ACADEMYアカデミー

vol14

コーチングクリニック 2015年7月号より

第14回「選手の心に火をつける」

小林 忍(川崎フロンターレ 育成プロジェクトグループGKコーチ)

今号のテーマは「選手の心に火をつける」。試合に出られる選手とそうでない選手、つまり「レギュラー」「サブ」問題はあらゆる競技において、選手本人はもちろん指導者も頭を悩ませる事象です。ここではサブ選手へのアプローチやモチベーションの維持のさせ方について、小林忍コーチにお伺いしました。

(取材・構成/編集部、写真提供/川崎フロンターレ)

主観と客観、両面から判断する

こばやし・しのぶ
1978年9月17日、埼玉県川口市生まれ。日本体育大学卒業後、指導者の道へ。横浜FC都筑ジュニアユースGKコーチ、横浜FC鶴見ジュニアユースGKコーチ、横浜FCホームタウンプロジェクトコーチ、横浜FCユースコーチ、横浜FC強化育成部GKコーチ、JFAアカデミー福島(女子)GKコーチ、JFAゴールキーパープロジェクト、ナショナルトレセンコーチ女子GK担当チーフ、グアム代表GKコーチなどを歴任。2015年から現職。U-16日本女子代表GKコーチも兼任する。日本サッカー協会公認A級ライセンス、日本サッカー協会公認GK-A級ライセンス保持。日本サッカー協会公認キッズリーダーインストラクター。

団体競技にせよ個人競技にせよ、チームに所属する選手全員が漏れなく試合に出られるというケースはなかなかないと思います。必然的に、「レギュラー(先発)」か「サブ(控え)」かに分かれることになるわけですが、日頃の練習はレギュラーかサブかに関係なく同様にこなすはずですし、練習のなかで上達や進歩が見られれば、それまではサブだったとしても、試合に出られるチャンスが生まれます。つまり、サブだからといって「どうせ試合に出られない」とモチベーションを下げることなく取り組むことが大事です。選手自身の心のもちようにもよりますが、そこには指導者のアプローチも大きく関わってきます。

ゴールキーパー(以下、GK)コーチである私は、GK中心に全体のトレーニングをサポートするのですが、このポジションはフィールドプレーヤーとは少し異なる特別なポジションといえます。第一に、現代サッカーにおいて、GKは守備に徹していればいいだけでなく、攻撃の要素も求められるようになっており、以前に比べると役割や責任が増えただけでなく、プレーエリア、プレー回数が攻守両面において広がってきているのが実際のところです。

そして、もう 1つの大きな特徴が、試合でゴールを守ることのできる GKはたった 1人ということです。日頃の練習から存在感を放ち、チームメートからの信頼を勝ち取っている選手が、その 1枠を得ることになります。また、試合運びを安定させるには、1度や 2度のミスで容易に交代させられるポジションでもありません。つまり、控えに回った GKがその試合のなかで出場機会を得るのは、なかなか難しいといえるでしょう。

ただし、年代によってはそうとも限りません。試合経験を積んでいくなかで、獲得すべきものもあるからです。具体的にいうと、13.14歳(中学1.2年生)くらいまでのところでは、試合に出場する GKを固定せず、どの GKにも試合経験を積ませることが大切になってきます。そして、公式戦が多くなる 15歳(中学 3年生)になると、現時点でベストの GKを起用することになります。高校生年代以降では、レギュラー選手とサブ選手とがよりはっきりしてくるでしょう。

先発に起用するのか、控えに回るのかは、指導者側の主観的な見解と、客観的なデータとの両面からアプローチして、判断することが大事です。指導者の主観的な意見だけでは、特に控えに回る選手はなかなか納得しないケースもあります。その場合には、映像や数値などの客観的データをコミュニケーションの材料にしていくことで、選手も素直に受け入れられる可能性が高くなります。

何よりもまずは、我々指導者がチームのコンセプトとしてどういうサッカーを目指しているのかをきちんと提示する。そうした上で、その基準に対してどこまでは達していて、どういった部分が足りないのかを個別に話していくことが大切だと考えています。これは GKに限った話ではなくすべての選手、もっといえばすべての競技の選手に共通していえることだと思います。

現代サッカーではGKにも攻撃の要素が求められるようになり、プレーエリアやプレー回数が攻守両面において広がってきている

危機感や競争心を常にもって臨む

とはいえ、どれだけ客観的な理由を並べても、なかには試合に出られないことでモチベーションがグッと下がってしまう選手もいます。そんなとき、試合に出られる・出られないに関係なく、モチベーションを維持した状態で練習に取り組ませるためのアプローチが必要になります。

川崎フロンターレアカデミーのコーチングスタッフは選手に対して、どんな試合であれ、どんな大会であれ、「誰が出てもチームの勝利に貢献できるように、常にいい準備をしておきなさい」と話します。自分が試合に出られないのならば、試合に出る仲間にすべてを託すことになるわけですが、もしかしたら次の試合には自分が出るチャンスがあるかもしれません。あるいは、ケガなどのハプニングにより急きょ交代出場しなければ

現代サッカーでは GKにも攻撃の要素が求められるようになり、プレーエリアやプレー回数が攻守両面において広がってきている
ならなくなるかもしれない。

そんなときに、プレーの面でもメンタルの面でも十分な準備ができていなかったとしたら、試合でいいパフォーマンスができる可能性は低いといえます。また、練習でできていないことが試合でできるかといえば難しいでしょう。練習の積み重ねによって習慣化されたこと、十分な準備をしてきたことが試合には出ます。だからこそ、我々は「レギュラーだから」「サブだから」といった優劣をつけることはせず、誰がいつ出てもいいような準備をさせるようなアプローチを心がけていますし、選手にも 1つ 1つのプレーにこだわってほしいと思っています。

もちろん、練習やトレーニングマッチ(練習試合)でのプレーぶりがよければ、控えに回っていた選手を先発として起用することもあります。これは控え選手の試合経験値を上げて成長を促すだけでなく、もともとレギュラーだった選手をも成長させるという意味で、いいきっかけになるはずです。

あえて競わせることで、仲間だけれどもライバルでもあるということを常に意識してほしい。「どうせ試合には出られない」という気持ちになってしまえば、モチベーションも必然的に低下していってしまいます。一方で、試合に出ている選手の気持ちが緩んでいるということはあまりないと思いますが、それでもやはり、常に危機感や競争心をもって練習に臨んでほしいのです。指導者としては、いつ誰が試合に出るかはわからないという状況をつくり、いつでも試合に出られる準備をするためのきっかけづくりをしたいと考えています。

技術や戦術などの知識を教え込む「ティーチング」が必要なこともあるが、選手が何を考えてそのプレーが生まれたのかを引き出し、意見をすり合わせることも同じように重要

選手の考えや意見を引き出す

指導者の関わり方として、選手の考えや意見を引き出すことも非常に重要です。技術や戦術などを教え込む、いわゆる「ティーチング」が必要なこともありますが、選手が何を考え、何をしようとしてそのプレーが生まれたのかというところを引き出し、その意見のもとで、指導者の考えとすり合わせを行う必要があると思います。

当然ながら、我々であればサッカーの原理原則や理解という点に関しては、教え込む必要がある部分もあると思います。またサッカー以外でも、いわゆる人間教育の部分で挨拶や片づけなどを徹底させることも大事だと思います。けれども、最終的には「ティーチング」から「コーチング」へ移行する。つまり、選手本人の判断を促すなかで、我々が関わっていくことが理想だと思いますし、それができるようにならないと、いつまでも誰かを頼り、自分では何がよくて何が悪いのかをジャッジできないままになってしまいます。

何か1つでも、「ここは誰にも負けない」というストロングポイントを身に付けてほしい

前述の通り、我々の主観的な話だけでは、選手には納得できないところもあります。「僕はこう思ったから、こうした」という選手なりの言い分がある。だからこそ、選手と問答し合いながら探っていく作業を意識的に行います。

選手のモチベーションを下げないためには、「褒める」こともかなり意識しています。そもそも日本はマイナスばかりが目につく欠点指摘社会で、「ここがダメ」「あそこがダメ」と減点していく傾向のように感じます。サッカーでいえば GKは特に、ミスが得点に直結するポジションであるがゆえに、マイナスポイントを指摘される回数が多いといえます。だからこそ、いいプレーのときにはしっかり褒め、よい・悪いの「基準」をはっきり示してあげることが大事だと思うのです。

一方で、もしミスが起こったとき、よくないプレーが見られたときには、指導者は「現象」ではなく、「原因」に目を向けるべきだと考えています。どのようなプレーが起きたのかは誰が見てもわかりますが、なぜそのプレーが失点につながってしまったのかという原因が重要で、選手との問答を繰り返し、お互いの考えを引き出し合いながら探っていく作業をするのです。そして、何をどのようにすれば、その原因が改善できるのかということを考え、次の試合で再びトライする。それが一番大事なことだと思います。もっといえば、自分の考えをはっきりと述べる、そして意見をすり合わせるということが小さい頃からできていると、サッカーをはじめとしたスポーツの場面だけでなく、日常生活、ひいては将来、社会に出たときにも生きる気がしています。

いかに選手の心に火をつけられるか

選手が自信をもってプレーできることは、非常に大事なことです。GKは特にリーダーシップが求められるポジションで、海外のトッププレーヤーを見ていると、自信に満ちあふれた立ち居振る舞いのできる GKがとても多いと感じます。一方で、日本にはどこか自信がないような雰囲気を醸し出している選手がまだまだ多い。恐らく、自分のストロングポイントに自信がもてていない GKが多いのではないかと推測しています。ですから選手たちには、何か 1つでも「ここは誰にも負けない」というストロングポイントを身に付けてほしいと思っています。

その点では、「コーチが教えてくれたからできた」とか「コーチのおかげで勝つことができた」とかということではなく、選手自身が自分の判断や決断の下でプレーを実行した結果、ステップアップできたという経験をさせることが指導者の役割だと思いますし、選手本人もこのサイクルのなかで成功体験が増えれば、大きな自信へとつながります。

あとは、指導者と選手との距離感も重要です。具体的には近過ぎず離れ過ぎず、程よい距離感を保つべきだと考えます。そしてティーチングではなくコーチングをすること。「こうしなさい」ではなく、「君はどう思うの?」というところからアプローチを始めることを心がけるべきではないでしょうか。指導者がいると、聞けばなんでも答えが出てくるものだと思っている人もいますが、選手がどのようにして学んでいくかといったとき、指導者から教えられて学ぶのは方法論の1つにすぎません。トップ・オブ・トップの選手から学ぶこともあれば、本から学ぶこともあるでしょうし、時には身近にいるチームメートから学ぶこともあるかもしれません。自分自身を成長させる学びの方法は多種多様ですから、あらゆるところから学びを得られるような選手を育んでいきたいと考えています。そのためにも、自分のプレーに興味をもち、自身の成長に興味をもち、いつもアンテナを張っている。そんな選手になってほしいものです。

指導者の一番の仕事は、「いかに選手の心に火をつけることができるか」だと思っています。自分で判断して行動し、実行に移せるような自立した選手を育成することが、我々の役割なのです。本稿でお話しした選手へのさまざまなアプローチが最終的にどこにつながっているのかといえば、そこなのです。何を教えたかではなく、この先も続く長いサッカー人生は、外発的な動機づけだけではなかなか続かないと思います。「サッカーが大好き」「GKが大好き」。そういった魅力を色褪あせさせることなく、むしろ大きくしていくことが我々指導者の仕事だと思っています。

Back Number 過去の記事一覧

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第25回「現代っ子の特徴を踏まえてアプローチを考える」

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時代とともに、子どもたちの気質や体格も変化するもの。その変化に見合ったアプローチが必要です。実際に現代の子どもたちもまた、ひと昔前に比べて変化があるように感じると長橋康弘U-18コーチは言います。そこで今回は、現代の子どもたちの特徴を整理し、それに見合った指導者の寄り添い方を考えます。

コーチングクリニック 2016年8月号より

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第24回「選手への伝え方・伝わり方」

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コーチングクリニック 2016年7月号より

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第23回「文武両道」

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コーチングクリニック 2016年6月号より

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第22回「新入生を迎えるに当たって」

高田 栄二(川崎フロンターレ U-15 コーチ)

間もなく新年度がスタートし、新1年生が活動に加わる季節となりました。この時期はやはり、新入生やその保護者とのコミュニケーション、情報収集が欠かせません。そこで今回は、新入生をチームに迎え入れる際に指導者が得るべき情報や取り組むべき事柄について、高田栄二U-15 コーチにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2016年5月号より

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第21回「寒冷&感染症対策」

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夏季の暑熱対策に比べて、冬季の寒冷対策はさほど重視されていないというのが現状です。しかしながら意識して対策するか否かで、競技に向けたコンディションは大きく変わってくるといえます。そこで今回は、川崎フロンターレアカデミーにおける寒冷&感染症対策について関智久トレーナーに伺いました。

コーチングクリニック 2016年4月号より

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第20回「性別による特徴を把握し、指導に生かす」

小林忍(川崎フロンターレ 育成プロジェクトグループ GKコーチ)

成長著しい日本の女子サッカー。その背景には、U-12で男子とプレーする機会が多いことがあるようです。この年代の指導者は今後さらに、男女とも指導する可能性が高まるでしょう。今回のテーマは「性別による特徴を把握し、指導に生かす」。U-16日本女子代表GKコーチも務める、小林忍コーチに伺いました。

コーチングクリニック 2016年2月号より

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第19回「チームの枠を超えた指導者同士の連携」

藤原 隆詞(川崎フロンターレ 育成プロジェクトグループ チーフコーチ)

第19回は「地域連携」がテーマ。川崎フロンターレでは主にトレセン活動で、あるいは試合会場でのコミュニケーションによって地域の指導者、選手と連携を図り、川崎市全体のレベルの底上げに寄与すべく活動しています。その詳細について、育成プロジェクトグループの藤原隆詞チーフコーチに伺いました。

コーチングクリニック 2016年1月号より

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第18回「選手を観察して見極める」

川口 良輔(川崎フロンターレ 育成プロジェクトグループ長)

連載第18回は「指導者に欠かせない観察力」がテーマ。1人1人顔や体格が違うように性格も十人十色の選手たちに、指導者はどのようなアプローチをするのがベストなのでしょうか。育成プロジェクトグループ長の川口良輔氏に「コーチング」と「ティーチング」との違いも踏まえてお話しいただきました。

コーチングクリニック 2015年12月号より

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第17回「精神的成長と目標設定」

鈴木 洋平(川崎フロンターレ U-15GKコーチ)

今回のテーマは「メンタル面へのアプローチ」です。技術・戦術やフィジカルと同様に、精神的な成長も育成年代の選手たちには欠かせないもの。川崎フロンターレU-15では昨年からメンタルトレーニングを導入しており、その鍵を握るのが目標設定なのだとか。詳細について鈴木洋平U-15GK コーチに伺いました。

コーチングクリニック 2015年11月号より

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第16回「セレクションの視点」

後藤 静臣(川崎フロンターレ アカデミーダイレクター)

夏休みも終わりに近づき、来年度の入団選手を募集する時期となりました。毎年数多くの入団希望者が集まる川崎フロンターレアカデミーではセレクションにおいて、子どもたちのプレーはもちろん行動や言動も含め、どのようなところを見ているのでしょうか? 後藤静臣アカデミーダイレクターに伺いました。

コーチングクリニック 2015年10月号より

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第15回「合宿・遠征の過ごし方」

冨田 幸嗣(川崎フロンターレ U-12コーチ)

現在、夏休み真っただ中にある育成年代の選手たちにとって、この時期の合宿や遠征は大きなステップアップのチャンスです。その一方、指導者にとっても普段は見られない選手の一面を発見できるいい機会といえるでしょう。今回はそんな「合宿・遠征の過ごし方」について、冨田幸嗣U-12 コーチに伺いました。

コーチングクリニック 2015年9月号より

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第14回「選手の心に火をつける」

小林 忍(川崎フロンターレ 育成プロジェクトグループGKコーチ)

今号のテーマは「選手の心に火をつける」。試合に出られる選手とそうでない選手、つまり「レギュラー」「サブ」問題はあらゆる競技において、選手本人はもちろん指導者も頭を悩ませる事象です。ここではサブ選手へのアプローチやモチベーションの維持のさせ方について、小林忍コーチにお伺いしました。

コーチングクリニック 2015年8月号より

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第13回「『いい練習』とは?」

玉置 晴一(川崎フロンターレ U-12コーチ)

練習は「量」か「質」か――指導者の間で話題に上ることも多いテーマだと思います。選手が試合に向けて研鑽を積む日頃のトレーニングに関して、一般的に「いい練習」といえるのはどのようなもので、指導者や選手が押さえるべきポイントはどこにあるのでしょうか。玉置晴一U-12 コーチにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2015年7月号より

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第12回「保護者の役割」

楠田 耕太(川崎フロンターレ U-12GKコーチ)

選手たちにとって一番の理解者であり、サポーターといえば保護者でしょう。指導者の目が届きにくいオフ・ザ・ピッチで求められる役割が多いのはもちろん、クラブでの活動中にも保護者が気を付けなければならない側面はあります。今回は保護者の役割について、U-12 の楠田耕太コーチにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2015年6月号より

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第11回「リーグの戦い方、トーナメントの戦い方」

今野 章(川崎フロンターレ U-18監督)

新シーズン開幕。チームは年間を通じて公式戦を戦います。とはいえ、常に同じコンディションで臨むのは不可能。さらにはその時々の状況で、試合に向かうメンタルも変わるはずです。「川崎フロンターレ育成術」第11回は「リーグの戦い方、トーナメントの戦い方」について、今野章U-18監督に伺いました。

コーチングクリニック 2015年5月号より

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第10回「チームビルディング」

後藤 静臣(川崎フロンターレアカデミーダイレクター)

新体制となって間もないこの時期、指導者が苦心するのは、チームをいかにまとめ、選手・スタッフが一丸となって目標に進むか、ということでしょう。「川崎フロンターレ育成術」第10回は本誌特集企画と連動させ、「チームビルディング」について、後藤静臣アカデミーダイレクターにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2015年4月号より

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第9回「成長期のコンディショニングを考える」

関 智久(川崎フロンターレ U-18トレーナー)

パフォーマンス向上には、トレーニングの積み重ねに加え休養と栄養も欠かせません。コンディションの不調はケガの恐れがあるだけでなく、成長度合いにも関係するでしょう。「川崎フロンターレ育成術」第9回は、引き続きU-18の関智久トレーナーに、成長期のコンディショニングについてお話を聞きました。

コーチングクリニック 2015年3月号より

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第8回「トレーナーから選手たちに何を教え、伝えるか?」

関 智久(川崎フロンターレ U-18トレーナー)

最近は、育成年代の現場にもトレーナーのサポートが入るケースが増えました。選手としても人間としても成長段階にある子どもたちにとって、トレーナーのアドバイスや関わり方は、自立を促すきっかけの1つでもあります。「川崎フロンターレ育成術」第8回は、U-18の関智久トレーナーにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2015年2月号より

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第7回「子どものモチベーションを高める指導」

高田 栄二(川崎フロンターレU-15コーチ)

当然のことながら、選手たちがスポーツに取り組むときには、「やりたい」という意志、つまり前向きな気持ちがなければいけません。「川崎フロンターレ育成術」第7回は、選手のやる気を引き出し、モチベーションを高く保つための指導のポイントについて、高田栄二U-15コーチにお話しいただきました。

コーチングクリニック 2015年1月号より

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第6回「サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?②」

佐原 秀樹(川崎フロンターレ U-12監督)

「川崎フロンターレ育成術」第6回は、前回に引き続き「サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?」をテーマに、今回はジュニア年代の指導について佐原秀樹U-12監督に伺いました。サッカー選手としての入り口に立ったばかりの子どもたちの成長のカギは、“子どもの親離れ”と“親の子離れ”のようです。

コーチングクリニック 2014年12月号より

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第5回「サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?」

寺田 周平(川崎フロンターレ U-15監督)

「川崎フロンターレ育成術」第5回は、サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?と題し、育成年代における競技場面以外の指導について寺田周平U-15監督に伺いました。トップチームで活躍し、日本代表経験をもつ寺田監督だからこそ、技術・戦術以外にも学ぶべきことがあるとの言葉には説得力があります。

コーチングクリニック 2014年11月号より

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第4回「ミーティングのあり方」

今野 章(川崎フロンターレ U-18監督)

「川崎フロンターレ育成術」第4回は、ミーティングのあり方、重要性について、今野章U-18監督にお話しいただきました。次の試合に向けた準備のため、指導者と選手のコミュニケーションのためにミーティングは欠かせません。その実施方法は様々ですが、今野監督はどのように捉えているのでしょうか――?

コーチングクリニック 2014年10月号より

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第3回「勝敗重視?内容重視?」

後藤 静臣(川崎フロンターレアカデミーダイレクター)

「川崎フロンターレ育成術」第3回は、試合において結果と内容のどちらを重視するのかについて、後藤静臣アカデミーダイレクターにお話しいただきました。年代が上がるにつれて勝利を求めるパーセンテージも高まりますが、結果にこだわりすぎてもいけません。また、指導者や保護者が試合に対してどういうスタンスで臨むかも、重要な鍵を握っているといえそうです。

コーチングクリニック 2014年9月号より

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第2回「状況把握・状況判断の力を身につける」

長橋 康弘(川崎フロンターレU-18コーチ)

「川崎フロンターレ育成術」第2回は、状況把握・状況判断の重要性について、川崎フロンターレU-18の長橋康弘コーチにお話しいただきました。その時々でさまざまな状況に直面するサッカーではもちろん、そのほかの競技でも状況把握力・状況判断力は欠かせないもの。これらの能力を養い向上させていくためのヒントを、指導者そして保護者に向けてアドバイスします。

コーチングクリニック 2014年8月号より

第1回「川崎フロンターレ・アカデミーの育成コンセプト」

向島 建(川崎フロンターレ育成部 育成部長)

未来のプロサッカー選手を育てるために、アスリートの原石を発掘するために、サッカーを通した“人間”育成のために――。Jリーグクラブの取り組みから学べることは、サッカーをうまくするための技術だけではない。未来のJリーガーを育てる、川崎フロンターレアカデミーの育成コンセプトについて話しを聞いた。

コーチングクリニック 2014年7月号より

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1987年創刊のスポーツ指導者のための指導力向上マガジン。
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