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対戦内容

サテライト
2007シーズン
第4節
vs.ザスパ草津

日時：2007年07月08日（日）14：00キックオフ　会場：草津町本白根第3グラウンド

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2007 サテライト第4節 vs.ザスパ草津：開催データ
入場者数	天候	気温	湿度	ピッチ状態	試合時間
800人	曇、無風	19.3℃	70％	良芝、乾燥	90分
コミッショナー	主審	副審	副審	第4の審判員	記録員
	飯田淳平	新井智也	沖園英次郎	サマンアンヘル	加地真也
─		─		2007シーズン対戦記録
─		─		第1節（ホーム）／第4節（アウェイ）

川崎フロンターレ［アウェイ］	チーム	［ホーム］ザスパ草津
2	0 前半 1 2 後半 0	1
高畠勉	監督	木村直樹（コーチ）
7 > 10	勝点	3 > 3
黒津勝　77分黒津勝　87分	得点者	44分　奥山卓廊

選手名	番号	シュート数			ポジション	シュート数			番号	選手名
選手名	番号	45	90	計	ポジション	計	90	45	番号	選手名
相澤貴志	21	0	0	0	GK	0		0	21	常澤聡
飛弾暁	18	0	2	2	DF	0	0	0	16	山本拓弥
大久保将人	32	0	0	0		0	0	0	4	田中淳
薗田淳	33	0	0	0		0	0	0	3	尾本敬
鈴木達矢	25	0	0	0		0		0	15	有村直紀
養父雄仁	20	1	0	1	MF	1	0	1	13	マーロン
河村崇大	6	0	0	0		1	0	1	30	長部雄大
田坂祐介	35	1	1	2		3	2	1	7	高田健太郎
西山貴永	31	0	0	0		0	0	0	6	藤本雄基
黒津勝	7	2	3	5	FW	2	1	1	20	奥山卓廊
都倉賢	27	0	1	1	FW	2		2	14	佐藤正美

GK／植草裕樹	22				SUB	0	0		1	GK／濱田雄也
DF／吉田勇樹	37					0	0		2	DF／寺田武史
MF／木村祐志	30		1	1		0	0		25	MF／二瓶翔太
MF／杉浦恭平	34		0	0		0	0		18	MF／木下雄貴
FW／田中翔大	38					1	1		19	FW／後藤涼

経過	番号	得点選手	分	得点経過	分	得点選手	番号	経過
PK　7　左足S	7	黒津勝	77		44	奥山卓廊	20	左　16　CK　↑　中央　20　ヘディングS
中央　7　〜　右足S	7	黒津勝	87
［得点経過の記号の意味］〜：ドリブル、→：グラウンドパス、↑：浮き球パス、S：シュート

OUT	→	IN	分	交代選手	分	IN	←	OUT
31 西山貴永	→	30 木村祐志	63		45	1 濱田雄也	←	21 常澤聡
20 養父雄仁	→	34 杉浦恭平	81		45	2 寺田武史	←	15 有村直紀
	→				45	19 後藤涼	←	14 佐藤正美
	→				76	18 木下雄貴	←	13 マーロン
	→				85	25 二瓶翔太	←	7 高田健太郎

警告・退場
選手名／理由	分
C1 20 養父雄仁	28
C1 31 西山貴永	39
C2 35 田坂祐介	40
C3 18 飛弾暁	49

45	90	計	データ	計	90	45
4	8	12	シュート	10	4	6
9	5	14	GK	8	5	3
3	3	6	CK	7	6	1
9	15	24	直接FK	17	7	10
1	0	1	間接FK	6	3	3
1	0	1	オフサイド	4	2	2
0	0	0	PK	0	0	0

警告・退場
分	選手名／理由
38	C2 16 山本拓弥
75	C1 4 田中淳

注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。
注2:＊はハーフタイムなどのインターバル中、あるいはPK戦中を意味する。

警告理由: C1=反スポーツ的行為　C2=ラフプレイ　C3=異議　C4=繰り返しの違反　C5=遅延行為　C6=距離不足　C7=無許可入　C8=無許可去
退場理由: S1=著しく不正なプレイ　S2=乱暴行為　S3=つば吐き　S4=得点機会阻止（手）　S5=得点機会阻止（他）　S6=侮辱　CS=警告2回

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サテライトリーグCグループ第5日・ザスパ草津戦。アウェイの会場となる草津町本白根第3グラウンドは、標1200メートルの高地にあり気温は20度程度。じっとしていると肌寒さを感じるスタジアム。14:00キックオフ。

フロンターレのスターティングメンバーは、都倉と黒津の2トップ、右サイドに田坂、左サイドに西山。河村と養父のコンビが中盤センターを務め、最終ラインは鈴木-薗田-大久保-飛弾、GK植草。フォーメーションは4-4-2。立ち上がりから積極的にプレスをかけて試合のリズムを取る草津。両サイドの選手が高い位置をとり、ボールを奪うとタテへの早いパス回しでゴールを狙う。8分、フロンターレの攻撃。鈴木が自陣でインターセプト。ドリブルをしかけて右サイドへ展開。しかし、田坂のクロスは惜しくもゴール前に合わず。13分には速攻から田坂がドリブルで相手を抜き去り折り返し。ゴール前に黒津詰めるが、シュートはブロックされる。さらに草津陣内で田坂がボールカット。パスを受けた黒津が強引にDFを抜き去りシュートを放つが、これもバーに当たり外れる。17分にもコーナーキックのチャンスを得るが。養父のキックに合わせた大久保が豪快なダイレクトボレーでゴールを狙うが、うまくフィットせず。左右に振ってサイドを中心に攻撃狙うが、ラストパスをはね返される展開が続く。35分、カウンターから決定的なチャンス。都倉のボールキープから3対2の数的有利の場面を作るが、この決定機も決めきれず。河村、GK植草を中心に声をかけ合いながら守っていたフロンターレだったが、前半終了間際、ゴール前で草津FWとGK植草がクロスプレーで交錯。植草が負傷して治療した後、しばらくのインターバルがあっての草津のコーナーキック。このロスタイムのセットプレーをFW奥山にヘッドで決められ、先制点を許してしまう。草津がやや試合を押し気味に進めて0-1で前半を折り返した。

川崎フロンターレ監督：高畠勉

※公式発表なし

ザスパ草津監督：木村直樹（コーチ）

※公式発表なし

後半はフォーメーションを3バックへとシフト。河村が最終ライン中央に下がり、右に大久保、左に薗田。養父と鈴木のダブルボランチとなり、飛弾が左アウトサイド、田坂が右アウトサイド。都倉のワントップの背後から西山と黒津が飛び出していく3-4-2-1へとチェンジ。46分、後半立ち上がりにゴール前に危険なボールが入るが、GK植草が果敢に飛び出しピンチをしのぐ。草津に危ないシーンを作られゴール前でしのぐ展開が続くが、徐々にフロンターレが試合の主導権を握る。54分、西山がドリブルをしかけて右サイドから中央へと切れ込みラストパスを送るが、中に入ってきた養父には届かず。55分、飛騨→西山→田坂ときれいにパスがつながるが、相手GKが飛び出し田坂はシュートを打てず。56分、左サイドからのフリーキックのチャンスに、横に流したボールに走り込んだ飛弾が強烈なミドルシュート。GKのはじいたボールを大久保が押し込むが、これは惜しくもオフサイドの判定。59分、速いリスタートから西山のロングパスを受けた飛弾が左サイドからクロスを入れるが、惜しくもブロックされる。61分、速いリスタートから人数をかけて押し込み、右サイド田坂のクロスからゴール前で混戦。このなかから黒津がシュートを放つが、ここは草津DFが体を張ってブロックされる。63分、西山に代えて木村がピッチへ。67分、木村が右サイドを突破し、切り返して左足でクロスを入れるが、これはゴール前でファールをとられる。68分、都倉を経由し、ダイレクトで崩しをかけて左サイドに流れた養父からクロスが入るが、ここもゴール前には合わず。69分、中央からのフリーキック。木村が直接狙ったシュートはクロスバーをかすめて外れる。フロンターレが押し気味に試合を進めながらゴールを奪えない状況が続くなかで迎えた75分、田坂のスルーパスに走りこんだ黒津がスピードを生かして最終ラインを突破。たまらず草津DFが黒津を倒してPKを得る。77分、キッカーは黒津。落ち着いてシュートを右上に決めて、ようやく同点に追いつく。（1-1）　81分、養父に代えて杉浦がピッチへ。その杉浦がカットしたボールをつないで左サイドへ展開。飛弾が左サイドからミドルシュートを放つが、これはゴール上へと外れる。試合はロスタイムへと突入。攻勢をかけるフロンターレは連続して決定機を作り、ラストチャンスで木村のインターセプトから黒津がドリブルをしかけ、グラウンダーの強烈なミドルシュートを放ち、勝ち越し。（2-1）

立ち上がりこそやや戸惑いが見られたフロンターレだったが、後半にラッシュをかけて逆転。黒津の2ゴールで勝利を挙げた。

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［総評］

前半うちの選手のポジションの絡みで4-4-2でスタートしたが機能せず。後半本来の3バックの3-4-3に変えました。前半ディフェンス面でやられる感じはなかったが、攻撃の方でもうひとつ、うちの本来のボールをつないで中盤を作ってという形ができなかった。後半修正して、後半の方がボールが動いて本来の攻撃の形と言うのが出来たかなと思います。失点は気にせず後半しっかり自分達のサッカーをして逆転しようと送り出して、結果逆転できたことはよかったです。サテライトでやってきて、4枚でも3枚でもイメージ通りの働き、もちろん相手との関係で機能する、しないはあるが選手たち自身は役割を理解した上でやってくれているのかなと思います。

［質疑応答］

── 久しぶりの出場の植草選手について

接触プレーで痛んだところがあって心配したが、後ろからコーチングして最後の砦としてしっかり存在感を表してくれました。逆転勝ちというこういう形は自信につながると思う。今後にいかしていって欲しい。

── サポーターへ

かなり移動に時間のかかるこの場所までたくさん来て頂き、大変心強かったです。逆転で勝点3をプレゼントできてよかったと思います。サテライト残り2試合も応援よろしくお願いします。

ザスパ草津監督：
木村直樹（コーチ）

※公式発表なし

── 試合を振り返って

環境の違いは全然問題ない。最初はFWとMFとDFの間隔が空きすぎて前の2人が孤立していて、相手のプレスも厳しくて蹴ってきたので。後半はフォーメーションが変わってからはみんなやりやすくなった。最終的には取れた。危なかったが負けて4時間かけて帰りたくなかった。同じことをどこでもやるだけ。

── 試合を振り返って

最後に逆転でき、勝てたということはよかった。相手が前から頑張ってくるチーム、前半はそれにあわせてしまった。後半は逆に自分達から前にという意識を出せたので結果につながった。ボールが回るようになったし、ボールが持てて回るとリズムが出来る。みんなが決まりごとをしっかり守った中で、自分達の個性を出すというやり方。システムの変更もうまく対応できていたと思う。

── 試合を振り返って

相手の早いプレスに戸惑って思い通りにできなかった。後半はやれたけど、もっと高いレベルを想定してプレーしないと上では通用しない。もっと練習します。

── 試合を振り返って

最初から集中し、いい形で入れた。ディフェンスラインとは声を出し合って対応できたと思う。ただ、悪い時間帯にもう少し集中しなくて。1失点のところは僕が負傷して治療後のコーナーキック。チームとして、ああいう場面は改めて集中し、シメていかなければいけなかった。全体的には落ち着いてできた。次につながればと思う。

── 試合を振り返って

トップ下に入った。負けていたので点に絡むようにと言われた。前半、チームとしてタメが出来ていなかったので、ボールを受けて、しっかり持ってタメを作りながらも、どんどんさばいていこうと思っていた。役割がハッキリしていたし後半はよかったと思う。ただ、個人的には正面のFKを外してしまった。これで負けたらと、あそこで決めておけばと焦った。もっと練習しなくては。

── 試合を振り返って

最初は4バックは走られる相手にうまく対応できなかった。サイドを動かさないで2バックみたいなのできつかった。後半ははまってやりやすくなった。でもどんな形でも対応できるようにならなきゃいけない。危なかった。とりあえず勝ててよかった。

── 試合を振り返って

相手の右サイドの選手がFWのように張っていたし、左サイドの選手も前に出てくるので、4トップのような布陣だった。前半は4バックでマークにつきにくかったので、みんなと話し合いながら進めていた。後半は3バックになってマークのつき方がはっきりしたので、試合運びが楽になった。高畠コーチの采配が当たったのかなと。個人的には試合中、何度もカワムさんに注意されるところがある。ここで満足しないで次につなげていきたいし、満点と言えるような試合はまだまだ先のことだと思っています。