7/29（土）J１リーグ第19節ジュビロ磐田戦の試合前、スタジアムではJリーグの新人研修が行われました。今年参加したのは、愛知学院大学から加入したFW20 知念慶選手、桐光学園高校から加入したDF26 タビナスジェファーソン選手、フロンターレU-18からトップ昇格をしたMF32 田中碧選手の3選手。

この日、3人は座席清掃やチケットチェックなどボランティア活動を行いました。運営ボランティアを行う前には、ボランティアについての説明をクラブスタッフからし、そこでホームゲーム時は毎試合60〜80人前後のボランティアさんたちが試合をサポートしてくれていて、本当に多くの方々が選手と共に試合をサポートしてくれているのだと知りました。

3選手が最初に行ったのが座席清掃。座席清掃ではこの座席にお客様が座るということもあり、3選手とも1つ1つ座席を丁寧に清掃していました。
新メインスタンドの座席にはじめてきた3選手はSSS指定席の質の高さに驚いている印象でタビナス選手は「座席が柔らかくて座り心地良さそう!」や田中選手は「革のシートは高級感ありますね」など少しテンションが上がっている様子でした。

続いて開門後、マッチデープログラム販売の業務を行いました。多くのサポーターから「頑張ってください!」「期待してるよ!」など温かい言葉を掛けていただきました。その言葉に対して、3選手とも「ありがとうございます。」「頑張ります!」と応えていました。

続いて行ったのは、グッズ売店。3選手が担当したのは、ガチャガチャの販売でした。販売といっても選手がガチャを引くというユニークな企画でした。この企画では3選手の色が出ていました。知念選手と田中選手は1人1人に丁寧にお金を受取、ガチャを引くという流れを作っていましたが、タビナス選手はサポーターと様々な会話をしていました。「当てたい選手はいますか?」と自分から質問をしたり、サポーターの方がほしい選手が出るまでガチャを引いていたり、サポーターと共に楽しそうに販売していたのが印象的でした。

続いて、選手入場時に選手と手をつないで入場する子どもたちの練習の補助業務です。どうやってピッチに入るのか、そして試合前の記念撮影時にはどのように並ぶのかを、子どもたちと一緒に実際に知念選手・タビナス選手・田中選手が実演しました。実際に子どもたちのところに行くと、子どもたちはヒーローを見ているかのように目を輝かせていましたよ。しかし、緊張からあまり話せないとこを選手たちから声をかけて子どもたちの緊張をほぐそうとしていました。子どもたちにとってはいいお兄さんに感じたのか、最後の方はみんなで楽しそうに会話をしていました。大雨の影響で記念撮影までは出来ませんでしたが、子どもたちにとってもいい経験になったのではないかと思います。

最後はチケットチェックの業務です。ボランティアさんから説明を聞いて、不正入場がないか気をつけながら、一つ一つ丁寧にチケットチェックを行ないました。次第に慣れてきた様子の3選手はファン・サポーターさんからの声掛けに笑顔で返していました。

1日だけの研修でしたが、実際に様々な仕事を行ってみて「新人研修を終えて、選手が多くの人に支えていただいていることを知りました。ボランティアスタッフや普段会う機会が少ないチームスタッフの方々の支えがあって試合が成り立っているのだと知りました。裏方の方々にも感謝の気持ちを忘れずにピッチで戦うことが大事だと思いました」と知念選手が話してくれました。
「新人研修を終えて、試合をするために沢山の方の協力があることを改めて感じました。常に感謝の気持ちを持ち続けてピッチで恩返しができるように頑張ります。たくさんの声援とご協力有難うございます。」とタビナス選手は話してくれました。
「1試合するために多くの方々の力を借りて試合が出来ていることを感じることができました。協力していただいている方々の為にも1試合1試合全力で戦い、感謝の気持ちをピッチでプレーする事で返していきたいと思いました」と田中選手は話してくれました。

3選手のピッチで躍動する姿を早く見たいですね!!
今回ご指導いただいたボランティアの皆さん、ありがとうございました! 今度はピッチで活躍して皆さんに恩返しをしたいと思います!