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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

4/11 (土) 2009

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優勝!!

text by

広報部

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ACLの遠征レポートもあった関係で報告が遅くなってしまいましたが…

川崎フロンターレU-12が、4月5日(日)大宮アルディージャとの決勝戦を制し、昨年に引き続き「ダノン・ネーションズカップ」への進出が決定しました!!

「勝ったよ、次は決勝!」という随分大事な話をサラッと監督から報告されて数日後。
何となく勝つ予感がしていた… というか勝つに決まっていると信じきっていたので、ACL遠征の出発当日にも関わらず無理やりオフィシャルカメラマンの大堀さんを連れ、味の素スタジアムへ。

集合場所に現れた選手たちの元気なこと。「決勝戦」という響きに必要以上に緊張していたのは我々ぐらいで、選手たちは今日のこの日をすごく楽しみにしていたような満面の笑顔。
当日は「東京ヴェルディvsベガルタ仙台」の試合の前座試合ということで、時間に限りがあり、わずか20分一本勝負。会場に入ると、ちょっと不思議な感じがしましたが、早速着替えてアップの開始です。「あ、トイレにいかなきゃ」とトイレに走って行ったり、一度出たと思ったら忘れ物をしたのか控室に飛んで帰ってきたり… 練習が始まるまでは普通の小学6年生。ただ、練習が始まったらビックリ!

ほんの1年前にこの学年の選手たちの証明写真を撮った時は随分と可愛らしい子供だったという印象が頭の中に残っていたのですが、身長も伸びて、サッカーをしている姿はちっとも可愛くありません…(笑) もはや大人顔負け。すごいです。何でそんなに強いボールを蹴れるのかと驚いて見ていると、むこう側で普通の顔をしてそのボールを止めているわけです。携帯サイト「モバフロ」内にて、当日のアップ風景は動画で撮っていますので、ぜひ見てください!!あれが小学生ですよ。それは決勝戦まで進むわけだと変に関心してしまいました。

そんなアップが続いている中で突然「ちょっと休憩。ピッチに遊びに行こう♪」という高﨑監督以下、コーチ陣の声。実はその場にいて「何で途中で急に切り上げていくのかな?」と疑問に思ったものです。ピタッと練習を休止し、全員でアップルームからピッチ脇へ。みんなで何となくピッチを見ただけで、再び戻りアップの再開です。
「いい雰囲気で、集中して出来ている」と思っていたのは我々だけで、いつも一緒にいる監督とコーチには選手たちの様子が普段と違うように見えていたのでしょうか。数秒間ピッチを見ただけで帰ってきた選手たちは明らかに目つきが変わって戦う集団になっていました。うるさいくらいに声も自然と出ているわけです!動きもパワーアップしているんです!!その場に一緒にいた我々も、なんだか必要以上の緊張がスッと無くなったような感覚になったくらいなんで、まさにマジックですね。
実はゲンをかついであまり勝利することを前提としたプレスリリースは事前に作らないのですが、これは絶対に勝てるなと確信し、優勝のリリースをその場で作り始めたくらい。そのくらい強烈な印象が残った出来事でした。

さて、話がそれましたが、開門すると来るわ来るわ!フロンターレサポーターの皆さんです。
ホームゲームの翌日。疲れていると思うのですが、当たり前のように足を運んでくれる皆さんに本当に感謝。相変わらずいい雰囲気を作ってくれます。

そんなサポーター・家族の大声援に支えられ、開始直後からアグレッシブにプレーするU-12。確実にボールを回して大宮陣内へ攻め込み、積極的にシュート。何度もゴールを脅かします。5分、左からのコーナーキックに三苫薫が頭であわせ待望の先制点。時折、大宮の攻撃を受けるもディフェンス陣がしっかりと、まったく危なげない対応。

勝利を決定付ける2点目が入ったのは12分。中央から出たボールに左45度の位置から山本大介の豪快なシュート!!その後、終了のホイッスルが鳴る最後の最後まで監督の指示通り攻めの姿勢を崩さなかったU-12が見事優勝!!監督・コーチ陣が選手たち以上に喜んでいたような気が… これで10月にブラジル・サンパウロで開催される「ダノン・ネーションズカップ」世界大会への進出が決定しました!!

最後に、フロンターレと大宮の応援が繰り広げられる中、ただ黙って見守り、終了後は温かい拍手をしてくださったヴェルディとベガルタのサポーターの皆さんにも本当に感謝です。皆さんに見守られて本当に両チーム気持ちのこもったナイスゲームでした。

サポーター・家族の皆さんにフロンターレが勝利の報告をしている頃、傍らでは敗戦に泣き崩れる大宮イレブンの姿がありました。まだ小学生。小さいながら厳しい世界で戦っている選手たちの姿を見た気がしました。きっとこれから何年にもわたり両クラブの選手たちはいろいろな大会で戦っていくことでしょう。この日はフロンターレが勝ちましたが、次はわかりません。いや、それでもまた勝てるようにもっともっと頑張って欲しいですね。我々もできる限りサポートしていきたいと思います。


P.S.
ちなみに余談ですが、無理やり時間がない中で連れて行った大堀カメラマンは、全員での記念撮影のあと、「バスが出るまで30分をきってます!」という悲鳴にも聞こえるような言葉を残し、クロばりのスピードで味スタから消えていきました。
実は当日は、ACL豪州遠征の出発日。麻生グラウンドから、選手・スタッフ全員で成田空港に向かうことになっていたのですが… 一緒に乗ることになっていた大堀カメラマン。まさか、監督・選手を待たせるわけにはいかないですよねぇ。ま、どうやって行ったかは不明ですが、間に合ったようですよ(笑)

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