ACADEMYアカデミー

vol13

コーチングクリニック 2015年7月号より

第13回「『いい練習』とは?」

玉置 晴一(川崎フロンターレ U-12コーチ)

未来のプロサッカー選手を育てるために、アスリートの原石を発掘するために、サッカーを通した“人間” 育成のために――。J リーグクラブの取り組みから学べることは、サッカーをうまくするための技術だけではない。本連載では、川崎フロンターレのコーチやスタッフが日々考え、そして実践する選手育成、人間育成の考え方を紹介する。第13 回は、選手たちが試合に向けて研鑽を積む日頃のトレーニングについて、「いい練習」といえるのは果たしてどのようなものなのか、玉置晴一U-12 コーチにお話を伺った。

(取材・構成/編集部、写真提供/川崎フロンターレ)

練習は「質」を重視基本は試合から抽出

たまおき・せいいち
1982年4月26日、愛媛県今治市生まれ。愛媛県立今治工業高校卒業後、2001年に川崎フロンターレに入団。故障もあり03年に現役を引退。05年にスクール担当コーチとして川崎フロンターレに復帰した。U-12コーチ、U-10監督、U-12監督、鷺沼スクールマスターを経て、15年から現職。日本サッカー協会公認A級U-12コーチライセンス保持。日本サッカー協会公認キッズリーダーインストラクター。

練習は「量」か「質」か――。
この手の質問は、指導者の間では特に話題に上ることも多いと思いますが、やはり重要なのは「質」だと考えます。選手がメニューの意図を短時間で理解し、それがグラウンド上で表現されることが理想だと思います。

そのために指導者は、指導する年代にもよりますが、試合の場面を想定しながら練習のオーガナイズを組むことが大切です。そして、その場面を選手がイメージしやすいように、シンプルな設定を心がけます。設定が複雑になり過ぎると、頭のなかがそのことだけでいっぱいになってしまうからです。指導者は、全体像をしっかり押さえつつ、ある一場面を切り取って練習に組み込むことを心がけるべきです。

川崎フロンターレU-12では、パスやドリブルなど基本技術のドリル練習から入って、次に1対1の勝負や複数対複数のボール保持といった対人形式の練習、そして最後はゲーム形式の練習で終わります。試合が近いときには、シュート練習を多めに入れることもあります。最後はゲームで終わるのがいいと思います。どんな形式であっても最後は練習で行ったことの確認作業が大事だからです。

練習メニューは、試合中に起こった事象や課題から抽出してくるものがベースになります。できていることとできていないことが一番よくわかるのは試合ですから、指導者はそれらをしっかり見極めた上で、今、何を練習しなければいけないのかを考えます。

ただし、ある課題に対してかける時間が短期なのか、中期なのか、あるいは長期なのかは異なります。また、例えばジュニア(小学生)年代では基本技術の習得が最優先ですので、試合で起こった事象よりも技術練習に時間をかけなければなりません。年代が上がるほど、より試合に即した練習、つまり次の試合に向けたテーマ設定や課題の克服が大事になってくるでしょう。

ジュニア年代では基本技術の習得が最優先。技術練習に時間をかける必要がある

私は今、ジュニア年代の指導を担当していますが、この年代は試合環境の面からいうと、リーグ化がきちんと整備されているとはいえません。招待試合なども多く、1日に数試合行うこともありますから、1日でいろいろな局面や課題が抽出できます。とはいえ、前述したように、一般的に「ゴールデンエイジ」ともいわれるこの年代では、長期的なこともしっかり視野に入れつつ、今、習得しておかなければならないこともたくさんあります。伸びしろが大きく、吸収も早い年代だからこそ、「やらなければいけないこと」も「やりたいこと」も数多くあるのです。

そこで指導者はやるべきことを取捨選択しなければならないわけですが、ジュニア年代のうちは、やはり「できること」を増やしてあげることが大切です。上に行けば行くほど、それは例えばプロ予備軍であるユース(高校生)年代や大学生、あるいはプロ選手であればなおさら、試合での失敗が許されなくなってきますから、それまでに基本的なスキルは習得しておかなければなりません。そのとき、練習ではもちろん失敗することもありますが、指導者がぶれることなく、我慢して、選手個々の特徴も生かしながら伸ばしてあげられるかどうかが鍵になります。

技術習得に要する時間は、当然ながら選手によって差が出てきます。教えたらすぐにマスターできる選手もいれば、少し時間が必要な選手もいます。私が指導するチームでは、高いレベルを基準に設定して行い、うまくできない選手には個別に手本を見せたり、映像を見せたりします。その点では、下の年代では指導者がいい手本を見せられることも重要です。最近の子どもたちはボール扱いが本当にうまく、時には非常に高度な技術ができる選手もいますが、基礎技術に関しては最低でもデモンストレーションできたほうがいいのではないかと思います。

テンポをよくして集中力を切らさない

ただし、年代によっては量が重要になることもあると思います。

例えばジュニア年代の場合、川崎フロンターレアカデミーでは技術をしっかり磨くことをコンセプトとして打ち出しています。そのためには、パスやシュートはもちろんのこと、ボールの運び方(ドリブル、ターン)や駆け引き(フェイント)などにもさまざまな要素が含まれていますから、それらの習得にはどうしても時間が必要になります。つまり、練習「量」がものをいうのです。

そのため、リフティングなどのボール扱いやドリブル、ボールを止めて蹴るといったドリル練習のように、時間や継続が絶対に必要で、最初の1〜2年でしっかり押さえておきたいスキルに関しては、年間を通して「これだけは必ずやりましょう」と時間を割いて行っています。

また、なかには週末や長期休暇などで授業がないときや、合宿になると、朝から晩まで練習をするチームもあると思います。長時間の練習によって体力や精神面が鍛えられることもあるので、「量より質」とはいいながらも、長い練習がダメとはいい切れない部分はあると感じています。

ただ、やはり理想は、あくまで質を求めることが「いい練習」につながると思います。集中力が持続する時間には限りがありますから、限られた時間のなかでも子どもたちにしっかりと落とし込めることが重要です。

下の年代では、指導者がいい手本を見せられることも重要

サッカーの場合、最近は「サッカーは1試合90分だから、練習も90分で終える」というチームが増えています。その考え方には私も賛成です。繰り返しになりますが、やらなければならないことも多いジュニア年代では特に、どうしても時間を割かなければいけないこともあるのですが、限られた時間のなかで、やることを決めて、できるようにすることも指導者に必要な資質ですし、そのなかでどうやって選手たちに伝えていくかを考えることで、コーチとしての質は上がっていくと思います。

練習のテンポも大事です。水分補給のためのインターバルは挟みますが、リズムよく練習を進めていきましょう。そのためにはコーチの練習メニューの組み立て、例えばどういう順序で実施すればスムーズに進むのかを考えて、次の練習のオーガナイズをあらかじめ設定しておきます。それができない場合には、次の練習の設定をする間に選手がやるべきことを決めておく、あるいは練習前に選手の頭の整理をしっかりしておくことがポイントです。練習がスムーズに進まないと、選手の集中力が途切れてしまい、プレーを再開したときにグダグダになったり、ミスが増えたりしてしまう恐れがあります。理想は、指導者が「集中して!」と選手に声を掛ける必要がない状態をつくること。常に集中して練習に取り組める、逆にいえば集中力を途切れさせないような練習にしなければならないと思います。

練習のテンポにも関連してきますが、練習の狙いやテーマを練習前に伝えるときと、あえて伝えないときとがあります。例えば、大事な大会の前には、頭のなかを整理した上で、練習に集中して臨ませたいので練習前に話します。しかしながら、考えることで選手としての成長が望めますから、これからどういう練習をするのかだけを伝えて、プレーするなかで選手自身がその意図を理解するようにすることも大切です。意図をつかめていないうちは、失敗が多くなる、あるいは練習がうまく回らないなどというときもあります。

その場合、第1段階としていいプレーに対して褒めるようにします。そうすると選手たちは「これでいいんだ」「コーチが狙いとしているのは、こういうことなんだ」と気づくことができます。それでもダメなときには、第2段階として、1つの例を提示してみせたり、アドバイスしたり、あるいは目的をハッキリ伝えたりします。初めから正解を与えると、それだけになってしまいますから、まずは褒めて促す。それだけでも、選手は自信をもってプレーできるようになります。さらに「(今のプレーは)どうなの?」と問いかけることによって、練習の意図とは違うということに気づいたり、新たな選択肢をもつことができたりします。

選手たちの表情から状況を読み取る

私が練習中によく気にしているのは、選手たちの表情です。子どもたちの表情も、その練習がいいものかどうかのバロメーターの1つになるでしょう。

特にジュニア年代の選手は非常に素直なので、こちらが提示したことに対して頭のなかにクエスチョンマークがとんでいるときや、プレーがうまくいかないときには、表情が曇ります。一方で、練習の意図を理解したり、コツをつかんだりしたときには自信に満ちた表情になり、「もっとやりたい」「もっと教えてほしい」という欲求が表れます。

練習中の表情を見て、選手たちが欲しているとき、「もっと」という雰囲気を感じたときには、もう1つ突っ込んで、練習を発展させることもあります。また、時にはあえてもう1段階レベルを上げることで、選手の頭のなかに「?」を残した状態で次の練習に移行することもあります。

反対に、選手たちの表情が曇っているときには、その気持ちがプレーにも表れます。ミスを怖がったり、できることでも消極的になったりするのです。プレーの意図が理解できていない場合や、そもそも考えようとしていないなどという場合には、アドバイスの声を掛けます。意図は理解できていて、考えてやろうとしているのだけれどできないような場合には、あえて静観して様子を見ることもありますし、こちらが「今のプレーは、よかったよ」と褒めることで、一気に気持ちが変わることもあります。

練習後に自主練習ができる環境であればいいのですが、練習環境がそれを許さない場合には、個別に話をするのでもいいと思います。川崎フロンターレU-12は、まさにグラウンドを使える時間が限られているため、選手とコミュニケーションをとることで次につなげていくというケースは多くなってきます。

いずれにしても、最終的にはモヤモヤした状態で終わるのではなく、スッキリした状態で終わることが大事です。指導者はそうした表情や行動、態度をつぶさに観察して読み取れるようになることはもちろんですが、さらに重要なのは、こちらの話したことが選手に理解してもらえるかどうかです。十人十色の選手たち1人1人にきちんと受け取ってもらえる、伝わる声かけができるようになれば、練習はより充実したものになるでしょう。

最後は練習で行ったことの確認作業が大事であることから、ゲームで終わるのがいい

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間もなく新年度がスタートし、新1年生が活動に加わる季節となりました。この時期はやはり、新入生やその保護者とのコミュニケーション、情報収集が欠かせません。そこで今回は、新入生をチームに迎え入れる際に指導者が得るべき情報や取り組むべき事柄について、高田栄二U-15 コーチにお話を伺いました。

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夏季の暑熱対策に比べて、冬季の寒冷対策はさほど重視されていないというのが現状です。しかしながら意識して対策するか否かで、競技に向けたコンディションは大きく変わってくるといえます。そこで今回は、川崎フロンターレアカデミーにおける寒冷&感染症対策について関智久トレーナーに伺いました。

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第18回「選手を観察して見極める」

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今回のテーマは「メンタル面へのアプローチ」です。技術・戦術やフィジカルと同様に、精神的な成長も育成年代の選手たちには欠かせないもの。川崎フロンターレU-15では昨年からメンタルトレーニングを導入しており、その鍵を握るのが目標設定なのだとか。詳細について鈴木洋平U-15GK コーチに伺いました。

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現在、夏休み真っただ中にある育成年代の選手たちにとって、この時期の合宿や遠征は大きなステップアップのチャンスです。その一方、指導者にとっても普段は見られない選手の一面を発見できるいい機会といえるでしょう。今回はそんな「合宿・遠征の過ごし方」について、冨田幸嗣U-12 コーチに伺いました。

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今号のテーマは「選手の心に火をつける」。試合に出られる選手とそうでない選手、つまり「レギュラー」「サブ」問題はあらゆる競技において、選手本人はもちろん指導者も頭を悩ませる事象です。ここではサブ選手へのアプローチやモチベーションの維持のさせ方について、小林忍コーチにお伺いしました。

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第13回「『いい練習』とは?」

玉置 晴一(川崎フロンターレ U-12コーチ)

練習は「量」か「質」か――指導者の間で話題に上ることも多いテーマだと思います。選手が試合に向けて研鑽を積む日頃のトレーニングに関して、一般的に「いい練習」といえるのはどのようなもので、指導者や選手が押さえるべきポイントはどこにあるのでしょうか。玉置晴一U-12 コーチにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2015年7月号より

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コーチングクリニック 2015年6月号より

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第11回「リーグの戦い方、トーナメントの戦い方」

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新シーズン開幕。チームは年間を通じて公式戦を戦います。とはいえ、常に同じコンディションで臨むのは不可能。さらにはその時々の状況で、試合に向かうメンタルも変わるはずです。「川崎フロンターレ育成術」第11回は「リーグの戦い方、トーナメントの戦い方」について、今野章U-18監督に伺いました。

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第10回「チームビルディング」

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新体制となって間もないこの時期、指導者が苦心するのは、チームをいかにまとめ、選手・スタッフが一丸となって目標に進むか、ということでしょう。「川崎フロンターレ育成術」第10回は本誌特集企画と連動させ、「チームビルディング」について、後藤静臣アカデミーダイレクターにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2015年4月号より

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パフォーマンス向上には、トレーニングの積み重ねに加え休養と栄養も欠かせません。コンディションの不調はケガの恐れがあるだけでなく、成長度合いにも関係するでしょう。「川崎フロンターレ育成術」第9回は、引き続きU-18の関智久トレーナーに、成長期のコンディショニングについてお話を聞きました。

コーチングクリニック 2015年3月号より

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第8回「トレーナーから選手たちに何を教え、伝えるか?」

関 智久(川崎フロンターレ U-18トレーナー)

最近は、育成年代の現場にもトレーナーのサポートが入るケースが増えました。選手としても人間としても成長段階にある子どもたちにとって、トレーナーのアドバイスや関わり方は、自立を促すきっかけの1つでもあります。「川崎フロンターレ育成術」第8回は、U-18の関智久トレーナーにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2015年2月号より

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第7回「子どものモチベーションを高める指導」

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当然のことながら、選手たちがスポーツに取り組むときには、「やりたい」という意志、つまり前向きな気持ちがなければいけません。「川崎フロンターレ育成術」第7回は、選手のやる気を引き出し、モチベーションを高く保つための指導のポイントについて、高田栄二U-15コーチにお話しいただきました。

コーチングクリニック 2015年1月号より

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第6回「サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?②」

佐原 秀樹(川崎フロンターレ U-12監督)

「川崎フロンターレ育成術」第6回は、前回に引き続き「サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?」をテーマに、今回はジュニア年代の指導について佐原秀樹U-12監督に伺いました。サッカー選手としての入り口に立ったばかりの子どもたちの成長のカギは、“子どもの親離れ”と“親の子離れ”のようです。

コーチングクリニック 2014年12月号より

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第5回「サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?」

寺田 周平(川崎フロンターレ U-15監督)

「川崎フロンターレ育成術」第5回は、サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?と題し、育成年代における競技場面以外の指導について寺田周平U-15監督に伺いました。トップチームで活躍し、日本代表経験をもつ寺田監督だからこそ、技術・戦術以外にも学ぶべきことがあるとの言葉には説得力があります。

コーチングクリニック 2014年11月号より

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第4回「ミーティングのあり方」

今野 章(川崎フロンターレ U-18監督)

「川崎フロンターレ育成術」第4回は、ミーティングのあり方、重要性について、今野章U-18監督にお話しいただきました。次の試合に向けた準備のため、指導者と選手のコミュニケーションのためにミーティングは欠かせません。その実施方法は様々ですが、今野監督はどのように捉えているのでしょうか――?

コーチングクリニック 2014年10月号より

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第3回「勝敗重視?内容重視?」

後藤 静臣(川崎フロンターレアカデミーダイレクター)

「川崎フロンターレ育成術」第3回は、試合において結果と内容のどちらを重視するのかについて、後藤静臣アカデミーダイレクターにお話しいただきました。年代が上がるにつれて勝利を求めるパーセンテージも高まりますが、結果にこだわりすぎてもいけません。また、指導者や保護者が試合に対してどういうスタンスで臨むかも、重要な鍵を握っているといえそうです。

コーチングクリニック 2014年9月号より

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第2回「状況把握・状況判断の力を身につける」

長橋 康弘(川崎フロンターレU-18コーチ)

「川崎フロンターレ育成術」第2回は、状況把握・状況判断の重要性について、川崎フロンターレU-18の長橋康弘コーチにお話しいただきました。その時々でさまざまな状況に直面するサッカーではもちろん、そのほかの競技でも状況把握力・状況判断力は欠かせないもの。これらの能力を養い向上させていくためのヒントを、指導者そして保護者に向けてアドバイスします。

コーチングクリニック 2014年8月号より

第1回「川崎フロンターレ・アカデミーの育成コンセプト」

向島 建(川崎フロンターレ育成部 育成部長)

未来のプロサッカー選手を育てるために、アスリートの原石を発掘するために、サッカーを通した“人間”育成のために――。Jリーグクラブの取り組みから学べることは、サッカーをうまくするための技術だけではない。未来のJリーガーを育てる、川崎フロンターレアカデミーの育成コンセプトについて話しを聞いた。

コーチングクリニック 2014年7月号より

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