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川崎フロンターレ アカデミー 
試合記録ページ

  • U-18
  • 第47回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)関東大会
  • 2回戦

対戦チーム:ジェフユナイテッド市原・千葉U-18

日時/キックオフ:5/31(水) 19:00~  45分×2

会場:Anker フロンタウン生田

結果

  • 勝ち
  • 2
    • 1-0
    • 1-0
  • 0

得点

川崎

  • 35分 尾川丈
  • 56分 岡崎寅太郎

ジェフユナイテッド市原・千葉U-18

川崎メンバー

メンバー

GK
16 菊池悠斗
DF
2 江原叡志 4 元木湊大 5 土屋櫂大 20 山中 大輝
MF
7 志村海里 10 尾川丈 22 加治佐海 25 矢越幹都
FW
9 岡崎寅太郎 28 香取武

交代

  • 59分 7 志村海里 → 17 柴田翔太郎
  • 77分 28 香取武 → 13 髙橋宗杜
  • 82分 22 加治佐海 → 14 岡田泰輝
  • 82分 25 矢越幹都 → 30 林駿佑

コメント

■長橋康弘監督 コメント
私たちは全国大会での優勝を目指していますが、関東予選は甘いものではありません。その中で出場権を得られたことにホッとしています。千葉さんの試合を映像で見たときに、間違いなく力のあるチームだと思いました。実際に対戦をしても、物凄くいいチームだなと。一人ひとりが球際で戦えて、ハードワークできる。そしてビルドアップもチームで共有されていることが多い印象を受けました。すごく手強い相手でしたが、直近の青森山田戦から旭川実業戦の2試合で内容がすごく良くなってきていたので、そのままの入りをしてくれたと思っています。また、自分たちのサッカーをやれば勝てるという自信が見えてきました。開幕をしてからの数試合では、立ち上がりから選手たちから不安な感じがしていましたが、ここ2試合で自分たちのサッカーをすれば勝てるという自信が見えてきたと思います。その覚悟と勇気がなければ自分たちのサッカーはできません。そのへんをよく出してくれたのではないかなと思っています。本当に今日は全国に行きたい気持ちの強さが表れていましたし、それが体を動かしてくれたのかなと。また、今日も駆け付けてくださったサポーターの皆さんの応援が体を動かしてくれたと思っています。本当にいつもありがとうございます。去年のクラブユース選手権ではベスト16で東京ヴェルディユースの守備を崩すことができずPKで悔しい負け方をしました。今年のチームにはそれを経験している選手もいますし、今年は相手を上回って優勝することを目標に掲げています。ここから全国大会が始まるので、目標達成してほしいなと思っています。

■16 菊池悠斗選手 コメント
攻め込まれる時間もありましたが、自分たちのサッカーをすることができました。自陣からボールを保持して自信をもってパスを繋いで攻撃に繋げることができたと思っています。もしミスをしたとしても、周りの選手たちがフォローしてくれています。だからこそ自信をもってプレーすることができたのかなと。そういった良い循環がありましたし、良いプレーをするために周りが動いてあげることもできているので、チームとして良い流れにあると思っています。また、守備でも90分間、無失点で進めることができたので大きかったです。個人としては3試合ぶりのスタメン。いつ出番が来てもいいように、練習から必死にやってきました。それに自分が出たプレミアリーグの昌平戦では負けてしまったので、今日は勝つことだけを考えていました。そのうえで自分の良さを出していこうと思っていました。これから個人の目標として考えているのはスタメンを取ること。そのときに自分がゴールマウスにいれば安心してくれる選手になることが目標なので、これからも取り組み続けていきたいです。今日は平日のナイトゲームに関わらず多くのサポーターの方々が足を運んでくれて有り難いなと感じています。ここまで応援をしてくれるチームはないと思いますし、僕たちにとって応援がすごく力になっています。だからこそ、これからも結果を残してサポーターと一緒に喜び合いたいです。

レポート

5/24(水)に行われたノックアウトステージ1回戦では、エスペランサSCユースに8-0で勝利し、クラブユース全国大会出場をかけた一戦。川崎フロンターレU-18はホームのAnker フロンタウン生田に、ジェフユナイテッド市原・千葉U-18を迎えた。平日にもかかわらず約300名の両チームのファン・サポーター・選手家族が駆けつけたこの試合、試合序盤から川崎U-18は25矢越幹都を中心に丁寧にボールを運ぶ。対する千葉U-18は、積極的に縦パスを前線へ供給し、速さと勢いを活かし川崎U-18陣地へと攻め込む。千葉U-18が川崎U-18ゴールへと迫る場面が立ち上がりは見られたが、5土屋櫂大と20山中大輝を中心にボールを跳ね返す。最初は千葉U-18の勢いに押される場面も見られたが、試合はだんだんと川崎U-18のペースに。2江原叡志が右サイドで起点となり、積極的なクロスボールの供給を見せ、28香取武が前線からの積極的なプレスや体を張ったプレーでボールをキープしシュートを放つなど、相手ゴールに迫る。そんな中、前半35分、28香取と25矢越がショートパスを繋ぎ、25矢越から10尾川丈へパス、ペナルティアーク付近でフリーとなっていた10尾川が左足を振り抜くと、ボールはゴール左隅に突き刺さり川崎U-18が先制点を挙げる。その後39分、前半のうちにもう1点獲得しようと、9岡崎寅太郎が5土屋のロングパスに抜け出しゴールに迫るがこれはオフサイドの判定。45+1分には9岡崎が起点となり7志村海里へラストパスを送りシュートを放つが、惜しくも枠をとらえきることはできず、1点リードで前半を折り返す。この試合で必ず全国大会出場を決めるという強い意気込みを持ちながら、川崎U-18の選手たちは再びピッチ上へ。両チームメンバー交代なくスタートした後半、先に試合を動かしたのは川崎U-18。56分、28香取が中央でボールを持ち、右サイドへ展開、2江原の勢いを止めない見事なファーストタッチから相手DFの背後へスルーパス、それに反応し走りこんだ9岡崎が相手GKの頭上を超す見事なループシュートを決め、2点リードと千葉U-18を突き放す。59分には7志村に代わり17柴田翔太郎が投入される。65分、千葉U-18にペナルティエリア内でシュートを許しピンチを迎えるが、16菊池悠斗がファインセーブをみせ、相手に得点を許さない。77分、前線で体を張りながらテンポよくボールをつなぎ、攻撃の起点となった28香取に代わり、13髙橋宗杜が投入される。直後の79分、右サイドでボールを受けた13髙橋がゴール前へグラウンダーの鋭いクロスをあげ、それに17柴田が反応するもシュートは枠を捉えることができない。82分には22加治佐海に代わり14岡田泰輝、25矢越に代わり30林駿佑が投入される。交代で投入された17柴田、13髙橋、14岡田、30林が攻守にわたって豊富な運動量や強度の高いプレーを見せ、最後まで千葉U-18にゴールを許すことなく試合終了。川崎U-18は試合を通して安定した戦いをみせ、危なげなくクラブユース全国大会出場を決めた。昨年はベスト16敗退と悔しい思いをした川崎U-18、今年は昨年の雪辱を晴らすべく、「優勝」を目指し、7/23(日)に開幕するクラブユース全国大会へと挑む。