close

川崎フロンターレ アカデミー 
試合記録ページ

  • U-18
  • 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 EAST
  • 第18節

対戦チーム:横浜FCユース

日時/キックオフ:10/15(土) 14:00~  45分×2

会場:等々力陸上競技場

結果

  • 勝ち
  • 2
    • 0-0
    • 2-0
  • 0

得点

川崎

  • 64分 岡野一恭平
  • 90+1分 五木田季晋

横浜FCユース

川崎メンバー

メンバー

GK
21 濱崎知康
DF
3 松長根悠仁 4 高井幸大 22 江原叡志 29 元木湊大
MF
10 大関友翔 11 岡野一恭平 14 大瀧螢 17 尾川丈 18 由井航太
FW
9 五木田季晋

交代

  • 59分 14 大瀧螢 → 5 浅岡飛夢
  • 78分 29 元木湊大 → 32 柴田翔太郎
  • 78分 11 岡野一恭平 → 25 志村海里
  • 90+2分 10 大関友翔 → 13 信澤孝亮

コメント

■長橋 康弘 監督 コメント
自分たちがやるサッカーをある程度相手が分かっていた中で、そこを崩すためにどうしたらいいか。シンプルにゴールに向かう勇気というのがどうしても足りず、前に向かうという気持ちを持てていない状況を変えていかなければいけないと思っていました。新しい課題にも目を向けながら練習をやってきましたが、選手たちはそこの部分にもよく取り組んでくれました。あともう一つのところまでは、前節までよりはできるようになってきたかなと思います。久々に2点取れましたが、相手が1人退場している状況を考えると、もっともっと点を取れるようにならないといけないですし、まだまだ安心はできないです。ここからチームの良い部分をもっともっと増やしてフロンターレらしい部分を追求していきたいと思います。前半戦を終えて、「首位を守ろう」という気持ちがチーム全体で強くなって、トライすることができなくなってしまっていました。絶対に守りに入ってはいけないと。それは監督である自分自身含めてもそうです。今年このチームがスタートする時に、どういう気持ちで入ったのかというところを確認しながら改めてチャレンジしていこうと今は取り組んでいます。今後も強豪チームとの戦いが続く中で優勝するためには、とにかくフロンターレのサッカーを追求していくこと、今後相手に分析されたり対応されたりしたとしても、自分たちがさらに成長してそこをこじ開けられる力というものを今後のトレーニングでやっていくというのが全てなのかなと思います。自分がアカデミーに関わって以降、信じられないくらいの人数の皆さんに集まっていただいて、本当に感謝の気持ちしかありません。選手たちもこの感謝の気持ちを忘れてはいけないですし、これを絶対に当たり前と思ってほしくないです。皆さんの応援があることで、選手たちの動きがまったく違いますし、こういった環境を作ってくださっているすべての方のことを考えて、絶対にこれが当たり前ではないよと選手たちには伝えていきたいです。皆さんには、ありがとうございますとしか言えないのですが、ぜひこれからも引き続き応援よろしくお願いします。

■MF 11 岡野一恭平選手 コメント
(久しぶりの先発出場で)けがをしている時もみんなの活躍を見ていて自分も活躍したいと思っていましたし、今日この等々力でスタメンということで試合に出られない選手もいる中で、しっかり責任を持ってプレーするというのは心がけていました。ゴールシーンは、大関選手が良いボールをあげてくれて、それを浅岡選手が逸らしてくれて自分の目の前の良い場所にボールが流れてきたので、しっかり決めることができてうれしかったです。相手も1人減った中で、引いてブロックを作ってくるというのはある程度考えていたので、焦らずにサイドからの攻撃であったり中からの攻撃だったりというのは意識してやりました。それがコーナーキックにつながって、点につながったので良かったと思います。順位を意識するところもありますが、気にしすぎてもだめだと思っていて、とにかく自分たちが勝つということを考えて毎試合戦っています。前期に比べて最近なかなか複数得点が取れていないというのもあるので、自分がもっと活躍をして点を取りたいですし、チームとしてはこの後5連勝していく気でやらなければ優勝はないと思っています。1試合1試合を大切に勝利していきたいです。今日も太鼓や拍手で応援してもらいましたし、今年最後の等々力ということでこんなにすばらしい環境で試合ができることは幸せですし、そういった雰囲気が力になって勝てたと思っています。残り5試合も、優勝に向けてぜひ応援よろしくお願いします。

レポート

前節の市立船橋高校戦は、後半アディショナルタイムで追いつかれ引き分けに終わった川崎U-18。プレミアリーグEAST首位の座を守るために負けられない一戦となった横浜FCユースとの試合は、今季3回目の等々力陸上競技場での開催。今季最高の3,505人のサポーターが駆けつけ、川崎U-18の選手は最高の後押しを受けながらキックオフを迎えた。前半から川崎U-18が試合を支配する展開が続く。川崎U-18はMF大関友翔とMF尾川丈が中央で起点となりピッチを大きく使いながら相手ゴールへ迫る。対する横浜FCユースは左サイドで起点を作り、後ろから丁寧なビルドアップを行い、試合をコントロールしようとする。両チーム無得点で迎えた38分、相手DFの激しいスライディングがレッドカードの判定を受け、川崎U-18は早い時間帯で数的優位となる。0-0のまま前半が終了すると、両チーム交代なく後半へ。後半も終始川崎U-18ペース。DFラインは高い位置をキープし、何度もセカンドボールを回収し、二次攻撃、三次攻撃と相手ゴールへ迫る。59分にはMF大瀧螢に代わりDF浅岡飛夢が前線に投入され、FW五木田季晋と共に裏への抜け出しや起点となる動きを見せ、チームの攻撃にギアを入れる。すると64分、MF大関のコーナーキックをDF浅岡が競り、こぼれ球をMF岡野一恭平が押し込んで、待望の先制点を獲得する。その後もDF浅岡とFW五木田を中心にボールを前線に収め、試合を優位に進める。79分にはMF岡野一に代わりMF志村海里が、DF元木湊大に代わりDF柴田翔太郎が投入される。90+1分には、ゴール前でMF尾川からのパスを受けたMF大関がスルーパスを出し、最後はFW五木田が右足を振り抜いて、勝負を決定づける2点目を奪った。その後は横浜FCユースが意地を見せ、ゴール前まで迫るが、DF高井幸大とDF松長根悠仁を中心に最後まで集中を切らさなかった川崎U-18は、相手のシュート数を1に抑え、無失点で試合を締めくくった。暫定順位で首位に立つ川崎U-18、次節はアウェイで桐生第一高校との対戦となる。川崎U-18は多くのサポーターに支えられていることに感謝の気持ちを持ち続けながら、優勝を目指して突き進んでいく。