選手とサポーターがいつもとは違った形で触れ合うことができる毎年恒例行事、ファン感謝デー。

今年のファン感は雨予報で当日はぐずついた空模様でしたが、7552人ものサポーターが等々力陸上競技場に足を運んでくれました。

去年の開会式では川崎市制90周年ユニフォームのお披露目がありましたが、今年は新メインスタンド完成を記念し、等々力陸上競技場がモチーフとなった特別ユニフォームを着たユウが登場。今回のモデルも人気が出そうです。

そしてこちらもお約束となっているファン感スタートのつかみの挨拶は、ルーキーのミヨシとコウ。アカデミー出身の2人だけあって、フロンターレの空気を読んだ挨拶で場を盛り上げてくれました。

開会式のあとは各自、自分の持ち場に移動。毎年のことですが、ブースでのサイン会が大盛況でした。

「今回初めてステージ以外のブースの担当だったんですけど、自分の背番号のユニフォームを着たサポーターの皆さんがたくさん来てくれて嬉しかったし、いろいろな人と触れ合えて楽しかったです」とユウ。ゲームブースで太鼓の達人に挑戦。サポーター2人とミヨシと一緒にチャレンジしたマリオカートでは、慣れないながらも優勝し「意地を見せられた」と笑顔で話していましたよ。

そしてステージ組では、ショウタとマサキのコンビ、イガ、ショウゴ、シンタロウ、コウ、ヨシヒロの5人組が、ダンスと歌で盛り上げてくれました。

「あいにくのお天気でお客さんの入りがどうなのかなって思ったけど、たくさんのサポーターが来てくれて嬉しかった」とイガ。怪我人が多くてステージメンバーが当初の予定から少し変更になったとのことですが、代打の選手がしっかり穴を埋めてくれたそうです。

「チーム一丸となったいいイベントだったと思いますけど、自分の姿を改めて映像で見ると恥ずかしい。若いメンバーの中で1人おじさんが入って踊ってるっていう。年齢の差を感じた。でも、なんだかんだ楽しかったです」と、まんざらでもなさそうでした。

そしてステージは激アツLIVEに突入。雨が降っていましたが、ステージ前の激アツゾーンは本物の野外フェスさながらの雰囲気。雨とステージからの水かけでびしょ濡れになりながら、選手とサポーターが一緒になって盛り上がっていました。

「今年は自分が一番舞い上がっちゃったんじゃないかなあ」とショウタ。今回のファン感ステージでは、歌に踊りと頑張ってくれました。
「サポーター皆さんが自分たちを盛り上げてくれました。俺が歌の入りをミスっちゃったんですけど、それが逆に面白かったですよって声をかけてくれたり。本当にやってよかったなって。オフや空いた時間を使って、けっこう練習をやりました。本番になるにつれてナカノとかが存在感を見せてきたり、チームとしても一体となれて楽しかったし、サポーターからは嬉しい言葉ばかりかけてもらって、安心しました」

最後はみんなでウルフルズを合唱。ケンゴやヨシト、ドイツ帰りのタサカといった面々もステージに上がり、客席では選手たちがサポーターに混じって肩を組み、みんなで激アツライブのフィナーレを飾りました。
　
選手がサインをしたり握手をするのはよくあるファンサービスですが、こうして本当の意味でサポーターと触れ合うイベントはなかなかありません。年に一度ではありますが、皆さんも楽しんで満足できた1日だったのではないでしょうか。
　
　いよいよこれから2ndステージがスタートします。選手、スタッフ、そしてサポーター。全員の力を合わせ、今度はサッカーでクラブを盛り上げていきましょう。