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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

2/ 2 (火) 2016

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U-13ベトナム遠征

text by

営業G

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前年に引き続き、日本から約3,600km離れたベトナムへ、U-13が遠征を行いました。

ベトナム社会主義共和国は、東南アジアのインドシナ半島東部に位置しており、国民の平均年齢が28歳と活気に溢れた国です。交通手段はほぼバイクで2人乗りや子どもを乗せ、家族3人がバイクに股がり移動するのが日常であります。
国内においてのサッカー人気も非常に高く、スポーツの中では1番好まれ、親しまれているスポーツです。飲食店を覗くと海外リーグを見ながら食事をしていたり、海外クラブのユニフォームを身に纏っている人もチラホラ見受けられます。

フロンターレは、3年前にオフィシャルスポンサーである東急電鉄様のつながりから、トップチームが渡越し、ベトナムリーグ(Vリーグ)に所属しているベカメックス ビンズンFC(以下、ビンズンFC)と親善試合を実施。その翌年にはジュニアユース同士の親善試合を実施し、定期的に交流を深めております。

そして今回は、12月19・20日の両日に、U-13が渡越をして親善試合を実施してきました。海外が初めてという選手もいましたが、空港に集合している姿を見ると、修学旅行かのようなリラックスした雰囲気で、「いい結果を持って帰ってくれるんだろうな!」と期待をしつつ飛行機に乗り込みました。
日本からベトナムは、約6時間のフライト。深夜に出てベトナムに着くのが明朝です。空港からホテルに移動し、今回も「ホテル ニッコー サイゴン」に宿泊しました。

初日は社会科見学ということでホーチミン市内にある観光名所をいくつか周り、その後、調整のため練習を2時間ほど実施。夕方でしたが気温は27、8℃あったので、いい汗を流していました。

翌日は午前中にフットサル場でトレーニングをし、午後ビンズン省へ移動。
前年は2日間ともフロンターレが快勝だったことから、相対するビンズンFCは雪辱を晴らすべく、リベンジに燃えているとの情報も入っていました!
迎えた19日の初戦は、日本との気温差約20℃と東南アジア特有の芝生に慣れようとしているところで、開始早々に相手のミドルシュートが決まり、失点してしまいます。
その後も、中々フロンターレらしいサッカーができず、30分3本で0−3で初日は終了しました。

試合終了後は、ベカメックス社が保有しているホテルにて、クラブ間の交流会を実施。選手、監督•コーチ同士が同じ円卓のテーブルに座り、夕食をとりました。
全く言葉が通じない中でしたが、片言の英語、身振りや手振り、そして携帯の翻訳アプリを使用したりして、コミュニケーションを取っている姿が印象的でした。

翌日20日は、当初トレーニングの予定でしたが、今回同スケジュールで渡越していたコーチ陣に加わり、地域の子どもたちを対象にしたサッカークリニックに、アシスタントコーチとして参加。こちらのサッカークリニックは国際交流基金アジアセンターと日本サッカー協会、そしてJリーグが取り組んでいるアジアにおけるサッカー交流事業の一環で、今回は2日間で約300人の現地の子どもを対象に実施しました。

U-13の選手達は、2日目のサッカークリニックに参加。
学年と男女で3つのグループに分かれて、アシスタントを務めていました。こちらも言葉は通じませんが、サッカーの技術を見せれば現地の子ども達は目を輝かせて、選手達を慕っていました。
女子グループでは、まるでアイドルのような扱いを受ける選手も見受けられ(笑)、サッカークリニックの最後に参加者の子どもたちにプレゼントを用意したのですが、手渡しということで彼の前だけに長蛇の列ができるという場面も!!
選手達もこのような経験をする機会が日本でもないようで、非常に楽しんでおり、リフレッシュできたのではないでしょうか。

午後は前日に引き続き、親善試合を実施。
前日とは全く違った試合の入りで、序盤からペースを握ります。ビンズンFCの縦に速い攻撃を受けるもしっかりと身体をぶつけブロックし、シュートを打たせません。
攻撃ではポゼッションしている時間も長く、シュートの場面も非常に多く、リズムが作れていました。
2本目では、立ち上がりにペナルティエリア外からのミドルシュートがゴール右隅に決まり先制。その後、お互いにPKを与えるなど均衡した内容でしたが、終わってみれば3−2の勝利!

今回の遠征を終えて高田栄二監督は、「選手たちは、気候もピッチ状態も全く異なるベトナムで、海外のチームと戦うという貴重な経験を得ました。交流会もそうですが、今年はサッカーだけでなく、現地の子どもたちとサッカーを通じて触れ合えた事は非常にプラスになったと思います。選手達にとっては、この経験をサッカー人生で活かせてもらえればなと思います」と語ってくれました。

選手に話を聞くと「相手は身体が大きく、フィジカル面で負ける場面が多かった。ボールもうまく回せず、自分達のサッカーができなかった。ただ、2日目はいい距離感でボールを回せる事ができたし、みんなのシュートの意識も高く、実際にシュートを打っていたし、3点とって勝てたことが良かった」と2日目の内容と結果に満足している様子でした。

今回の遠征を実施するにあたり、多大な協力をいただきました東急電鉄様、ベカメックス社、サントリーペプシコ ベトナム ビバレッジ様、ホテル ニッコー サイゴンの皆様、誠にありがとうございました。

今回も非常に良い環境でプレーさせていただきました。
次回以降もベトナムにおけるフロンターレの活動に、ご協力を宜しくお願いします。

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