ACADEMYアカデミー

vol23

コーチングクリニック 2016年6月号より

第23回「文武両道」

石川 邦明 (川崎フロンターレ U-15コーチ)

未来のプロサッカー選手を育てるために、アスリートの原石を発掘するために、サッカーを通した“人間” 育成のために――。J リーグクラブの取り組みから学べることは、サッカーをうまくするための技術だけではない。本連載では、川崎フロンターレのコーチやスタッフが日々考え、そして実践する選手育成、人間育成の考え方を紹介する。J リーグクラブアカデミーにとって、プロのサッカー選手を育むことが重要なミッションであることは間違いないが、サッカーがうまければそれでよし、ではない。生徒・児童の本分でもある勉強を怠らないことも大切であり、その意欲や学校生活での態度はサッカーとリンクする部分もある。石川邦明U-15 コーチにお話を伺った。

(取材・構成/編集部、写真提供/川崎フロンターレ)

サッカーがうまければそれでいい、とはならない

いしかわ・くにあき
1981年、神奈川県生まれ。川崎フロンターレU-18出身。国際武道大学卒業。その後は川崎フロンターレで普及コーチとして活動する傍ら、3種神奈川県トレセン川崎地区コーチも務めた。2014年から現職。日本サッカー協会公認B級ライセンス保持。日本サッカー協会公認キッズインストラクター、日本キャンプ協会公認キャンプインストラクター。

川崎フロンターレアカデミーはクラブでの活動、つまりサッカーに関してはもちろんですが、それだけでなく学習面についてもしっかり取り組むことを重視しています。ジュニア(小学生)年代ではまだ、数字としての学校の成績というのはそこまで評価として出てこないと思います。一方でユース(高校生)年代になると、プロのサッカー選手になれるのか、難しい場合には大学に進学するのかなど、将来を左右する大きな岐路に立つので、学習面への取り組みには必然的に力が入るようになるものです。そういう意味では、学習面にフィーチャーし始める時期というと、私が担当するジュニアユース(中学生)年代からになると考えることができます。

サッカーがうまければ、あるいは上達が見られるならばそれでよし、とはしません。川崎フロンターレの一員であるからには、人間性の部分も含めてよくなければ意味がないと考えているからです。そのため川崎フロンターレU-15では、学習面に関して、平均以上の成績を目指して取り組んでほしいと伝えています。仮に5段階評価であれば平均は3ですから、成績は「最低でも3、できるならそれ以上」を目指します。成績表や定期試験の点数は提出してもらってクラブでも把握するようにしており、もし成績が振るわず、最低評価の科目があったときには保護者と面談を行います。そしてその後も低評価が続くようであれば、過去に前例はありませんが、退団もあり得ることを選手にも保護者にも伝えています。

サッカーがうまければ、上達が見られるならばそれでよし、ではない

サッカーも勉強も日々の積み重ねが大事

そのほかに、勉強もサッカーと一緒で、少しずつでもいいから毎日積み重ねておき、試験前は少し勉強時間が増えるくらいの感覚がいいという話もしています。実際には、試験前になって詰め込む選手も多いのですが、試験勉強が間に合わないと、その分、睡眠時間を削らなければならなくなり、結果としてサッカーのパフォーマンスが落ちてしまうこともあります。そうならないために、30分でも15分でもいいから毎日机に向かうように話します。

川崎フロンターレでは、試験休みは設けていません。サッカーと勉強とをしっかり両立させてほしいということもありますが、学校部活動と異なり、選手が通う学校がバラバラで定期試験のタイミングが微妙にずれるため、チームとして試験休みを設定するのが難しいという事情もあります。

ただし、基本的には学校生活が優先だと考えていますし、一定の成績をキープしてほしいなかで、選手のなかには試験前に慌てて勉強する者もいますから、試験期間中に練習を休むことは、自己申告制で許可します。前回の成績がギリギリだった選手には、こちらからも「試験休みを取らなくても大丈夫なのか?」と聞くことはりますが、どうするかは選手が決めます。時には保護者から、試験期間中に練習を休ませてもらえないかと相談されることもありますが、それでもどうするのかを決めるのは、あくまでも選手。「息子さんはこういうふうに言っていますので、家で話し合っていただけますか?」と伝えます。

日々の勉強の習慣は、選手個々のやる気や保護者の協力に委ねることになりますが、遠方から練習に通う子であれば電車での移動時間を利用したり、練習後はできるだけ早く帰ったりすることで勉強時間を確保しているようです。なかには、学校の休み時間に勉強している選手もいます。

また、遠征に勉強道具を持参する選手は多いです。学年によって差はあるものの、今年私が担当している中学2年生では、バス移動中に隣の席同士で問題を出し合う光景を目にすることもありますし、宿舎で自分の時間をうまく使って学習する選手もいます。日頃から勉強している子は習慣ができているのです。

クラブと学校とでは見せる素顔が異なる選手もいる。それは学校の先生と情報共有することで初めてわかる一面

もちろん、全員がそうとは限りません。習慣がついていない選手は、チームメートが持ってきているから自分も勉強道具を持ってくるのですが、実際には勉強しないことが多いといえます。そのときには、最初から「勉強しなさい」とは言わず、様子を見ます。そして、例えば勉強している選手の隣でずっと携帯を見ているようであれば、「○○は勉強しなくてもいいの?」とか、過去の成績を引き合いに出して「この間のテスト、あまりよくなかったよな。携帯をいじっていても大丈夫?」などと声を掛けます。自ら気づいて取り組んだほうがいいのですから。

それに、結局はテストの点数にすべて表れますし、前回のテストの結果から、勉強をサボっていればそういうふうに言われることは本人が一番よくわかっています。実際に、気づくきっかけを与えることでガラッと変わる選手もいますし、進級するなかで変わっていく選手もいます。

選手に気づかせるという点に関していえば、「振り返りシート」も活用しています。これは毎週、1週間を振り返って感想や翌週の課題などを記入して提出してもらうもので、選手の心理状態を知ることができます。

例えば、試験勉強に追われるあまり寝不足の上にあまり手応えがよくなかったときに、寝不足であることも含めてサッカーでもうまくいかないことがあると、体力的にキツいのはもちろん、精神的に落ち込んでしまう選手がいます。パフォーマンスが低下する原因を突き止めたいときに振り返りシートを見てみると、そのような場合は文字量が少なかったり文字が汚かったりと、だいたい雑に書かれています。提出する直前に適当に書いたことがすぐにわかるのです。

そういうときにタイミングを見計らって、「シートの書き方が雑だけれど、何かあった?」「毎日一言ずつ書き留めておくとか、普段から準備しておけば、もっとうまくできるようになるんじゃない?」と話しかけるのです。本人もその原因に心当たりがあるわけですから、そこで「どうしたらいいと思う?」と続けることで、選手に考えさせます。

学校での様子から新たな発見もある

学校の先生ともコミュニケーションを取るようにしており、新年度が始まってから少し落ち着いた5〜6月頃に、担任の先生に連絡をとっています。

中学1年生の選手の先生に対しては最初の挨拶が含まれます。「こういうクラブに通ってサッカーを頑張っています」ということや、代表活動に召集されることがあれば学校を欠席することもあるかもしれないことなどを、あらかじめお願いしておきます。あとは学校での様子について聞きます。

中学2年生では、1年間クラブに通いながら学校生活を送ったなかで、学校生活になんらかの支障を来きたしていないかどうか確認します。学校部活動に比べて活動時間が比較的遅いため、練習の翌日に遅刻していないか、学校での友人関係はどうか、コミュニケーションは取れているか。それから授業態度や成績についても聞きます。

中学3年生になると高校受験があるため、現状と今後について確認し、ユースへの昇格が難しい選手の場合には、高校部活動でサッカーを続けることを想定して、進路について学校とクラブとが連携していきたい旨を伝えます。

1〜2年生のうちは、学校や先生の都合に合わせて、訪問することもあれば電話で話すにとどめることもありますが、3年生に関しては必ず学校を訪問して直接話すようにしています。

学校での様子を聞くと、クラブと学校とで2面性をもっていることがわかることもあります。クラブでは元気はつらつとプレーしているのに学校ではおとなしかったり、逆にクラブではおとなしいけれども学校ではリーダーシップを発揮したりする選手もいます。あるいはクラブでは優等生だけれども、学校ではちょっとやんちゃ…という選手も過去にはいました。いずれにしても、学校の先生にお話を伺って初めて気づく一面は多々あります。その点も踏まえた上で、「この選手はここまで言わないとわからないかもしれない」「この選手は様子を見ながら話そう」などといった、個別のアプローチの参考にもしています。

生活面とサッカーとがリンクする部分はおおいにある

学習面や生活面とサッカーとはリンクする?

傾向として、学業成績がいい選手は心のどこかで「サッカーをやっているから勉強ができない」というのが嫌なようです。それは根っからの負けず嫌いという性格も相まっているでしょう。最近は、武藤嘉紀選手(1.FSVマインツ05/ドイツ)のように学業優秀なプロのサッカー選手も増えていますから、そういった刺激もあるのではないかと思います。

では、学習面とサッカーのプレーとがリンクするかといえば、難しいところです。ただ、一概にはいえませんが、勉強ができるからといってサッカーの理解力が高いとは限らない、とは感じることがあります。また、振り返りシートの記入内容を見たときに、文章力が低かったり、丁寧に書けていなかったりするのは、成績とリンクする部分があるかもしれません。

一方で、生活面とサッカーとがリンクする部分は、おおいにあります。成績表には「関心・意欲・態度」という欄があります。それは勉強の出来に関係なく、授業態度がよいかどうかや、提出物がきちんとできているかといったところの評価です。

その点の評価が低い選手は、サッカーや私生活の部分にもそういう一面が表れます。日頃の生活に問題がなければ、低い評価にはならないはずですから、選手に心当たりを尋ねます。そうすると案の定、授業中に話していたり、提出物が遅れたりといったことが判明します。意識次第ですぐに変えられるところでもありますから、この場合は厳しく言います。

なかには、急激に成績が変動する選手もいます。中学2年生の段階で、成績が上がる選手と下がる選手とが出てくる傾向にある気がします。成績が上がる選手というのは、1学年上の先輩でユースに昇格できない選手がいるという現実を目の当たりにして、「勉強しておかなければいけない」と、学習面のスイッチが入るケース。反対に成績が下がる子は、1年生のときにはさほど勉強をしなくてもテストである程度の点数が取れていたのが2年生では難しくなり、そのギャップに苦しむケースが多いと思います。もちろん、1年生の頃から勉強が習慣になっている選手であれば、大きく成績が上下することはありません。時間のやりくりもとても上手です。

冒頭でも述べたように、ユース年代になると、嫌でも将来を左右する大きな岐路に立たなければなりません。必然的に、学習面への取り組みに力が入るようになります。事実、3年生になると、1〜2年生のときに比べて試験休みを自己申告する選手は増える傾向にあります。だからこそ、早い段階で勉強とサッカーとを両立させられる術すべを身に付けてほしいのです。ジュニアユース年代のうちに学習面への取り組みが習慣づけられれば、ユース年代になったときにも焦らずに済む可能性は高いといえるでしょう。

Back Number 過去の記事一覧

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第25回「現代っ子の特徴を踏まえてアプローチを考える」

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時代とともに、子どもたちの気質や体格も変化するもの。その変化に見合ったアプローチが必要です。実際に現代の子どもたちもまた、ひと昔前に比べて変化があるように感じると長橋康弘U-18コーチは言います。そこで今回は、現代の子どもたちの特徴を整理し、それに見合った指導者の寄り添い方を考えます。

コーチングクリニック 2016年8月号より

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第23回「文武両道」

石川 邦明(川崎フロンターレ U-15コーチ)

Jクラブアカデミーはプロサッカー選手の育成が重要なミッションの1つです。しかし、サッカーがうまければそれでいいという考えではなく、生徒・児童の本分である勉強を怠らないこともまた、大切と考えています。川崎フロンターレアカデミーの考える文武両道について、石川邦明U-15 コーチに伺いました。

コーチングクリニック 2016年6月号より

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第22回「新入生を迎えるに当たって」

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間もなく新年度がスタートし、新1年生が活動に加わる季節となりました。この時期はやはり、新入生やその保護者とのコミュニケーション、情報収集が欠かせません。そこで今回は、新入生をチームに迎え入れる際に指導者が得るべき情報や取り組むべき事柄について、高田栄二U-15 コーチにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2016年5月号より

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夏季の暑熱対策に比べて、冬季の寒冷対策はさほど重視されていないというのが現状です。しかしながら意識して対策するか否かで、競技に向けたコンディションは大きく変わってくるといえます。そこで今回は、川崎フロンターレアカデミーにおける寒冷&感染症対策について関智久トレーナーに伺いました。

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第20回「性別による特徴を把握し、指導に生かす」

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成長著しい日本の女子サッカー。その背景には、U-12で男子とプレーする機会が多いことがあるようです。この年代の指導者は今後さらに、男女とも指導する可能性が高まるでしょう。今回のテーマは「性別による特徴を把握し、指導に生かす」。U-16日本女子代表GKコーチも務める、小林忍コーチに伺いました。

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第19回「チームの枠を超えた指導者同士の連携」

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第19回は「地域連携」がテーマ。川崎フロンターレでは主にトレセン活動で、あるいは試合会場でのコミュニケーションによって地域の指導者、選手と連携を図り、川崎市全体のレベルの底上げに寄与すべく活動しています。その詳細について、育成プロジェクトグループの藤原隆詞チーフコーチに伺いました。

コーチングクリニック 2016年1月号より

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第18回「選手を観察して見極める」

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連載第18回は「指導者に欠かせない観察力」がテーマ。1人1人顔や体格が違うように性格も十人十色の選手たちに、指導者はどのようなアプローチをするのがベストなのでしょうか。育成プロジェクトグループ長の川口良輔氏に「コーチング」と「ティーチング」との違いも踏まえてお話しいただきました。

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第17回「精神的成長と目標設定」

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今回のテーマは「メンタル面へのアプローチ」です。技術・戦術やフィジカルと同様に、精神的な成長も育成年代の選手たちには欠かせないもの。川崎フロンターレU-15では昨年からメンタルトレーニングを導入しており、その鍵を握るのが目標設定なのだとか。詳細について鈴木洋平U-15GK コーチに伺いました。

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第16回「セレクションの視点」

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夏休みも終わりに近づき、来年度の入団選手を募集する時期となりました。毎年数多くの入団希望者が集まる川崎フロンターレアカデミーではセレクションにおいて、子どもたちのプレーはもちろん行動や言動も含め、どのようなところを見ているのでしょうか? 後藤静臣アカデミーダイレクターに伺いました。

コーチングクリニック 2015年10月号より

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第15回「合宿・遠征の過ごし方」

冨田 幸嗣(川崎フロンターレ U-12コーチ)

現在、夏休み真っただ中にある育成年代の選手たちにとって、この時期の合宿や遠征は大きなステップアップのチャンスです。その一方、指導者にとっても普段は見られない選手の一面を発見できるいい機会といえるでしょう。今回はそんな「合宿・遠征の過ごし方」について、冨田幸嗣U-12 コーチに伺いました。

コーチングクリニック 2015年9月号より

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第14回「選手の心に火をつける」

小林 忍(川崎フロンターレ 育成プロジェクトグループGKコーチ)

今号のテーマは「選手の心に火をつける」。試合に出られる選手とそうでない選手、つまり「レギュラー」「サブ」問題はあらゆる競技において、選手本人はもちろん指導者も頭を悩ませる事象です。ここではサブ選手へのアプローチやモチベーションの維持のさせ方について、小林忍コーチにお伺いしました。

コーチングクリニック 2015年8月号より

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第13回「『いい練習』とは?」

玉置 晴一(川崎フロンターレ U-12コーチ)

練習は「量」か「質」か――指導者の間で話題に上ることも多いテーマだと思います。選手が試合に向けて研鑽を積む日頃のトレーニングに関して、一般的に「いい練習」といえるのはどのようなもので、指導者や選手が押さえるべきポイントはどこにあるのでしょうか。玉置晴一U-12 コーチにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2015年7月号より

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第12回「保護者の役割」

楠田 耕太(川崎フロンターレ U-12GKコーチ)

選手たちにとって一番の理解者であり、サポーターといえば保護者でしょう。指導者の目が届きにくいオフ・ザ・ピッチで求められる役割が多いのはもちろん、クラブでの活動中にも保護者が気を付けなければならない側面はあります。今回は保護者の役割について、U-12 の楠田耕太コーチにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2015年6月号より

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第11回「リーグの戦い方、トーナメントの戦い方」

今野 章(川崎フロンターレ U-18監督)

新シーズン開幕。チームは年間を通じて公式戦を戦います。とはいえ、常に同じコンディションで臨むのは不可能。さらにはその時々の状況で、試合に向かうメンタルも変わるはずです。「川崎フロンターレ育成術」第11回は「リーグの戦い方、トーナメントの戦い方」について、今野章U-18監督に伺いました。

コーチングクリニック 2015年5月号より

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第10回「チームビルディング」

後藤 静臣(川崎フロンターレアカデミーダイレクター)

新体制となって間もないこの時期、指導者が苦心するのは、チームをいかにまとめ、選手・スタッフが一丸となって目標に進むか、ということでしょう。「川崎フロンターレ育成術」第10回は本誌特集企画と連動させ、「チームビルディング」について、後藤静臣アカデミーダイレクターにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2015年4月号より

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第9回「成長期のコンディショニングを考える」

関 智久(川崎フロンターレ U-18トレーナー)

パフォーマンス向上には、トレーニングの積み重ねに加え休養と栄養も欠かせません。コンディションの不調はケガの恐れがあるだけでなく、成長度合いにも関係するでしょう。「川崎フロンターレ育成術」第9回は、引き続きU-18の関智久トレーナーに、成長期のコンディショニングについてお話を聞きました。

コーチングクリニック 2015年3月号より

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第8回「トレーナーから選手たちに何を教え、伝えるか?」

関 智久(川崎フロンターレ U-18トレーナー)

最近は、育成年代の現場にもトレーナーのサポートが入るケースが増えました。選手としても人間としても成長段階にある子どもたちにとって、トレーナーのアドバイスや関わり方は、自立を促すきっかけの1つでもあります。「川崎フロンターレ育成術」第8回は、U-18の関智久トレーナーにお話を伺いました。

コーチングクリニック 2015年2月号より

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第7回「子どものモチベーションを高める指導」

高田 栄二(川崎フロンターレU-15コーチ)

当然のことながら、選手たちがスポーツに取り組むときには、「やりたい」という意志、つまり前向きな気持ちがなければいけません。「川崎フロンターレ育成術」第7回は、選手のやる気を引き出し、モチベーションを高く保つための指導のポイントについて、高田栄二U-15コーチにお話しいただきました。

コーチングクリニック 2015年1月号より

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第6回「サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?②」

佐原 秀樹(川崎フロンターレ U-12監督)

「川崎フロンターレ育成術」第6回は、前回に引き続き「サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?」をテーマに、今回はジュニア年代の指導について佐原秀樹U-12監督に伺いました。サッカー選手としての入り口に立ったばかりの子どもたちの成長のカギは、“子どもの親離れ”と“親の子離れ”のようです。

コーチングクリニック 2014年12月号より

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第5回「サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?」

寺田 周平(川崎フロンターレ U-15監督)

「川崎フロンターレ育成術」第5回は、サッカーはサッカーさえやれば伸びるのか?と題し、育成年代における競技場面以外の指導について寺田周平U-15監督に伺いました。トップチームで活躍し、日本代表経験をもつ寺田監督だからこそ、技術・戦術以外にも学ぶべきことがあるとの言葉には説得力があります。

コーチングクリニック 2014年11月号より

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第4回「ミーティングのあり方」

今野 章(川崎フロンターレ U-18監督)

「川崎フロンターレ育成術」第4回は、ミーティングのあり方、重要性について、今野章U-18監督にお話しいただきました。次の試合に向けた準備のため、指導者と選手のコミュニケーションのためにミーティングは欠かせません。その実施方法は様々ですが、今野監督はどのように捉えているのでしょうか――?

コーチングクリニック 2014年10月号より

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第3回「勝敗重視?内容重視?」

後藤 静臣(川崎フロンターレアカデミーダイレクター)

「川崎フロンターレ育成術」第3回は、試合において結果と内容のどちらを重視するのかについて、後藤静臣アカデミーダイレクターにお話しいただきました。年代が上がるにつれて勝利を求めるパーセンテージも高まりますが、結果にこだわりすぎてもいけません。また、指導者や保護者が試合に対してどういうスタンスで臨むかも、重要な鍵を握っているといえそうです。

コーチングクリニック 2014年9月号より

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第2回「状況把握・状況判断の力を身につける」

長橋 康弘(川崎フロンターレU-18コーチ)

「川崎フロンターレ育成術」第2回は、状況把握・状況判断の重要性について、川崎フロンターレU-18の長橋康弘コーチにお話しいただきました。その時々でさまざまな状況に直面するサッカーではもちろん、そのほかの競技でも状況把握力・状況判断力は欠かせないもの。これらの能力を養い向上させていくためのヒントを、指導者そして保護者に向けてアドバイスします。

コーチングクリニック 2014年8月号より

第1回「川崎フロンターレ・アカデミーの育成コンセプト」

向島 建(川崎フロンターレ育成部 育成部長)

未来のプロサッカー選手を育てるために、アスリートの原石を発掘するために、サッカーを通した“人間”育成のために――。Jリーグクラブの取り組みから学べることは、サッカーをうまくするための技術だけではない。未来のJリーガーを育てる、川崎フロンターレアカデミーの育成コンセプトについて話しを聞いた。

コーチングクリニック 2014年7月号より

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