コメントを書いたり、個別に呼んで話をしたりしてフィードバックしなければならないのですから、仕事が増えたという点ではもしかしたら煩わしさもあったかもしれません。でも、それが選手のためになり、チームづくりの一助になり、そして実際に前述したような成果が表れていることを実感し、今では前向きに取り組めているようです。

チームづくりにおいて最も苦心するのはU-15年代だと思います。U-12はまだ、言われたことに関して素直に従って取り組みますし、休憩も必要ないほど元気に動き回ります。この年代の指導者の役割は、個人技術、個人戦術の習得がメーンになるといえます。

一方U-18になると、選手は自分のチーム内での役割や責任についてしっかり考えられる選手が多いもの。進路が決まってくる大事な時期でもありますし、自分自身が今どういう状況に置かれているのか、何をすればいいのかを、嫌でも考えざるを得ない年代ともいえます。2種登録という形でトップチームの試合に出場することもでき、選手としては完成に近い段階です。そのなかで指導者は、気づかせて改善することが可能なため、選手をつぶさに観察して課題を指摘し、修正していくことが大きな仕事になります。

Back Number 過去の記事一覧

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第25回「現代っ子の特徴を踏まえてアプローチを考える」

長橋 康弘(川崎フロンターレ U-18コーチ)

時代とともに、子どもたちの気質や体格も変化するもの。その変化に見合ったアプローチが必要です。実際に現代の子どもたちもまた、ひと昔前に比べて変化があるように感じると長橋康弘U-18コーチは言います。そこで今回は、現代の子どもたちの特徴を整理し、それに見合った指導者の寄り添い方を考えます。

コーチングクリニック 2016年8月号より

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第24回「選手への伝え方・伝わり方」

玉置 晴一(川崎フロンターレ U-12コーチ)

より効果的な指導を実践するには、指導者の話術が鍵といっても過言ではありません。しかしながら、指導者が投げかけた言葉への反応は人それぞれであり、理解度もまた異なります。選手に伝わりやすい、理解がより得やすい伝え方とはどのようなものなのでしょうか――? 玉置晴一U-12 コーチに伺いました。

コーチングクリニック 2016年7月号より

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第23回「文武両道」

石川 邦明(川崎フロンターレ U-15コーチ)

Jクラブアカデミーはプロサッカー選手の育成が重要なミッションの1つです。しかし、サッカーがうまければそれでいいという考えではなく、生徒・児童の本分である勉強を怠らないこともまた、大切と考えています。川崎フロンターレアカデミーの考える文武両道について、石川邦明U-15 コーチに伺いました。

コーチングクリニック 2016年6月号より

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第22回「新入生を迎えるに当たって」

高田 栄二(川崎フロンターレ U-15 コーチ)

間もなく新年度がスタートし、新1年生が活動に加わる季節となりました。この時期はやはり、新入生やその保護者とのコミュニケーション、情報収集が欠かせません。そこで今回は、新入生をチームに迎え入れる際に指導者が得るべき情報や取り組むべき事柄について、高田栄二U-15 コーチにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2016年5月号より

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第21回「寒冷&感染症対策」

関 智久(川崎フロンターレ U-15トレーナー)

夏季の暑熱対策に比べて、冬季の寒冷対策はさほど重視されていないというのが現状です。しかしながら意識して対策するか否かで、競技に向けたコンディションは大きく変わってくるといえます。そこで今回は、川崎フロンターレアカデミーにおける寒冷&感染症対策について関智久トレーナーに伺いました。

コーチングクリニック 2016年4月号より

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第20回「性別による特徴を把握し、指導に生かす」

小林忍(川崎フロンターレ 育成プロジェクトグループ GKコーチ)

成長著しい日本の女子サッカー。その背景には、U-12で男子とプレーする機会が多いことがあるようです。この年代の指導者は今後さらに、男女とも指導する可能性が高まるでしょう。今回のテーマは「性別による特徴を把握し、指導に生かす」。U-16日本女子代表GKコーチも務める、小林忍コーチに伺いました。

コーチングクリニック 2016年2月号より

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第19回「チームの枠を超えた指導者同士の連携」

藤原 隆詞(川崎フロンターレ 育成プロジェクトグループ チーフコーチ)

第19回は「地域連携」がテーマ。川崎フロンターレでは主にトレセン活動で、あるいは試合会場でのコミュニケーションによって地域の指導者、選手と連携を図り、川崎市全体のレベルの底上げに寄与すべく活動しています。その詳細について、育成プロジェクトグループの藤原隆詞チーフコーチに伺いました。

コーチングクリニック 2016年1月号より

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第18回「選手を観察して見極める」

川口 良輔(川崎フロンターレ 育成プロジェクトグループ長)

連載第18回は「指導者に欠かせない観察力」がテーマ。1人1人顔や体格が違うように性格も十人十色の選手たちに、指導者はどのようなアプローチをするのがベストなのでしょうか。育成プロジェクトグループ長の川口良輔氏に「コーチング」と「ティーチング」との違いも踏まえてお話しいただきました。

コーチングクリニック 2015年12月号より

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第17回「精神的成長と目標設定」

鈴木 洋平(川崎フロンターレ U-15GKコーチ)

今回のテーマは「メンタル面へのアプローチ」です。技術・戦術やフィジカルと同様に、精神的な成長も育成年代の選手たちには欠かせないもの。川崎フロンターレU-15では昨年からメンタルトレーニングを導入しており、その鍵を握るのが目標設定なのだとか。詳細について鈴木洋平U-15GK コーチに伺いました。

コーチングクリニック 2015年11月号より

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第16回「セレクションの視点」

後藤 静臣(川崎フロンターレ アカデミーダイレクター)

夏休みも終わりに近づき、来年度の入団選手を募集する時期となりました。毎年数多くの入団希望者が集まる川崎フロンターレアカデミーではセレクションにおいて、子どもたちのプレーはもちろん行動や言動も含め、どのようなところを見ているのでしょうか? 後藤静臣アカデミーダイレクターに伺いました。

コーチングクリニック 2015年10月号より

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第15回「合宿・遠征の過ごし方」

冨田 幸嗣(川崎フロンターレ U-12コーチ)

現在、夏休み真っただ中にある育成年代の選手たちにとって、この時期の合宿や遠征は大きなステップアップのチャンスです。その一方、指導者にとっても普段は見られない選手の一面を発見できるいい機会といえるでしょう。今回はそんな「合宿・遠征の過ごし方」について、冨田幸嗣U-12 コーチに伺いました。

コーチングクリニック 2015年9月号より

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第14回「選手の心に火をつける」

小林 忍(川崎フロンターレ 育成プロジェクトグループGKコーチ)

今号のテーマは「選手の心に火をつける」。試合に出られる選手とそうでない選手、つまり「レギュラー」「サブ」問題はあらゆる競技において、選手本人はもちろん指導者も頭を悩ませる事象です。ここではサブ選手へのアプローチやモチベーションの維持のさせ方について、小林忍コーチにお伺いしました。

コーチングクリニック 2015年8月号より

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第13回「『いい練習』とは?」

玉置 晴一(川崎フロンターレ U-12コーチ)

練習は「量」か「質」か――指導者の間で話題に上ることも多いテーマだと思います。選手が試合に向けて研鑽を積む日頃のトレーニングに関して、一般的に「いい練習」といえるのはどのようなもので、指導者や選手が押さえるべきポイントはどこにあるのでしょうか。玉置晴一U-12 コーチにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2015年7月号より

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第12回「保護者の役割」

楠田 耕太(川崎フロンターレ U-12GKコーチ)

選手たちにとって一番の理解者であり、サポーターといえば保護者でしょう。指導者の目が届きにくいオフ・ザ・ピッチで求められる役割が多いのはもちろん、クラブでの活動中にも保護者が気を付けなければならない側面はあります。今回は保護者の役割について、U-12 の楠田耕太コーチにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2015年6月号より

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第11回「リーグの戦い方、トーナメントの戦い方」

今野 章(川崎フロンターレ U-18監督)

新シーズン開幕。チームは年間を通じて公式戦を戦います。とはいえ、常に同じコンディションで臨むのは不可能。さらにはその時々の状況で、試合に向かうメンタルも変わるはずです。「川崎フロンターレ育成術」第11回は「リーグの戦い方、トーナメントの戦い方」について、今野章U-18監督に伺いました。

コーチングクリニック 2015年5月号より

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第10回「チームビルディング」

後藤 静臣(川崎フロンターレアカデミーダイレクター)

新体制となって間もないこの時期、指導者が苦心するのは、チームをいかにまとめ、選手・スタッフが一丸となって目標に進むか、ということでしょう。「川崎フロンターレ育成術」第10回は本誌特集企画と連動させ、「チームビルディング」について、後藤静臣アカデミーダイレクターにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2015年4月号より

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第9回「成長期のコンディショニングを考える」

関 智久(川崎フロンターレ U-18トレーナー)

パフォーマンス向上には、トレーニングの積み重ねに加え休養と栄養も欠かせません。コンディションの不調はケガの恐れがあるだけでなく、成長度合いにも関係するでしょう。「川崎フロンターレ育成術」第9回は、引き続きU-18の関智久トレーナーに、成長期のコンディショニングについてお話を聞きました。

コーチングクリニック 2015年3月号より

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第8回「トレーナーから選手たちに何を教え、伝えるか?」

関 智久(川崎フロンターレ U-18トレーナー)

最近は、育成年代の現場にもトレーナーのサポートが入るケースが増えました。選手としても人間としても成長段階にある子どもたちにとって、トレーナーのアドバイスや関わり方は、自立を促すきっかけの1つでもあります。「川崎フロンターレ育成術」第8回は、U-18の関智久トレーナーにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2015年2月号より

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第7回「子どものモチベーションを高める指導」

高田 栄二(川崎フロンターレU-15コーチ)

当然のことながら、選手たちがスポーツに取り組むときには、「やりたい」という意志、つまり前向きな気持ちがなければいけません。「川崎フロンターレ育成術」第7回は、選手のやる気を引き出し、モチベーションを高く保つための指導のポイントについて、高田栄二U-15コーチにお話しいただきました。

コーチングクリニック 2015年1月号より

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第6回「サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?②」

佐原 秀樹(川崎フロンターレ U-12監督)

「川崎フロンターレ育成術」第6回は、前回に引き続き「サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?」をテーマに、今回はジュニア年代の指導について佐原秀樹U-12監督に伺いました。サッカー選手としての入り口に立ったばかりの子どもたちの成長のカギは、“子どもの親離れ”と“親の子離れ”のようです。

コーチングクリニック 2014年12月号より

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第5回「サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?」

寺田 周平(川崎フロンターレ U-15監督)

「川崎フロンターレ育成術」第5回は、サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?と題し、育成年代における競技場面以外の指導について寺田周平U-15監督に伺いました。トップチームで活躍し、日本代表経験をもつ寺田監督だからこそ、技術・戦術以外にも学ぶべきことがあるとの言葉には説得力があります。

コーチングクリニック 2014年11月号より

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第4回「ミーティングのあり方」

今野 章(川崎フロンターレ U-18監督)

「川崎フロンターレ育成術」第4回は、ミーティングのあり方、重要性について、今野章U-18監督にお話しいただきました。次の試合に向けた準備のため、指導者と選手のコミュニケーションのためにミーティングは欠かせません。その実施方法は様々ですが、今野監督はどのように捉えているのでしょうか――?

コーチングクリニック 2014年10月号より

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第3回「勝敗重視?内容重視?」

後藤 静臣(川崎フロンターレアカデミーダイレクター)

「川崎フロンターレ育成術」第3回は、試合において結果と内容のどちらを重視するのかについて、後藤静臣アカデミーダイレクターにお話しいただきました。年代が上がるにつれて勝利を求めるパーセンテージも高まりますが、結果にこだわりすぎてもいけません。また、指導者や保護者が試合に対してどういうスタンスで臨むかも、重要な鍵を握っているといえそうです。

コーチングクリニック 2014年9月号より

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第2回「状況把握・状況判断の力を身につける」

長橋 康弘(川崎フロンターレU-18コーチ)

「川崎フロンターレ育成術」第2回は、状況把握・状況判断の重要性について、川崎フロンターレU-18の長橋康弘コーチにお話しいただきました。その時々でさまざまな状況に直面するサッカーではもちろん、そのほかの競技でも状況把握力・状況判断力は欠かせないもの。これらの能力を養い向上させていくためのヒントを、指導者そして保護者に向けてアドバイスします。

コーチングクリニック 2014年8月号より

第1回「川崎フロンターレ・アカデミーの育成コンセプト」

向島 建(川崎フロンターレ育成部 育成部長)

未来のプロサッカー選手を育てるために、アスリートの原石を発掘するために、サッカーを通した“人間”育成のために――。Jリーグクラブの取り組みから学べることは、サッカーをうまくするための技術だけではない。未来のJリーガーを育てる、川崎フロンターレアカデミーの育成コンセプトについて話しを聞いた。

コーチングクリニック 2014年7月号より

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