ACADEMYアカデミー

vol22

コーチングクリニック 2016年5月号より

第22回「新入生を迎えるに当たって」

高田 栄二(川崎フロンターレ U-15 コーチ)

未来のプロサッカー選手を育てるために、アスリートの原石を発掘するために、サッカーを通した“人間”育成のために――。Jリーグクラブの取り組みから学べることは、サッカーをうまくするための技術だけではない。本連載では、川崎フロンターレのコーチやスタッフが日々考え、そして実践する選手育成、人間育成の考え方を紹介する。新入生を迎えるこの時期は、新たにチームに加わる選手やその保護者とのコミュニケーションや情報収集が欠かせない。第23回は、新入生をチームに迎え入れる際に、指導者が得るべき情報や取り組むべき事柄について、高田栄二U-15コーチにお話を伺った。

(取材・構成/編集部、写真提供/川崎フロンターレ)

最初は上級生と別メニューで様子を見る

たかだ・えいじ
1974年10月21日、神奈川県生まれ。早稲田大学卒業後、97年に川崎フロンターレに入団。プロ契約はせず富士通の社員選手としてプレー、99年には川崎フロンターレのJ1昇格に貢献した。2001年に現役を引退。早稲田大学ア式蹴球部コーチ、開志学園JAPANサッカーカレッジ高等部コーチ、グランセナ新潟FCジュニアユース監督、グランセナ新潟FC監督などを経て、14年から現職。日本サッカー協会公認A級ライセンス保持。

間もなく新年度。最上級生が抜け、新チームが既に始動していることと思いますが、新たに1年生が活動に加わる季節です。

現在、私が指導しているのは中学生年代(U-15)ですが、下には小学生年代のチーム(U-12)、上には高校生年代のチーム(U-18)、そしてトップチームと一貫指導を行える環境にあります。そのため、新入生を受け入れる際の状況は、学校部活動や街クラブとは少し異なるといえます。ここでは、私が担当する川崎フロンターレU-15を例にとって話を進めていきたいと思います。

まず、選手のほとんどがU-12から昇格するため、選手の情報は事前に把握できていることのほうが多いといえます。それ以外では、スクールのなかでもエリートコースといって、ほかのサッカークラブやスポーツ少年団に所属しながら、週1回川崎フロンターレでの練習に参加することで、U-15への合流を目指す選手もいます。その場合もやはり、担当コーチから情報を得ることが可能です。

U-12の所属選手でもスクール生でもなく、外部から入団してくる選手は大体2〜3名です。この人数はここ数年、ほぼ変動がありません。ただし外部からの入団でもセレクションでの様子はもちろん頭に入っていますし、例えば地域のトレセン活動のなかで川崎フロンターレのスタッフが既に関わっていたり、U-12のスタッフが試合でプレーを見ていたりすることもあります。そういった接点から、少ないながらも情報は入ってきます。

そういう意味では、新入生の受け入れが最も難しいのは、小学生年代といえるかもしれません。小さい頃からスクールに通っている子もいますが、外部から入ってくる選手が多い年代ですし、選手自身がまだ小学4年生、早い子であれば小学3年生ですから、川崎フロンターレの一員としてサッカーに取り組むための意識づけにも時間を要すると思います。まだ幼いため保護者が関与する部分も多く、サッカー以外の面で苦労することもあるでしょう。こうした点は、競技種目やクラブの形態に限らず共通しているといえるかもしれません。

また、公式戦に出場する機会の少ない下級生の試合環境整備を目的に、13歳以下(中学1年生)を対象とした「U-13関東リーグ」(関東クラブユース連盟主催)、そして14歳以下(中学2年生)を対象とした「メトロポリタンリーグ」(Jリーグ主催)が行われています。年間を通じて開催されるため、基本的には各学年に分かれて練習することになります。

どの競技においても新入生は、最初のうちは上級生と別メニューで練習を行うのが当たり前だと思いますが、いきなり上級生に混ざって負荷強度の高い運動を行うのは、やはりよくないと思います。中学生といっても、1年生は小学校を卒業したばかり。2〜3年生に比べると心身共にまだまだ幼さを残している部分があります。

以前、高校生年代の指導をしていたこともあるのですが、高校生であっても、1年生と3年生とではやはり体格や体力に差があるので、すぐには一緒に練習させずに別メニューを組むのが一般的でしょう。ただし、なかには早熟だったり能力が高く技術的に秀でていたりして、昇格(進級)後すぐに上級生に混ざっても、遜色なくプレーできる選手もいます。

プレーぶりを見るなかで、周囲に比べて能力が抜けており、上のカテゴリーでプレーさせたほうがいいと判断した場合には、コーチ同士でもしっかり話し合って、早めに2年生のチームに混ぜることもあります。逆に、一度は上のカテゴリーに混ぜたとしても、練習についていくのが精一杯だったり明らかに疲れていたりする場合には、元に戻すことももちろんあります。様子を見るためにあらかじめ期間を限定するケースもありますし、カテゴリーの上げ下げは柔軟に行っています。

どの競技、どの年代においても新入生は、最初のうちは上級生と別メニューで練習を行うべき

入団後に情報取集・確認すべきこと

U-15に昇格・加入する際にはまず、トレーナーが中心となって既往歴の調査を必ず行います。膝や足首など、部位別に既往歴の有無を確認し、既往のある選手はトレーナーが個別に問診及びチェックを行います。現状で問題なくプレーできていればいいのですが、それでも重症度のより高い症例や生命の危険がある症例に関しては、時にはドクターも交えてさらに細かくチェックします。例えば、過去に心臓振盪を起こした選手のケースでは、選手本人と保護者、トレーナーを交えて話し合う場を設けました。プレーする上では問題がなく、定期的に診察や検査を受けているとのことだったので、クラブでも次回の経過観察日とその結果の情報を共有するようにしました。

既往歴の調査で感じるのは、膝の痛み(オスグッド)やかかとの痛み(シーバー病)、あるいは腰椎分離症に当てはまるような腰の痛みを有する選手が多いことです。小学生の頃にこれらの症状が現れて、痛みや違和感を抱えたままチームに合流する選手は少なくありません。その原因の1つには、運動量の過多が挙げられるのではないかと考えます。川崎フロンターレアカデミーの場合、U-12とU-15はグラウンドの都合で練習前後に自主練習ができる時間はないものの、オフの日に自主的にボールを蹴ったり走ったりしているようです。また、スクールからU-15に昇格した選手であれば、所属チームで練習し、チームがオフの日にスクールへ参加します。なかには、複数のスクールをかけもちしている選手もいますから、必然的に練習量は増えます。練習量が多い選手は痛みを抱えやすいという傾向はあるでしょう。

ケガや病気以外に、アレルギーの有無についても確認します。チームで合宿や遠征に出かけることも多いので、特に食物アレルギーに関してはクラブ側がしっかり把握しておく必要があります。明らかにその食材が入っていることがわかれば、選手も自分で判断がつくので食べずに済みますが、例えば細かく刻んだりすりつぶしたり、加工品の原材料に使われていたりするなど、見た目で判断がつかないことも多くあります。事前に把握しておくことで、選手が誤って口にしないよう宿舎と事前に情報を共有できるので、何かがあったときに対応できるようにしておくためにも大切です。

そのほかには、参考情報として過去の実績や選抜歴、そして保護者の運動歴や身長についても聞くようにしています。

中学生活が始まった後、少し落ち着いた頃合いを見計らって、保護者との面談を行います。自宅での様子や勉強への取り組み、学校や自宅と練習場所との行き来が問題ないか、などの話を聞きます。

さらに食事について。家庭での食事の様子は我々がなかなか把握できません。栄養バランスはもちろんのこと、成長期なので少しずつ食べる量を増やしていけるように選手たちに話すだけでなく、保護者にもお願いしています。保護者のほうから食事について質問や相談されることも多くあります。

あとはスマートフォンやゲーム機について、家庭で使用ルールを設けているかどうかも聞いています。中学生だと、各家庭でルールを設けているケースのほうが多いように感じます。その厳しさは家庭によって異なりますが、「○時以降は使用禁止」「自室への持ち込み禁止」などが挙げられます。クラブから規制をかけることはありませんが、注意はします。ただしSNSについては、安易に利用することで起こり得る危険について話した上で、使用についてクラブで規制を設けています。LINEは連絡手段として必要なこともあるため、連絡ツールとしての使用は許容していますが、それ以外のfacebookやtwitterは禁止しています。SNSに関しては、保護者が使用するケースも多く、子どもが特定できるような写真を投稿していることもあるようです。選手にも保護者にも、広報担当と連携することで継続的な指導を実施していますが、今後何か問題が起こったり、使用方法がエスカレートしたりする場合には、クラブ側からさらに注意喚起する必要も出てくるかもしれません。

学校の先生方ともコミュニケーションをとっており、入学後、夏休みの前後辺りで1度、連絡を入れます。かつては学校訪問を必須としていたのですが、最近は個人情報保護の関係から訪問を断られる学校もあれば、逆に、電話ではなく直接会った上でないとお話しできないという学校もあります。そのためまずは、電話もしくは書面にてクラブからの質問事項を伝え、学校へ伺って話を聞くか、書面で回答してもらって郵送で返信するかを選択できるようにしています。質問内容は学業、生活習慣、態度、提出物の提出状況などが主になります。

チームビルディングには、より密なコミュニーションが欠かせない。
そのためにはチーム立ち上げ早々の遠征なども効果的

できるだけ早い段階で一緒に過ごす機会をつくる

新しい環境になじむまで、選手たちはどこか地に足がつかずフワフワとしていたり、いわゆる“お客さま”になっていたりするところがあります。そこで、様子を見ながら選手たち自身で決めさせたり、協力して何かをさせたりすることでチームビルディングにもっていくこともあります。

川崎フロンターレでは、チーム立ち上げ当初のタイミングで遠征したり、冒険教育プログラム(チームで問題を解決しながら、チーム力や仲間とのコミュニケーション力を高めて、信頼関係構築のきっかけをつくるためのプログラム)を体験したりする機会を設けています。少しでも早く仲間同士のコミュニケーションが円滑になり、雰囲気をよくして、チームが1つにまとまっていくことを目的としています。入団して間もないうちに、それこそ寝食までを共にする長い時間を意図的につくることで、比較的早くチームワークを育み、スムーズにスタートを切ることができると感じています。

もちろん、選手同士だけでなく選手と指導者との距離感も縮まります。トレーニング以外も一緒にいることになりますから、選手の意外な一面を垣間見ることができる貴重な時間になります。荷物の片付けができるか、チームでやるべきことを率先してするのか、いざとなると人任せにしてしまうのかなど、人間性の側面は少なからず見えるものですから、気にかけて観察しています。

そのほかに、選手への意識づけとしてメンタルトレーニングや栄養の講習も実施しています。U-12から昇格した選手であればわかっている選手も多いものですが、必ず全員に参加させ、講習会については保護者にもできるだけ参加してもらうようにしています。

それから上級生とのコミュニケーションについては、特に直近の先輩となる2年生は、練習場所が一緒で接する機会も多くなるため、施設の使い方をはじめ知っておくべきことは1年生にしっかり教えてあげるように促しています。すべきことをしていなかったり、自分たちが教えなければいけないことを教えなかったりすれば、自分たちも困ってしまいます。例年、2年生が積極的に1年生にいろいろと教えている姿はよく見かけます。

我々指導者は選手たちをつぶさずに観察することが大切です。その一方で選手たちも、新たな仲間に囲まれて生活するなかで、恐らく我々のことを「このコーチはどんな人だろうか」「信頼できる人だろうか」と観察しているはずです。何事も最初が肝心。だからこそ、コミュニケーションの機会をできるだけ多くつくる工夫はしていくべきだと思います。

指導者は選手たちをつぶさに観察することが大切

Back Number 過去の記事一覧

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第25回「現代っ子の特徴を踏まえてアプローチを考える」

長橋 康弘(川崎フロンターレ U-18コーチ)

時代とともに、子どもたちの気質や体格も変化するもの。その変化に見合ったアプローチが必要です。実際に現代の子どもたちもまた、ひと昔前に比べて変化があるように感じると長橋康弘U-18コーチは言います。そこで今回は、現代の子どもたちの特徴を整理し、それに見合った指導者の寄り添い方を考えます。

コーチングクリニック 2016年8月号より

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第24回「選手への伝え方・伝わり方」

玉置 晴一(川崎フロンターレ U-12コーチ)

より効果的な指導を実践するには、指導者の話術が鍵といっても過言ではありません。しかしながら、指導者が投げかけた言葉への反応は人それぞれであり、理解度もまた異なります。選手に伝わりやすい、理解がより得やすい伝え方とはどのようなものなのでしょうか――? 玉置晴一U-12 コーチに伺いました。

コーチングクリニック 2016年7月号より

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第23回「文武両道」

石川 邦明(川崎フロンターレ U-15コーチ)

Jクラブアカデミーはプロサッカー選手の育成が重要なミッションの1つです。しかし、サッカーがうまければそれでいいという考えではなく、生徒・児童の本分である勉強を怠らないこともまた、大切と考えています。川崎フロンターレアカデミーの考える文武両道について、石川邦明U-15 コーチに伺いました。

コーチングクリニック 2016年6月号より

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第22回「新入生を迎えるに当たって」

高田 栄二(川崎フロンターレ U-15 コーチ)

間もなく新年度がスタートし、新1年生が活動に加わる季節となりました。この時期はやはり、新入生やその保護者とのコミュニケーション、情報収集が欠かせません。そこで今回は、新入生をチームに迎え入れる際に指導者が得るべき情報や取り組むべき事柄について、高田栄二U-15 コーチにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2016年5月号より

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第21回「寒冷&感染症対策」

関 智久(川崎フロンターレ U-15トレーナー)

夏季の暑熱対策に比べて、冬季の寒冷対策はさほど重視されていないというのが現状です。しかしながら意識して対策するか否かで、競技に向けたコンディションは大きく変わってくるといえます。そこで今回は、川崎フロンターレアカデミーにおける寒冷&感染症対策について関智久トレーナーに伺いました。

コーチングクリニック 2016年4月号より

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第20回「性別による特徴を把握し、指導に生かす」

小林忍(川崎フロンターレ 育成プロジェクトグループ GKコーチ)

成長著しい日本の女子サッカー。その背景には、U-12で男子とプレーする機会が多いことがあるようです。この年代の指導者は今後さらに、男女とも指導する可能性が高まるでしょう。今回のテーマは「性別による特徴を把握し、指導に生かす」。U-16日本女子代表GKコーチも務める、小林忍コーチに伺いました。

コーチングクリニック 2016年2月号より

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第19回「チームの枠を超えた指導者同士の連携」

藤原 隆詞(川崎フロンターレ 育成プロジェクトグループ チーフコーチ)

第19回は「地域連携」がテーマ。川崎フロンターレでは主にトレセン活動で、あるいは試合会場でのコミュニケーションによって地域の指導者、選手と連携を図り、川崎市全体のレベルの底上げに寄与すべく活動しています。その詳細について、育成プロジェクトグループの藤原隆詞チーフコーチに伺いました。

コーチングクリニック 2016年1月号より

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第18回「選手を観察して見極める」

川口 良輔(川崎フロンターレ 育成プロジェクトグループ長)

連載第18回は「指導者に欠かせない観察力」がテーマ。1人1人顔や体格が違うように性格も十人十色の選手たちに、指導者はどのようなアプローチをするのがベストなのでしょうか。育成プロジェクトグループ長の川口良輔氏に「コーチング」と「ティーチング」との違いも踏まえてお話しいただきました。

コーチングクリニック 2015年12月号より

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第17回「精神的成長と目標設定」

鈴木 洋平(川崎フロンターレ U-15GKコーチ)

今回のテーマは「メンタル面へのアプローチ」です。技術・戦術やフィジカルと同様に、精神的な成長も育成年代の選手たちには欠かせないもの。川崎フロンターレU-15では昨年からメンタルトレーニングを導入しており、その鍵を握るのが目標設定なのだとか。詳細について鈴木洋平U-15GK コーチに伺いました。

コーチングクリニック 2015年11月号より

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第16回「セレクションの視点」

後藤 静臣(川崎フロンターレ アカデミーダイレクター)

夏休みも終わりに近づき、来年度の入団選手を募集する時期となりました。毎年数多くの入団希望者が集まる川崎フロンターレアカデミーではセレクションにおいて、子どもたちのプレーはもちろん行動や言動も含め、どのようなところを見ているのでしょうか? 後藤静臣アカデミーダイレクターに伺いました。

コーチングクリニック 2015年10月号より

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第15回「合宿・遠征の過ごし方」

冨田 幸嗣(川崎フロンターレ U-12コーチ)

現在、夏休み真っただ中にある育成年代の選手たちにとって、この時期の合宿や遠征は大きなステップアップのチャンスです。その一方、指導者にとっても普段は見られない選手の一面を発見できるいい機会といえるでしょう。今回はそんな「合宿・遠征の過ごし方」について、冨田幸嗣U-12 コーチに伺いました。

コーチングクリニック 2015年9月号より

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第14回「選手の心に火をつける」

小林 忍(川崎フロンターレ 育成プロジェクトグループGKコーチ)

今号のテーマは「選手の心に火をつける」。試合に出られる選手とそうでない選手、つまり「レギュラー」「サブ」問題はあらゆる競技において、選手本人はもちろん指導者も頭を悩ませる事象です。ここではサブ選手へのアプローチやモチベーションの維持のさせ方について、小林忍コーチにお伺いしました。

コーチングクリニック 2015年8月号より

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第13回「『いい練習』とは?」

玉置 晴一(川崎フロンターレ U-12コーチ)

練習は「量」か「質」か――指導者の間で話題に上ることも多いテーマだと思います。選手が試合に向けて研鑽を積む日頃のトレーニングに関して、一般的に「いい練習」といえるのはどのようなもので、指導者や選手が押さえるべきポイントはどこにあるのでしょうか。玉置晴一U-12 コーチにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2015年7月号より

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第12回「保護者の役割」

楠田 耕太(川崎フロンターレ U-12GKコーチ)

選手たちにとって一番の理解者であり、サポーターといえば保護者でしょう。指導者の目が届きにくいオフ・ザ・ピッチで求められる役割が多いのはもちろん、クラブでの活動中にも保護者が気を付けなければならない側面はあります。今回は保護者の役割について、U-12 の楠田耕太コーチにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2015年6月号より

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第11回「リーグの戦い方、トーナメントの戦い方」

今野 章(川崎フロンターレ U-18監督)

新シーズン開幕。チームは年間を通じて公式戦を戦います。とはいえ、常に同じコンディションで臨むのは不可能。さらにはその時々の状況で、試合に向かうメンタルも変わるはずです。「川崎フロンターレ育成術」第11回は「リーグの戦い方、トーナメントの戦い方」について、今野章U-18監督に伺いました。

コーチングクリニック 2015年5月号より

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第10回「チームビルディング」

後藤 静臣(川崎フロンターレアカデミーダイレクター)

新体制となって間もないこの時期、指導者が苦心するのは、チームをいかにまとめ、選手・スタッフが一丸となって目標に進むか、ということでしょう。「川崎フロンターレ育成術」第10回は本誌特集企画と連動させ、「チームビルディング」について、後藤静臣アカデミーダイレクターにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2015年4月号より

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第9回「成長期のコンディショニングを考える」

関 智久(川崎フロンターレ U-18トレーナー)

パフォーマンス向上には、トレーニングの積み重ねに加え休養と栄養も欠かせません。コンディションの不調はケガの恐れがあるだけでなく、成長度合いにも関係するでしょう。「川崎フロンターレ育成術」第9回は、引き続きU-18の関智久トレーナーに、成長期のコンディショニングについてお話を聞きました。

コーチングクリニック 2015年3月号より

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第8回「トレーナーから選手たちに何を教え、伝えるか?」

関 智久(川崎フロンターレ U-18トレーナー)

最近は、育成年代の現場にもトレーナーのサポートが入るケースが増えました。選手としても人間としても成長段階にある子どもたちにとって、トレーナーのアドバイスや関わり方は、自立を促すきっかけの1つでもあります。「川崎フロンターレ育成術」第8回は、U-18の関智久トレーナーにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2015年2月号より

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第7回「子どものモチベーションを高める指導」

高田 栄二(川崎フロンターレU-15コーチ)

当然のことながら、選手たちがスポーツに取り組むときには、「やりたい」という意志、つまり前向きな気持ちがなければいけません。「川崎フロンターレ育成術」第7回は、選手のやる気を引き出し、モチベーションを高く保つための指導のポイントについて、高田栄二U-15コーチにお話しいただきました。

コーチングクリニック 2015年1月号より

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第6回「サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?②」

佐原 秀樹(川崎フロンターレ U-12監督)

「川崎フロンターレ育成術」第6回は、前回に引き続き「サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?」をテーマに、今回はジュニア年代の指導について佐原秀樹U-12監督に伺いました。サッカー選手としての入り口に立ったばかりの子どもたちの成長のカギは、“子どもの親離れ”と“親の子離れ”のようです。

コーチングクリニック 2014年12月号より

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第5回「サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?」

寺田 周平(川崎フロンターレ U-15監督)

「川崎フロンターレ育成術」第5回は、サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?と題し、育成年代における競技場面以外の指導について寺田周平U-15監督に伺いました。トップチームで活躍し、日本代表経験をもつ寺田監督だからこそ、技術・戦術以外にも学ぶべきことがあるとの言葉には説得力があります。

コーチングクリニック 2014年11月号より

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第4回「ミーティングのあり方」

今野 章(川崎フロンターレ U-18監督)

「川崎フロンターレ育成術」第4回は、ミーティングのあり方、重要性について、今野章U-18監督にお話しいただきました。次の試合に向けた準備のため、指導者と選手のコミュニケーションのためにミーティングは欠かせません。その実施方法は様々ですが、今野監督はどのように捉えているのでしょうか――?

コーチングクリニック 2014年10月号より

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第3回「勝敗重視?内容重視?」

後藤 静臣(川崎フロンターレアカデミーダイレクター)

「川崎フロンターレ育成術」第3回は、試合において結果と内容のどちらを重視するのかについて、後藤静臣アカデミーダイレクターにお話しいただきました。年代が上がるにつれて勝利を求めるパーセンテージも高まりますが、結果にこだわりすぎてもいけません。また、指導者や保護者が試合に対してどういうスタンスで臨むかも、重要な鍵を握っているといえそうです。

コーチングクリニック 2014年9月号より

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第2回「状況把握・状況判断の力を身につける」

長橋 康弘(川崎フロンターレU-18コーチ)

「川崎フロンターレ育成術」第2回は、状況把握・状況判断の重要性について、川崎フロンターレU-18の長橋康弘コーチにお話しいただきました。その時々でさまざまな状況に直面するサッカーではもちろん、そのほかの競技でも状況把握力・状況判断力は欠かせないもの。これらの能力を養い向上させていくためのヒントを、指導者そして保護者に向けてアドバイスします。

コーチングクリニック 2014年8月号より

第1回「川崎フロンターレ・アカデミーの育成コンセプト」

向島 建(川崎フロンターレ育成部 育成部長)

未来のプロサッカー選手を育てるために、アスリートの原石を発掘するために、サッカーを通した“人間”育成のために――。Jリーグクラブの取り組みから学べることは、サッカーをうまくするための技術だけではない。未来のJリーガーを育てる、川崎フロンターレアカデミーの育成コンセプトについて話しを聞いた。

コーチングクリニック 2014年7月号より

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