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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

11/26 (土) 2011

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川崎新田ボクシングジム

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11月23日(祝・水)の勤労感謝の日に行われた川崎新田ボクシングジムの「ホーム等々力」での2度目の主催興行となった「HOPEFUL FIGHT9」の報告です。

地元川崎市をスポーツで盛り上げていくために協力関係にある川崎新田ボクシングジムが8月16日に続いて開催したとどろきアリーナでの主催興行。今回も日本ライトフライ級チャンピオンの黒田雅之選手の防衛戦をメインに7名の川崎新田ボクシングジム選手の試合がマッチメイクされました。
8月16日の興行では、黒田選手が日本ライトフライ級1位の佐野友樹選手を判定で下し、タイトル初防衛に成功。セミファイナルでは、黒田選手と共にフロンターレのファン感やフロンタウンさぎぬまのイベントでも毎回活躍してくれているセミファイナルの古橋大輔選手も1RKOで勝利するなど地元川崎で良い結果を残すことができました。そこで今回の興行でも前回以上の結果を残してもらうため、川崎フロンターレも協力させてもらいました。

今回の興行も「多くの市民の子ども達にもボクシングと触れ合ってもらいたい」と新田会長の意向もあり、市内の小中学生は2F席観戦無料となりました。今回は日中の興行ということもあり、興行前から子ども達に楽しんでもらおうと、アリーナ前の広場で秋祭りが行われました。
フロンターレからは、お馴染みのキックターゲットにイケメンダンクなどを実施。さらに、エキシビジョンで実施される第2回日本マスコット級タイトルマッチを記念して、チャンピオンのふろん太、セコンドのワルンタ、挑戦者の千葉ロッテマリーンズのマスコットCOOL、セコンドのマーくんが揃い踏みし、マスコット記念撮影会を実施しました。人気のマスコット達が一堂に集まったこともあり、フロンターレサポーターはもちろん、千葉ロッテマリーンズファンやマスコット好きの方まで集まり、大賑わいとなりました。それ以外にも、川崎新田ボクシングジムからはボクシングエクササイズにミット打ち体験も実施しました。

興行は12:00からスタート。全試合川崎新田ジム所属選手が登場するので1試合たりとも目が離せません。第1試合目は、デビュー戦の長野健太郎選手が登場。4Rを戦い抜き、常に優位に試合を運び3対0の判定で初勝利を飾りました。

幸先よいスタートを切ると第2試合は前回の8月16日の試合が最終ラウンドでTKO負けと悔しいデビュー戦になった竹中康人選手の試合。なんと1R23秒でのTKOで初勝利を飾りました。

第3試合目の三好喜美佳選手はここ2試合勝ち星に恵まれていなかったが、6Rを戦い3-0の判定勝ちで川崎新田ボクシングジム所属選手が3連勝を飾りました。

第4試合目の友田選手は前回の8月16日の試合が2-0の僅差の判定負けだったので、今回こそはと臨みましたが、3-0の判定負けとなってしまいました。友田選手は控室に戻る際、負けて悔しいのに、川崎新田ジムの流れを止めてしまったことに責任を感じてか、これから試合を控えた選手達に向かって「大丈夫!ふろん太が流れを戻してくれるから」と声を掛けていたことにフロンターレ陣営は気合がMAXまで上がりました。

友田選手の思いに応えるために、我がマスコットで日本マスコット級チャンピオン(非公認)のふろん太がリングへ向かいます。エキシビジョンマッチとしてマッチメイクされた「第2回日本マスコット級タイトルマッチ(非公認)」。川崎新田ボクシングジム所属選手と共に川崎を背負ってタイトル防衛戦に臨むことになったふろん太。挑戦者は、プロ野球界からの刺客です。プロ野球界を代表するマスコットでもある千葉ロッテマリーンズの環境戦士で「黒いつむじ風」COOLがふろん太のタイトルを奪いにやってきました。
COOL側はセコンドにマーくんとチアリーディングのM☆Splash!!を従え登場。アクロバティックな登場で観客を魅了するCOOL。ふろん太は悪友のワルンタを従え、チャンピオンとして貫禄の振る舞い。試合前から白熱した雰囲気のマスコット対決に会場も盛り上がります。
2分2Rで行われたこの試合。レフリーは前回同様川崎新田ボクシングジム所属のヘビー級ボクサーのマンモス植田選手。試合前の打合せでは、「この試合のリングに人間は必要ありません。私、マンモスがマスコット達と共にリングを盛り上げますよ」と話してくれました。

試合は、第1Rのゴングと同時に、キックの動作を見せたCOOLにマンモス植田が注意。序盤は軽快な動きで揺さぶりを掛けるCOOLと落ち着いてCOOLを捉えようとパンチを繰り出すふろん太。しびれを切らしたCOOLが、キックの反則でふろん太をダウン。これにはレフリーのマンモス植田から減点1がCOOLに与えられました。この後も慌てずチャンピオンとして落ち着いてCOOLをいなすふろん太。ここで1Rが終了。
2R目、このラウンドも立ち上がりは様子を見ていた両者でしたがCOOLが1発狙っている感じで間合いを詰めます。クリンチから1度離れた瞬間、COOLがピッチングモーションからのストレート。これにイルカウンターで迎え撃つふろん太のパンチで両者ノックダウン。カウント8で両者立ち上がるもCOOLは力尽き10カウント。2RKOでCOOLを破り、ふろん太はタイトル初防衛に成功しました。観客席からは白熱した試合を繰り広げた両者に惜しみない拍手が送られました。

このふろん太の勝利で、友田選手の願い通り、流れを川崎新田ボクシングジム側へ引き戻しました。ホーム等々力同様、川崎市民の歌を歌った後に行われた5試合目。登場したのは、フロンタウンさぎぬまのボクシングエクササイズのインストラクターでもお馴染みの片桐秋彦選手。前回は強敵相手にドロー判定だっただけに、今回こそはと気合が入ります。髪型も心機一転し、フロンターレユニフォームでリングイン。緊迫した熱戦を繰り広げ、最終ラウンドで気持ちを押し出し攻勢に出て、道産子ファイター早坂選手にTKO勝利を収めました。

続くセミファイナルの古橋大輔選手は対戦者の斉藤修司選手が6Rで負傷し、判定決着へ。終始攻勢に出ていたので、納得の3-0の判定勝利でした。

そしてメインイベント!日本ライトフライ級タイトルマッチ。5月に見事チャンピオンに輝き、8月16日に続き、2度目のタイトル防衛戦となった黒田選手。対するは昨年の東日本新人王で日本ライトフライ級10位の山口隼人選手。
試合は、序盤から挑戦者が仕掛け、黒田選手としては苦しい展開に。リズムが掴めず、4Rでダウンを取られる非常事態。その後のラウンドでポイントを重ねた黒田選手。ダウンの印象が強かったので、形勢逆転を願って、黒田選手の応援にも力が入ります。いつも等々力で一緒に戦ってくれているフロンターレサポーターも大きな「黒田」コールで黒田選手を後押し。最後までKO目指して戦いました。

判定に持ち込まれたこの試合。どちらに転ぶかわからずに固唾を飲んで待っていると、黒田選手が山口選手を2-1の判定で下しタイトル防衛。この興行のメインをなんとか飾ってくれました。川崎新田ボクシングジムにとっても、そして我々川崎フロンターレにとっても、地元川崎で2度目のタイトル防衛という大きな勝利でした。川崎新田ボクシングジム所属選手は、今興行で6勝1敗と大成功といえる結果を出すことができました。

ちなみにマスコットタイトル戦後の3試合は、今回もふろん太がラウンドボーイもやらせてもらいました。川崎新田ボクシングジム所属選手を後押しすべく、各ラウンド、堂々とボードを掲げるふろん太がいました。
今回も応援に駆けつけてくれたみなさん、ありがとうございました。そして、川崎新田ボクシングジムのみなさん、今回の興行に関わったみなさん、本当にお疲れさまでした。今後も一緒にさらなる高みを目指しながら、スポーツで川崎を盛り上げていきましょう。

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