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SEASON2019

決勝

vs.北海道コンサドーレ札幌

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日時:2019年10月26日(土)13:05キックオフ 会場:埼玉スタジアム2002

試合終了

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試合終了

  • エンブレム

    川崎フロンターレ

  • 3

    11
    11

    01
    10

    54

    3

  • 北海道コンサドーレ札幌

    エンブレム

2019 J LEAGUE YBC LEVAIN CUP
vs.CONSADOLE SAPPORO

2019 YBCルヴァンカップ 決勝 vs.北海道コンサドーレ札幌:開催データ
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態
48,119人 晴、弱風 25.4℃ 70% 全面良芝、水含み
試合時間 コミッショナー 主審 副審 副審
120分 平山 博光 荒木 友輔 山内 宏志 平間 亮
追加副審 追加副審 第4の審判員 記録員  
岡部 拓人 佐藤 隆治 相樂 亨 大塚 重徳  

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公式記録OFFICIAL MATCH RECORD

川崎フロンターレ チーム 北海道コンサドーレ札幌
3

1 前半 1
1 後半 1
0 延前 1
1 延後 0
(5 PK 4)

3
鬼木 達 監督 ミハイロ ペトロヴィッチ
─ > ─ 勝点 ─ > ─

阿部 浩之 45+3分
小林 悠 88分
小林 悠 109分

得点
選手/時間

10分 菅 大輝
90+5分 深井 一希
99分 福森 晃斗

選手名
シュート数 ポジ
ション
シュート数
選手名
4590EXEX9045
新井 章太 210000 GK 0000 25 ク ソンユン
登里 享平 21001 DF 00003 進藤 亮佑
山村 和也 341012 000020 キム ミンテ
谷口 彰悟 50101 21015 福森 晃斗
車屋 紳太郎 70000
田中 碧 251001 MF 0 0019 白井 康介
大島 僚太 101001 000027 荒野 拓馬
脇坂 泰斗 2832 5 10108 深井 一希
家長 昭博 410112 30124 菅 大輝
阿部 浩之 830 3 10019 鈴木 武蔵
210118 チャナティップ
レアンドロ ダミアン 931 4 FW 2 02 48 ジェイ
 
GK/チョン ソンリョン 1       0 SUB 0       1 GK/菅野 孝憲
DF/奈良 竜樹 3       0 0 0     2 DF/石川 直樹
DF/マギーニョ 26     0 0 2 2 0   7 MF/ルーカス フェルナンデス
MF/下田 北斗 22       0 0 0     23 MF/中野 嘉大
MF/長谷川 竜也 16     0 0 0       26 MF/早坂 良太
MF/中村 憲剛 14   0 0 0 2 0 2   11 FW/アンデルソン ロペス
FW/小林 悠 11   1 2 3 0       13 FW/岩崎 悠人
経過
得点選手 得点経過 得点選手
経過

左 CK 28 ↑ 中央 9 ヘディング 8 左足S

8 阿部 浩之 45+3 10 菅 大輝 4

右 19 ~ ↑ 中央 相手DF クリア 4 右足S

中央 25 → 10 ↑ 11 左足S

11 小林 悠 88 90+5 深井 一希 8

右 CK 5 ↑ 中央 8 ヘディングS

中央 相手DF ヘディング クリア 34 左足S 11 左足S

11 小林 悠 109 99 福森 晃斗 5

中央 直接FK 5 左足S

[得点経過の記号の意味]〜:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート


キッカー
PK戦
キッカー
11 小林 悠 アンデルソン ロペス 11
34 山村 和也 鈴木 武蔵 9
14 中村 憲剛 深井 一希 8
7 車屋 紳太郎 × ルーカス フェルナンデス 7
41 家長 昭博 × 石川 直樹 2
16 長谷川 竜也 × 進藤 亮佑 3
OUT IN 交代選手 IN OUT
28 脇坂 泰斗 14 中村 憲剛 64 58 11 アンデルソン ロペス 48 ジェイ
9 レアンドロ ダミアン 11 小林 悠 73 73 7 ルーカス フェルナンデス 19 白井 康介
8 阿部 浩之 16 長谷川 竜也 91 106 2 石川 直樹 5 福森 晃斗
10 大島 僚太 26 マギーニョ 100 117 23 中野 嘉大 4 菅 大輝
警告・退場
選手名/理由
S5 5 谷口 彰悟 96
C1 41 家長 昭博 115
  
  
  
  
45 90 EX データ EX 90 45
13 6 4 23 シュート 15 4 4 7
5 8 0 13 GK 11 1 5 5
3 5 2 10 CK 6 3 1 2
2 9 5 16 直接FK 6 2 3 1
0 1 2 3 間接FK 3 0 2 1
0 1 2 3 オフサイド 3 0 2 1
0 0 0 0 PK 0 0 0 0
警告・退場
選手名/理由
88 C1 4 菅 大輝
  
  
  
  
  

注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。
注2:*はハーフタイムなどのインターバル中、あるいはPK戦中を意味する。

警告理由
C1 = 反スポーツ的行為 C2 = ラフプレイ C3 = 異議 C4 = 繰り返しの違反 C5 = 遅延行為  C6 = 距離不足
C7 = 無許可入 C8 = 無許可去
退場理由
S1 = 著しく不正なプレイ S2 = 乱暴行為 S3 = つば吐き S4 = 得点機会阻止(手) S5 = 得点機会阻止(他)
S6 = 侮辱 CS = 警告2回

前節終了時の累積警告

  • 1枚 16/長谷川 竜也
  • 1枚 17/馬渡 和彰

今節の出場停止

  • なし

スターティングメンバーLINE-UP

川崎フロンターレ
北海道コンサドーレ札幌

最近の結果と予定 RESULTS & SCHEDULE

最近の試合結果と予定
川崎   札幌
3試合前
2試合前
前節
次節
2試合後

あんたが大賞

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─試合後に掲載─

贈呈者
賞品

モバフロだけ! 試合前の選手コメントPLAYERS’ COMMENTS BEFORE THE MATCH

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川崎フロンターレ:登里 享平

しっかり勝ちに行く、そして試合が終わったときに勝っていることに集中したい。クロス対応はもちろんだが、相手がシャドーの選手がドリブルをしかけてきたとき、相手のセンターバックが前に出てきたとき後手を踏まないように。みんなで声をかけ合いながら、最終的に自分の間合いで1対1の守備ができる形に持っていきたい。チームとしては、Jリーグカップ決勝で過去4回負けている。ずっとシルバーコレクターと言われてきた。…

つづきは
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川崎フロンターレ:谷口 彰悟

あらゆることを想定して準備しないといけない。慎重というよりは、リスクを取りたくない気持ちは出ると思うが、それで弱気になるのが一番怖い。セーフティにプレーするところはセーフティにしたいが、今までやってきたところはどんな舞台でもやるというのが大事。バランスが重要だと思っている。札幌がどう出てくるかわからないが、攻撃のできるチームで、カウンターも武器に持っているチーム。守っている時も常に狙ってくると…

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川崎フロンターレ:レアンドロ ダミアン

今まで良い戦いができたことで決勝に進むことができた。今まで自分たちがやってきたことを変えることなく、自分たちの形、スタイルでやれれば結果はついてくると思っている。大事なのは、集中すること。ゲームを動かすのは、本当に細かいところなので、そこを見逃さないこと。前にいる選手はゴールチャンスがあれば、それを失わないようにチャンスを生かし切らないといけない。後ろの選手は、相手がチャンスを作ったところをど…

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川崎フロンターレ:大島 僚太

負ければ勝負弱いとまた言われるが、大会は違ってもリーグ戦では、そういう試合を勝ったからこそタイトルを取れてきたと思っている。そこはポジティブにとらえて、心の余裕として臨みたい。相手を見ながらやれればというところと、守備のところでどういうプレスをかけるかという確認は、ある程度は練習でできたかなと思っている。当日のピッチ状況や雰囲気もあるが、それを考えてやること。時間が経つにつれて、自分たちのやり…

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川崎フロンターレ:新井 章太

メンバーを入れ替えて戦った大会だし、全員で勝ち取った決勝の舞台。勝たなくてはいけないというよりは、勝ちたいという気持ちを持っていきたい。札幌の特徴は、シンプルな攻撃だと思っている。サイドチェンジであったり、クロスであったりの質が高いし、なおかつ選手の質も高い。カウンターもできるチームなので、そこは狙ってくるだろうと思っている。福森(福森晃斗選手)のセットプレーは厄介。福森も決勝でフロンターレと…

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川崎フロンターレ:田中 碧

自分はこの大会にこれまで出ていないので、この決勝で負けたら自分の責任というぐらいの覚悟でやりたい。小さい頃からこのチームでやって、ナビスコカップで負ける姿も見てきた。自分がピッチに立って、準優勝してきた過去を優勝に変えられるチャンスがあるという意味ではとても楽しみだし、必ず優勝したい。リーグと違って、勝って優勝が決まるのはトーナメントの醍醐味。試合終了の笛がなった時に優勝が決まる。サッカー選手と…

つづきは
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川崎フロンターレ:脇坂 泰斗

チームとしてこれまでカップ戦のタイトルを獲れていない。みんなでひとつになって勝ちきって、新しいフロンターレを作りたいと思っている。個人的にはワクワク感と緊張感の両方があって、楽しみな気持ちしかない。札幌は攻撃的なチームで、お互いに攻撃的なサッカーをするので、真っ向勝負をして勝ちきりたい。最善の判断をして得点につながるようなプレーをしたい。いつもとは違う雰囲気なのはわかっているので、それを感じて…

つづきは
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試合レポートMATCH REPORT

ルヴァンカップ決勝、札幌との大一番。これまで味わってきた悔しさを晴らし、クラブ史上初となるカップ戦のタイトルを手に入れたい。晴天。暖かい風が吹く埼玉スタジアム2002。13:10キックオフ。

前半THE FIRST HALF

フロンターレのスターティングメンバーは、トップにダミアン、その下に脇坂、左ワイドに阿部、右に家長、ボランチは大島と田中のコンビ、最終ラインは車屋-谷口-山村-登里、GK新井。3分、札幌の攻撃。ペナルティエリア左前からのフリーキックの場面。 福森に直接シュートを狙われるが、壁に当たり外れる。3分、福森の左コーナーキックは守備陣がクリア。4分、右サイドから崩しを狙われるが、白井には車屋が対応。5分、フロンターレの攻撃。中盤でボールを受けた大島がドリブルをしかけ、スルーパス。右サイド脇坂がゴール前に速いボールを入れるが、DFに当たりGKキャッチされる。7分、自陣からパスをつなぎ、右サイド脇坂のマイナスのボールを受けた登里が右サイドからシュートを放つが、惜しくもGKにセーブされる。8分、札幌の攻撃。チャナティップを起点にカウンターを狙われるが、守備陣が戻りながら対応。拙攻に助けられる。9分、フロンターレの攻撃。左サイドから崩しをかけ、パスワークから中央に切れ込んだ阿部がシュートを放つがゴール右に外れる。惜しい場面が続いた。迎えた10分、札幌の攻撃。直後に反撃をかけられ右サイドを突破され、折り返しの流れたボールを逆サイド菅に合わせられ先制点を奪われる。(0-1) 11分、札幌の攻撃。セカンドボールを拾われゴール前に圧力をかけられるが、守備陣がしのぐ。13分、フロンターレの攻撃。大島が左サイドからドリブルで持ち上がるが、家長へのパスはオフサイドの判定。14分、札幌の攻撃。リスタートの流れから左サイドに流され、菅にシュートを打たれるが守備陣がブロック。15分、フロンターレの攻撃。札幌の攻勢をしのぎ、ダミアンの突破からカウンターへ。ダミアンがシュート。さらにルーズボールに反応した脇坂がシュートを放つが、ゴール右に外れる。惜しい場面だった。15分、札幌の攻撃。直後に速攻を狙われ、チャナティップにループ気味のシュートを打たれるがGK新井がキャッチ。難を逃れる。17分、フロンターレの攻撃。山村がボールを持ち上がり縦パスを入れるが、田中はファールで止められる。18分、札幌の攻撃。攻勢をしのがれカウンターを浴び、右サイド鈴木武にドリブルからシュートを打たれるが田中が体を寄せシュートは右に外れる。危ない場面だった。20分、フロンターレの攻撃。細かくパスをつないで押し込み、左サイド阿部の折り返しをダミアンがフリーで合わせるがポストに当たり外れる。決定的な場面だった。20分、さらにセカンドボールを拾い、右サイド脇坂のクロスを受けたダミアンが反転。シュートに持ち込むがGK正面。惜しい場面が続いた。21分、札幌の攻撃。パスをつながれ左サイド菅にクロスを入れられるが、山村がクリア。23分、フロンターレの攻撃。パスをつないで押し込むが、ラストパスにつながらず。23分、札幌の攻撃。直後にロングボールからカウンターを狙われ、右サイドのジェイに切れ込まれシュートを打たれるが、田中が体を寄せGK新井がキャッチ。

24分、フロンターレの攻撃。脇坂の縦パスを受けた大島がタメを作り左足でミドルシュートを放つが、GKの好セーブに阻まれる。25分、左コーナーキックの場面。脇坂のボールはクリアされる。25分、セカンドボールを拾い、左サイド車屋のクロスを山村がヘッドで合わせるがゴール上に外れる。27分、右サイドから崩しをかけるが、ラストパスにつながらず。29分、右サイドから崩しをかけ、脇坂とのワンツーから登里が突破をしかけるがDFと接触し倒れるがノーファールの判定。31分、パスをつないで押し込み、登里のクロスを脇坂がヘッドで折り返すがクリアされる。32分、セカンドボールを拾って押し込み、左サイド阿部のクロスをダミアンが落とすが田中はフィニッシュに持ち込めず。32分、札幌の攻撃。直後にカウンターを受け、ジェイに右サイドからクロスを入れられるが谷口がブロック。33分、右コーナーキックの場面。福森のボールは田中がクリア。35分、フロンターレの攻撃。中盤で大島がボールカット。右サイドへ展開し家長がクロスを入れるが、ゴール前のダミアンに合わず。35分、札幌の攻撃。攻勢をしのがれカウンターを狙われるが、阿部が戻りながら対応。ピンチを未然に防ぐ。37分、フロンターレの攻撃。左サイドでパスをつなぎ崩しを狙い、脇坂がゴール前に入り込むがシュートに持ち込めず。38分、セカンドボールを拾って相手陣内に圧力をかけ、最後は大島の浮き球にダミアンが競り合うがタイミングが合わず。39分、右コーナーキックの場面。脇坂のボールはクリアされる。39分、セカンドボールを拾い、右サイドに展開。家長のクロスをダミアンがヘッドで狙うが、惜しくもタイミングが合わず。41分、札幌の攻撃。右サイド裏のスペースにボールを出されるが、白井には車屋が対応。42分、長いボールを使われ一気にゴール前にボールを運ばれるが、谷口が戻りながら対応。44分、フロンターレの攻撃。パスをつないで裏のスペースに抜け出した家長が折り返し、脇坂がヘッドで合わせるがポストに当たり外れる。こぼれ球にダミアンが詰め、さらに圧力をかけるが札幌ディフェンスにしのがれる。45分、札幌の攻撃。速攻から右サイドのジェイにシュートを打たれるが、ゴール上に外れる。アディショナルタイム2分。45+2分、フロンターレの攻撃。相手陣内でボールを奪い返し、最後は田中がシュートを放つがDFに当たり外れる。しかし、迎えた45+3分、フロンターレの攻撃。右コーナーキックの場面。脇坂のボールをファーサイド阿部がトラップ、至近距離からシュートを決め同点に追いつく。(1-1) 立ち上がりの時間帯にサイドを突破され失点。その後はフロンターレが札幌のカウンターをしのぎながらチャンスを作るが、得点につながらず。しかし、前半終了間際のセットプレーから阿部のゴールで同点に追いつき、1-1で前半を折り返した。

ハーフタイムコメントHALF TIME COMMENTS

エンブレム

川崎フロンターレ:鬼木 達 監督

後半の入り、しっかりと集中して戦うこと。攻撃からの守備の切り替えで、前から行く時と我慢する時をはっきりすること。慌てる必要はないぞ。チャンスを決めて、絶対勝つぞ!

エンブレム

北海道コンサドーレ札幌:ミハイロ ペトロヴィッチ 監督

落ち着いてプレーしよう。もっと走って戦おう。ボールを動かして、自分達の時間を多く作ろう。後半の入りは大事。集中して入ろう。

後半the 2ND half

46分、札幌の攻撃。縦パスを受けた鈴木武にドリブルをしかけられるが、守備陣が止める。47分、フロンターレの攻撃。家長が右サイドをドリブル突破。ゴール前でダミアンがパスを受けるが、シュートに持ち込めず。48分、札幌の攻撃。登里が右サイド裏のスペースにボールを入れ、家長のクロスをダミアンがヘッドで合わせるが枠に飛ばず。50分、右コーナーキックの場面。脇坂のボールはクリアされる。51分、札幌の攻撃。コーナーキックをしのがれ逆にカウンターを浴び、セカンドボールを拾われ押し込まれるが守備陣がしのぐ。54分、フロンターレの攻撃。パスをつなぎ左サイドから崩しを狙うが、ラストパスにつながらず。54分、ゴール前で阿部がボールを奪い、脇坂が左サイド深い位置から折り返すがGKにキャッチされる。惜しい場面だった。55分、札幌の攻撃。右サイドに振られるが、白井には車屋が対応。56分、フロンターレの攻撃。相手陣内でボールを奪いゴール前に圧力をかけるが、フィニッシュにつながらず。58分、右サイド裏のスペースに家長が抜け出しクロス。ファーサイドの阿部が戻し中央脇坂が合わせるが、シュートは右に外れる。決定的な場面だった。59分、右サイドから崩しをかけ家長の速いボールをゴール前に走り込んだ脇坂が合わせるが、シュートはゴール上に外れる。惜しい場面が続いた。62分、脇坂、ダミアンとのコンビネーションから家長がペナルティエリアに入り込むが、シュートはうまくミートせずGKにキャッチされる。63分、札幌の攻撃。チャナティップのアーリークロスを白井に折り返され、田中のクリアボールが札幌の選手に当たりゴールに向かうがGK新井がキャッチ。64分、脇坂に代わり中村がピッチへ。65分、フロンターレの攻撃。中村のスルーパスに抜け出した登里が右サイドから折り返すが、クリアされる。66分、さらに押し込み、中央大島がゴール前に浮き球を入れるが中村に合わず。67分、札幌の攻撃。攻勢をしのがれカウンターを浴び、アンデルソン ロペスに右サイドからシュートを打たれるがゴール右に外れる。危ない場面だった。69分、札幌の攻撃。セカンドボールを拾われ押し込まれるが、チャナティップには大島が対応。69分、フロンターレの攻撃。直後にカウンターを狙い背後のスペースに家長が抜け出すが、惜しくもオフサイドの判定。72分、札幌の攻撃。左サイドから逆サイドにボールを入れられるが、右サイド白井のクロスはそのままゴールラインを割る。

73分、ダミアンに代わり小林がピッチへ。74分、札幌の攻撃。カウンターからアンデルソン ロペスにシュートに持ち込まれるが、守備陣がブロック。75分、フロンターレの攻撃。家長が右サイドからドリブルをしかけるが、ラストパスにつながらず。76分、相手陣内でボールを奪い返しゴール前にボールが入るが、GKにかき出される。77分、左コーナーキックの場面。中村のボールをニアサイドの谷口ヘッドで落としゴール前で混戦となるが、札幌ディフェンスにしのがれる。78分、札幌の攻撃。中盤でボールを奪われ圧力をかけられるが、守備陣が耐える。アンデルソン ロペスのシュートは右に外れる。81分、左サイドに展開されクロスが入るが、守備陣がしのぐ。その後もボールを持たれるがチームディフェンスで耐える。83分、フロンターレの攻撃。右サイドからのフリーキックの場面。中村のボールは守備陣がクリア。84分、右コーナーキックの場面。中村のボールはクリアされる。さらにセカンドボールを拾い左サイドへの浮き球を阿部が戻し、谷口がヘッドで合わせるがGKにセーブされる。決定的な場面だった。85分、札幌の攻撃。右サイド裏のスペースを狙われるが、アンデルソン ロペスには車屋が対応。87分、パスワークから中央突破を許し、鈴木武にフリーで抜け出されるがGK新井が飛び出しキャッチ。危ない場面だった。88分、フロンターレの攻撃。札幌の攻勢をしのぎ家長が右サイドからドリブルをしかけるが、ファールで止められる。迎えた88分、フロンターレの攻撃。中央大島からの浮き気味の縦パスを中央小林が胸トラップ。ゴール前に抜け出し落ち着いて左足でシュートを決め、勝ち越し点を奪う。(2-1) アディショナルタイム4分。90+2分、札幌の攻撃。ロングボールをこぼれ球を菅に合わせられるが、ミドルシュートは大きく外れる。90+3分、ゴール前に浮き球を入れられるが、守備陣がしのぐ。しかし迎えた90+5分、札幌の攻撃。右コーナーキックの場面。福森のボールを深井にヘッドで合わせられ、土壇場で追いつかれる。(2-2) 後半もフロンターレが押し気味に試合を進めるが、決定機をものにできず。時間が過ぎていくが我慢強く試合を運び、終盤小林のゴールでついに勝ち越し。しかし、終了間際のラストプレーにコーナーキックから失点。勝負は延長戦にもつれこんだ。

延長前半90>105

延長前半スタート。スタートから阿部に代わり長谷川がピッチへ。91分、フロンターレの攻撃。相手陣内でボールを奪い、大島がスルーパスを狙うが小林に合わず。92分、右サイドから崩しをかけるが、家長のドリブル突破は札幌ディフェンスに止められる。92分、札幌の攻撃。直後に鈴木武の突破からカウンターを狙われ、最後はルーカス フェルナンデスにシュートを打たれるが守備陣がブロック。93分、フロンターレの攻撃。家長ドリブルでボールを運び、中村がスルーパスを狙うが前線の小林に合わず。94分、札幌の攻撃。カウンターを浴び中央突破を許し、チャナティップのドリブルを止めた谷口がファールを取られる。最初はイエローカードだったが、映像確認のあと得点機会阻止としてレッドカードに変更。谷口が退場処分となる。迎えた99分、札幌の攻撃。ペナルティエリア右前からのフリーキックの場面。ここで福森にシュートを決められ、数的不利の上に3点目を奪われる。(2-3) 100分、大島に代わりマギーニョが入り、右サイドバック。中村がボランチに下がり、車屋がセンターバック、登里が左サイドバックへ。102分、フロンターレの攻撃。長谷川が左サイドからアーリークロスを入れるが、小林に合わず。103分、左サイド長谷川がドリブルをしかけ、登里がクロスを入れるがクリアされる。103分、左コーナーキックの場面。中村のボールはクリアされる。103分、札幌の攻撃。直後にカウンターを狙われるが、マギーニョが戻りながら対応。104分、フロンターレの攻撃。パスをつなぎ家長からボールを受けた小林が右サイドからシュートを放つが、GKにキャッチされる。アディショナルタイム4分。105+2分、フロンターレの攻撃。中村が中盤から浮き球を入れ小林がヘッドで戻し、ゴール前の長谷川がDFと接触し倒れるがノーファールの判定。105+3分、左サイドからのフリーキックの場面。中村のボールはGKパンチング。セカンドボールを拾い小林が左サイドからボールを入れるが、GKにキャッチされる。105+4分、中村が中盤から浮き球を入れるがGKにキャッチされる。一発のカウンターから、相手のドリブルを止めた谷口がレッドカードで退場処分に。さらにその流れからフリーキックを決められ失点。1点ビハインドで延長後半へ。

延長後半105>120

少しのインターバルののち、延長後半がスタート。107分、フロンターレの攻撃。左サイドからのフリーキックの場面。中村のボールを家長がヘッドで合わせるが、GK正面。惜しい場面だった。108分、相手陣内で長谷川がボールカット。ラストパスを受けた小林がシュートを放つが、惜しくもブロックされる。しかし、迎えた109分、フロンターレの攻撃。左コーナーキックの場面。中村のボールを山村がヘッドで落とし、ゴール前小林が押し込み同点に追いつく。(3-3) 111分、札幌の攻撃。ゴール前にボールを入れられ鈴木武とルーカス フェルナンデスが入り込んでくるが、守備陣がしのぐ。111分、右コーナーキックの場面。ルーカス フェルナンデスのボールは守備陣がクリア。113分、フロンターレの攻撃。カウンターからマギーニョが右サイドから突破を狙うが、シュートに持ち込めず。115分、札幌の攻撃。中盤左サイドからのフリーキックの場面。その流れからゴール前に圧力をかけられるが、守備陣がかき出す。116分、さらに圧力をかけられるが、左サイド菅には家長が対応。117分、中盤でボールを奪われルーカス フェルナンデスにドリブルを許し、ミドルシュートを打たれるがGK新井がキャッチ。ピンチをしのぐ。118分、左サイドに振られ、長いボールを中野にヘッドで戻されるがGK新井がキャッチ。120分、右コーナーキックの場面。ルーカス フェルナンデスのボールは守備陣がクリア。アディショナルタイム1分。120+1分、札幌の攻撃。右コーナーキックの場面。ルーカス フェルナンデスのボールは小林がクリア。さらに押し込まれ、ゴール前のボールを折り返されるがGK新井がキャッチ。数的不利ながら延長後半立ち上がりに攻勢をかけ、セットプレーの流れから小林が同点ゴール。その後は札幌に圧力をかけられる時間が続くが、チームディフェンスでしのぎ勝負はPK戦にもつれ込んだ。

PK戦PENALTY SHOOTOUT

フロンターレの1本目は小林。落ち着いてゴール右にPKを決める。(1-0)
札幌1本目はアンデルソン ロペス。ゴール左に決められる。(1-1)
フロンターレ2本目は山村。落ち着いてゴール左にPKを決める(2-1)
札幌2本目は鈴木武。GK新井が反応するがゴール左上に決められる(2-2)
フロンターレ3本目は中村。落ち着いてゴール右にPKを決める(3-2)
札幌3本目は深井。ゴール左上に決められる(3-3)
フロンターレ4本目は車屋。ゴール右を狙うが、PKはクロスバーに当たり外れる(3-3)
札幌4本目はルーカス フェルナンデス。新井が反応するが、ゴール右に決められる(3-4)
フロンターレ5本目は家長。ゴール右に決める(4-4)
札幌5本目は石川。ゴール左のボールをGK新井が横っ飛びでセーブ。(4-4)
フロンターレ6本目は長谷川。落ち着いてゴール左にPKを決める(5-4)
札幌6本目は進藤。一瞬の駆け引きのあと、ゴール左に蹴ったボールGK新井がキャッチ(5-4)

PK戦は5-4でフロンターレの勝利。この瞬間、クラブ初となるカップ戦タイトル獲得が決まった。

試合終了後 監督コメントCOMMENTS AFTER THE MATCH

エンブレム

川崎フロンターレ
鬼木 達 監督ONIKI, TORU

[公式記者会見 総評]

埼玉スタジアムをホームのような雰囲気にしてくださったサポーターの数と声援、本当に感謝をしています。最後、勝っても負けてもおかしくなかった状況の中、最後の最後まで選手があきらめずに、そしてそれを信じてサポーターの皆さんが応援し続けてくれたこと、本当に選手とサポーターに感謝をしています。ゲームの方は決して簡単なゲームではなかったと思います。特に後半の最後、アディショナルタイムで同点に持っていかれたところ、選手の気持ちも落ちたと思います、また退場等もあって非常に難しいゲームになりましたけど、本当に最後まで諦めないというその姿勢が何かを起こせるということ、選手とサポーターに教えてもらったと思っています。以上です。

[公式記者会見 質疑応答]
── 難しい試合を勝ち切って、カップ戦の初タイトルになりましたけど、タイトルを獲得したということに関しての意味を教えてください。
こういう大舞台というか、一発勝負の試合でずっと勝てないと言われてきました。もし、今日のあの展開で負けるようなことがあれば、チームの歴史の中で引きずってしまうようなゲームになってしまったかもしれません。一昨年から少しずつチームの歴史を選手とサポーターが変えてきてくれると思っています。また次に進んでいけるチームになったなと思います。
── 2年前と同じように序盤に失点をしてネガティブな試合になっていたと思います。試合を終えて2年前との違いについてはどう感じていますか?
選手も自分もああいう展開になっても焦れずにやろうということで挑んでいたので、そういう意味で言うと失点はありましたけど、慌てずにやってくれていたと思います。ただチャンスでずっと決めきれなかったという今日の展開はさすがに選手も少し焦れそうな雰囲気がありましたので、前半の最後でセットプレーからでしたけど、ゴールを取れたことはすごく大きかったと思います。またそういう中であの時間帯で追加点をとれたこと、ただ最後のところで失点してしまったのは今後も含めて修正をしなければいけないですけど、ただ本当にメンタルのところが勝負を分けるなという思いはあります。
── 今回、VARが入った決勝になりましたけどどういう感想を持たれていますか?
VARに関してはなかなか難しいところもありました。なんのジャッジかなというようなところがちょっと分からなかったので、そういう意味で言うと難しい展開にはなりました。ただ2年前もこの舞台でやらせていただいていたので、自分自身も落ち着いて最初のメンバー選考のところも延長も含めて考えていたので、そういう意味で言うと選手も自分も落ち着いてやれていたんじゃないかなと思います。
── 最後のPK戦に入る前、選手たちはどんな雰囲気だったのでしょうか。行けるぞという雰囲気だったのか、やっとPKまできたという感じだったのか、監督からどんな声がけをしたのか教えてください。
選手は一人少ない状況で追いついていますので、最後の方でも危険なシーンはありましたので、ホッとしたような雰囲気で戻ってきていました。最終的には自分がPKのメンバーを決めましたけど、話をしている間に蹴りたくはないとは言いませんでしたけど、自信がなさそうな選手もいましたけど(笑)、そこらへんはコミュニケーションをとりつつでした。ただ最後、行こうという時にはみんながここからも気持ちだということで選手たちは盛り上がって入って行ったので、その声をかけていたのはショウタ(新井章太)でもありましたので、そういう意味でも最後にああいう形になったのかなと思いました。

エンブレム

北海道コンサドーレ札幌 監督
ミハイロ ペトロヴィッチ

[公式記者会見 総評]

今日は川崎フロンターレ、北海道コンサドーレ札幌の両チームにとって素晴らしいゲームができたと思いますし、見ていた方にとっても興味深いゲームになったと思います。120分間の戦いにおいて、川崎のいい時間帯も、札幌のいい時間帯もありました。そういう中で非常に拮抗したゲームでした。私が日本に来てから長い時間が経ちましたが、過去のルヴァンカップ決勝を振り返ってみても、ベストなファイナルの一つに数えられると思います。やはり川崎は日本で最も強いチームに数えられますが、その強豪に対して我々は2位ではなく、優勝を勝ち取るんだという思いを持って、今週ずっと練習をしてこの戦いに向けて準備をしてきました。我々は得点をしてリードした中で勝利に限りなく近づきましたが、リードを生かすことができなかった。最後は本当に際どいところで敗れましたが、私は選手たちをとても誇りに思っています。川崎という強い相手に対して恐れることなく勝負を挑み、オープンな展開の中で五分に渡り合い、限りなく勝利に近いところまで持っていってくれた。彼らの頑張りを、私自身は非常に誇りに思います。なぜ勝利できなかったのか、それは監督としてどこが足りなかったのかは私自身も探していますが、勝てなかったのは私に何かが足りなかったのだと考えています。選手たちはよく頑張ったと思いますし、彼らの頑張りは素晴らしいものでした。それを我々は誇りに思わなければならないと思います。

[公式記者会見 質疑応答]
── 準優勝おめでとうございます。いま試合の話をされましたが、北海道コンサドーレ札幌というクラブにとって今日の試合、ルヴァンカップ準優勝の成績をどう思われていますか?
我々はクラブの歴史で初めてカップ戦のファイナルを戦ったわけですけども、それがすべてを物語っていると思っています。ただ、私はファイナルに出たことだけでは幸せではないし、もちろんそれで満足はしていない。私はファイナルに勝ちたいという強い思いを持って臨みました。私自身は自分のチームがどういうチームかをよく知っています。このチームを率いて18ヶ月が経ちますが、このチームがどういうチームで、どれだけの実力があるかを理解している。今日のゲームはジェイがスタメンで出たが、彼以外の選手の平均年齢はおそらく25歳くらい。私が来る以前のチームはスタメンの平均年齢が高く、この1年8ヶ月の間に若返りを図り、そして選手たちは成長してくれました。ただ、やはり今日のゲームで足りなかったのは、若さゆえの経験でした。川崎はこの5~6年の間、常に優勝を争っているチームで、彼らの経験は我々にないものです。我々のチームは今日初めてファイナルを戦いましたが、選手たちのこの経験を自分たちの未来につなげてくれると信じていますし、来年もファイナルを戦うことがあれば、この経験が生きてくると思います。ファイナルに出たこと、非常に際どいゲームで拮抗して負けたことには、私自身は決して満足はしたくない。この悔しさを糧にさらに成長しなければならない。来年、そして再来年に向けてさらに強いチームにならなければいけないとも思っています。Jリーグの中でも上に入っていくようなチームになりたいですし、ならなければいけない。こうした経験を通してチーム、そしてクラブもさらに成長していかなければならないと思います。
── 延長の後半のシーンで質問なのですが、菅選手から中野選手に交代したときに、最初は深井選手から中野選手への交代のように見えました。深井選手を残すことにした意図を教えてください。
綺麗な女性が非常に難しい質問をされますね(笑)。中野はサイドからスペースに、相手の背後を取れる選手。我々でそうした相手にとって脅威になる動きができるのは中野であると。だからやはり、菅に代えて中野を入れました。
── 最初に深井選手を交代させようとした意図はなぜですか?
深井選手がそろそろ厳しいかなという状況で見ていたのですが、本人に確認して大丈夫だったということ。そして川崎が真ん中をしっかり締めていたので、サイドを攻略したい、サイドから崩したいという思いがあって、深井を残してフレッシュな中野をサイドに入れました。
── 勝利がどちらのチームからも何度も溢れかけたが、最後のプレーで同点に追いつきました。それは決して偶然ではなくて札幌の身につけた強さだと思うが、その点についてはどうですか?
川崎は前半のアディショナルタイムに同点に追いつきました。向こうが2-1と勝ち越したところも、おそらく89、90分だったと思う。ただ、やはり我々はその時間帯に失点はしましたが、決して諦めることなく、アディショナルタイムに同点に追いつくことができた。試合自体が非常に拮抗していて、川崎が得点してもおかしくないような時間帯もありましたし、逆に我々が得点してもおかしくないようなシーンもあったと思います。そういったどちらが勝利してもおかしくない、どちらが得点を重ねてもおかしくないような展開だったのは間違いない。札幌が今日戦った内容、皆さんもご覧になったと思いますが、レフェリーの判定に関して、皆さんがどうご覧になったかは私には分からない。判定のところはあまり言いたくないですが、やはり我々の2失点とも、若干私には疑問が残る判定だったかなと思っています。今日はVARも入っていた試合なので、そういったところのコミュニケーションも入りながらの判定だったと思うが、そうした判定に関してはいろいろな角度から検証することも面白いんじゃないかと思います。やはり私自身は1点目、2点目に関しては疑問が残る判定だったと思う。日本では、こうした公式の会見の場であまり判定に関して、あるいはレフェリーに関して話すのはタブーだということは分かっています。例えば2点目もハンドかハンドじゃないか、際どいシーンだったが、例えばその得点で負けて、それが起因となって私が解任されたとしましょう。もしかしたら誤った判定で、私が仕事を失うかもしれない。何が言いたいのかというと、サッカーは厳しい職業だということ。もちろん私も判定に対して映像ですべて確認したわけではないので、何とも言えませんけれども、ただ試合をピッチの横で見ていた私としては若干疑問の余地があるかなと。ただ、今日は敗れました、今のところ野々村社長から解任の話はないです。明日どうなるかわからないけども(笑)。今日はこうしたファイナルの舞台で、皆さんとともにいいファイナルができたことを感謝しています。ありがとう。

試合終了後 選手コメントPLAYERS’ COMMENTS AFTER THE MATCH

川崎フロンターレ:登里 享平

── 試合を振り返って
勝たなきゃいけないという変なプレッシャーにとらわれず、強く行くというところを自信を持って楽しんでいこうという雰囲気だった。立ち上がりで失点してしまい、いろんなことがよぎったが、前半のうちに追いつけたのが大きかった。惜しいシーンもあって、焦れることもあるかと思ったが、アベちゃん(阿部浩之)のゴールでみんな落ち着いた。ハーフタイムは良い雰囲気でリラックスしていたので、良い方向に転ぶかなと思っていた。振り出しに戻ってからの後半は、リスク管理もしつつやれた。優勝した景色は特別だし、多少は報われたかなと思う。

川崎フロンターレ:車屋 紳太郎

── 試合を振り返って
みんなに助けられた。ホっとしている。相手の右からの攻撃が多くて、カウンターを気をつけていた。ドリブラータイプが多くて、とくに2-1になってからは相手に自由にやらせないよう守備を徹底してやろうと思っていた。本当は90分で終わらせなければいけない試合だった。最後のコーナーキックはリーグ戦でもやられている形。ダミアン(レアンドロ ダミアン)が抜けていたり自分たちより髙い選手が多くて難しさはあったが、それまでに試合を決めなければいけなかった。追加点を取るチャンスはあったので。退場者が出て、さらに失点してかなり厳しいなと思ったが、意外と10人でも突破するシーンが出てきたので、追いついてどうにかPK戦に持ち込みたいなと思っていた。10人ということを考えると、3-3になってからはPK戦に持ち込むのが得策かなと思った。そこはプランどおり。PKは右を狙ったが、思ったよりもふかしてしまった。失敗してしまったが、チームメイトに助けられた。ショウタくん(新井章太)、そしてPKを外したときに声をかけてくれた選手、みんなに感謝している。最後までチームメイトを信じて戦うことができてよかった。1試合でいろいろなことがありすぎて、最後に優勝が決まった瞬間、倒れ込んでしまった。

川崎フロンターレ:阿部 浩之

── 試合を振り返って
すごい展開になった。こんな試合はもうないんじゃないかなと。何回負けたかと思った。でも、最後までみんなが諦めずに戦えたことが勝因だと思う。最終的に勝てたことがすべて。もちろんまだまだ課題はあるが、点を取るところではいい攻撃が出ていた。そこはよかったと思う。ある程度押し込めていたのはよかったが、カウンターが得意な相手でどうリスクマネジメントするかで、危ないシーンを作られていた。そこはまだまだ修正しなければいけないところ。勝ち越したところで最後の最後で取られたのはゲームを難しくした一番の要因だし、そこは全員でワンプレー、ワンプレーで詰めていってみんなで認識しないといけないと思う。得点シーンはおもいきり打てばなんとかなるかなと。結果オーライだがよかったと思う。点を取れていないジンクスはそんなに気にしていなくて、絶対点は取れると思っていたし、それよりもチームとしてどう取るか、どう勝つかしか考えていなかった。もっと点が決まればよかったが、いい攻撃ができたのはポジティブな話で、これで負けたらよくなかったが、勝ったからいえることだし、次につながる勝利かなと思う。

川崎フロンターレ:レアンドロ ダミアン

── 試合を振り返って
たくさんのチャンスを作っていたが、難しい試合だった。相手もしっかりとチャンスを決めてきて、ピッチに立った全員、ベンチに入った選手も今日はそうでない選手も全員で勝ち取ったタイトルだと思っている。個人的なところでは、今日は良い試合ではなかった。運もなかったと思う。それでもチームのために精一杯やったと思う。ベンチに下がってからは心臓がバクバクしたような緊張感で見ていた。グループ全体で勝ち取れたことは非常に良かったと思う。

川崎フロンターレ:小林 悠

── 試合を振り返って
2点目を取ったときに勝ったと思ったが、さすがにそこから追いつかれて逆転されるとは思わなかった。最後の最後までどうなるかわからない試合だった。10人になった瞬間は映像を見ての判断ということだったので、しっかり切り替えるしかなかった。そのフリーキックで逆転されたので、1人少ない状態で追いつくにはどうしたらいいかという難しい戦いだった。点を取らなければいけないので、ディフェンスしすぎるのもよくない。その難しさがあったが、うまくこぼれてきたボールに詰めて追いつくことができた。メンタル的には自分が途中から入ったときに1-1だったので、ヒーローになることだけしか考えていなかった。2点目を取ったあと追いつかれたが、自分がチームを勝たせられるんじゃないかという気がしていたので、みんなに絶対取るから大丈夫だと声をかけていた。それが逆転ゴールになったからよかったが、追いついたゴールになって首の皮一枚つながった。あとはショウタ(新井章太)が止めてくれた。試合内容としては攻めることはできていたが、ゴールがなかなか遠かった。でも、カップ戦や大事な試合でシュートが入らないというのは自分自身も経験しているし、逆にベンチにいたから入ったときに冷静にピッチに入ることができた。本当はスタートから出たかったが、ベンチスタートだったからこそ流れを変えることやゴールができたのかなと。自分ができる精一杯のプレーをするしかなかったし、なんとかキャプテンの仕事、FWの役割ができたかなと。タイトルを獲るのは毎回苦しいし、今回も難しい試合だったが、札幌さんが攻撃的なチームだったのでやっていて楽しかった。客観的に試合を観ている人は楽しいだろうなと思っていた。2年前のルヴァンカップの悔しい思いは今でも憶えている。メインスタンドの上で優勝カップを掲げられたのは本当に嬉しかったし、こうしてタイトルを獲りながらフロンターレをさらに強くしていけたらいいなと思っている。

川崎フロンターレ:中村 憲剛

── 試合を振り返って
10人になってもいけると思っていた。サイドでタツヤ(長谷川竜也)とマギーニョが推進力を保ってくれたのは大きかった。運動量も大きかったし、それぞれが頑張ってくれた。頑張りすぎてポジションを崩してカウンターは食らっちゃいけなかったが、そこのさじ加減は難しかった。結果論だが、リーグを獲ってチャンピオンになった経験というのは、最後の最後まで折れずにやりきったという意味では生きたと思う。カップ戦も、これだけ最後まで紆余曲折があった中で、最後にもぎ取った。それはクラブに間違いなく引き継がれていくと思う。若い選手も出ていたし、彼らにとっても大きかった。またリーグ戦もあるが、2冠も含めて最低1個獲っていく。最高の気分。

川崎フロンターレ:新井 章太

── 試合を振り返って
PKの5本目は止めなきゃいけない状況だったが、相手としては決めたら優勝というプレッシャーがあったと思う。それならこちらが有利だと思っていた。相手がどちらに蹴るかまったくわからなかったが、それまでのPKでタイミングが合っていたので、あとは高さやコースがうまく合えばという感じだった。いい感じにボールが見えていた。6本目はギリギリまでボールを見て、駆け引きをして揺さぶりをかけて、うまく自分のところに入ってきた。キャッチして立ち上がった瞬間、みんなが駆け寄ってくるのが見えたので、逆にみんなをかわしてやろうと思った。ラグビーの映像をずっと観ていたので、たまには目立ってやろうとトライをしに行った。今年のルヴァンカップは全試合出ていて、自分たちでチャンスをつかんだので、勝たなきゃいけないじゃなくて、勝ちたいって思おうとみんなに伝えた。決勝で難しい試合になったが、最後まで諦めなかったことが結果につながった。10人になって、3点目を取られたら、それは絶対落ち込むと思う。でも、気持ちを強く保たないと最後までズルズル行ってしまう。さらに4点目を取られたりするような試合には絶対したくなかったので、みんなに声をかけて鼓舞した。点を取られたGKがすぐに切り替えて声をかけるのが難しいが、そんなことも言ってられない状況だった。これは自分の役割だと思った。気持ちの部分では常に意識を高く持ちながらプレーできた。フロンターレはこれまでカップ戦で勝てていなかったが、毎回メンバーは違っていたわけだし、何よりリーグ戦のタイトルを2つ獲ったという経験や自信がある。それが大きかったかなと。10人になって追いついてからは、とにかくしのごうと思っていた。PK戦になったが、個人的には楽しみだった。やってやろうという感じ。先にク ソンユン選手がPKを止めて、劣勢になったことで逆に開き直って、もうここから止めるしかないと思っていた。後ろにもサポーターがいてくれたし、メンタル的には安定していた。

川崎フロンターレ:田中 碧

── 試合を振り返って
苦しかった。こんな苦しい試合はなかなか経験できないと思う。個人的に最初は緊張していたし、ボールが足につかないというか、ゆっくりプレーせざるを得ない状況だった。立ち上がりに少しバタバタしてしまって、改めてこういう試合は難しいと感じたし、そこでどれだけ落ち着かせられるかが大事だなと思った。1人少なくなって難しかったが、どうにかセットプレーで点を取れたらと思っていたし、実際にうまくセットプレーから追いつくことができてよかった。2-3の状態からもう1失点したら間違いなく勝てなくなると感じていたし、残り5分まで2-3でいければパワープレーもできるし、失点しなければチャンスがあるかなと思っていた。3-3になってから少なくとも失点しないように、チャンスがあれば決めにいきたかった。PK戦で優勝が決まった瞬間、目の前の相手に勝って優勝する醍醐味というか、ある意味地力で優勝をつかみ取ったということで率直に嬉しかった。試合中、何度か負けるんじゃないかなという思いは頭をよぎったが、最後まで諦めない姿勢で勝つことができた。試合内容やいろいろなことはあるが、自分の経験値としても大きなものになったと思う。

川崎フロンターレ:脇坂 泰斗

── 試合を振り返って
自分の決定機が多かったので、そこを決めていればもう少し楽な展開だったし、延長戦まで行かなかったと思う。それでも勝てたので、チームメイトに救われた。結果がすべてなので、決められるようにしないといけない。悔しさというよりも、申し訳ない気持ちだし、助けてもらったので感謝の気持ち。ルヴァンカップに関しては総力戦で上がってきたので、チーム力が出たと思う。優勝は嬉しい。みんなに助けてもらったので、自分が優勝させるような存在にならないといけない。

川崎フロンターレ:山村 和也

── 試合を振り返って
厳しい試合だったが、勝てて良かった。僕たちがボールを持ちたいチームなので、ああいうカウンターを受けるところでリスクマネジメントをしないといけなかった。そこで1点目もやられているし、そこのリスクマネジメントは大事。入りで相手の勢いに押されてしまい、自分たちの時間が作ることは難しかったが、徐々に追いついて2点目を決めることができたのは良かった。最後のところで失点してしまった。延長に入って先に失点してしまって、そこの部分で自分たちが取るしかなかった。みんなが流動的になって、ボールを動かしながら10人でもやれた。取るしかない状況だったのでリスクはあっても行かないといけなかった。セットプレーは意識していたし、うまくフリーでボールを打つことができた。枠に飛ばそうと思って、少し外れていたかもしれませんが、悠さんがいて良かった。PKは緊張した。緊張しているだけでは外してしまうので、しっかりと決めることを意識しました。タイトルを獲ることは特別なことですし、一昨年と今年、獲れたことは良かった。

川崎フロンターレ:家長 昭博

── 試合を振り返って
お互いにリスクをかけてやっていたので、面白い試合にはなると思っていた。失点したが、90分あるので、追いつける自信はあった。最後までわからないなと思いながらやっていたというのが、終わっての感想。PKの時は、外しても良いという覚悟をいつも持っているので、緊張はなかった。これから数多くタイトルを取らないといけないチームだと思っているし、その一つだと思っている。これで終わりじゃないし、またすぐにJリーグがあるので。喜びたいが、また現実に帰らないといけない。

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HOME日時:2019年11月02日(土)15:05キックオフ 会場:等々力陸上競技場

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