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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

12/ 6 (火) 2005

カテゴリー:

青と黒の魔力

text by

スクール担当コーチ 菅原

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先日、スクール生の中から選抜された小学4年生以下の子供達15名が川崎フロンターレU-10として「川崎中原ライオンズクラブ杯」に出場してきました。

等々力緑地グランドで行われた今大会は、中原地区内少年サッカーチームの親睦を図ることを目的として作られ、中原区の7チームを合わせた計8チームのトーナメント方式で行われました。

早朝の8時に集合した彼らに待っていたのは、憧れの「青と黒のユニフォーム」。
「オレ4番がいいー!」「オレは10番!」お気に入りの背番号を手にし、早速着替え。笑顔を隠し切れない子もいれば、神妙な顔つきで袖を通す子。「ブカブカだー!」なんて言いながら、半袖なのに長袖の着こなしをする子。「なんとなく変な気が…」短パンなのに七分丈のおしゃれな子。
そんな周りでは、待ちきれないお母さんが携帯片手に子供を「パシャ」。

普段スクールで見ている子供なのに、なんとなく着ているだけですごい選手に見えてしまう。こちらまでワクワクしてくる。心なしかひと回り大きく見えるのもそのせいかも知れない。
子供たちにとっては、ただの青と黒ではない、身に付けた者が瞬時に変身してしまうくらいの、すごく力のある魔法のユニフォームなんだろう。
そんな「リトル・フロンターレ軍団」は、グラウンドの上でも縦横無尽。アラジンの魔法のじゅうたんのように、自由に飛び回りゴールへ突き進んでいる。
小4に交じって参加した小2・小3のちびっこギャングもここぞとばかりに大暴れ。
1回戦、準決勝、決勝、終わってみれば合計15得点の大活躍で優勝!!

あっという間の出来事。これが魔法の力か。
さあ、ユニフォームを脱いで終わりにしよう。普段着に着替えた彼らは、やっぱりいつもの子供。荷物を重たそうに引きずりながら歩いていく姿も普段と同じ。

翌週、彼らとスクールで再会。
スクールユニフォーム姿の彼らを見ると… 「あれ!?青と黒のユニフォームの力だけじゃないな」
そう、子供子供と思っていた彼らも着実に力をつけている、そんなうれしい発見をした一日だった。

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