CLUB OFFICIAL 
TOP PARTNERS

FRONTALE DIARYフロンターレ日記

9/ 7 (日) 2014

カテゴリー:

ベトナム

text by

営業G

カテゴリー:

この度、8月23日〜26日の期間で、昨年トップチームが親善試合を行ったベトナムのビンズン省にて、経済産業省が展開しているCOOL JAPANの一環としてベトナムの小学生向けのサッカー教室・プラモデル作り教室、路線バス乗車体験を実施してきました!
さらに、昨年クラブスポンサーでもある東急電鉄様とのタイアップで実現した、日越友好40周年記念事業のさらなる展開とクラブ理念でもある「スポーツ及びサッカー事業を通じた健康都市づくり・地域活性化」をベトナムにおいて実現することを目的にホーチミン日本人学校を訪問し、1年生向けのサッカー教室、6年生向けの算数ドリル実践授業を実施しました。

今回のCOOL JAPANはJリーグと協力し、サッカー教室を通して現地で日本のサッカースクールビジネスが成立するポイントを見極めていくと同時に、BECAMEX TOKYU様、東急電鉄様、バンダイ様、日清食品様、Suntory PepsiCo Vietnam Beverage様にもご協力頂き、日本製品を現地の子ども達とその保護者の皆様にPRすることを目的としました。さらに、今回の取り組みにはビンズン省のプロサッカークラブのベカメックス ビンズンFCにもご協力をいただきました。

まずは8月23日、24日に行われたサッカー教室の報告です!
1日目は約120名、2日目は約220名の多くのベトナムの小学生が参加。朝から気温・湿度がとても高い中でサッカー教室が始まりました。挨拶程度のベトナム語はコーチ達も覚えてきましたが、発音も難しく、挨拶を返してくれる言葉も聞き取れず、初めはコミュニケーションをとることに戸惑っていました。ですが、子ども達が元気にボールを追いかける姿を見て、その不安は吹き飛んだようです。子ども達はそれぞれ、サッカーチームに所属していたり、初めてサッカーをする子、さらにはサンダルや裸足で参加したりと様々。日本では体験できない状況でしたが、コーチ達が全力の身振り手振りで伝えると子ども達は失敗しながらもだんだんとうまくなっていくことに楽しさを感じてくれたようです!約90分の中で、ボールを手や足で触る練習を行い、最後はコーチ達も入り試合を行いました。ゴールを決めたり、ボールを奪ったり、元気いっぱいに走り回り、あっという間に時間は過ぎてしまいましたね。

終了後、何名かの子ども達が、話しかけてくれました。通訳さんがそばにおらず、残念ながら何を話しているのかわからなかったのですが、笑顔で握手をしてくれたので、「楽しかった!」と言ってくれていたのだと思います(おそらく…)言葉の壁はありましたが、多くの子ども達にサッカーの楽しさを伝えることができたのではないかと思います。


その後にバンダイ様ご協力のもと実施したプラモデル教室でしたが、ほとんどの子ども達が初体験!日本語の説明書に悪戦苦闘しながらも楽しそうに作っていました。説明書を一生懸命見る子もいれば、説明書を一切見ずに作る子も。行程は様々でしたが、最終的には不思議とみんな完成させることができました。
終了後には9月末から運航予定の路線BECAMEX TOKYUバス「KAZE」の乗車体験を実施。子ども用のバスの運転手さん制服を着たり写真を撮ったり…。大人も一緒に夢中になっていました!お土産は、プーマ製トートバッグ、日清食品からご提供頂いた即席麺、「KAZE」のペパークラフトなどをプレゼント。満面の笑みを浮かべながら帰っていく子どもたちの姿が印象的でした。

続いてホーチミン日本人学校の訪問の報告です!
ホーチミンの日本人学校は、小学校1年生から中学3年生まで総勢400名が通っています。毎年50名ずつ増えているそうで、ベトナムでの日本企業の活動が増えていることがここからも垣間見ることができます。
まず25日には、先生向けに川崎フロンターレの事業・地域活動などについての講義、26日は1年生向けに川崎市内で行っている「巡回サッカー教室」、6年生向けに「算数ドリル実践授業」を実施しました。
初日の先生向けの講義には約30名の先生方が参加し、川崎フロンターレの地域活動や選手育成などについて話しをさせていただきました。質疑応答では、「スポーツが苦手な子どもが楽しくスポーツに取り組むには?」や「選手の地域活動への参加の意欲」など幅広い質問が飛びだし、フロンターレの事業について大変興味を持ってくれました。

特に東日本大震災の復興支援活動や算数ドリルを通じた交流などは大きな関心が寄せられました。限られた時間ではありましたが、先生方に少しでも多くのこちらの持つ知識を伝えられるよう全力でお答えしました。
次の日は川崎フロンターレの巡回サッカー教室と算数ドリルの実践授業です。1年生は約60名。鬼ごっこやボール遊びなど、サッカーの「技術」よりもサッカーの「楽しさ」を伝えることがメインテーマ。ここでは日本語が通じる安心感もありコーチ達も子どもたちに負けないくらい元気にボールを追いかけていました!時間もあっという間に過ぎサッカー教室は終了。これをきっかけにサッカーと川崎フロンターレに興味をもってくれたらうれしいですね!
続いては6年生の算数ドリル実践授業です。とうとう算数ドリルが海を渡しました!初の海外での実践授業となりました!

今回は育成・普及コーチの中でも俊足の佐々木コーチと50mを競争。各自のタイムから秒速を計算し、同時にゴールするには何m地点からスタートするか?という問題を題材に実施しました。算数の授業なのに体操着。この慣れない授業に少々戸惑い気味の子どもたちでしたが、ウォーミングアップを終えると一気に体育モード!「コーチより早くゴールするぞ!」と子供たち!ふろん太が「僕も!」と飛び入り参加!さすが川崎フロンターレ普及コーチ随一の俊足を誇る佐々木コーチ、ぶっちぎりで1着!佐々木コーチは50mを6.2秒!ふろん太は11.4秒で最下位…(笑)
各自それぞれのタイムを確認し時速を計算。そこから佐々木コーチと同時にゴールするには、何mのところからスタートすればいいかを計算。算数モードになると急に静かに。皆黙々と計算。
計算終了!! それぞれ計算して出した地点に立ち、いよいよスタートです。
よーいどん!佐々木コーチは、56m地点からスタート。ふろん太は、28m地点からスタート!佐々木コーチは見る見る子ども達に追いつきゴール!
ほとんどの子ども達が佐々木コーチとほぼ同時にゴールすることができました!ふろん太も何とかゴール(笑)
このように頭と体を使った算数ドリルの実践授業は、現地の子ども達には新鮮な体験だったようです。最後に6年生全員に算数ドリルをプレゼント!「これで少し算数が楽しくなるかも!」という嬉しい声も聞こえてきました!その一方、「あ、宿題増えるなー」という声も聞こえてきましたが…(笑)
この算数ドリルの実践授業を通じて、算数が苦手な子どもたちに身近に感じて楽しく学べれば、さらに川崎フロンターレを知ってもらうきっかけになってくれればと思います。ホーチミン日本人学校の皆さんありがとうございました!

川崎フロンターレとしては今後もベトナムを中心にJリーグが掲げるアジア戦略に積極的に取り組んで参ります。今回ご協力いただきました、スポンサー企業の皆様、ホーチミン日本人学校の皆様、現地スタッフの皆様、本当にありがとうございました!またベトナム、そして日本でお会いできるのを楽しみにしています!

  • ツイッター
  • フェイスブック

関連する日記

share with friends!
Tweet
FB Shere

2022-05

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最新の日記

過去の日記

カテゴリー

PAGE TOP

サイトマップ