FRONTALE DIARYフロンターレ日記

2/ 7 (水) 2018

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かわさき球場に想いを馳せる1日

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富士通スタジアム川崎スタッフ

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富士通スタジアム川崎がかつて川崎球場だった頃、プロ野球の歴史に残るような出来事が数多く生まれました。これまでもう何度もお伝えしてきていますが、富士通スタジアム川崎では、年に二回川崎球場時代に想いを馳せ、その歴史に敬意を払うイベントを開催しています。ひとつは毎年10月19日、ほぼ自然発生的にパ・リーグファンや近鉄ファン、ロッテファンが集まって来て在りし日の伝説のダブルヘッダー「ロッテ vs 近鉄」戦を偲ぶ「10・19」イベント、そしてもう一つが川崎球場を軸として、古き良きプロ野球の文化にスポットを当てる「川崎球場」イベントです。先週土曜日に「かわさき球場、今からみるか?昔からみるか?」と題した、川崎球場とプロ野球をテーマにした、参加型エンタテインメントイベントを実施しましたのでその模様をレポートします!

朝9時の開門時、入場券を求める人の列は約60人ほどでした。一番乗りの方はなんと6時台から待っていたという気合の入れよう! 皆さんの期待がひしひしと伝わってきて、嬉しい限りです。

さて、フィールドの奥では怪しげなお面を付けたスタッフが何かを行っているようです。
実は大人気野球マンガ「グラゼニ」の主人公「凡田夏之介」投手に扮したスタッフがオリジナルトレカを来場者に配っていたのです。今回のイベント来場者先着500には「グラゼニ×川崎球場」のオリジナルトレカがプレゼントされたのですが、会場で配られたカードはキラキラとした光沢を放ち、表面には「凡田夏之介」投手の迫力ある投球シーンがデザインされ、裏面には実際にマンガの中で使用された川崎球場の1シーンがデザインされていました。「この日」「この場所」でしか手に入れることができない超激レアカードをゲットした来場者の皆さんは一生の宝物になったはずです。

続いて今年も「川崎球場の面影を探して歩く旅」である「スタジアムツアー」が開催されました。
10時スタートの1回目と15時30分スタートの2回目ともに、早々に定員の50名が埋まり満員御礼。案内人は昨年に続いて伝説の元ロッテ応援団であり元ロッテ球団職員でもある横山さん。「日本スポーツ史の歴史的遺産」とも言える「外野フェンス」や「照明塔」等、スタジアムの敷地内外に今でも残っている川崎球場時代の面影を当時の裏話を交えながら紹介していきました。

さらに「川崎球場時代の沢山の写真」と「現在の富士通スタジアム川崎」を同じアングルで見て比較しながら各所を歩きました。それにより参加者全員が過去に思いを馳せながら
現在と過去を行ったり来たりしている感覚になったのではないでしょうか。案内人の横山さんとツアー参加者の皆様が醸し出す雰囲気はアットホームそのもので「話す人」と「聞く人」という対極の立場に立つのではなく「皆で参加する」「皆で作り上げる」という一体感に溢れていました。もちろん恒例の「ここでしか聞けない話」「とてもじゃないけどSNS上には書けない話」も満載のスタジアムツアーでした。

さて、続いては飲食エリアを覗いてみましょう。まず、はじめに川崎球場を語るうえでは欠かすことができない名物グルメと言えば皆さんご存知の「肉うどん」ですよね。
昨年に引き続き、今回も新たに再現された当時の味を求めてキッチンカーには多くの来場者が集まっていましたよ。甘ダレでじっくりと煮込んだお肉と優しいスープの相性は抜群で、この日を待っていた我々スタッフ陣もここぞとばかりにお腹いっぱい球場名物「肉うどん」をいただきました。

また、この他にもパインジュースをはじめ、広島風お好み焼きの販売など川崎球場で多くの野球ファンから愛された品々も登場しました。こちらは当時の味を再現といったわけではないですが、パインジュースと広島風お好み焼きと聞いて川崎球場時代の飲食を思い出された方も多かったのではないでしょうか? そして、富士通スタジアム川崎で開催されるアメリカンフットボールの試合ではすでにお馴染となった帯広豚丼も大人気でしたよ。スタジアムグルメを通じて、「今」と「昔」の味を思う存分お楽しみいただけたことかと思います。

一方、かわQホール1Fで展示されたのが「川崎球場特設ギャラリー」。元々事務所内ギャラリーに展示してあった品々に加えて、様々な皆さんから寄付や借用させていただいた膨大な川崎球場ゆかりの品々を、出来る限り展示しようと1Fを全てギャラリーにしました。そして今回は株式会社ベースボール・マガジン社様にご協力頂きました。

主な展示コーナーは「ロッテオリオンズの時代」、「川崎球場で行われたオールスターゲーム」、「大洋ホエールズの時代」、今回のトークショー「ゲストコーナー」、「王貞治さんコーナー」、「張本勲さんコーナー」、「村田兆治さんコーナー」、そして今年は「現在の富士通スタジアム川崎コーナー」など多くのコーナーを設置。特設ギャラリーに来て始めて知ったことや懐かしい物など多くあったのではないでしょうか?

ロッテオリオンズコーナーでは、普段事務所内ギャラリーでも放映している「10.19第二試合」を放映。今回は特別に大型テレビで放送しました。
またトークショー終了後には、ゲストの村田辰美さん、愛甲猛さん、前田幸長さんも特設ギャラリーにお立ちより頂きました。ゲストの方々は、昔の自分の記事をみて懐かしんでいました。
今回イベントに参加できなかった方は、毎日ギャラリーコーナーは開放していますので、いつでもお気軽にお越しください。

そしてメインイベントとも言える「松本秀夫さんによるトークショー〜川崎球場同窓会〜」が3部に渡り行われました。

まず第1部のゲストは愛甲猛さん、前田幸長さん、村田辰美さん。
今回のトークショーは昨年に比べてパワーアップ! 川崎球場にゆかりが深い、ロッテオリオンズの面々に加え、近鉄バファローズから村田さんが加わりました。
3名とも応援歌が流れる中、登場。会場からは、久しぶりに見る3名に多くの拍手が送られていました。司会はもちろん松本秀夫さん。そして、2016年に開催したイベントから携わっている元ロッテオリオンズの応援団であり球団職員でもある横山さんが檀上に上がりました。

当時の川崎球場を振り返りながら和やかにトークショーはスタート。さまざまな話題があがった中でも、「雨天中止時」(以下:雨中)の話になると、より一層盛り上がりを見せました。
試合日は快晴なのにもかかわらず、前日振った雨の影響でベンチに水がたまって試合ができないなど、今の環境では考えられない理由で中止なっていたそうです(笑)
さらに、雨中の時は川崎駅で売っている弁当が半額になるから、それを2個買って帰る選手や「歩く墓石」と呼ばれていた選手がいたなど話は尽きません。

極めつけは、伝説のダブルヘッター「10.19」で、なぜロッテがあそこまでの粘りを見せたのかなど。
「絶対にここでしか聞けない」暴露話のオンパレードでした。新たな「10.19」の側面がかいまみられました。予定されていた時間を大幅に上回るトークショーに、ファンの皆さんは大喜び。笑顔が絶えない会場となっていました。

第2部には、1部の面々に加えて、当時をよく知る記者の方が登場。新聞記者ならではの「ネタ作り」をいかにして行っていたか。野球ファンではない方でも思わず「笑ってしまう」ようなエピソード満載でした。現在の野球界に対してのゲストの皆さんの考え方が、よく表れていた第2部となりました。

第3部では、日本野球界の「生き証人」である元大洋ホエールズ土井淳さん、中塚政幸さんでした。松本秀夫さんでさえあまり情報がないといっていた大洋ホエールズ。その話が聞けるとあって会場には立ち見ができるほどにぎわっていました。第3部は若き日の松本秀夫さんと3人で一緒に解説をしたエピソードからスタート。お二方の話の端々に登場する、野球界のレジェンドの名前が出るたびに、会場からは驚きと感動が入り混じったため息が漏れていました。
富士通スタジアム川崎のスタッフにとっても深く川崎球場について学べた1日となりました。

昨年もいらっしゃった方々、今年初めてお越しいただいた方々、皆さんにとって「川崎球場」がどんなに特別な場所なのか、毎年ながらに気づかされます。そして川崎球場という建物自体はもう残っていませんが、今日お越しいただいた皆様一人一人の心の中には、今も川崎球場に鳴り響く球音と歓声がこだましていることと思います。
富士通スタジアム川崎では、これからもそんな熱きプロ野球ファンの皆様の心の琴線に触れるような、川崎球場メモリアルイベントを開催していきたいと思います。ご期待ください!

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