4日間のオフで心身ともにリフレッシュした選手たちは、昨日から後半戦に向けてのリスタートを切りました。オフ明けは北海道七飯町でのキャンプからスタート。午前中の飛行機で函館へと移動し、空港からバスでホテルに到着すると、さっそく歓迎セレモニーを開いていただきました。
3年ぶり9回目となる七飯町でのキャンプ。七飯町の関係者やホテルの従業員の方に出迎えていただき、キャプテンのユウと鬼木監督がチームを代表して花束を受け取りました。鬼木監督からは「ここまでの前半戦を3位で終えました。その中で、ここ七飯町では来週から始まる後半戦に向けて、心と体を鍛えて、今季の我々の目標である優勝の準備をしっかりとしたいと思います。皆様にはご迷惑をおかけすることがあるかと思いますが、サポートのほどよろしくお願いします」と挨拶。
夕方からはさっそくトレーニングを開始し、この日はオフ明けで移動ということもあり、体をほぐすことをメインに行われました。篠田コーチのもと、ストレッチやテニスボール、ミニボールを使い、体を動かしていきます。そこまで負荷をかけたトレーニングではないものの、選手たちは楽しみながら体を動かし、初日のトレーニングは終了となりました。
翌日からは本格的にトレーニングがスタート。午前中はウォーミングアップをした後に、ボールを使いながら心肺機能を高めるトレーニングを実施。まだまだ2日目ということもあり、選手たちの表情からも余裕が感じられます。またGK陣もあまり見られないランニングメニューを行いました。「このキャンプでもう一度体を作り、そして来週から試合に向けてしっかり準備していこう」と新吉コーチから声をかけられ、精力的に汗を流していました。
午後からは実戦形式のメニューも含めながら、前半戦で出た課題に取り組みました。この日の一つひとつのプレーに対して、鬼木監督から細かい指示が送られるなど、よりチームとしての完成度を高めていきます。
何より東京と比べると10℃ほど低い、ここ七飯町でのキャンプはより選手たちの集中力を高めてくれます。
「北海道キャンプは初ですけど、ご飯が美味しくて天候もちょうどいい感じです。チームとして、個人としていろいろテーマはありますけど、シーズン前半戦でできたプレーのもう一歩先に行きたいです。とくに個人としてはフィジカルやメンタル、とくに考え方の部分でいい判断ができるようになりたいですね。チームの雰囲気もいいですし、これからみんなコンディションが上がってきていい競争が出てくると思います」とタツヤ。
また、ルーキーの知念も「北海道キャンプは初です。涼しいのでサッカーはすごくやりやすいです。ご飯も美味しいですし。カニの味噌汁が最高です。このキャンプのテーマとしては、やっぱりプレーの質を高めることです。まだまだ足りない部分がたくさんあるので。具体的にはボールの受け方や連携面で課題があると感じているので、このタイミングでこう動けばボールが来るとか、自信を持ってできるようにしたいです。キャンプ前のオフでリフレッシュできたので、これからしっかりアピールしながら自分自身のテーマに取り組んでいきたいと思います」と選手それぞれが課題をあげながら後半戦に向けてのアピールを続けていきます。
6日間という短いキャンプですが、実りの多いものとしてもらいたいですね。
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