2025年
新体制発表会見
コメント全文
at カルッツかわさき
2025年1月18日(土) 14:00~17:30 (13:00開場)
Photos by Ohori Suguru (Official)
2025 Kawasaki Frontale
New Season, New Powers

January 18th, 2025

Start at 14:00

at CULTTZ KAWASAKI
Kawasaki City Sports and Culture Center

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Love Kawasaki!


株式会社川崎フロンターレ
代表取締役社長
吉田明宏Yoshida Akihiro
皆さん、こんにちは。
本日は2025新体制発表会見に、このような多くのファン・サポーターの皆様にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。またオンライン配信でも多くの方にご視聴いただいております。心より感謝申し上げます。
川崎市様、カルッツかわさき様、そして第1部で「音楽のまち・かわさき」らしいすばらしい演奏をご披露いただきました洗足学園音楽大学、昭和音楽大学の皆様、それから堤理事長(川崎信用金庫)率いるMARUKADOの皆様、本当に元気をいただきました。ありがとうございました。
今シーズンは皆様すでにご存じのとおり、8年ぶりに新監督を迎える我々にとって新たな節目となるシーズンでございます。3年前、私が社長に就任したシーズン、このカルッツでの新体制発表会見でもお話ししたとおり、クラブのミッション、ビジョン、バリュー、そしてスローガンをあらためてクラブに関係するすべての皆様と共有させていただきたいと思います。
私たち川崎フロンターレのミッションは「スポーツの力で人を、この街を、もっと笑顔に」です。これは揺るぎない、クラブが大切にしている使命、そして存在意義を表しています。そしてこのミッションを実現するため「市民・地域に愛され、親しまれ、誇りとなるクラブ」を目指しています。
そのために4つのバリュー、「Challenge」「Hospitality」「Togetherness」「Entertainment」、これらを大切にしていきます。
そしてスローガンですが「FOOTBALL TOGETHER」。これはすべての人と共に歩む私たちの信念を表しています。川崎の皆さんと共に、地域・社会と一緒になって、スポーツが生活の中に溶け込み、健康と人生における楽しさに満ちあふれた街づくりが実現できると我々は考えています。
川崎フロンターレの存在は単なるサッカークラブではなく、社会インフラとしてなくてはならない存在としてありたいと常に思っております。「共に歩む」という強い思いを込めて「FOOTBALL TOGETHER」をスローガンとして掲げてまいります。
トップチームの今シーズンの方針などについてはこのあと竹内GM、そしてお待ちかねの長谷部監督から後ほどお話しさせていただきますが、まず我々のフロンターレマインド、フロンターレメソッドについては「強いチーム、観ている人を魅了する攻撃的なサッカー」「アカデミーからトップまで一貫性のあるサッカースタイルをクラブ全体で目指す」、これは長年我々が培ってきたスタイルであり、これを継承していただき、そして新監督のもと、新しいサッカーと融合させたチームを作ってまいります。
私も昨日まで沖縄キャンプを視察してまいりました。今シーズン新たに加わった監督だけではなく、コーチも新しくなりました。新しい選手も加わりました。そして今年もフロンターレに残って「やるぞ!」と言ってくれている若手からベテランの選手まで、練習内容が新しくなって化学反応が起こっているなと実感しました。
今後、開幕戦に向けてどのようにチームが仕上がっていくのか、本当に楽しみです。ぜひ期待していただきたいと思います。
そして、トップチームの目標。これはもう明確です。Jリーグ王座奪還。そして悲願のアジアタイトル獲得です。まずは2月から再開するACLエリートのリーグステージを確実に突破して、皆さんと一緒にサウジアラビアに向けてクラブ一丸となって戦ってまいります。
続いて事業面についての取り組みを少しご説明させていただきます。
2026年から秋春制にシーズン移行します。国際大会のレギュレーションも変わってきています。そして我々フロンターレにとっても「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu」の球技専用スタジアムへの改築、こういった我々を取り巻く環境も大きく変化していきます。こういった事業環境の変化を大きなチャンスとすべく、2030年に向けた中長期の事業目標と計画を昨年策定いたしました。
まず目標ですが「川崎を起点に世界に通用するJリーグクラブとしてACLE優勝・クラブワールドカップへ出場し、日本・アジアのサッカーを牽引する」、そういう存在になるということをクラブの目標にしています。
この目標を実現すべくチームの強化や事業規模を拡大するために、いくつかの戦略・施策を掲げていますが、やはりその中で大切なことは、私たち川崎フロンターレと共に歩む仲間を増やし、人を、この街を、もっともっと笑顔するということだと考えています。
本日は現在取り組んでいる事業活動について、いくつかお話しさせていただければと思います。
より幅広い世代のファン、サポーターの皆様に向けてYouTubeやX、Instagram等、情報発信を今まで以上に拡充してまいります。
現在FRO CAMとしてACLエリートの戦いに密着したYouTubeをお届けしていますが、監督、選手、スタッフの素顔、プライベートな一面を垣間見られると好評をいただいております。こういった監督や選手たちの動画であったり、選手が「推し」と感じている川崎の街の魅力、地域の魅力についての動画や、パートナー企業様の製品やサービスを使用した感想をリアルに伝える動画、こういったものを増やしていきたいと思っています。
これまでのプログラムを一部改編して新たなサービスのスタートを間近に控えていますので、ご期待いただければと思っております。
次に海外クラブとの提携です。
フロンターレは近年、数多くの日本代表選手を輩出しております。これによって私たちのアカデミー世代の育成、トップチームの強化、こういった実績が海外クラブから高い評価を得て、クラブ間同士の提携のオファーをいくつかいただいております。どこのクラブかはまだお話しできませんが、提携は形だけにならず、選手強化、育成のみならず事業面でもチャンスを広げて、クラブの持続的な成長につなげていけるような、そんな提携にしっかりとしていきたいということで現在交渉を進めているところでございます。今シーズン中には具体的な内容を皆さんにお知らせできたらと思っております。
3つ目としてお話ししておきたいのは、我々川崎フロンターレの社内の制度改革についてです。
これまで我々スタッフはクラブを強くするため、地域の皆様に愛していただくため、この30年間ひたすら走り続けて現在のクラブを築いてくれました。その一方で社内の制度については残念ながら見直しされぬままになった部分もあり、時代にそぐわない部分も正直あるかと思っています。
ここ数年で事業スタッフも大きく若返りました。若い彼らが最大限に能力を発揮できる職場、魅力的で働きやすい職場、多様性を大事にしながら2030年、その先の未来に向けて、より強固な経営基盤を築き持続可能な成長を実現してまいります。
最後に、この川崎の地で皆さんにとって身近にあり、日々ご利用いただいているフロンタウンについてもひと言お話しさせていただきます。
本日この会場のすぐ目の前にある富士見公園です。フロンターレが設計と運営に関わらせていただき、昨年10月に無事リニューアルオープンすることができました。
約8,000㎡の緑豊かな芝生広場、それから大型複合遊具やインクルーシブな広場。まさに地域の皆様にスポーツや交流の場を提供できるすばらしい施設であります。みなさん、ぜひお立ち寄りいただければと思っております。
それでは毎年最後にお披露目してきたキャッチフレーズについてですが、今年からはシーズンごとにキャッチフレーズを設定することはせず、スローガンである「FOOTBALL TOGETHER」に統一させます。
このスローガンを大切にして皆さんと共に歩んでまいります。
そしてタイトル奪還、悲願のACLE制覇を目指して「FOOTBALL TOGETHER」。
皆様、今シーズンもどうぞよろしくお願いいたします。


株式会社川崎フロンターレ名誉会長
川崎フロンターレ後援会会長
川崎市長
福田紀彦Fukuda Norihiko
皆さんこんにちは。福田紀彦です。毎年「福よ、来い」が流れてドアの向こうで待っているのが一番緊張するんです。選手でもないのにどういう顔で出て行ったらいいんだろうというドキドキ感があるんですけど(笑)。今年もすごく緊張しました。でも、あたたかい拍手で迎えていただき、本当にありがとうございます。そして、いつもみんなでフロンターレを応援できていることを、本当にうれしく誇りに思っています。
昨年は市制100周年ということでフロンターレ、クラブとしてもそうですし、ここにお集まりのファン・サポーターの皆さんに大いに川崎市を盛り上げていただきました。本当にありがとうございました。そして、まだ(3月末まで)年度が続いているので、もう少し100周年事業があるので、皆さんのご協力で川崎市を盛り上げていただきたいと思っています。
実はこの会場(での新体制発表会見)が3年ぶりだということで思い出したんですが、少し多摩川のほうに行ったところに「川崎宿」というのがあったのを皆さんご存じでしょうか。東海道の品川宿の隣に川崎宿ができたのが402年前で、一昨年がちょうど400周年でした。日本一の街道で、人々が入ってきたり出て行ったり、そういう宿場文化が400年経ってもまだ続いているんだと僕は思っています。ですから新しい人が入ってくるときは、いつもウェルカム。そして出ていくときも、これからもよろしくね、と。そのスピリットがこの川崎には根付いていて、フロンターレはそれを体現していると思っています。
鬼木監督が去られる際に、ブーイングなしにやってきた唯一無二のクラブだと、誇らしいと言っておられました。ぜひこの伝統を私たちは大切にして、今回新しく加入される長谷部監督や選手を温かく迎えて、そして寂しいですけど、残念ながらクラブを去った皆さんもこれからもよろしくね、というフロンターレスピリットを今シーズンも大切にしていきたいと思います。今年もみんなで心を一つにして長谷部監督のもと、また市制101年目の新しい100年を作っていくスタートの年に新しいフロンターレと一緒に歩みを進めて、強いフロンターレをみんなで作っていきたいと思っています。皆さん、今年もどうぞよろしくお願いします。
Backstage

Fanfare!

New Powers!

New Powers!

New Powers!

New Powers!

Takeuchi!

川崎フロンターレ 強化本部長
竹内弘明Takeuchi Hiroaki
皆さん、こんにちは。強化本部長の竹内です。
まずは日頃より川崎フロンターレに本当に熱いサポートをしていただき誠にありがとうございます。
昨シーズンは序盤からなかなか波に乗り切れず、ACLではラウンド16での敗退、リーグ戦では8位という結果になりました。シーズン中は難しい時間もありましたが、それでもシーズン終盤は鬼木監督のもとでフロンターレのプライドを持って、最後の最後まで諦めることなく、今シーズンにつながるすばらしい戦いをしてくれました。
先ほど社長の吉田からも話があったように、クラブとしては8シーズンぶりに新しい監督を迎えての戦いになります。今年は長谷部新監督のもとでACL、クラブの歴史を塗り替えたい。そして国内のタイトル、狙えるものはすべて狙いたいと思っております。
長谷部監督にこのクラブを任せたいという決断をしてから、これまで数多くのミーティングなどで長谷部さん、シゲさんと呼んでもいいですかね。シゲさんと数多くの話をしてきています。責任感や判断力、これはもちろんですが、緻密でありながら柔軟性もあって、先ほどのようにとてもユーモアもあります。私はとても気さくな監督だなと思っております。
だいぶ昔の話になりますが、私もシゲさんと一緒にフロンターレで戦いました。そのときと比べて、人としての深みや厚みが増したと思っております。
長谷部監督は、このフロンターレのことをとてもリスペクトしてくれています。私はまた違った形で新たな風をシゲさんが吹き込んでくれると思っております。この新しい風を上昇気流に変えていくという意味でも、チームがひとつになって戦うことが何より大事だと思っております。
そして今シーズンはコーチングスタッフも大きく変わりました。すべてのスタッフをここで紹介するとけっこう時間がかかってしまうのでできないですが、福岡から長谷部監督とともに樋口コンディシニングコーチ、そして中嶋コーチが来てくれました。監督の思考や戦術の浸透を図りつつ、個性を発揮してほしいと思っております。
アカデミーからはフロンターレの基準を知り、指導経験も豊富な長橋ヘッドコーチ、佐原コーチ、吉田コーチが加わりました。日々のトレーニングの中で高い基準を持って、質にこだわって、熱く指導してほしいと思っています。
そして大黒コーチです。大黒コーチは攻撃構築のところ。とくに得点を奪いきるというところに非常に定評のあるコーチです。新しいスタッフ、既存のスタッフがシゲさんの下で個性を発揮してくれれば、本当に面白いチームになると私は思っております。
今シーズンの戦い方として、長谷部監督は戦力に応じたスタイルを採用し、チームの最大限の力を発揮させ、勝ちにこだわり勝点を積み上げることに長けた監督だと思っております。
攻撃、守備、切り替え、すべてにおいて妥協を許さず、チーム作りができる方。勝負にこだわりながらも相手陣内で攻守で圧倒する。そんなサッカーをしてくれると私は期待しております。
そして今年の編成ですが、クラブとしては昨シーズンに能力の高い選手を獲得しています。彼らが今シーズンはよりフロンターレに順応し、そして戦力化するだろうと想定しながら編成を進めてきました。
また同時に「新生フロンターレで戦いたい」「このクラブでもう一度タイトルを獲りたい」という選手が多く残ってくれました。私はこういった、クラブのために、フロンターレのためにという熱い思いを持った選手と一緒に戦うことが、結果を求める上でも何より重要だと思っております。
そして既存の選手にプラスして攻撃でプラスアルファを加えてくれる選手。そして有望な新人の選手を加入させ、既存戦力のベースアップを図ることで編成を進めてきました。
ここからは私のほうで簡単ですが新加入選手たちを紹介したいと思います。
後ほどたっぷり話が聞けると思いますので、私からは簡単に紹介したいと思います。
まずは今日来られてないですが、ポジション順に、GKのイ クンヒョンです。彼は韓国の輔仁高校という名門から、韓国チームの数あるオファーを断ってフロンターレで勝負したいということで来てくれました。身長は194センチ。いまでも伸びているみたいです。敏捷性もあって本当に楽しみな選手です。早くケガを完治させて、ソンリョンの下で多くを学んでほしいと思っております。
続きましてDFの神橋良汰です。彼はアカデミー出身で、早稲田大学を経てフロンターレに帰ってきてくれました。彼も193センチと高さがあり、左利きでスケールの大きいプレーが特徴です。早く等々力でプレーする姿を見たいと思っています。
そしてDFの土屋櫂大です。アカデミーからトップ昇格を果たしました。アンダー世代ではすでに日本を代表するDFに成長してくれました。トップの強度に慣れさえすればデビューのチャンスも近いと思います。
そしてDF野田裕人です。静岡の名門、静岡学園から来てくれました。俊足で攻撃センスが光るサイドバックです。彼も攻守において存在感を発揮できれば、デビューは近いと思っています。
そして新加入ではないですが、期限付き移籍から帰ってきたMF大関友翔。彼にも期待したいと思います。
そして今年の冬、唯一の移籍選手となりましたFW伊藤達哉です。彼は高校を卒業してドイツでプロキャリアをスタートしています。今回Jリーグ初挑戦、日本での挑戦を選んでくれました。キレのあるドリブルとスピードを生かした縦へのチャレンジ。クラブとしては何よりチャンス構築と得点のところに大きく期待しております。
次にアカデミーの話をしたいと思います。
私はアカデミーの成長と発展がクラブを強くする意味でも、安定的な戦力を維持するうえでも生命線だと思っています。また日頃のチーム作りでも、トップからアカデミーまで一貫したサッカースタイルで強化、育成することが何より大事だと思っています。
アカデミーにもすばらしいコーチ、すばらしい選手たちが在籍していますので、トップ同様熱い支援と応援をよろしくお願いします。
最後になりますが、チームだけではなくここにいらっしゃるサポーターの皆様、そして川崎の皆さん、フロンターレを応援してくれるすべての皆さんと共に戦いたいと思っております。
そして試合を観にきてくれるフロンターレファミリーの皆さんが、感動する、喜んでくれる、そんな試合をみんなで見せたいと思っています。
今シーズンも皆さんと共に全力で戦っていきますので、熱い声援のほどよろしくお願いします。1年間一緒に戦っていきましょう。
He’s back!

He’s back!

Shige-san!

Shige-san!


川崎フロンターレ 監督
長谷部 茂利Hasebe Shigetoshi
今季、監督を務めます長谷部茂利です。どうぞよろしくお願いいたします。
社長、GMをはじめ、私、選手、もちろんスタッフも、皆さんと一丸となって戦っていきたい、挑んでいきたいと思います。
目標は社長、GMが皆さんに伝えた通りで、そこに挑んでいくのですが、簡単でないことは重々承知しています。ただそこにトライするべく選手が集まっているし、スタッフもいるし、ファン・サポーターも揃っているし、(目標を)実現したいなと考えています。以上です。
Back Stage

Back Stage

皆さん、こんにちは!
静岡学園高校から来ました野田裕人です。
ニックネームは野田か、のっちゃんだったり、ヒロトからヒロと呼ばれることが多いので、ぜひ呼んでほしいなと思います。自分はサイドバックで、対人守備や攻撃参加をして得点やアシストでゴールに関わるプレーが特徴なので、見てほしいです。
先日行われた全国高校サッカー選手権大会では、応援ありがとうございました。等々力のピッチでPKを外してしまい、個人としてはすごく悔しい大会となりましたが、必ず等々力のピッチでリベンジをしたいと思っています。そして等々力でPKの機会があれば、必ず決めます!
最後に、川崎フロンターレのために自分のもっているものすべてを懸けて戦います。応援よろしくお願いします。