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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

8/14 (水) 2024

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2回目のアカデミー陸前高田修学旅行

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8月3日(土)~5日(月)の3日間、U-15生田、U-15等々力に所属する中学1年生の選手たちとコーチングスタッフ、クラブスタッフが、昨年に引き続き2回目の実施となる「フロンターレアカデミー陸前高田修学旅行&交流試合」に行ってきました。

初日、川崎市内に集合した一行は、バスで一路陸前高田へ。都内の渋滞で予定より20分ほど遅れたものの、無事「道の駅 陸前高田」に到着しました。今回もご協力いただいている陸前高田フロンターレサポーターずの松本直美さんの案内で、奇跡の一本松などを見学。今回参加したのは誕生日が2011年4月以降で、全員が東日本大震災当時は生まれていなかった選手たち。それでも学校で習ったのか、フロンターレでの活動の中で学んだのか、当時のことを質問されると鋭い答えを連発していたのが印象的でした。

短い時間でしたが東日本大震災津波伝承館を見学した後は、宿泊場所となる岩手県立野外活動センターへ移動。まずは施設の使い方やベッドメイキングの方法、食事の時間などについてのオリエンテーションを全員で受けました。夕食後には、陸前高田フロンターレサポーターずの戸羽幸輝さんに講話を聴き、震災当時のこと、地元のサッカークラブで戸羽さんの息子さんも加入していた高田FCの活動再開までの様子などを伺いました。実体験に基づいたお話は選手たちだけでなく、我々スタッフにとっても強烈なインパクトがあり、人生で本当に大切なものは何か、普通にサッカーができる環境がいかにありがたいかなど、多くの学びを得ることができました。

2日目の午前は2016年に高田スマイルフェスを開催した上長部グラウンドでの3チーム対抗戦の1日目。川崎フロンターレU-15生田・等々力連合チームのほか、高田一中&高田FC連合チーム、福島ユナイテッドFC U-15(中学1年生)での三つ巴での試合。川崎に比べれば気温は低かったとは言え、炎天下での試合。それでも高田の選手たちは、レベルの高いチームを相手に試合ができることを楽しみにしていたようで、フロンターレ、福島ユナイテッドFCの選手たちを相手に奮闘していました。試合後にはバーベキュー形式で昼食を取り、スイカ割りやグッズ抽選会などで大いに盛り上がりました。

午後は高田の選手たちと一緒にふろん田に設置するかかしづくり。田んぼの管理をしていただいている村上勝義さん、村上さおりさんのご指導のもと、かかしの顔にトップチームの選手の写真を貼り、チラシ配布などで使用していたユニフォームを着せて完成させました。その後、神田葡萄園さんに立ち寄って、ぶどう畑の見学をしながら「農園のジェラート」を食べて休憩をはさみ、ふろん田へ移動してかかしを設置しました。2日目の夕食後は希望者を募ってカブトムシ・クワガタ獲りへ。事前に虫が集まりやすい光の仕掛けを準備していただいており、寄ってきたクワガタを捕まえて、みんな虫かごに入れていました。

最終日となる3日目の午前は、3チーム対抗戦の2日目。川崎チーム、高田チームに加えて、この日はベガルタ仙台ジュニアユース(中学1年生)が参加。2日連続の試合となる川崎、高田の両チームは、前日の反省を生かしてそれぞれ成長を感じさせるプレーを見せてくれたほか、川崎とベガルタ仙台ジュニアユースの試合では仙台が2点を先行したあとに、川崎も意地を見せて2点を取り返すなどお互いに熱い試合を見せてくれました。

そして、最終日の午後は高田の選手たちと一緒に玉山金山へ。駐車場から20分くらい歩いた先の崖のところで、金と水晶探しをしましたが、山歩きでは疲れた顔を見せていた選手たちも、現場に到着するとテンションMAX。崖を恐れず果敢にアタックする姿は、見守る我々が心配になるくらいの奮闘ぶりでした。

こうして、ギュギュっとアクティビティを詰め込んだ2泊3日の修学旅行は無事に終了。帰りは一ノ関駅からの新幹線で帰路につきました。陸前高田フロンターレサポーターずをはじめ、ご協力いただいた高田の皆さん、そして福島ユナイテッドFC、ベガルタ仙台の皆さん。本当にありがとうございました。

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