ACADEMYアカデミー

vol20

コーチングクリニック 2016年2月号より

第20回「性別による特徴を把握し、指導に生かす」

小林 忍(川崎フロンターレ 育成プロジェクトグループ GK コーチ)

未来のプロサッカー選手を育てるために、アスリートの原石を発掘するために、サッカーを通した“人間”育成のために――。Jリーグクラブの取り組みから学べることは、サッカーをうまくするための技術だけではない。本連載では、川崎フロンターレのコ ーチやスタッフが日々考え、そして実践する選手育成、人間育成の考え方を紹介する。第20回は、著しい成長を遂げる日本の女子サッカーの環境や、男女の区別なく一緒にプレーすることを推奨する小学生年代における指導について考える。性別による特徴を把握することは大切だが、さらに重要なのは、性別の違いを意識しないこと。育成プロジェクトグループの小林忍GKコーチにお話を伺った。

(取材・構成/編集部、写真提供/川崎フロンターレ)

女子サッカーの活躍の裏には、環境の未熟さがある!?

こばやし・しのぶ
1978 年 9 月 17 日、埼玉県川口市生まれ。日本体 育大学卒業後、指導者の道へ。横浜 FC 都筑ジュニアユース GK コーチ、横浜 FC 鶴見ジュニアユ ース GK コーチ、横浜 FC ホームタウンプロジェクトコーチ、横浜 FC ユースコーチ、横浜 FC 強化育成部 GK コーチ、JFA アカデミー福島(女子) GK コーチ、JFA ゴールキーパープロジェクトコーチ、ナショナルトレセンコーチ女子GK 担当チーフ、グアム代表 GK コーチなどを歴任。2015 年から現職。U-16 日本女子代表 GK コーチも兼任する。日本サッカー協会公認 A 級ライセンス保持。日本サ ッカー協会公認キッズリーダーインストラクター、日本サッカー協会公認 GK-A 級コーチ。

2011 年、ドイツ女子ワールドカップでなでしこジャパン(サッカー日本女子代表)が世界一に輝きました。その後も、14 年のロンドン・オリンピックならびに15 年のカナダ女子ワールドカップでは、準優勝という好成績を挙げています。そしてアンダーカテゴリーでも、14 年にコスタリカで行われた U-17 女子ワールドカップで見事優勝を果たしています。

このように、日本の女子サッカ ーが世界トップクラスに名を連ねることができている背景として、 U-12(小学生)年代で男子選手と同じチームで一緒にプレーする機会が非常に多いという、女子選手のサッカー環境が関係しているといえます。この点こそ、日本の一番のストロングポイントでもあるのです。女子選手にしてみれば、パワーもスピードも、そしてテクニックにも優れた選手がたくさんいる男子選手に混じってプレーすることで、刺激を受けていることになります。これはいうなれば、 “世界基準” と毎日プレーしているようなものです。

女子サッカーの強豪国であるアメリカやドイツは、低年齢層でも女子だけでチームを構成できるのが普通です。そもそも日本に比べて競技人口が圧倒的に多い。日本の女子サッカーの競技人口は、すべての競技種目の登録選手数の4%(1750 人に 1 人)にすぎません。一方でアメリカは 40% で、 90 人に 1 人はサッカーをしていることになります。ドイツもアメリカほどではないですが、それに近いといえます。

年代が上がっていくに従って、欧米諸国はフィジカルやスピード、パワーの面で日本人選手を圧倒しますが、それに劣らないテクニックや持久力、柔軟性、俊敏性が日本のストロングポイントになっています。それはやはり、U-12 年代の環境で培われているところが大きいのではないかと感じています。裏を返せば、競技人口がまだまだ少なく受け皿が十分でないからこそ、日本では女子選手のレベルアップができているといえるのかもしれません。

冒頭に記した女子日本代表の活躍をきっかけに、日本における女子サッカーの競技人口は増えていますが、非常に緩やかな増加傾向といえます。その背景にはやはり、女子選手の受け皿がまだまだ整っていないことが挙げられるでしょう。

U-12(小学生)年代のところではサッカーをしている女子は多いものの、その後、U-15(中学生)年代での受け皿は激減してしまうのが現状です。選手の多くは、基本的にはサッカーを続けていきたいと思っているものの、現状として中学校の部活動に女子サッカー部が存在していることはまれですし、一方でクラブチームの数も決して多くはありません。そうした事情から、やむなく他競技に取り組むケースもあります。

しかしながら U-18(高校生)年代になると、08 年の高体連加盟をきっかけに、インターハイや高校サッカー選手権といった全国大会の整備もされてきています。そのため、高校年代で再びサッカ ーが盛り上がるような状況にあります。

川崎フロンターレではスクールと女子クラスに、合わせて約 50 人の女子選手が在籍している。

U-12 年代では男女を区別せずに一緒にプレーさせる

日本サッカー協会では、14 年度から 4 種(12 歳未満の選手で構成されるチーム。未就学児も含まれる)というくくりのなかに、男子選手だけでなく女子選手も含まれるようになりました。そもそもは男子チームもしくは男子チームに所属してプレーする女子選手を 4 種としていたのですが、ここに女子チームも加わるようにな ったのです。これによって、女子選手の可能性がより広がりました。例えば過去には、男子チームに所属してプレーする女子選手が、全日本少年サッカー大会に出場しているケースはありましたが、今後はもしかしたら女子単独チームが都道府県予選を勝ち抜き、全国大会に出てくる可能性も十分にあるということです。その点で、この変更は日本のサッカー界において大きな変革だったと思います。

日本サッカー協会がこの決定に踏み切ったのには、前述した通り、アンダーカテゴリーを含む日本女子代表の活躍もさることながら、U-12 年代で男女を区別する必要があるのか、という点もあると思います。事実、この年代は女子のほうが男子よりも、身体的にも精神的にも 2 年ほど成長が早いといわれています。

また、繰り返しになりますが、女子サッカーの環境、つまり受け皿がまだまだ不十分な部分があるなか、4 種というくくりで選手をきちんと育てていくための取り組みでもあります。

女子単独のチームでも全国大会出場が可能になったほかに、4 種登録している女子選手は、トレーニングセンター制度(以下、トレセン)に選出されるようになりました。これまでは、例えばナショナルトレセン(トレセン制度の最上級。日本全国から選抜された選手が参加する)に行けるのは、4種登録していた男子選手及び男子チームに所属している女子選手でした。それが現在では、男子・女子という性別に関係なく選手を育てていこうとする流れができ、ナショナルトレセンにも女子選手が当たり前のように入ってくるようになってきています。

例えば、ナショナルトレセンU-12 関東に選出された 80 人の選手のうち、8 人前後は女子選手が名を連ねています。その割合は、競技人口や選手のレベルによって変わりますから、地域によってさまざまです。ただし、そこに名を連ねる女子選手は、男子選手と比較してもなんら劣ることはありませんし、なかには男子選手より秀でている選手もいます。男子か女子なのかは関係なく、純粋に 1番目から 80 番目までを選んだ際に、自然に女子選手が入ってくる時代になってきているのです。

女子選手へのメリットばかりが大きいようにも受け取れるかもしれませんが、男子選手にとって、女子選手とプレーすることで生じるマイナスは特にありません。逆に最近は、男子選手が女子選手のプレーを見て「あの子、うまい!」「こんな女子がいるんだ」というふうに、素直に驚いていることもあるほどです。

少しずつですが、女子単独のチ ームで大会に参戦するところもあるようですし、なかにはトレセンの選抜選手で女子チームを構成して参加することもあります。先日開催された関東トレセン U-12 では、男子は各都県でチームを構成して、女子は関東トレセンチームとして参加し、男子と女子が同じ場所で、同じコンセプトでプレーしていました。このように男子と女子とがライバルとして競い合う環境は、少しずつ出てきたと思います。

また、川崎フロンターレでは現在、スクールと女子クラスで女子選手を受け入れています。現時点では約 50 人が在籍しています。彼女たちは川崎市内のクラブチームなどに在籍しながら、定期的に川崎フロンターレの活動に参加します。川崎フロンターレを経て世界で活躍する選手や、アンダーカテゴリーで代表に選ばれている選手もいます。

ちなみに川崎市内には現在、 12 の女子単独チームがあり、それとは別に、男子チームに所属する女子選手もいます。スクールと女子クラスのいずれを選択するかは自由です。「普段は女子単独チ ームでプレーしているけれども、ちょっと物足りないから男子に混じってサッカーがしたい」という子どもはスクールに、「あくまで女子チームの一員としてサッカーがやりたい」という子どもは女子クラスに入ります。その点は選手側のニーズに応じて決めてもらっています。

頻繁にコミュニケーションをとりながら 1 つのことに向かっていく。それに関しては、むしろ女子から学ぶことのほうが多い。

性別を意識する必要はないが、それぞれの特徴は知っておいて損はない

以上のような指導環境の変化から、今は男子選手だけを指導している人も、女子選手だけを見ている人でも、今後は男女ともに指導していく可能性が高まっていくと思います。

結論としては、そのような状況になったからといって、男女を意識的に分けて考える必要はありません。むしろ意識することで、かえって指導がうまくいかないことも十分あり得ますから、この点は頭に入れておいていただきたいと思います。

その上で、やはり男女の特徴は事前情報として知っておくとよいでしょう。身体的な部分としてはまず、先ほども述べたように男子よりも女子のほうが、2 歳くらい成長が早いこと。月経が始まる選手がいたり、それに伴う鉄欠乏性貧血に悩まされる選手がいたりします。大人の身体に変わろうとするなかで動きが悪くなったり、鉄欠乏性貧血が引き金となって持久力が低下したりすることがありますが、それはある意味当たり前のこととして認識してほしいと思います。こうした女性特有の身体のメカニズムや陥りやすい病気などは、把握しておくことをお勧めします。そうはいっても、鉄欠乏性貧血に関しては、最近は男子でも陥りやすいといわれているものなので、注意してください。

それから精神的な部分。女子は集団の意識が非常に強いので、すぐに仲間やグループをつくって活動しがちです。そのため、例えば「○○ちゃんが行くのなら私も行きたい!」ということもあるなど、依存心も強い傾向にあります。そして、男子よりも感受性が強い。好きなものは好き、嫌いなものは嫌い、というのがハッキリしています。

ただ、そうした精神面の特徴は女子に限った話ではありません。また、集団意識が強くすぐにグル ープをつくってしまうという意見がありますが、それがサッカーとになったときに、チームワークの面でどれほどまでに強い力を生むのか、考えてみてください。頻繁にコミュニケーションをとりながら 1 つのことに向かっていく。それに関しては、むしろ女子から学ぶことのほうが多いと思います。

大事なのはこうした特徴に指導者が向き合えるかどうか、です。いまだに「女子はすぐ集団をつくりたがる」「好き嫌いをハッキリ言って、コーチの話を聞かない」と聞くことがありますが、実は男子のほうが、聞いていなくても「はい!」と答える傾向にあるのだそうです。けれども女子の場合は、「何を言っているんですか?」「よくわかりません」という感情を率直に表現してくれます。

そのときに、反応を受け止めなければいけないのは指導者の役割です。選手が理解を示さなかったときに問題があるとすれば、指導者のコーチングです。そういう意味では、指導者がコーチングのテクニックなどをより磨いていくき っかけにもなるといえるかもしれません。指導者としての幅も間違いなく広がるでしょう。性別に関係なく、1 人 1 人個性があるなかで、どのようにして話したり、指導したり、成功へ導くアドバイスをしたりできるかが、指導者の役割だと思います。そこに性差は関係ないのです。

あとは、女性にしかわからないこともたくさんあるでしょうから、これからは女性指導者も増やしていかなければならないと思います。川崎フロンターレアカデミーのスクールでは女性コーチを登用して、女子選手が一緒にレベルアップしていく機会をつくっています。

これまでさまざまな観点から述べてきましたが、大事なのは結局のところ信頼関係であると痛感しています。選手の話によく耳を傾け、そして解決のために選手と向き合う作業は変わりません。男子・女子ではなく、1 人の人間としてどう向き合うべきかが、その後を左右するのです。

指導者は選手の性別の違いを意識する必要は全くないが、それぞれの特徴を知っておくことは無駄ではない。

Back Number 過去の記事一覧

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第25回「現代っ子の特徴を踏まえてアプローチを考える」

長橋 康弘(川崎フロンターレ U-18コーチ)

時代とともに、子どもたちの気質や体格も変化するもの。その変化に見合ったアプローチが必要です。実際に現代の子どもたちもまた、ひと昔前に比べて変化があるように感じると長橋康弘U-18コーチは言います。そこで今回は、現代の子どもたちの特徴を整理し、それに見合った指導者の寄り添い方を考えます。

コーチングクリニック 2016年8月号より

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第24回「選手への伝え方・伝わり方」

玉置 晴一(川崎フロンターレ U-12コーチ)

より効果的な指導を実践するには、指導者の話術が鍵といっても過言ではありません。しかしながら、指導者が投げかけた言葉への反応は人それぞれであり、理解度もまた異なります。選手に伝わりやすい、理解がより得やすい伝え方とはどのようなものなのでしょうか――? 玉置晴一U-12 コーチに伺いました。

コーチングクリニック 2016年7月号より

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第23回「文武両道」

石川 邦明(川崎フロンターレ U-15コーチ)

Jクラブアカデミーはプロサッカー選手の育成が重要なミッションの1つです。しかし、サッカーがうまければそれでいいという考えではなく、生徒・児童の本分である勉強を怠らないこともまた、大切と考えています。川崎フロンターレアカデミーの考える文武両道について、石川邦明U-15 コーチに伺いました。

コーチングクリニック 2016年6月号より

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第22回「新入生を迎えるに当たって」

高田 栄二(川崎フロンターレ U-15 コーチ)

間もなく新年度がスタートし、新1年生が活動に加わる季節となりました。この時期はやはり、新入生やその保護者とのコミュニケーション、情報収集が欠かせません。そこで今回は、新入生をチームに迎え入れる際に指導者が得るべき情報や取り組むべき事柄について、高田栄二U-15 コーチにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2016年5月号より

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第21回「寒冷&感染症対策」

関 智久(川崎フロンターレ U-15トレーナー)

夏季の暑熱対策に比べて、冬季の寒冷対策はさほど重視されていないというのが現状です。しかしながら意識して対策するか否かで、競技に向けたコンディションは大きく変わってくるといえます。そこで今回は、川崎フロンターレアカデミーにおける寒冷&感染症対策について関智久トレーナーに伺いました。

コーチングクリニック 2016年4月号より

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第20回「性別による特徴を把握し、指導に生かす」

小林忍(川崎フロンターレ 育成プロジェクトグループ GKコーチ)

成長著しい日本の女子サッカー。その背景には、U-12で男子とプレーする機会が多いことがあるようです。この年代の指導者は今後さらに、男女とも指導する可能性が高まるでしょう。今回のテーマは「性別による特徴を把握し、指導に生かす」。U-16日本女子代表GKコーチも務める、小林忍コーチに伺いました。

コーチングクリニック 2016年2月号より

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第19回「チームの枠を超えた指導者同士の連携」

藤原 隆詞(川崎フロンターレ 育成プロジェクトグループ チーフコーチ)

第19回は「地域連携」がテーマ。川崎フロンターレでは主にトレセン活動で、あるいは試合会場でのコミュニケーションによって地域の指導者、選手と連携を図り、川崎市全体のレベルの底上げに寄与すべく活動しています。その詳細について、育成プロジェクトグループの藤原隆詞チーフコーチに伺いました。

コーチングクリニック 2016年1月号より

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第18回「選手を観察して見極める」

川口 良輔(川崎フロンターレ 育成プロジェクトグループ長)

連載第18回は「指導者に欠かせない観察力」がテーマ。1人1人顔や体格が違うように性格も十人十色の選手たちに、指導者はどのようなアプローチをするのがベストなのでしょうか。育成プロジェクトグループ長の川口良輔氏に「コーチング」と「ティーチング」との違いも踏まえてお話しいただきました。

コーチングクリニック 2015年12月号より

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第17回「精神的成長と目標設定」

鈴木 洋平(川崎フロンターレ U-15GKコーチ)

今回のテーマは「メンタル面へのアプローチ」です。技術・戦術やフィジカルと同様に、精神的な成長も育成年代の選手たちには欠かせないもの。川崎フロンターレU-15では昨年からメンタルトレーニングを導入しており、その鍵を握るのが目標設定なのだとか。詳細について鈴木洋平U-15GK コーチに伺いました。

コーチングクリニック 2015年11月号より

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第16回「セレクションの視点」

後藤 静臣(川崎フロンターレ アカデミーダイレクター)

夏休みも終わりに近づき、来年度の入団選手を募集する時期となりました。毎年数多くの入団希望者が集まる川崎フロンターレアカデミーではセレクションにおいて、子どもたちのプレーはもちろん行動や言動も含め、どのようなところを見ているのでしょうか? 後藤静臣アカデミーダイレクターに伺いました。

コーチングクリニック 2015年10月号より

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第15回「合宿・遠征の過ごし方」

冨田 幸嗣(川崎フロンターレ U-12コーチ)

現在、夏休み真っただ中にある育成年代の選手たちにとって、この時期の合宿や遠征は大きなステップアップのチャンスです。その一方、指導者にとっても普段は見られない選手の一面を発見できるいい機会といえるでしょう。今回はそんな「合宿・遠征の過ごし方」について、冨田幸嗣U-12 コーチに伺いました。

コーチングクリニック 2015年9月号より

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第14回「選手の心に火をつける」

小林 忍(川崎フロンターレ 育成プロジェクトグループGKコーチ)

今号のテーマは「選手の心に火をつける」。試合に出られる選手とそうでない選手、つまり「レギュラー」「サブ」問題はあらゆる競技において、選手本人はもちろん指導者も頭を悩ませる事象です。ここではサブ選手へのアプローチやモチベーションの維持のさせ方について、小林忍コーチにお伺いしました。

コーチングクリニック 2015年8月号より

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第13回「『いい練習』とは?」

玉置 晴一(川崎フロンターレ U-12コーチ)

練習は「量」か「質」か――指導者の間で話題に上ることも多いテーマだと思います。選手が試合に向けて研鑽を積む日頃のトレーニングに関して、一般的に「いい練習」といえるのはどのようなもので、指導者や選手が押さえるべきポイントはどこにあるのでしょうか。玉置晴一U-12 コーチにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2015年7月号より

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第12回「保護者の役割」

楠田 耕太(川崎フロンターレ U-12GKコーチ)

選手たちにとって一番の理解者であり、サポーターといえば保護者でしょう。指導者の目が届きにくいオフ・ザ・ピッチで求められる役割が多いのはもちろん、クラブでの活動中にも保護者が気を付けなければならない側面はあります。今回は保護者の役割について、U-12 の楠田耕太コーチにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2015年6月号より

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第11回「リーグの戦い方、トーナメントの戦い方」

今野 章(川崎フロンターレ U-18監督)

新シーズン開幕。チームは年間を通じて公式戦を戦います。とはいえ、常に同じコンディションで臨むのは不可能。さらにはその時々の状況で、試合に向かうメンタルも変わるはずです。「川崎フロンターレ育成術」第11回は「リーグの戦い方、トーナメントの戦い方」について、今野章U-18監督に伺いました。

コーチングクリニック 2015年5月号より

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第10回「チームビルディング」

後藤 静臣(川崎フロンターレアカデミーダイレクター)

新体制となって間もないこの時期、指導者が苦心するのは、チームをいかにまとめ、選手・スタッフが一丸となって目標に進むか、ということでしょう。「川崎フロンターレ育成術」第10回は本誌特集企画と連動させ、「チームビルディング」について、後藤静臣アカデミーダイレクターにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2015年4月号より

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第9回「成長期のコンディショニングを考える」

関 智久(川崎フロンターレ U-18トレーナー)

パフォーマンス向上には、トレーニングの積み重ねに加え休養と栄養も欠かせません。コンディションの不調はケガの恐れがあるだけでなく、成長度合いにも関係するでしょう。「川崎フロンターレ育成術」第9回は、引き続きU-18の関智久トレーナーに、成長期のコンディショニングについてお話を聞きました。

コーチングクリニック 2015年3月号より

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第8回「トレーナーから選手たちに何を教え、伝えるか?」

関 智久(川崎フロンターレ U-18トレーナー)

最近は、育成年代の現場にもトレーナーのサポートが入るケースが増えました。選手としても人間としても成長段階にある子どもたちにとって、トレーナーのアドバイスや関わり方は、自立を促すきっかけの1つでもあります。「川崎フロンターレ育成術」第8回は、U-18の関智久トレーナーにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2015年2月号より

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第7回「子どものモチベーションを高める指導」

高田 栄二(川崎フロンターレU-15コーチ)

当然のことながら、選手たちがスポーツに取り組むときには、「やりたい」という意志、つまり前向きな気持ちがなければいけません。「川崎フロンターレ育成術」第7回は、選手のやる気を引き出し、モチベーションを高く保つための指導のポイントについて、高田栄二U-15コーチにお話しいただきました。

コーチングクリニック 2015年1月号より

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第6回「サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?②」

佐原 秀樹(川崎フロンターレ U-12監督)

「川崎フロンターレ育成術」第6回は、前回に引き続き「サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?」をテーマに、今回はジュニア年代の指導について佐原秀樹U-12監督に伺いました。サッカー選手としての入り口に立ったばかりの子どもたちの成長のカギは、“子どもの親離れ”と“親の子離れ”のようです。

コーチングクリニック 2014年12月号より

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第5回「サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?」

寺田 周平(川崎フロンターレ U-15監督)

「川崎フロンターレ育成術」第5回は、サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?と題し、育成年代における競技場面以外の指導について寺田周平U-15監督に伺いました。トップチームで活躍し、日本代表経験をもつ寺田監督だからこそ、技術・戦術以外にも学ぶべきことがあるとの言葉には説得力があります。

コーチングクリニック 2014年11月号より

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第4回「ミーティングのあり方」

今野 章(川崎フロンターレ U-18監督)

「川崎フロンターレ育成術」第4回は、ミーティングのあり方、重要性について、今野章U-18監督にお話しいただきました。次の試合に向けた準備のため、指導者と選手のコミュニケーションのためにミーティングは欠かせません。その実施方法は様々ですが、今野監督はどのように捉えているのでしょうか――?

コーチングクリニック 2014年10月号より

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第3回「勝敗重視?内容重視?」

後藤 静臣(川崎フロンターレアカデミーダイレクター)

「川崎フロンターレ育成術」第3回は、試合において結果と内容のどちらを重視するのかについて、後藤静臣アカデミーダイレクターにお話しいただきました。年代が上がるにつれて勝利を求めるパーセンテージも高まりますが、結果にこだわりすぎてもいけません。また、指導者や保護者が試合に対してどういうスタンスで臨むかも、重要な鍵を握っているといえそうです。

コーチングクリニック 2014年9月号より

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第2回「状況把握・状況判断の力を身につける」

長橋 康弘(川崎フロンターレU-18コーチ)

「川崎フロンターレ育成術」第2回は、状況把握・状況判断の重要性について、川崎フロンターレU-18の長橋康弘コーチにお話しいただきました。その時々でさまざまな状況に直面するサッカーではもちろん、そのほかの競技でも状況把握力・状況判断力は欠かせないもの。これらの能力を養い向上させていくためのヒントを、指導者そして保護者に向けてアドバイスします。

コーチングクリニック 2014年8月号より

第1回「川崎フロンターレ・アカデミーの育成コンセプト」

向島 建(川崎フロンターレ育成部 育成部長)

未来のプロサッカー選手を育てるために、アスリートの原石を発掘するために、サッカーを通した“人間”育成のために――。Jリーグクラブの取り組みから学べることは、サッカーをうまくするための技術だけではない。未来のJリーガーを育てる、川崎フロンターレアカデミーの育成コンセプトについて話しを聞いた。

コーチングクリニック 2014年7月号より

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1987年創刊のスポーツ指導者のための指導力向上マガジン。
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