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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

10/ 2 (日) 2011

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春日山部屋応援ツアー

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広報部

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先日、フロンターレのユニフォームやTシャツを着たファン、サポーターがアウェイツアーの集合場所武蔵小杉のタワープレイス前に集まり始めました。またフロンターレの試合?アウェイツアー?と思いきや、今回はフロンターレと同じく川崎市を本拠地とする相撲部屋「春日山部屋」の応援ツアーに参加する方々でした。

今回は、9月19日(月・祝)に開催された今年で3年目となる「春日山部屋応援ツアー2011」のご報告です。

サッカーから相撲にツアー内容が変わっていますが、バスでの内容は変わりません。武蔵小杉から両国まで、バスで1時間弱のため、盛りだくさんの内容が詰め込まれています。まずは春日山部屋力士を知ってもらうため、力士のプロフィールシートを配ります。さらに、選手ビデオメッセージ改め、力士ビデオメッセージ。春日山部屋の全力士とスタッフからのメッセージが入ったビデオを上映。初めて参加したサポーターの皆さんもいることなので、まずは力士のキャラクターを知ってもらって親近感を持ってもらいます。
続いて、アウェイツアーでお馴染みのビンゴ大会をもちろん開催。ちなみにですが今回のアウェイツアー限定のタオルマフラーは春日山部屋応援ツアーバージョン。このツアーでしかゲットできない春日山部屋コラボグッズばかりたったので、賞品をゲットした皆さんは大満足の様子でした。グッズも揃い、春日山部屋力士も覚え、応援態勢は万全!バスはいよいよ両国国技館に到着しました。

11時過ぎに両国国技館に到着したため、応援は三段目の春日里からとなりました。まだまだお客さんもまばらな両国国技館で、異彩を放っていたのが我々の観覧席。それもそうです。約40名の水色の軍団がいきなり現れ、春日山部屋の力士が出てくるたびに、盛大な声援で応援しているわけですから。そんな周囲の目も気にせず、大相撲の応援マナーを守りながら(春日山親方に教えていただきました!)、春日山部屋の力士の勝利に少しでも貢献するべく、「FORZA春日山部屋!」の横断幕を掲げ、力の限り声援を送りました。
また、応援に駆け付けたのは何も川崎フロンターレのサポーターだけではありません!同じ川崎市を本拠地とする仲間として、川崎新田ボクシングジムの片桐秋彦選手、古橋大輔選手も春日山部屋の力士を応援するべく両国国技館に駆けつけました。2選手とも初めての相撲観戦だったようで、両国国技館の独特な雰囲気に興奮していた様子でしたよ。やはり同じスポーツ選手として血が騒ぐのでしょうか。

さて、肝心の春日山部屋の力士の成績ですが、この日はツアー史上最多の12力士の取組を観戦できるというツアー参加者にとってはうれしいサプライズ!

■三段目
春日里(東90枚目) ● 押し出し
春日波(西85枚目) ○ 寄り切り
春日島(西58枚目) ○ 押し出し
春晃(西57枚目)  ● 寄り倒し
祥鳳(西39枚目)  ○ 送り出し
松葉山(東34枚目) ● 寄り切り
春桜(西23枚目)  ● 上手投げ
若春日(東3枚目) ○ 突き落とし

三段目は、4勝4敗の五分。さらに観戦前に取組が終わってしまった序二段の春日山部屋力士達の結果も2勝2敗の五分。

■序二段
熊王(西28枚目)  ● 寄り切り
幸山(東58枚目)  ● 突き落とし
大国岳(西100枚目) ○ 寄り切り
福春日(西105枚目) ○ 寄り切り

■取組なし
春日嶺、大国山、春豊(ちなみに3力士は、翌日全員白星)

期待は、幕下の4力士。まず登場したのが、春日山部屋応援ツアーで2戦2勝の宮ノ国。四股名を変え、心機一転迎えた9月場所も腰痛で厳しい状況。ここまで1勝3敗と調子が上がりませんでしたが、「みんなが応援に来てくれているから、絶対負けられない!」と今年もしっかり期待に応えてくれました。

宮ノ国(東48枚目) ○ 押し出し

続く萬華城も、「気合が入りました」と相手を落ち着いてみて、しっかり寄り切り。

萬華城(西41枚目) ○ 寄り倒し

宮ノ国、萬華城と連勝したところで、6場所連続勝ち越しと今一番勢いのある伯錦が登場。昨年の応援ツアーで負けているだけに「負けたら、みなさんに合わす顔がない。かなり緊張しました」というもののしっかり結果を出してくれました。

伯錦(西38枚目)  ○ 叩き込み

春日山部屋力士の本日最後の取組。「春日山部屋としてはトリの一番だったので、しっかり勝って部屋に行ってもらおうと思いました」と春日龍は白星で締めくくってくれました。
春日龍(西29枚目) ○ 寄り切り

これで幕下力士が4戦4勝で9日目、春日山部屋の通算成績は10勝6敗。力士も応援ツアーを意識してくれていて、「負けたら合わす顔がない」と普段以上に力の入った取組を我々ツアー参加者に見せてくれました。

ちなみに、両国国技館の隣にある立派な建物の存在は皆さんご存じですか?国技館から徒歩1〜2分のところにある、江戸東京博物館です。相撲観戦中は1度だけ国技館の再入場が可能なので、今回のツアーの楽しみの一つに組み込みました!春日龍の取組後、幕内の取組まで時間がありますので、希望者でツアーを組んで見に行きました。
エレベーターを3階まで昇り場内に入るとそこは、江戸時代にタイムスリップしたような風景が広がります。江戸東京400年の歴史と文化を展示しているこの博物館。江戸ゾーンでは、江戸時代の街並みの再現や人々の生活スタイルを展示または体験でき、東京ゾーンでは文明開化後の明治時代の生活スタイルの変化が展示されているほか、東京を襲った大正時代の「関東大震災」、昭和の「東京大空襲」の記録、この大惨事から立ち上がってきた東京の様子が事細かに展示されており、「首都東京」の移り変わりがこの博物館ですべて分かるようになっています。またこちらは別途、別料金が発生しますが特別展も展示しており、江戸東京の歴史と同様、世界の名画とも触れ合える博物館にもなっております。相撲観戦の他、両国へお立ち寄りの際は、ぜひ江戸東京博物館にも足を運んでみてはいかがでしょうか。

戻って幕内の力士達の取組を見ると、アッという間に横綱・白鵬の結びの一番。やはり横綱の取組は違います。さらに、祥鳳の弓取り式で盛り上がった後、ツアー参加者は再びバスに乗り込みました。ここでさらなるサプライズ。白鵬の付け人を行っていた春日龍、若春日、春桜、春日島と弓取り式を行った祥鳳がバスに乗ってくれました。一行は、川崎大師近くにある春日山部屋へ移動。恒例となった春日山部屋親方のはからいで部屋内にある3階の大広間にて「ちゃんこ夕食会」を開いていただきました。

夕食会は、取組を終えた力士はもちろん全力士が配膳役となり、おもてなしをしてくれました。本日トリの一番を勝利で飾った春日龍から挨拶があり、ツアー参加者は美味しいちゃんこ料理を食べながら、大いに盛り上がりました。みなさん各力士と話をしたり、力士達のカラオケ、幕内力士の色紙をプレゼント、春日龍対川崎新田ボクシングジムの片桐・古橋との腕相撲対決ありと、アッという間に時間が過ぎてしまいました。最後に力士と一緒に記念撮影をして終了。通常のアウェイツアー同様、勝利後の雰囲気でみなさん帰っていかれました。

フロンターレと春日山部屋の繋がりも4年目になります。今ではいろいろな活動に協力し合える地元川崎の仲間です。これからもフロンターレでは春日山部屋力士を応援していきたいと思いますので、フロンターレ共々、川崎を本拠地に頑張る春日山部屋を、これからも一緒に応援していきましょう。

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