新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、公式戦中断期間中にスタートしたオンラインフロンパーク計画、略して「オフロ計画」。5月23日に本格始動をしてから半年余り。“リアル”なフロンパークが戻ってきてからは、アウェイゲームに合わせて開催してきましたが、12月12日の鳥栖戦で今シーズンの最終回を迎えました。

「オンライン」と言いながらも唯一の“リアル”会場となったアズーロ・ネロ／フロカフェでは、マスコット代理ガラポンを、全賞品中村憲剛選手サイン入りの超特別バージョンで実施しました。朝8時過ぎからスタッフの想像を超える長蛇の列ができ、100発用意したガラポンは1時間もかからずに完売。お越しいただいた皆様ありがとうございました。そして、オンラインフロンパークの1週間前にお願いし、快く100個のグッズにサインを入れてくれたケンゴ、本当にありがとう!!（笑）
金ピカのふろん太とシャーレカブレラは一日中元気に動き回っていましたが、知らない方が見たら、謎の生命体か宇宙を舞台にしたあの映画のキャラにしか見えなかったかも…　優勝記念に作ってもらった特製の衣装を来て、二人とも元気に活動していました。

YouTubeライブは、「復活！お宝ガレッジセール」の第4弾から配信をスタート。
今回はサガン鳥栖のサポーターナンバー「17」にもちなんで、フロンターレがJ1リーグ初優勝を果たした20「17」年のユニフォームをはじめとするお宝グッズを出品しました。オンラインでのガレッジセールも4回目となると、我々進行・配信スタッフだけでなく、入札する参加者の皆さんも要領を掴んできたのか、非常にスムーズに進行。チャット欄には入札のコメントはもちろん、質問や盛り上げの書き込みも多くいただき、史上最高額での入札も成立しました!　またクラブ事務所からお宝が発掘されて、ガレッジセールを開催することになったら、ぜひ皆さんご参加ください（笑）。

続く選手トークショーには、中村憲剛選手と2016年にフロンターレに在籍していた原川力選手が登場。
在籍当時は緊張していてほとんど話すことができなかったというリキがケンゴに「ボランチ論」を聞くなど、かなり興味深い話ばかり。今季リーグ戦でフロンターレに負けていないのは鳥栖だけという情報は二人も頭に入っており、リキは「優勝したんだからいいじゃないですか」と話せば、ケンゴも「そういう問題じゃないんだよ」と応戦。結果はご存知の通り1-1の引き分けと、お互いの気持ちが入った好ゲームとなりました。残念ながら本編には入りきらなかったのですが、リキのあこがれの選手は元スペイン代表のセスク・ファブレガス選手。京都U-18時代も背番号4をつけており、鳥栖で4番を選んだのもセスク選手への憧れだったとか。ケンゴも「すごく腑に落ちたわ。原川力の原点が見えた気がした」と話していました。
実は収録中には回線トラブルが何度も起き、編集するのもヒヤヒヤでしたが、お楽しみいただけたでしょうか?

そして、試合中はDAZNでの中継に合わせて、11月の鹿島戦に続く「裏解説」の第2弾を実施。
今回、クラブ特命大使の中西哲生さんと一緒に参加してくれたのは、SC相模原のオフィシャルライターとしても活躍されているフリーライターの北健一郎さん。一つ一つのプレーに焦点を当てながら、レオがサイドバックで起用される利点、カオルのドリブルはなぜ抜けるのか、ショウゴが最後までゴールを守り切れる理由など、他では聞けないようなディープな解説を展開。
また、解説の合間には中西さんがフロンターレ初年度となる1997年にフロンターレに加入して「14番」をつけることになったいきさつ、さらにはその前年、1996年に行われた1年限りの大会「サントリーカップ」でのエピソードなど、中西さんも「これ、誰も知らないかも」と話すくらいのマル秘話も飛び出しました。
選手トークショーと裏解説のアーカイブは、pringアプリ、Player!でご覧いただけますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

今シーズン、全12回にわたって実施したオンラインフロンパーク、いかがでしたか?
来年も実施するかどうかは、皆さんの反響次第（笑）。ぜひ感想・ご意見をお寄せください!