5月18日、19日に陸前高田で実施した「ふろん田」田植えツアーの後編を報告いたします!

前編は出発から陸前高田に到着し、市内各所を回っている様子をお届けしました! 詳しくはこちらをチェックしてみてください!
そして、今回は田んぼ「ふろん田」で白熱した「どろんこPK」対決後からの様子をお届けします!

名古屋戦終了後からの夜行バスやどろんこPKなど、長旅の英気を養うのは、土曜夜の宿泊施設「大船渡温泉」です。大船渡の海沿いの崖の上に位置し、オーシャンビューの絶景が楽しめるホテル。夕方にホテルに到着し、温泉でさっぱりした後お待ちかね夕食です。
なんでも大船渡温泉は「マグロのかぶと煮」が有名だそうで、皆さん甘みたっぷりの油が乗ったマグロの煮付けを楽しんでいました!

夕食後には、陸前高田市役所観光交流課の方にお越しいただき「農業ゲーム」を行いました。こちら、役所の方々手作りのゲームなのですが、このゲームの完成度の高さに驚きました!
最初のゲームは、「巨大神経衰弱」です。裏面には今回の「ふろん田」のロゴを使い、表面には陸前高田の名産品が写真と共に掲載されています。大人も子ども関係なくかけ回りながら神経衰弱を楽しんでいました!
農業ゲーム2つ目は「苗当てゲーム」です。持参して下さった苗が何の野菜か当てるゲーム。陸前高田市役所の皆さん、ちゃんと田植えツアーに絡めたゲーム内容を用意してくれています!
3つ目は「農業⚪×クイズ」! 3つ目のゲームを終え、合計得点の多い上位3チームを表彰。優勝賞品に「たかたのゆめ」などの豪華景品をご用意いただきました。約1時間半に及ぶ大白熱の農業ゲームでしたが、実は、実施した2倍近くのゲームを用意してくれていたとか（笑）!!  陸前高田市役所の皆さん、本当にありがとうございました!

翌日になり、田植えの本番日。農業ゲームの後に皆さんにお配りしたオリジナルTシャツを参加者全員身が身にまとい、大船渡温泉を出発します! 出発の際、大船渡温泉の従業員の方がお米の豊作を願い、大漁旗を大きく振ってバスを見送ってくださいました!
本当に、至れり尽くせりでありがたいですね!!

そして現地「ふろん田」に到着し、天気は最高の田植え日和!限定の特製Tシャツに身を包んだ一行は、まずは地元の方々と一緒に陸前高田市主催の田植え式に出席。
陸前高田市の子ども応援団長、マスコットキャラクターの「たかたのゆめちゃん」と一緒に、なんと農夫姿のふろん太も登場!
陸前高田副市長などから田植え参加者への感謝やたかたのゆめのこれまでの経緯を聞いた後、待ちに待った田植えスタート! ほとんどの参加者が田植え初体験の中、みんなが横一列になって苗をひとつひとつ丁寧に植えていきます。

最初はおぼつかない手つきの様子だった参加者の皆さんも、植えては一歩前へを繰り返すうちに、余裕から笑顔が増えていきました。そして、どこからかチャントの大合唱! フロンターレのチャントを歌いながらの田植えは世界初（?）でしたね!
最後まで元気いっぱいで終わることができ、ものすごく体力を消耗する作業でしたが、予定通りスムーズに終了することができました。

そのあとは、「ふろん田」の看板を皆さんで作成。地元の方にご用意いただいた大きな丸太にみんなで『ふろん田』の文字をスプレーでペイント! みんなで作ったお手製の看板がふろん田の目印です。

看板が完成した後は隣の営農センターへ移動し、「創作おにぎり選手権」が開催されました!「たかたのゆめ」のお米とのりを使って、ふろん太とゆめちゃんの顔をデザインするイベントだったのですが、皆さん立体にしたり可愛くデザインしたりとかなりハイレベルな闘いに!非常に盛り上がりを見せた後は、地元の皆さんが作っていただいた豚汁と一緒におにぎりをいただきました。

その後、「ふろん田」を離れ、陸前高田の一本松茶屋でお土産を購入し、陸前高田を出発し、あっという間に田植えツアーが終了しました。

少しでも陸前高田の農業の魅力を発信していこうという思いで始まった「ふろん田」プロジェクト。担い手不足や耕作放棄地などの課題を少しでも解決できるサポートが出来るように、今後もこの育てた苗の様子や稲刈りなど、様々な所で発信していければと思います!

ツアー参加者の皆さん、陸前高田の皆さん、本当にお疲れ様でした!