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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

7/24 (日) 2011

カテゴリー:

選手のお話し会

text by

広報部

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川崎市教育委員会と共同で実施している読書啓発事業「川崎フロンターレと本を読もう!」。
2009年から始まって今年で3年目。例年は秋にスタートさせていたのですが、学校と図書館から選手の推薦本を紹介する冊子を「夏休みの作文に使用したいので、7月ぐらいに作って欲しい!」との要望があり、フロンターレと教育委員会のスタッフとで急ピッチで制作しました。既に図書館で手に入るので是非、足を運んで手に取ってみてください。
今日はこの他にも選手が、学校や図書館で本の読み聞かせを行う『おはなし会』も先立ってスタートしていますので、そのご報告です。


まずは、高津小学校に行った柴崎晃誠選手。打ち合わせに麻生グラウンドに行った際、話をするとあまり本を読まないといきなり言われスタッフも物怖じしましたが、内容を話していくと結構、本に関する話がでてきたのでひと安心。コーセイも当日読む絵本を選ぶために候補の本をごっそり持って帰路についていましたよ。

当日は暑い日で急遽、おはなし会を実施する教室を変更するなど学校側が急ピッチで動いてくれ、そんな中コーセイは、きっちり時間通りに到着。着いて早々、どの本を読むか聞くと、絵本一冊と他の候補の本より分厚い本を出してきました。題名を見ると『心がホッとする本』。無難な絵本を撰んでくると思っていたスタッフはちょっとびっくりしましたが、コーセイは「ここの中に共感できる話があったので…」と子どもたちと過ごす時間のためにしっかり本を選んできてくれました。コーセイ自身「何話せばいいのか迷うよ〜」と緊張していましたが、先生とスタッフで流れと「質問の後にひと言話かけてほしい」などと要望をだすと大体、流れがつかめたのか安心したよう。最後にユニホームを着て準備OKです。

時間が来て会場に入ると教室内では、生徒がびっしり。小学3年生全生徒だそうです。先生から紹介してもらい、読み聞かせをスタート。一冊目に読んだ本は「しましまTシャツをきてみたら…」。この絵本は、しましまのTシャツを少年が着たら海賊になってしまうお話しで、「ONE PIACE」の漫画が好きなコーセイが生徒と仲間との友情や夢を持つことの大切さを共感したいなあと選んだそうです。案の定、読んだ後、生徒達から色んな質問が出て、ある生徒が確信犯的(!?)に「今好きな本はなんですか?」と聞かれた時「ワンピース!」と答えるととても盛り上がっていました。
2冊目に読んだ本はさっき紹介した『心がホッとする本』の中から電車でおばあちゃんに席を譲る話を披露。コーセイ自身、高校を卒業して東京に上京して電車に乗ったとき、田舎のおばあちゃんを思い出して席を老人に譲った体験も話しながら労わる事の大切さを説いていましたよ。

本の話が終わるとたくさんの生徒がサッカーの話をしたかったのかコーセイに関する質問が飛んでいました。「ゴールを決めたときはどんなゴールパフォーマンスをするんですか?」と聞かれると逆にコーセイが「どんなパフォーマンスがいいかな?」と聞き返すとみんな「投げキッス!」「ドドスコっ!」と言われ苦笑いしながらも「じゃあ今度、等々力で決めたらやります!」と宣言。その後、「だからみんな観に来てください」としっかりPRもしてくれました。最後にみんなと記念撮影をする時は、みんなコーセイの近くで写真に写りたいようで殺到していましたよ。コーセイは、「これが本を手に取るきっかけになればうれしい。今日はみんなからパワーももらえました。また参加したいです。」とコメント。大盛況のおはなし会でした。


一方、多摩区の東生田小学校にお邪魔したのは、今年新加入のマルこと谷尾昂也選手。読み聞かせはもちろん初体験というマル。練習後に寮まで迎えに行ったのですが、かなりわかりやすく緊張していました。でも事前に渡されていた絵本も何回か練習したそうなので、頑張ります!と答えてくれました。

さて、実は偶然にも今回担当していただいた先生が、マルと同じ米子市内の高校出身だったのです。マルは米子北高校でこの先生は米子東高校なのですが、マルが来ると聞いて真っ先に喜んだのがこの先生でした。
東生田小は数年前に校舎が新しくなったばかりで、最新の設備を揃えた小学校です。マルも入るなり「すごい…。僕のいた小学校とは大違いです(笑)」と感心しきりでした。校長室で出番を待つ間、絵本を読み返したり、集中したりしていたマル。いよいよ声がかかり、子どもたちの待つ視聴覚教室へ向かいました。

教室に入ると、割れんばかりの拍手で子ども達が出迎えてくれました。照れながらも自己紹介をした後、質問タイム。シーンとして子ども達はモジモジ…と思いきや、積極的に手が挙がり、矢継ぎ早に質問が飛びます。「サッカーを始めたのはいつからですか?」「リフティングは何回出来ますか?」「好きな教科は何でしたか?」

しかしマルはそれらの質問に対して、ほとんど間を置かずに即答していきます。これにはこちらも驚かされました。でもそのおかげで子ども達も沢山質問をする事が出来たので、良かったのではないでしょうか。

さあ、いよいよ絵本の読み聞かせタイムです。今回、学校側から依頼されたのが「ひろしまのピカ」と「ひろしまのエノキ」の二冊。どちらも広島の原爆にまつわる話です。子ども達への平和教育の一環として今回の時間を使いたいという先生方の要望でした。
時々つかえながらも、2冊をしっかりと読み切ったマル。子ども達もとても静かに聞いていてくれたのには感銘を受けました。普段から読書に親しんでいる証ですね。

それから、今のマルの読み聞かせの話を聞いて平和についてどう思ったかをフリーディスカッションしました。子ども達は今回、初めてこの話を聞いたらしいのですが、しっかりと自分の言葉で戦争の悲惨さや平和のありがたさ、命の尊さについて意見を述べていました。もちろんマルも参加しました。
その後は、同郷の先生とヘディングパス交換をしたり、ちょっとした足技を魅せたりしてくれたマル。最後に一人一人にサインをして終了となりました。

見事に大役を果たしたマルが、ほっとした心持で?スキフロの取材を受けていると、遠目に興味津々の目で見ている子ども達が。じゃあ最後の決めポーズを皆でやろう!ということになりました。「こうやるんだよ」と最初にマルが見本を見せて、そのあと皆で「Suki Suki!フロンターレ!!」と元気いっぱいに決めポーズをしてくれました!


最後は、麻生区にある岡上小学校に行ってくれた棗選手。岡上小とは、日程の調整がなかなかうまくいかず、決まったのが一週間前。大急ぎでナツメに話をしに行きました。小説はあまり読まないとのことですが、役に立っていて好きな本があるとの事でそれを当日、持って来てもらうことになりました。

事前に生徒から質問を先生が聞いていたので、ナツメにも伝えておくと本と一緒にメモ帳らしきものが…。当日伝える言葉をメモして準備していたそうです!緊張しながらメモを見て準備するナツメの姿に周りにいた教育委員会の方たちも感心していました。そして持参してくれた本は、2冊。「トップアスリートの勝つコトバ」、「いい言葉はいい人生を作る」、どちらも自分と同じプロアスリートが発した言葉をまとめている本です。壁にぶつかったときによく読み返すそうでいつも手元に置いているそうです。

この日は3年生と5年生が対象ということでみんなわかるかなあと心配しましたが、先生達が生徒と授業で本の話をしていたそうなので、みんな自分なりに本の中から好きな言葉や印象に残った言葉を出して「ナツメ選手はどう思いますか?」と聞いて盛り上がりました。後日、先生から「左側にサッカーのユニホームを着た生徒を覚えています?彼、あの後ナツメ選手と同じ本を読んでいるそうで、お母さんがとっても喜んでいました!」と教えてくれました。

おはなし会は、最後の方になるとやはりサッカーに関する質問が多くなり、急遽リフティング大会になり(スタッフは怒られるじゃないかとヒヤヒヤしました…)、盛り上がり無事、終了。

ナツメは「思っていたことをうまく喋れなかったです。大丈夫でしたか?」と聞いていましたが、心配しないでください。ナツメ選手、あなたの影響で本を読み始めた子どもがいますよ!お疲れ様でした。


本の読み聞かせをやる「おはなし会」は、今後も図書館などで実施していきますので、小学生の皆さん是非、参加してみてくださいね。

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