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川崎フロンターレ アカデミー 
試合記録ページ

  • U-18
  • 2015Jユースカップ 第23回Jリーグユース選手権大会
  • 2回戦

対戦チーム:鹿島アントラーズユース

日時/キックオフ:10/18(日) 11:00~  90分間(前後半各45分)

会場:鹿島G

結果

  • 勝ち
  • 2
    • 1-0
    • 1-1
  • 1

得点

川崎

  • 16分 渡邉啓太郎
  • 58分 武田太一

鹿島アントラーズユース

  • 77分

川崎メンバー

メンバー

GK
名良橋拓真
DF
武田太一、長谷川隼、伊従啓太郎、島崎竜
MF
田中碧、村田聖樹、渡邉啓太郎、三笘薫、岸晃司
FW
瀬川ヤーシャ

交代

  • 84分 武田太一 → 川崎晶弘
  • 84分 渡邉啓太郎 → 宮代大聖

コメント

■U-18監督 今野章
予想通りの空中戦だったが、準備はしてきたけど、思っていた以上に選手がよく対応してくれた。我慢した前半だったし、少ないチャンスをつかんで、本当にいい流れだったと思う。前半の入り方が一番良かったんじゃないかなと。本当にタフにやってくれた。攻撃のところでは狙い通りにサイドのところがあいてきて、思い通りの3点目が取れていれば試合を決めることができたと思う。鹿島の勝負強さは最後の最後までわからなかったので。それを勝利に持ってこれたのは、選手たちの集中力、勝ちたいという気持ちが鹿島を上回ったと思う。プレミアリーグに所属している鹿島に勝つことができたし、次はセレッソとの対戦でこちらもプレミアリーグWESTに所属しているので、しっかり準備したい。

■武田太一選手
立ち上がりから自分の調子がよくて、開始早々にカオル(三笘薫)からいいパスが来て、いいタイミングでクロスを送ることもできたし、それを啓太郎が決めてくれた。後半も立ち上がりから守備の流れも良くて、その中で自分のゴールで追加点を奪うことができたのはよかった。鹿島は大きい選手も多く、蹴ってくることもわかっていたこと。競り合いは負けないという気持ちでやっていた。競り合いやセカンドボールをみんな意識していて、そこの部分でも勝てていたし、拾えていたので守備は安定していたと思う。今日の試合の流れに乗って3回戦も勝って、優勝目指して頑張りたい。本当にサポーターの声援がパワーになって、自分たちの力になっているので引き続き応援よろしくお願いします。

■渡邉啓太郎選手
試合前から鹿島がすごく前から来るとわかっていたので、そこはしっかりタフに戦っていけば、チャンスはあるからと話していた。決めるべきチャンスをしっかり決めることができて、勝ち切った試合だと思う。チャンスは多くないと思っていたし、クロスボールからチャンスになると感じていたので、とにかく迫力を持ってゴール前に入っていこうと思っていて、自分のところにきて触るだけだった。今までプリンスリーグとかも試合に出ているけど、結果を残せていなかったので、このJユースで結果を残して勝つことができているので、調子はいいと思うので、これからも結果を残していきたい。

レポート

1回戦でジェフ千葉U-18に逆転勝利をおさめた川崎フロンターレU-18は、Jユースカップ2回戦で昨年の優勝チーム・鹿島アントラーズユースとアウェイで対戦した。序盤からシンプルにロングボールを放り込んでくる鹿島に押し込まれる展開の中、7分に与えたコーナーキックがゴール前の競り合いでコースが変わりゴールへと吸い込まれるが、これは相手選手のファウルでノーゴール。徐々に前線でボールを保持できるようになり、8分右サイドMF岸晃司がクロスをあげるもクリアされてしまう。14分、セットプレーの折り返しから決定的な場面を作られるが、GK名良橋拓真のファインセーブで得点を許さない。すると16分に中央のMF三笘薫から右サイドへ展開、オーバーラップしてきたDF武田太一の低いクロスボールにMF渡邉啓太郎がスライディングで押し込み、フロンターレが先制点をあげる。23分、中央狭いエリアで三笘薫と岸晃司のパス交換からFW瀬川ヤーシャへつなぎ、シュートを放つも相手GKにセーブされる。36分には、中央で岸晃司がボールを受け左サイドのDF島崎竜へ、コースを狙い澄ましてミドルシュートを放つがこれは惜しくもクロスバーに弾かれゴールならず。その後も鹿島はロングボール中心の攻撃を仕掛けてくるが、キャプテンのDF長谷川隼、DF伊従啓太郎を中心に跳ね返し、前半は1-0のままフロンターレリードで折り返す。ハーフタイムに今野章監督から、相手のロングボールへしっかり反応すること、セカンドボールをしっかりプレーにつなげるとの指示を受け再びピッチへ。後半立ち上がりの47分、右サイドで突破を許しクロスを頭で合わされるが、わずかにクロスバーを越え肝を冷やす場面もあり、前半同様に押し込まれる展開となるが、57分MF田中碧が中央をドリブルで駆け上がりシュートを放つ。これは相手GKにセーブされるが、58分このプレーでコーナーキックのチャンスを得ると、長谷川隼の上げたボールは一度はクリアされるが、こぼれ球を武田太一が豪快なダイレクトボレーでネットを揺らしリードを広げる。続く59分には左サイドの三笘薫から岸晃司へとつなぎ、最後は渡邉啓太郎がシュートを放つが枠をとらえることができない。その後は相手の怒涛の反撃を受け、右サイドからのクロスのこぼれ球をボレーで決められ1点差とされるが、最後まで集中を切らさず2-1のまま逃げ切り、昨年の優勝チームに勝利し3回戦へと駒を進めた。