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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

9/30 (火) 2014

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普通救命講習

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運営G

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2010年に第1回目を実施してから、今年で第5回目となった川崎フロンターレ主催の普通救命講習。今年は9/20(土)FC東京戦の前、9:00~12:00に実施しました。当日は朝早くからの実施にも関わらず、サポーターを中心に、警備スタッフやボランティアスタッフ、総勢27名が講習を受けました。

講習の実施目的としては、毎年夏場のホームゲームでは多くの方が熱中症で搬送されており、そういった時に1人でも多くの方が落ち着いて対処、救助にあたれるよう、川崎フロンターレでは中原消防署協力のもと、2010シーズンから毎年「普通救命講習」を実施しています。

当日参加された方の動機の中には、「以前応援していた時、近くの人が倒れて、その時何もできなかったので、今回の機会にいざというときに役に立つ技術を身につけたかった。」という方や、「子ども達を連れて来場することが多く、万が一の時の知識がほしい。」といった動機の他にも「少年サッカーの指導者をしているので子ども達の安全を守りたい。」といった動機もありました。

今年は幸いにも、夏場のホームゲームが曇りや雨など気温があまり高くならなかったので、熱中症で搬送される方は少なかったですが、傷病者は熱中症だけとは限りません。その為にも今回の講習でどういった状況に遭遇しても適切な処置が取れるように受講して頂きました。

内容は、プロジェクターを使っての座学から始まり、そこで学んだことを実践で確認するという流れでした。
今までわかったつもりでいた事が、実は間違っていたことであったり、新たに知って驚くことなど、講習内容は非常にわかりやすく、参加者の方の真剣に話を聞き、メモを取る方や積極的に質問する方など、本当に充実した内容でした。

実践では、5グループに分かれて、心肺蘇生法とAED(自動体外式除細動器)取扱を実践しました。
女性グループも作られるなど、女性の方も多く参加されていました。

その他にも、異物誤飲対処法や止血処置など、日常生活でも起こりかねない事の対処法も教えてもらいました。
3時間と聞くと少し長く感じてしまいますが、実際はあっという間に時間も過ぎて、とても充実した講習になりました。

受講された27名の方は川崎市消防局より、普通救命講習修了証を受け取ることができ、「市民救命士」となりました。
今年で5年目となり毎年講習を実施している成果として、ファン・サポーター、警備スタッフ、ボランティアさんで総勢150名を越える「市民救命士」がホームゲーム開催時の等々力陸上競技場にいることになります。
いざという時に、行動を起こせる方がたくさん周りにいることは心強いですよね!

今後もこういった活動を続けていくことで、川崎フロンターレでは日本一、世界一の安心・安全なスタジアムを目指すべく取り組んでいきます!!

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