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2005 / file19

藤枝名物・サッカーエース最中!

向島 建
Mukojima,Tatsuru

1966年1月9日静岡県生まれ。静岡学園高-国士館大-東芝を経て1992年清水エスパルス入団。1993年Jリーグオールスター戦出場。1997年川崎フロンターレへ移籍。以来2001年の引退まで要衝としてチームを支える。2002年から川崎フロンターレフロントスタッフ。2003年にはフットサル日本代表候補に選出。「SUKISUKI!フロンターレ(iTSCOM)」やサッカースクール・サッカー教室・講演・フットサル解説など川崎のサッカー伝道師として多方面で活躍中。

最近スカウト業務で全国を飛び回る生活をしているが、私の生まれ育った故郷である藤枝市にも行く機会が増えた。

藤枝市は、2002年W杯の時、セネガルチームのキャンプ地としても使用され、藤枝にもいい芝の競技場が増え、今では高校生の試合が頻繁に行われている。

藤枝に帰郷した際、お土産は一般的に静岡で有名な「お茶」であったり「うなぎパイ」が無難なところだ。しかし、藤枝にも自慢できるサッカーに関係するお土産があったことを思い出した。それは「サッカーエース最中!」だ。サッカーボールの形をしていて中には粒あんが入っているが、とにかくボールの形が妙に美しくリアルで珍しい。

みんな食べるのが「もったいない!」と、話すくらい良くできていてかわいい最中だ。子供の頃から藤枝にあった名物で県外から来たお客さんに、このサッカーエース最中を持たせてあげたり、サッカーの試合で来た人が話のネタに買っていくことも多かった。

藤枝市は昔からサッカーの街と言われるほどサッカーが盛んで、特に藤枝東高校が強くて有名だったこともあり、このお土産ができたことは納得できる。ここで生まれ育った私にとっての自慢の逸品である。

川崎市には、我らが川崎フロンターレというJチームが存在するが、今後、日本代表選手は勿論、J1でタイトルを奪取し、川崎市といえば川崎フロンターレ、川崎市といえば「サッカーの街!」と言われるようになりたい。いやならなくてはいけない!そして「藤枝名物・サッカーエース最中!」があるように、川崎にもサッカーにちなんだ名物が是非できることを願っている。
「川崎名物・サッカー○○○○!」創造してみて!面白いかも・・・

2005年07月26日 向島 建

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