皆さんメリークリスマス! 今年もこの時期がやってまいりました。
クラブ創立時より続けている「ブルーサンタ」。ブルーサンタは、川崎フロンターレの選手が水色のサンタクロースに変身し、小児科病棟にお邪魔させていただいている活動です。今年は、ホクト、ヒデ、ヤストの3選手が各病院に訪れましたので、その時の様子をご紹介します。

1日目はホクトサンタが川崎市立川崎病院に行きました。一足先にスタッフが会場を確認していると、すでに楽しみに待っている女の子がいました。リハーサルで「赤鼻のトナカイ」を流すと、一緒に歌ってくれたりと、すでにウェルカムモード。ホクトが会場に到着し、スタッフが当日の流れを説明。クリスマス会で子どもたちと一緒に歌うクリスマスソングも事前に練習し、本番に臨みました。
そして、クリスマス会はスタート。この日を楽しみにしてくれていた子どもたち、保護者や病院のスタッフのみなさんがプレイルームに集まってくださいました。「ホクトサンター」とみんなで呼ぶと、ホクトが登場。
子どもたちは、一気に目をキラキラさせて、ホクトサンタを見つめていました。クリスマス会では、一緒に歌を歌ったり、プレゼントを渡したりと和やかな雰囲気で会が進んでいきました。「子どもたちが喜んでくれてよかったです。僕も一緒にクリスマス会を楽しめました」とホクトが教えてくれました。

19日は、ヤストサンタが聖マリアンナ医科大学病院に! 聖マリアンナ医科大学病院のクリスマス会には20人近くの子どもたちが大集合。そんな中、ヤストサンタはブルーサンタ初挑戦。集まっている子どもの人数を伝えると若干の緊張気味（笑）。始まる前は脇坂選手本人も上手に出来るか不安そうにしていました。
クリスマス会は、この日ご協力頂いた「ひとみ座」さんの人形劇でスタート。巧みな人形劇で会場は大盛り上がり。いよいよルーキーサンタのデビュー戦です! ひとみ座さんと「もみの木」の紹介で登場するヤストサンタ。
始まってからは、さすがのヤストサンタ。子どもたち一人ひとりとしっかり目を合わせながらお話していました。クリスマス会でも「赤鼻のトナカイ」のステキな歌声を披露してくれました! 会の後には、小児科病棟の子どもたちのお部屋をヤストサンタさんが訪問。ここでも丁寧に子ども達と接するヤストサンタ。親切丁寧なサンタさんとして皆さんに大人気でした!

最後は、ヒデサンタが総合高津中央病院にお邪魔しました。もともと「子ども達との触れ合うことは大好き!」と話していたヒデ。いざブルーサンタの衣装に身を包むと、「衣装を着て、今から子ども達の前に行くと思うと緊張してきました。」と少しソワソワ。しかし、楽しみという気持ちの方が大きいようで、その目はキラキラと輝いていました! クリスマス会のスタート前、台本を入念にチェックなどの一面も見られましたよ。
そして、いよいよクリスマス会がスタートです! 部屋では、今か今かと待ちわびていた子ども達が「ヒデサンタ～!」と大きな声で呼びます。すると「やっほ～! ヒデサンタです!」と、こちらも負けじと大きな声と満面の笑顔でヒデサンタが登場!
そして、ブルーサンタということで、ヒデサンタから子ども達にマスコットのポーチとサイン入りトレカのプレゼント!
嬉しそうに子ども達も喜んでくれていた、その時です!!なんと子ども達からのサプライズプレゼントがありました!「おめでとう!」と書かれたクス玉を子ども達が割ってくれ、優勝を祝福していただきました! さらに、手作りの優勝メダルがプレゼントされ「サンタとして来たのに、まさかこんなサプライズもあるなんてビックリです!」と、ヒデサンタも満面の笑み!
ヒデサンタは今回を振り返って、「このブルーサンタの仮装はしたことが無いので、凄い新鮮で楽しめました。子ども達に元気を与える気持ちで来たんですが、メダルまでいただいて、子ども達の元気な様子に逆に勇気付けられました! サッカー以外でもこういった活動を通して子ども達に触れ合い、日頃の感謝の気持ちを返せるように来年以降も勇気やパワーを与えていきたいです。」と、力強い言葉を話してくれました!
役目を果たして帰る時も、いただいたメダルを首にかけて、嬉しそうにヒデサンタは病院を後にしました。

今回もブルーサンタの活動にご協力いただいた川崎市立川崎病院、聖マリアンナ医科大学病院、総合高津中央病院のスタッフの方々、ありがとうございました!