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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

12/22 (火) 2020

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中村憲剛選手引退セレモニー&優勝報告会

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広報G

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2020年12月21日(月)等々力陸上競技場にて、行われた中村憲剛選手引退セレモニー&優勝報告会。
スタンド席に加え、アリーナ席をピッチ上に設ける形で、サポーターの皆さんにもスタジアムに来ていただき(満員の等々力でやりたかったですが…涙)、当日の様子はDAZNでも中継し、多くの方に見ていただきました。

セレモニーの2日前、等々力には多くのサポーター、ボランティアの姿が。
この日は、当日配布する配布物の袋詰め作業を実施。サポーター、ボランティア、クラブスタッフ約200名の方が参加してくださりました。当初、夕方頃までかかると思っていた作業でしたが、フロンターレらしい持ち前のチームワークの良さで、なんとお昼過ぎには終了。皆さんの手際の良さは素晴らしかったです。本当にありがとうございました!
そして帰りにはクラブからたくさんのお土産が。みなさん喜んで帰ってくださいました。
参加したくださった方からは、「どんな形でも良いので、何か憲剛選手のためにできることをしたかった」「色んなサポーターの方と一緒に作業が出来て楽しかったです」と声をいただきました。

セレモニー当日、この日は朝早くからピッチ上での設営や場内の準備が進められました。また、会の開始は夜でしたが、ありがたいことに平日にもかかわらず早い時間からグッズやマッチデープログラムにも行列が。
開始時刻が近くなると、受付やゲート付近は特にどんどん来場者が増え、優勝報告会を兼ねているとはいえ、ケンゴの偉大さを感じました。そして来場者の皆さんへは、事前に準備をした配布物が手渡され、その特典は多くSNSでもあげていただいていた通り。各スポンサーの皆さんが急ピッチで進めてくださったものも多く、特別なものばかり。

舞台裏では、続々集まるOB選手の姿が。懐かしの顔ぶれも多く、「同窓会じゃん!」と言いながら、セレモニー前からケンゴも笑顔がいっぱい。場内にも続々と人が入り、どこか緊張感も漂う雰囲気に。

司会の中西哲生さん、小森すみ恵さんが登場し、会が始まると、ケンゴとゆかりのある人たちのトップバッターとして登場したのは中原消防署の皆さん。動画だけでは気持が表しきれないということで、なんと「はしご車」にて「18年間ありがとう!ケンゴが川崎に灯した炎だけは消化しません!」と書かれたながーい幕が!

そして、続いて登場したのは中原警察署の皆さん。感謝の走行パフォーマンスとのことでしたが、なにやら自転車に乗った人が登場。それを追いかけるパトカーに白バイ!久しぶりに等々力のトラック上を車が走っているのを見られて「これこれ!」と懐かしくなった方も多かったのではないでしょうか。この自転車の方、2015年にイベントで縁が出来た、株主優待で生活をすることで有名な桐谷さん! 久しぶりに等々力に来てくれましたが、相変わらずの爆走でしたね。

こうしたフロンターレらしく始まったケンゴの引退セレモニー。本人はモニターと場内の音声を聞きながら「何これ!何してるの、このクラブ!」と言いながら興奮気味でした。興奮が冷める間もなく、これまでの現役生活ににおいてピッチ内外で共に関わってきた多くの方が登場。
「多摩川エコラシコ」で共に活動した皆さんを代表し、等々力水辺の楽校 理事 鈴木真知子さん、「フロンターレ算数ドリル作成委員会」を代表し、川崎市立有馬小学校 教諭 蟻生寛郎先生が登場。
その後の塀内夏子先生・三田紀房先生・ツジトモ先生・高橋陽一先生・原泰久先生の5名の漫画家先生からはそれぞれケンゴへのイラスト描き下ろしも!

嬉しいサプライズに息をつく暇もなく、流れたBGMに「えっ!!!オフロスキー!?」とすぐ反応した通り、小林顕作さんが登場。さらに、宇宙航空研究開発機構「JAXA」宇宙飛行士の大西卓哉さんも!!! 「宇宙飛行士呼んじゃうの! 大西さん、来てくれたんだ…」となかば放心状態に。
皆さんがフロンターレと関わってくださった当時の写真がビジョンに映されていて、思い出も蘇りましたよね。

続いて、プロになるきっかけを作ってくれた、フロンターレに入る道を作ってくれた中央大学サッカー部監督の佐藤健さん(当時はコーチ)は貴重な当時の想いもスピーチ。
2011年の東日本大震災復興支援活動をきっかけに交流が続いている陸前高田市の皆さんは、戸羽市長を含む多くの方が来場してくださり、代表して菅野朔太郎さんと酒井宏輔さん、陸前高田フロンターレサポーターず 会長の濱口智先生が思い出を話してくれました。

そして続いてはメッセージVTRが放映。なんと川島永嗣選手、三浦知良選手、イニエスタ選手、ジュニーニョ選手。豪華でしたね。思い出に浸る暇もなく、2004年~2009年にフロンターレ監督であった関塚隆さんが登壇。その後には、この日来場してくれたOB選手の面々が座席からステージへ登壇。
この日、来場してくださったOB選手を代表して、岡山一成さん、鄭 大世選手、大久保嘉人選手がスピーチ。それぞれ“らしさ”全開で終始和やかな雰囲気に。

その後は、いよいよケンゴ本人が登場! そのムードを高めるべく、場内は真っ暗になり、ピッチ上にはプロジェクトマッピングの演出に加え、洗足学園音楽大学の森タケルさんによるトランペットでのケンゴチャントの演奏が!!!! 幻想的な雰囲気の中、登場したケンゴ。

登壇するとまずはじめに福田市長から「川崎市市民栄誉賞」の贈呈セレモニーが。過去に2人しか受賞しておらず、3人目の受賞となったケンゴ。
そのあとは、優勝報告会を行うため、全選手がここで登場。そして今度はクラブへ「川崎市スポーツ特別賞」を贈呈いただきました。チームを代表して、鬼木監督とキャプテンの谷口彰悟選手からスピーチをした後、声を出すことはできない中でしたが、みんなでシャーレ掲揚!! 改めて優勝の喜びが蘇りました。
そして、引退するケンゴへ選手を代表して小林悠選手からメッセージが。ユウらしい愛のある言葉の数々で、本人の涙に多くの人がもらい泣きしたはず。

そしてこの後、サプライズが! 今まで多くの人と写真を撮ってきたケンゴですが、唯一1度も一緒に撮影したことがない人との記念撮影タイム。呼ばれたのはステージのすぐ近くにいたオフィシャルカメラマンの大堀さん! これには場内もあたたかい拍手が。「誰が写真を撮るの…?」となる中、おもむろに笑顔を浮かべて前に出てきたのは車屋紳太郎選手(笑)撮る前にサポーターをバックに自撮りするシーンはシンタロウらしかったですね。あの写真、どこかに載せてほしい…。

そんな和やかな雰囲気の中、次に登場したのはケンゴのご家族。そして、長男のリュウゴくんにはサポーターを代表して手紙を読んでもらいました。息子でもあり、サポーターの1人でもある特別な立場からの言葉の数々は、時にあたたかく、時に鋭く、ケンゴのブログを超える勢いでステキな文章でした。

まだまだこれで終わりません。続いては、親交のあるスキマスイッチの常田真太郎さん、SHISHAMOのお三方が登場! これまでにもファン感謝デーに来てくれたり、試合に応援にきてくれていた皆さんからは、ケンゴへ特別に楽曲を作ってくださり、メッセージVTRと共に披露。ステキな楽曲を贈ってもらったケンゴから、最後は挨拶。フロンターレのサポーター、関わる皆さんを超えて、Jリーグの各クラブのサポーターやサッカー選手を目指す子ども達など、幅広い人たちへの熱いメッセージでした。話し終わるとほぼ同時に花火の打ち上げも実施。
セレモニーの最後の登壇してくれたのは、川崎市の子ども達。サポーターの皆さんを代表し、下作延小学校の皆さんが手作りのシャーレを作ってきてくれました。最後まで心温まるシーンとなり、その後は、場内1周に。

まずは現役選手による胴上げ。なんと背番号にちなんで14回上げていました…。バックスタンド側に着くと、そこにあったのはお神輿! 「これに乗るの!?」と驚きながらも最後までフロンターレらしい演出を満喫していたケンゴ。担ぎ手には富士通フロンティアーズの選手達+来場していたテセが(笑)
そしてGゾーン前では現役生活長く共に過ごした、現在は強化部の伊藤宏樹さんから花束贈呈。そしてケンゴよりトラメガ挨拶、「ケンゴーナーカームラー」と久しぶりのチャント。場内には、事前にサポーターの皆さんの声を収録したケンゴチャントの音声も!

多くの方が駆け付け、多くの演出を盛り込んだケンゴの引退セレモニー。本人も「明日練習あるけど、今日はちょっと切り替えられない…(苦笑)明日にはしっかり切り替えます!」と話していたほどでした。「これまでフロンターレと川崎市のためにやってきたことが返ってきたのかな」と話していたケンゴ。セレモニー後も多くのメディアに取り上げていただきました。

まだ天皇杯が残っているので、ケンゴの姿を一緒に焼き付けましょう!

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