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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

5/ 9 (日) 2021

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富士通スタジアム川崎スポーツフェスタ2021

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富士通スタジアム川崎スタッフ

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5/1(土)、富士通スタジアム川崎を代表するイベント「富士通スタジアム川崎スポーツフェスタ2021」が開催されました。2015年に川崎フロンターレが「富士通スタジアム川崎」を含む「富士見公園南側」の指定管理者になってから規模やコンテンツを少しずつ変えながら毎年開催されている大人気の参加型のイベントです。

新型コロナウイルスの影響で中止となった2020年を経て、新型コロナ感染拡大防止対策を行った上で2年ぶりの開催となりました。参加者の皆様への検温、手指消毒、マスク着用、導線の管理等、基本的な感染防止対策を徹底しました。また各コンテンツの開始と終了時の参加者の入替にかける時間を短くし、フィールド上に長時間、大人数が滞在しないようコントロールしました。

そんなシビアな状況下ではありましたが、各競技団体の講師の皆様のお力で、各教室、コンテンツの輝きが失われることなく開催することが出来ました。今年は教室を多数用意し、今まで以上に多くの参加者、子供達が様々なスポーツを体験する場となりました。このイベントを立ち上げた初期は教室数も4,5種目程度でしたが、この日は何と17種目もの教室が揃いました。会場も「富士通スタジアム川崎」のフィールドだけでなく、「かわQホール」、そして、お隣の「川崎競輪場」まで拡大しました。

「サッカー」、「アメリカンフットボール」、「かけっこ」、「ボクシング」、「ラクロス」、「アルティメット」等、富士通スタジアム川崎ではお馴染みの競技の数々に改めて触れ、体験出来る場でもあると同時に、「テックボール」や「ビーチバレー」等のこれまで馴染みが薄かった競技を、一流選手、一流コーチから教えて貰えるという得難い経験が出来る場となりました。
あいにく当日は天候不良(雷雨)により、いくつかの競技が「中止」や「中断」という苦渋の決断をせざるを得ない状況となりました。参加を楽しみにされていた皆様にはお詫び申し上げます。しかし、そのような状況下でも講師の皆様は限られた短い時間の中で「参加者を楽しませよう」「自分の人生をかけた競技の魅力を伝える為に全力を注ごう」という熱い気持ちで溢れていました。その気持ちは参加者の皆様にも伝わり、全ての教室が大いに盛り上がりました。

それでは当日の様子をダイジェストでお送りします。

まずは川崎区の「ほほえみ元気体操」からスタート。今回のスポーツフェスタで特筆すべき出来事として「初めて川崎区と共催」したことが挙げられます。「ほほえみ元気体操」は、その川崎区が健康づくり・介護予防のために、区民とともに作成した体操なのです。当日はその体操の動画を撮影しました。椅子に座って行う体操と、立ち姿勢で行う体操の2種類があり、ご自身のペースや体調に合わせて行うことができます。(※YouTubeで見る事も出来ます。)
この日撮影された富士通スタジアム川崎バージョンの公開を楽しみにしてください。

続いては富士通スタジアム川崎の指定管理者を勤める「川崎フロンターレ」が自信をもってお送りする「川崎フロンターレスクール普及コーチ」による「サッカー教室」です。初心者にも「楽しく」「丁寧」な指導はさすがプロフェッショナル。餅は餅屋、Jクラブである川崎フロンターレの普及コーチ達です。「体験」だけでは物足りなかった皆様は是非、「富士通スタジアム川崎スクール」への入会をお待ちしています。

「親子かけっこ教室」の講師は富士通スタジアム川崎ではすっかりお馴染み「おねだり豊さん」です。元お笑い芸人ですが、学生時代は関西インカレ陸上で好成績を残した“本物”。テレビ番組の企画で桐生祥秀選手やジャスティン・ガトリン選手とも対戦し、アスリートタレントというジャンルを確立させました。今回も参加者と一緒に100mを走りながら論理的に一人一人の個性に合わせた指導を行いました。参加した小学生の皆様は短い時間の中でも大きな手応えを感じているように見えました。「おねだりさん」は毎週月曜日に富士通スタジアム川崎で講師を務めており参加者の「タイム」を軒並み上げています。本当に?と思う皆様は是非、体験してみてください。『必ず足が速くなる!かけっこ教室』への参加をお待ちしております。

「ボクシング教室」。の講師は川崎フロンターレファンにはお馴染み、川崎市多摩区にある「川崎新田ボクシングジム」所属の「古橋岳也」選手です。
富士通スタジアム川崎では指定管理の初年度に開始した自主事業である(※現在中断中)「初心者ロードワークエクササイズ」の講師を長年勤めて頂きました。2021年1月には日本スーパーバンダム級タイトルマッチに勝利し、見事「第44代日本スーパーバンタム級王者」に輝きました。そうです‼今回の「教室」には忙しい合間を縫って現役日本チャンピオンが来場し指導してくれたのです。会場では、さらなるサプライズが待っていました。何と‼古橋選手が「チャンピオンベルト」を持参してくれたのです。初めて目にする本物チャンピオンベルトに見学していた保護者の皆様からも大歓声があがりました。何よりもファンを大事にする古橋選手らしい出来事でした。参加された皆様、今度は古橋選手のタイトルマッチを一緒に応援に行きましょう‼

「アルティメット教室」は元日本代表選手を含む、神奈川県フライングディスク協会のスタッフの皆様が講師を務めました。「アルティメット」とはフライングディスクを使い「アメフト」と「バスケ」を合わせたような競技です。2019年度までは「全日本アルティメット選手権大会決勝戦」が開催され、決勝戦と同時開催の「フライングディスク体験会」は毎年定員があっと言う間に埋まる大盛況のイベントでした。富士通スタジアム川崎を代表する、馴染みの深い競技と言えます。北米ではプロリーグ「AUDL | American Ultimate Disc League」が存在し、近い将来オリンピック入りも有望視されています。今回の教室では「ディスク」の扱い方、投げ方、そして、上手に投げる事で得られる楽しさを参加した親子に存分に教えてくれました。最後はミニゲームまで出来るようになるなど、参加者が目に見えて上達していく姿は感動的ですらありました。いつの日かまた富士通スタジアム川崎で「日本選手権」が開催されることを願っています。

こちらは「オリンピック競技」でもある「ビーチバレー教室」。普段は砂の上でプレーしますが、今回は富士通スタジアム川崎の上質な人口芝の上で行いました。臨海部の川崎マリエンにはビーチバレーボールコートがあり日本国内のビーチバレー関係者の拠点となっており、川崎区に馴染みの深い競技と言えます。講師を務めた元日本代表監督でもある牛尾正和さんが簡易ネットの上からスパイクを打ち込む度に子供達からは大歓声が湧き上あがりました。初めて体験するお子様が多かったのですが、一流の技術、プレーは理屈抜きで伝わるものだということを証明していました。間もなく始まるオリンピック予選にも注目です。

「野球教室」の講師を勤めるのは、川崎市市民文化大使でもある「パンチ佐藤さん」。富士通スタジアム川崎の常連、ファミリーと言っても言い過ぎでは無いかもしれません。1990年ドラフト1位で入団したオリックスブルーウェーブ(現・オリックス・バファローズ)で記憶に残る選手として活躍。1994年の引退後もテレビ、CMなど幅広く活動されています。生粋の川崎市民であり、富士通スタジアム川崎は「旧:川崎球場」時代にプロ初ホームランを打った思い出の場所です。プロ野球時代だけでなく「少年野球時代(市営久末団地子供会チーム)」、「高校野球時代(武相高校)」の夏の予選という「3つのカテゴリー」で川崎球場でホームランを打っている(おそらく)唯一の選手です。今回は小学生20名を相手に、一人一人優しく、ボールの握り方、バットの持ち方、という基本でありながら一番大事なポイントを丁寧に指導している姿が印象的でした。

「元箱根駅伝選手によるランニング教室」は、その名の通り箱根駅伝の歴史に名を刻み、大学卒業後の実業団時代にも輝かしい成績を残された五ヶ谷宏司さんと荒井輔さんのお二人による教室です。現在は子ども向けランニングスクール【BEAT AC TOKYO】を創設し将来活躍する子供達を育てています。この日も全てのスポーツの基本ともいえる「走る」という行為の「基本動作」をコミュニケーションを取ながら丁寧に伝えていました。指導を受けた小学生達のこれからが楽しみです。

当日、最も多くの参加者を集めたのは「親子でラクロス教室」です。「ラクロス」は日本だけでなく世界的に爆発的に競技人口が増え続けている競技です。北米では複数のプロリーグが存在しており
「Premier Lacrosse League」
「NLL | National Lacrosse League」
2028年のオリンピック競技となることが有力視されています。富士通スタジアム川崎の平日も含む競技別の最大利用者はラクロスであることはこれまでも何度かお伝えしている通りです。2016年からは「関東学生ラクロスリーグ戦 開会式 &男子・女子開幕戦」が開催され、男女計100大学(チーム)以上が参加し5,000人以上が富士通スタジアム川崎の客席を埋めています。2017年からは全国中学校高等学校女子ラクロス選手権大会の会場にもなっており、高校ラクロス界の東西の強豪校が川崎に集まります。今回の「教室」の講師は人気実力ともに国内トップレベルである「Stealers」の選手の皆様。過去10年で全日本クラブ選手権に7度出場し、日本代表選手が多数在籍しています。スタイリッシュなユニフォームを身に纏った30名近くの現役選手達が来てくれました。サービス精神旺盛のStealersの選手達による指導により、笑顔が絶えない、楽しい教室となりました。マスコットのスティーブ君とふろん太の競演も注目を集めました。参加されたご家族のほとんどがラクロス未経験者でしたが最後にはミニゲームを行なう等の上達をみせていました。参加者の皆様、この次は是非、富士通スタジアム川崎で開催されるStealersの公式戦をご観戦ください。

「ラグビー教室」の講師は「川崎市ラグビー協会」所属の「川崎市ラグビースクール」「麻生ラグビースクール」という伝統ある2チームのコーチの皆様です。2019年に開催した「初めてのラグビー」でも講師を務めて頂きましたが、約1,000人の参加者を飽きさせることなく整然とさばいた姿が語り草となっている熟練のコーチ達です。今回も初めてラグビーボールに触れる子供達を相手に「パスの基本動作」「ダミーへのタックル」、そして「ミニゲーム」が出来るまで丁寧に教え、ラグビーの楽しさを伝えました。どちらのスクールもいつでも体験入会を受け付けているようです。このイベントで改めてラグビーの魅力を知った皆様、是非、参加してみてください。

今イベント会場で、ひときわ目を引いたのは最近はSNSでも話題の、世界的にも急拡大中の「テックボール」。そうです、最近、川崎市と川崎フロンターレが突如として“激推し”している、あの「テックボール」です。先日の「川崎フロンターレ×川崎市×ハンガリー テックボール導入のお知らせ」の発表も記憶に新しいところ。川崎フロンターレFRO中村憲剛氏のプレー動画も公開される等、話題が先行していましたが、満を持して「富士通スタジアム川崎」のフィールドに姿を現しました。講師はテックボールの日本代表選手であり日本国内の第一人者、フリースタイルフットボールやフットサル業界でも著名な「早稲昭範」さんです。「サッカー×卓球を合わせた新感覚スポーツ」という触れ込みは、とても難しく聞こえますが、早稲さんとゲストの「ものまねJAPAN」さんによるパフォーマンスには、場内の「他の教室」の参加者達も大いに盛り上がっていました。初めて「テックボール」を体験する小学生達も直ぐにコツを掴み、思い思いに楽しんでいる姿が印象的でした。今日の会場を見る限り「テックボール」の人気は益々広がっていくと感じます。今後、富士通スタジアム川崎に「テックボール」を常設する計画もあります。正式な発表をお待ちください¡

「テックボール」と共に会場の注目を集めたのは、最先端ARスポーツ「HADO」の「HADOアカデミージュニア体験教室」です。話題の「HADO」がいち早く体験できるとあって、会場となった富士通スタジアム川崎の「メインスタンド側踊り場」は、抽選で選ばれた参加者達の熱気に溢れました。「HADO」は頭にヘッドマウントディスプレイ、腕にアームセンサーを装着して楽しむARスポーツです。自らの手でエナジーボールやシールドを発動させ、フィールドを自由に移動し、仲間と連携しながら対戦を楽しみます。急速に世界中に広まっており、現在26カ国以上に広がって・・と、ここまで書きましたが、知らない方は、この文章を読んでも伝わらないと思いますので、是非、「公式HP」をご覧ください。このHPを見て「自分も体験してみたい」という方は、HADO専用コートが完備されている東京・日比谷にあるHADO直営店舗 へどうぞ!

富士通スタジアム川崎の「アップフィールド」で行われた「一般社団法人スポーツ能力発見協会 - DOSA –」による「スポーツ能力測定会」は世界最新の測定機器で「運動能力を測定」し、その人が「最大限パフォーマンスを発揮できるスポーツ」と「得意とする動き」、つまり「スポーツ適性」を教えてくれました。知らなかった自分自身を知ることが出来るのです。一方で、これまでスポーツが苦手だと考えていた子供が、自分に合ったスポーツを知り、今後、自信を持ってスポーツに挑戦していくキッカケになれば、という側面も持っています。今回、体験した多くの参加者は、予想していなかった結果に驚きながらも、自分の新しい可能性を知り、驚き、そして喜んでいました。次回は大人にも体験する場を設けてみたいと思います。予想外の結果に驚愕せずにはいられないでしょう。

私達、富士通スタジアム川崎は、これまで多くのパラスポーツの大会を招致・開催したり、パラ系イベントを開催することで「かわさきパラムーブメント」一翼を担ってきたという自負があります。そして今回のイベントでは富士通スタジアム川崎の活動趣旨に賛同した新しい仲間「上智大学ソフィアオリンピック・パラリンピック学生プロジェクトGo Beyond」の皆様が「パラスポーツ体験」のエリアを企画・実施してくださいました。「ボッチャ」など中々普段体験することのできないパラスポーツを小学生に分かりやすく優しく伝えました。「Go Beyond」の皆様とは、これからも多くのパラ系イベントをご一緒させて頂きたいと考えています。

前述の通り、今回のスポーツフェスタの会場は「富士通スタジアム川崎」だけではありません。同じ富士見公園内にある「カルッツかわさき」と「川崎競輪場」にもご協力いただきました。

富士通スタジアム川崎とは市役所通りを挟んだ向かい側にある「カルッツかわさき」からは「小学生親子体操塾」が「かわQホール」に一日に限定の出張。講師は「OKJエアロビックファミリー」の新さんです。音楽に合わせたリズム運動・ダンスや、親子のコンビネーションが試されるゲーム感覚のトレーニング、用具を用意した体操にたくさんの親子が挑戦してくれました。参加した親子の絆がより深まったことを願っています。

お隣の「川崎競輪場」会場では「バンクで学ぶ補助輪外し教室」が開催されました。見どころは何といっても、綺麗にリニューアルされた川崎競輪場のバンク内に入れること‼一般の人が入れる機会は滅多にありません。参加者のテンションは高まります。講師は子供達に「自転車に乗る楽しみを感じてもらう」楽しいプログラムの開発や、教室の開催で知られるウィーラースクール・ジャパンから菊野充生さんです。普段はプロの競輪選手達が命懸けで走っているバンクで「補助輪外し」の世代を対象に「楽しく・安全に・ためになる」教室を開催することはとても意義のあることといえるのではないでしょうか

当日は前述の通り、夕刻に発生した「雷雨」により「いくつかの教室」と「アトラクション(カワサキッズパーク)」に於いて「中止」または「途中で打ち切り」という判断を余儀なくされました。楽しみにして下さっていた皆様には本当に申し訳なく断腸の思いではありましたが、そのような決定をさせて頂きました。苦しい判断となりました事、お詫び申し上げます。

「ラクロス教室」、「ラグビー教室」に於いては中断を挟み再開することが出来ました。再開までお待ち頂きました参加者の皆様、講師の皆様、本当にありがとうございました。「アメフト教室」と「チア教室」の2種目は開催時間が雷の発生時間と重なってしまい、完全に中止となってしまいました。準備も済ませて開始を待っていた参加者の皆様、講師の皆様、本当に申し訳ございませんでした。講師として既に準備を済ませていた富士通チアリーダー部「フロンティアレッツ」の皆様富士通アメリカンフットボール部「富士通フロンティアーズ」の選手の皆様には「せめて写真だけは」とお願いし、撮影させていただきました。開催中止は本当に残念でしたが新型コロナが収束しⅩリーグが再開された暁には富士通スタジアム川崎で思い切り応援させてください。

ご來場いただいた皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。スタッフ一同、感謝の気持ちで一杯です。子供達が「スポーツフェスタ」での、多くの一流指導者との出会い、様々なスポーツの体験を通じて、人生が豊かになるきっかけを得られたなら嬉しいです。
富士見公園と富士通スタジアム川崎が、この先ずっと、市民の皆様に愛され、(※新型コロナウィルス感染状況を鑑みつつ)たくさんの人々で賑わう場所で有り続けるよう、これらからも努力を続けていきます。

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