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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

11/28 (土) 2015

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盛況だった陸前高田ランド

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集客プロモG

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先日11/22(日)に等々力陸上競技場で行われたベガルタ仙台戦は皆さんご存じのとおり、大久保嘉人選手のゴールで1-0と勝利することができました! さらに大久保選手は3年連続得点王を見事獲得し、いい形でシーズン最終戦を締めくくることができました。今回のはその試合前に行われた「陸前高田ランド」を振り返りたいと思います。

この陸前高田ランドは通常のフロンパークエリアを拡大し、隣の児童遊園と呼ばれるエリアも使用して全15ブースで大々的に展開しました。まず開会式では陸前高田の戸羽太市長からご挨拶が。「来年は20周年ということで一丸となってタイトルを目指しましょう! そして今日は陸前高田ランドを楽しんでいき、お財布を是非とも軽くして帰っていただければありがたいです。」というユーモアあふれる挨拶で場内からは大きな拍手が沸き起こりました!

そんな素晴らしいスタートを切った陸前高田ランドの中でも一際賑わったのは、カキとホタテの販売ブース。陸前高田市の広田湾から直送された新鮮そのもののカキが、1個300円、ホタテは400円という価格で食べられるとあって、たくさんの方が並んでくださっていました。ブースでは、陸前高田から持ち込んだ巨大な蒸し器が設置され、目の前で調理される迫力もあって終始大盛況。そしてこの日は、合わせてわかめ、こんぶの海藻類も販売しました。カキやホタテに負けじとスタッフで試食をしてもらえるように列に並んでいただいていた方達にふるまうと『肉厚で歯応えがいい!』『磯の香りが普段の物よりするね』など、好評でこちらも瞬く間に売れていきました!
さらにお馴染の春日山部屋のちゃんこも今回に限り、ホタテとわかめ入りの「陸前高田バージョン」になって登場! 限定300食に長蛇の列が並び、すぐさま完売となりました! カキ・ホタテ販売ブースの隣では、“森の恵み”しいたけ&きのこ販売。今回来ていただいたきのこのSATOさんですが、その栽培するきのこは評判が評判を呼び、今では震災以前より売上が上がるようになった話題のきのこ農家さんです。そのしいたけを目の前でバター焼きにして販売してもらったのですが、こちらもカキ&ホタテに負けないいい香りが会場を包み、気が付けば長蛇の列が! きのこのSATOスタッフさんから『こんなに買っていただけるなんて嬉しいし、たくさんの方から声を掛けてもらって感動しました!』と言っていましたよ。

そんな大盛況のブースに負けず、多くの人を集めていた三陸パエリア販売。パエリアに入っている海産物が美味しいのはもちろんですが、使っているお米は陸前高田市のブランド米『たかたのゆめ』。新米の香りに海産物の旨味がマッチしたパエリアは、他では味わえないパエリアに仕上がっていてこちらも美味しい香りを会場に振り撒いていました。パエリアの隣では、終始子ども達やお母さんたちが集まる人気店が! こちらは、陸前高田市で米粉ぱすたを製造・販売するひころいちファームさんのブースです。なんとこの米粉ぱすたは、2015年の岩手県ふるさと食品コンクールで最優秀賞を獲得した今話題の一品。そんな話題のパスタを手軽に食べていただこうとその場で揚げてスナックとして販売してくれました。皆さん試食を食べると『うまい!』と一言、その場で買われていきましたよ。そしてユニークなブースがもうひとつ。誰もが大好きな言葉「試食バイキング」が楽しめちゃうこちらは陸前高田のブランド米「たかたのゆめ」を購入いただいた方に、隣の陸前高田地域振興株式会社が取り扱う、しいたけとわかめの佃煮などご飯のお供を試食できるという何ともありがたいこちらのコーナー。美味しく召し上がって、その後は物産を購入いただくという流れで、本当にたくさんの方にお越しいただきこちらも準備していた物産“全て”完売となりました。
陸前高田市はお付き合いし始めて気づいたことですが、本当においしい物がたくさんあり、海の幸から山の幸まで豊富にあるグルメタウン。もっと魅力があるはずなので来年に向けて頑張ります!

児童遊園では陸前高田の物産で賑わっていましたが、フロンパークも負けていませんよ!  話題の「雪っこ」をはじめ美味しい日本酒を取り揃えた酔仙酒造さんのブースでは、開園当初から長蛇の列に。試飲ができるということで、皆さん軒並み高評価。次々と売れて予定販売数の予想を超え、あっという間に全商品完売となりました。
同じく隣の神田葡萄園さんのブースも大行列。岩手県ナンバーワンご当地サイダーのマスカットサイダーやジャム、ワインもあっという間に完売となりました。今回フロンパークには珍しくお酒の試飲や販売があったことで、顔を赤らめた人が目立ちましたね。お取り寄せのパンフレットを手に取る方も多くいました。列に並んでも購入できなかった方、試合終了後に購入を予定してた方には残念ながらお届けすることができず、申し訳ありませんでした。来年はパワーアップして皆さんにお届けしたいと思いますのでお楽しみに!
そして陸前高田とのコラボ企画も充実していますよ。陸前高田にある相野果樹園の美味しいふじりんごを使ったマグノリアベーカリーのスペシャルスイーツが3種類登場! 前節のドールランド秋でも大人気だったマグノリアベーカリーのブースでしたが、今回も開店早々から大人気。早い時間で3種類とも売り切れてしまいました。楽しみにしていた方で購入できなかった方、大変申し訳ございませんでした。またの機会をお待ちください! そしてそのスペシャルスイーツに使用されたリンゴも3個500円で販売。切って見ると密がたくさん詰まっていて、実際試食してみるとこれがすごく甘い! 今まで食べた中で一番甘いと言っても過言ではないくらいでした。半信半疑で試食したサポーターも「ホント、甘い!」と感激して購入いただいた方もたくさんいらっしゃいました。こちらもマグノリアさん同様、予定販売数量が早々に完売。皆さん、美味しい物には目がないのですね。

マグノリア×相野果樹園の隣では、パン・アキモトさんのパンの缶詰を販売しました。こちらのパンの缶詰、焼き立ての美味しいパンを缶詰にして、3年間の長期保存ができる備蓄食なんです。備蓄食と言うと、何だか美味しくない、味気ないイメージがあると思うのですが、これが本当に美味しいんです。クラブハウスで安藤選手に試食してもらったら、練習後でお腹が空いていたからなのか、あっという間に二缶を完食したくらいでした。今回のイベントでは二缶1セットで販売しました。その理由として一缶はご購入いただいた方のご自宅用として、そしてもう一缶は陸前高田市の備蓄食として送るためです。
東日本大震災から4年半以上が経ち、皆さんの記憶も薄れてきているかも知れません。でも、震災はいつまた起こるか分かりません。あの苦しみを二度と味わいたくない、また陸前高田市の人にも味わって欲しくないという思いで今回販売しました。また陸前高田に送る際には皆さんのメッセージを貼って届けます。皆さんの思いがパンと一緒に陸前高田に届きます。これからもフロンターレと一緒に陸前高田と繋がっていただけると嬉しく思います!このパンの缶詰のオリジナルラベルは、今後も継続して販売していく予定なのでお楽しみに。

これまでは飲食のブースを紹介してきましたが、体験系のブースも登場しました。まずはゆめちゃんの大ガラポン大会。こちらは今まで紹介してきた出店店舗さんに商品を提供していただき実現。1回100円で、特賞はフロンターレオリジナルラベルの酔仙酒造さん提供の「大吟醸」。特賞が出なくてもハズレ無しで陸前高田の物産品が当たるということもあってか、ありがたいことにブースには長蛇の列が! 先着500名様限定イベントだったのですが列が途切れることなく、わずか2時間ほどで完売となりました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました! そして見事特賞のフロンターレオリジナル大吟醸を手にしたお客様は「やっぱり嬉しいですね! ありがとうございます。今はフロンターレの服着ていないですが、フロンターレサポーターですので! ユニホームもこれから着ます!(笑)」と嬉しそうに話して下さりました。フロンターレサポーターの方にフロンターレ大吟醸を当てていただけてよかったです! そしてこの特賞を当てた時、ちょうど横で見守ってくれていたのが陸前高田市のマスコット「たかたのゆめちゃん」でした。もしかしたら特賞が出たのはゆめちゃんの応援のお陰かもしれませんね!

そんなゆめちゃんが次に向かったのはゆめちゃんのグッズ販売ブース。こちらでは陸前高田応援Tシャツやゆめちゃんのイラストが入った缶バッジなど様々なゆめちゃんグッズを販売。ゆめちゃん来訪効果もあってか、こちらのブースも売れ行きは好調で、皆様のおかげで数多くの商品を売り上げることができました! 今回ゆめちゃんの2つのイベントに参加して下さった皆さん、本当にありがとうございました! 尚、ガラポンでいただいた100円は全額、ゆめちゃんグッズでいただいたお金は一部を来年実施いたします「高田スマイルフェス2016」の運営資金として使用させていただきます。

そしてこちらも忘れてはいけません。震災で出た瓦礫(がれき)からできており、地元の雇用にも一役かっているという「ガレキーホルダー体験ブース」です。参加者が好きな色の瓦礫(がれき)を選び、好きな形にカットをしてオリジナルのキーホルダーが作れるものですが、今回はフロンターレのロゴが入った限定バージョンのガレキーホルダーが作れ、また制作工程が容易ということもあり、大人の方から小さなお子様まで多くの人々が参加してくださりました。皆さん、世界に一つの思い思いのデザインのキーホルダーを作っていましたよ! また、制作体験以外にもすでに完成しているガレキーホルダーの販売も同時に行っており、こちらも人目を集めていました。
さらにもう一つ、三陸の木材(廃材)で作られた絵馬に願い事を書いてもらうという「フロンターレ絵馬作り体験ブース」です。健康祈願や安産祈願などみなさん思い思いの願いを書いていましたよ。そのなかでも、「来年こそは優勝!」「タイトルを!」と書いている方が多く、本当にたくさんの方が優勝を待ち望んでくださっているのだと改めて感じました! また、戸羽市長にも参加していただき、「がんばっぺし」との力強いお言葉をいただきました! 戸羽市長をはじめ、参加していただいたみなさん、協力してくださったなかのやさん、本当にありがとうございました! どうかみなさんの願いが叶いますように!

そして試合が始まり、冒頭で申し上げたとおり見事フロンターレが勝利を収めたのですが、今回の陸前高田ランドは試合開始前だけでなく、試合終了後もメインスタンド前広場に場所を移して開催しました。試合終了直後に出てきた方、最終戦セレモニーが終了して出てきた方と2回に分かれてたくさんの方に立ち寄っていただきました。皆さん勝利したことと大久保嘉人選手の3年連続得点王に気分を良くして財布の紐も少しゆるんだのか、物販、飲食共に2部も大盛況でした! 
陸前高田からこの日のために、フロンターレのために来てくださったスタッフのみなさんも大忙しで、午前の部に引き続き、売り切れ続出となりました。

今回初めて実施した「陸前高田ランド」でしたが、本当に多くの方に来て、食べて、飲んで、買っていただき大盛況で終えることができました。我々の目的の1つ、「ホームゲームの集客」もそうですが、もし本当に「おいしい」と感じていただけたなら、是非とも継続して陸前高田のものをお取り寄せしていただきたいです。

それが、我々のもう一つの、そして最大の目的でもある陸前高田地元物産の販路拡大につながるからです。そうしてお互いが利益を出せる関係になることが、本当の復興支援につながると思います。2016シーズンには現地で行う「高田スマイルフェス」もあり、陸前高田ランドも継続して行う予定ですので、次のステージに進もうとしているフロンターレの復興支援活動に引き続きご賛同していただければと思います。

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