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対戦内容

  • ヤマザキナビスコカップ
  • 2010シーズン
  • 準々決勝 第2戦
  • vs.鹿島アントラーズ

ホームゲーム

日時:2010年09月08日(水)19:00キックオフ 会場:等々力陸上競技場

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この試合の開催データ

2010 ヤマザキナビスコカップ 準々決勝 第2戦 vs.鹿島アントラーズ:開催データ
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
9,406人 雨、中風 23.0℃ 89% 全面良芝、水含み 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
田中 佳孝 吉田 寿光 八木 あかね 西尾 英朗 桜井 大介 大高 常勝

ゲーム公式記録

川崎フロンターレ[ホーム] チーム [アウェイ]鹿島アントラーズ
3

1 前半 1
2 後半 0

1
高畠 勉 監督 オズワルド オリヴェイラ
─ > ─ 勝点 ─ > ─

田坂 祐介 32分
中村 憲剛 79分
ヴィトール ジュニオール 88分

得点
選手/時間

33分 小笠原 満男

選手名
シュート数 ポジ
ション
シュート数
選手名
45909045
相澤 貴志 21000 GK 000 21 曽ヶ端 準
森 勇介 190 0 DF 1017 新井場 徹
菊地 光将 17011 0004 大岩 剛
伊藤 宏樹 2000 10119 伊野波 雅彦
小宮山 尊信 8011 1105 ジウトン
横山 知伸 18314 MF 00015 青木 剛
稲本 潤一 20101 21140 小笠原 満男
田坂 祐介 6303 1018 野沢 拓也
ヴィトール ジュニオール 11213 20211 フェリペ ガブリエル
ジュニーニョ 10011 FW 110 13 興梠 慎三
黒津 勝 7011 000 18 マルキーニョス
 
GK/安藤 駿介 27     0 SUB 0     1 GK/杉山 哲
DF/佐原 秀樹 3   0 0 0     3 DF/岩政 大樹
MF/谷口 博之 29 0 1 1 0 0   6 MF/中田 浩二
MF/中村 憲剛 14   1 1 0 0   10 MF/本山 雅志
MF/楠神 順平 16     0 0 0   16 MF/船山 祐二
MF/登里 享平 23     0 0     25 MF/遠藤 康
FW/小林 悠 24     0 0     9 GK/大迫 勇也
経過
得点選手 得点経過 得点選手
経過

左 11 ~ 中央 → 8 → 6 左足S

6 田坂 祐介 32 33 小笠原 満男 40

左 15 → 中央 8 ↑ 相手DF こぼれ球 40 右足S

中央 10 ~ 左 ↑ 中央 相手DF こぼれ球 14 右足S

14 中村 憲剛 79

右 10 → 6 ↑ 中央 29 ↑ 11 右足S

11 ヴィトール ジュニオール 88

[得点経過の記号の意味]〜:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート

OUT IN 交代選手 IN OUT
19 森 勇介 29 谷口 博之 37 60 6 中田 浩二 11 フェリペ ガブリエル
20 稲本 潤一 14 中村 憲剛 63 76 16 船山 祐二 13 興梠 慎三
7 黒津 勝 3 佐原 秀樹 90+1 81 10 本山 雅志 8 野沢 拓也
警告・退場
選手名/理由
C5 11 ヴィトール ジュニオール 90+2
  
  
  
  
  
45 90 データ 90 45
9 8 17 シュート 9 3 6
5 6 11 GK 14 6 8
6 6 12 CK 1 1 0
10 9 19 直接FK 13 5 8
1 2 3 間接FK 4 1 3
1 0 1 オフサイド 4 1 3
0 0 0 PK 0 0 0
警告・退場
選手名/理由
39 C1 5 ジウトン
70 C1 40 小笠原 満男
75 C1 40 小笠原 満男
75 CS 40 小笠原 満男
  
  

注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。
注2:*はハーフタイムなどのインターバル中、あるいはPK戦中を意味する。

警告理由
C1 = 反スポーツ的行為 C2 = ラフプレイ C3 = 異議 C4 = 繰り返しの違反 C5 = 遅延行為  C6 = 距離不足
C7 = 無許可入 C8 = 無許可去
退場理由
S1 = 著しく不正なプレイ S2 = 乱暴行為 S3 = つば吐き S4 = 得点機会阻止(手) S5 = 得点機会阻止(他)
S6 = 侮辱 CS = 警告2回

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他会場の開催結果

2010 ヤマザキナビスコカップ / 準々決勝 第2戦 >利用規約をご確認ください

日 程 対戦 会 場 キックオフ 入場者数 結果
2010年
09月08日(水)
仙台 vs 磐田 ユアスタ 19:00 ─人  - 
清水 vs F東京 アウスタ 19:00 ─人  - 
G大阪 vs 広島 万博 19:00 ─人  - 

ゲームをとことん!

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ゲームレポート

ナビスコカップ準々決勝第2戦、ホーム等々力での鹿島戦。フロンターレが準決勝に進出するための条件は2点差以上の勝利、もしくは1-0の勝利。90分間で2-1のスコアであれば延長戦へ。それでも決着がつかない場合はPK戦となる。ときおり霧雨の舞う等々力陸上競技場。19:00キックオフ。

前半[0分>45分]

フロンターレのスターティングメンバーはジュニーニョと黒津の2トップ、中盤右に田坂、左にヴィトール、ダブルボランチは稲本と横山、小宮山-伊藤-菊地-森の最終ライン。GK相澤。立ち上がり数十秒、フロンターレの攻撃。ルーズボールを拾ってジュニーニョが左サイドをドリブル。クロスのクリアボールに横山が詰めるが、ミドルシュートはゴール左に外れる。1分、鹿島の攻撃。シンプルに裏のスペースを狙われ興梠が走り込んでくるが、GK相澤が飛び出しキャッチ。11分には自陣でボールを奪われ危険なシーンを招くが、興梠のラストパスはマルキーニョスには合わず。ボールへの寄せが速い鹿島。お互いに決定機こそないものの、中盤での激しい攻防が続く。18分、鹿島の攻撃。左サイドからのスローインがゴール前に流れるが、フェリペのシュートは枠を外れ、ことなきを得る。21分、フロンターレの攻撃。菊地のクリアボールを田坂が受け、裏のスペースへ浮かし球を入れ黒津が走り込むが、このプレーはオフサイドの判定。22分、鹿島の攻撃。右サイドからのフリーキックのこぼれ球をつながれ、伊野波にミドルシュートを打たれるがゴール上に外れる。23分、フロンターレの攻撃。中盤右サイドからのフリーキック。ここでヴィトールが直接ゴールに向かうボールを入れるが、GKにセーブされる。24分、GK相澤のロングキックがゴール前に向かうが、走り込んだ田坂は惜しくも触れず。26分、ペナルティーエリア左からフリーキック。ここで田坂が速いボールをゴール前に入れるが、惜しくもDFに触られラインを割る。右サイドからのコーナーキック。田坂からのボールはゴール前を通過するが、左サイドでヴィトールがキープ。パスを受けたジュニーニョが左サイドからクロスを入れゴール前で混戦となるが、ここはファールをとられる。28分、右サイドからのフリーキック。ここでヴィトールがまたもや直接ゴールに向かうボールを入れるが、GKにセーブされる。

29分、コーナーキックのこぼれ球に田坂が詰めてミドルシュートを放つが、これはDFに当たって止められる。30分、鹿島のセットプレーをしのいで反撃。中盤の田坂が裏のスペースへボールを入れるが、走り込んだジュニーニョは惜しくも届かず。しかし迎えた31分、左サイドでヴィトールとの巧みなコンビネーションからスルーパスに小宮山が抜け出し、折り返しを田坂が合わせてゴールに流し込み、フロンターレが先制点を挙げる。(1-0) しかし直後の32分、すぐさま鹿島に反撃をかけられ、スルーパスに抜け出した野沢が左サイドから折り返し。こぼれ球を小笠原に決められ、あっという間に同点に追いつかれてしまう。(1-1) この一連のプレーで森が負傷。ピッチ外へ。ひとり少ない状態で鹿島の攻撃をしのぐ。36分、森に代えて谷口を投入。田坂が右サイドバックに下がり、谷口が攻撃MFのポジションに入る4-2-3-1のフォーメーションにチェンジ。39分、フロンターレの攻撃。右サイドからのフリーキックのこぼれ球に田坂が詰めるが、ミドルシュートはゴール上に外れる。41分、伊藤がロングスルーパス。左サイドのスペースにジュニーニョが走り込むが、クロスは惜しくもDFに当たって外れる。右コーナーキック。ヴィトールからのボールに谷口がヘッドで合わせるが、惜しくもゴール目前でクリアされる。42分、フロンターレのセットプレーをしのがれ、鹿島がカウンターへ。スルーパスに興梠が反応するが、GK相澤が飛び出しクリア。危ない場面だった。43分、フロンターレの攻撃。右サイドをジュニがドリブル突破。クロスのこぼれ球をつないで稲本が左足を振り抜くが、このミドルシュートはDFに当たって外れる。ロスタイム、田坂が右サイドをドリブル突破。クロスのこぼれ球に再び稲本が詰めるが、ミドルシュートはがうまくミートせず。フロンターレが先制したものの、直後に鹿島にアウェイゴールを奪われてしまった。さらに森が負傷交代。2戦のトータルスコア2-3。まずはこの試合で2点目を取って追いつかなければならない。前半を1-1で折り返した。

ハーフタイムコメント

川崎フロンターレ:高畠 勉 監督

サイドを起点に攻撃を仕掛けていこう。攻撃時のリスク管理をはっきりと。ピッチコンディション、風下ということを意識して。


鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ 監督

セカンドボールをしっかり拾おう。相手へのマークをしっかりしよう。ピッチ状況を考えてプレーしよう。

後半[45分>90分]

ハーフタイムのロッカールーム。「引き分けだったら相手の勝ちだぞ!点を取るためにこのメンバーでやっているんだ。まずは1点!そして2点、3点とゴールを奪っていけ!」と高畠監督が喝を入れる。雨脚が強まるなか、後半がスタート。47分、鹿島の攻撃。早いリスタートから危ない場面を招くが、田坂がカバーに入り難を逃れる。49分、フロンターレの攻撃。連続コーナーキックから菊地が飛び込むが、惜しくもタイミングが合わず。直後に鹿島にカウンターを狙われるが、飛び出してきたジウトンには稲本がスライディングでカバー。鹿島にルーズボールを拾われ押し込まれるが、ディフェンス陣がしのぐ。52分、フロンターレの攻撃。ボールをつないで回し、右サイドの田坂がクロスを入れるが、GKがセーブしDFがクリア。53分、ヴィトールの左コーナーキックを伊藤が頭で落とすがDFがクリア。54分にも左サイドで小宮山がDFをかわしてクロスを入れるが、ここもDFにクリアされる。56分、鹿島陣内に押し込み、左サイドのジュニーニョからの戻しを田坂が合わせるが、ミドルシュートはゴール右に外れる。57分、鹿島の攻撃。パスをつながれ押し込まれるが、裏のスペースに走り込んだ野沢には小宮山が対応。メンバーチェンジで守備を固める鹿島。60分、フロンターレの攻撃。パスをつないで稲本が左サイドに展開。ジュニーニョのクロスに谷口が飛び込むが、惜しくもタイミングが合わず。62分、ここで稲本に代えて中村が入り、トップ下のポジションへ。直後に一瞬のスキをつかれて裏のスペースへのボールに興梠が走り込むが、GK相澤が飛び出し止める。危ない場面だった。63分、フロンターレの攻撃。右サイドのヴィトールのスルーパスにジュニーニョが抜け出しクロスを狙うが、惜しくもDFにブロックされる。

66分、右サイドの田坂からボールを受けたヴィトールが戻し、中村がスルー。背後の横山が左足を振り抜き、このミドルシュートをGKがはじくが、ボールはクロスバーに当たってキャッチされる。67分、鹿島の攻撃。右サイドの野沢のクロスのこぼれ球に小笠原が詰めるが、シュートはDFが体を張ってブロック。70分、鹿島の右サイドからのフリーキック、野沢からゴール前にボールが入るが、GK相澤が体を張って止める。迎えた74分、鹿島小笠原がファール。2枚目のイエローカードを受けて退場処分に。フロンターレが数的優位な状況となる。足が止まった鹿島に対し、一方的に押し込むフロンターレ。迎えた78分、ジュニーニョが左サイドをドリブル。折り返しのボールはDFに当たるが、こぼれ球に走り込んだ中村がグラウンダーのミドルシュートを叩き込み、フロンターレがトータルスコアで追いつく2点目を挙げる。(2-1) 81分、フロンターレの攻撃。中村からボールを受けた右サイドの黒津がスルーパス。ヴィトールが走り込むが、飛び出したGKにキャッチされる。83分、左サイドからのコーナーキック。ヴィトールからのボールに菊地が走り込むが、惜しくもタイミングが合わず。86分、パスをつないで中村が右サイドに展開。ジュニーニョが左足を振り抜くが、シュートは枠を外れる。しかし迎えた88分。パスをつないで右サイドのジュニーニョが戻し、右サイドの田坂がクロス。ゴール前で谷口が競り合いながら足を出し、こぼれたボールをヴィトールが押し込み、トータルスコアで逆転する3点目を決める。(3-1) ロスタイム、捨て身の反撃をかける鹿島に対し、フロンターレは黒津に代えて佐原を投入。5バックでしのぎきり、3-1でタイムアップ。

この結果、トータルスコアは4-3となり、フロンターレが鹿島を下して準決勝進出。次戦はJリーグ、中2日での横浜FMとのホームゲーム。ハードな連戦が続くが、今日の勝利を弾みに連勝を狙いたい。

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試合終了後 監督コメント

hc

[総評]

準々決勝第2戦をホームで迎えられたことが、うちのアドバンテージになったという思いでいっぱいです。アウェイで1-2で敗戦しての等々力のホームということで、サポーターの力を借りてしっかり去年、決勝戦で悔しい思いをしていますから、その思いを晴らしていこうと言うことで、まずは目の前の強敵の鹿島さんをしっかりと我々のサッカーをして勝って、準決勝にコマを進めようという事で選手たちを送り出しました。ゲームの方はこのコンディションでしたので、お互いに前回よりは動きはよかったかなと思います。ただ、0-0で点が入ったらゲームが動くと。選手達には点が入ったら動く。その先制点をしっかりと我々が取ろうと言うことで話をしていました。その通り、選手たちが先制点をとってくれてこれで優位にゲームが進めるなという思いでした。残念ながらすぐに失点してしまったんですが、改めて鹿島さんのメンタリティはすごいものがあると思いました。そこで気持ちを切り替えてこのままでは我々は負けてしまうと、ハーフタイムにサポーターの力を借りてしっかりと、まずは1点を勝ち越して、それでは延長なので、それで満足せずに2点差をつけて勝とうということで送り出しました。選手たちはよくやってくれたと思います。サポーターはこういう雰囲気の中で、素晴らしい雰囲気で後押ししてくれて、本当に感謝しています。選手たちも本当によくやってくれたと思います。これでまずは準決勝にコマを進められたので、そこはしっかりと決勝に、タイトルを取れるようにしたいと思います。そして中2日でリーグ戦が再開しますが、このいい流れを中2日で試合なんですが、なんとか持っていけるようにしたいと思います。以上です。

[質疑応答]
── 中村選手の投入についてのプランについて、そのようなプランを考えていたのか?彼が自ら志願したのか。また彼のプレーの評価について教えてください。
代表に行く前に、この前日の代表の試合の出場時間によって、あとはコンディション次第で出場時間を決めようと。昨日の試合が予選のスタートではなかったので、出場時間が10分くらいだったので、スタメンどうだという話をしたら、ケンゴがキツイですと。そこは冗談だったんですが、やはりちょっとこの暑さの中での連戦で、パラグアイ戦に出て、かなり疲労感があるという話は事前に聞いていたので、その時点でサブに置いて、スーパーサブで後半、流れのいいところで使おうということは考えていました。昨日電話で確認したんですが、延長もありますからそこも踏まえて、後半の勝負どころでケンゴを使いたいという思いでした。そこは流れを見て、後半のところでの投入となりました。コンディション的に、昨日の試合が短かったもので、後半のところも時間的には25分、ロスタイムを含めたら30分近くですか。なので、もっと動きがあるのかなと思ったらやはり疲れていたみたいで、ちょっとコンディション的に悪い、しんどいのかなという思いでピッチを見ていたんですが、やはり経験のある選手ですし、決定的なシュート。よくやってくれたと思います。代表とかけ持っての連戦の中、彼のパフォーマンスには満足しています。
── 前半に森選手が怪我をした後、谷口選手を投入しましたがあれはどういうお考えだったのでしょうか?
アウェイゴールを入れられてしまって1-1ということで、このままでは敗戦という事なので、田坂があれだけ早い時間から、前半からサイドバックということはなかったんですが、何回か経験があるので、攻撃的にいきたいという事で、谷口を入れて田坂に右のサイドバックをやってもらって、その時点で点を取りに3トップに代えました。
── 今日は横山を稲本と組ませましたが、今日の横山の評価を教えてください。監督がイメージしているプレーは出来ているんでしょうか。
そうですね、交代で、代表から帰ってきて稲本のコンディションが、前半もそうですが後半にパフォーマンスが落ちてしまうので、その後20分くらいコンスタントに横山を投入という形でプレーしているんですが、そのパフォーマンスが非常にいいなという事で、ずっときていたんですが、天皇杯でスタメンで使って大学生相手とはいえしっかりとバランスをとりながら、うちは右サイドは残り20分でやって相手がふさいできてという形だったんですが、しっかりと天皇杯で難しいゲームを中盤の底のバランサーとして、働いてくれていたのでそこを評価しました。中2日でのアントラーズさんとの準々決勝第2戦だったんですが、中村を休ませるという事で、そこの開いたポジションに誰を使うのかというところだったんですが、谷口か、横山かというところで悩んだんですが、攻撃のところ、谷口は後半にパワーを持って行きたいとき、ギアを変えたい時に谷口を使いたいという事で、天皇杯のパフォーマンスとリーグ戦の流れと、天皇杯のパフォーマンスを見て、今日の横山のスタートを決めました。90分、やってきたプレーが90分通して鹿島さん相手にできたことは評価しています。

鹿島アントラーズ 監督
オズワルド オリヴェイラ

[総評]

みなさん、こんばんは。

[質疑応答]
── 小笠原選手の退場をのぞけば、シナリオ通りに見えましたがいかがでしょうか?
退場があったところから直後に失点しましたから影響があったとは考えられますが、内容的にフロンターレさんも非常に素晴らしい内容をやっていましたし、彼らが得点してもおかしくはない状況であったので、11対11の中でもその可能性はあったのかなと思います。確かにその退場で自分たちを不利な状況に自分たちで追い込んでしまったというのはあるんじゃないかと思います。
── 2-1の状況でひとり足りない中、どう戦うのか。1点を取りに行くのか、それとも失点を防ぐことを優先させるのか。そのへん、監督としてどうお考えだったのでしょうか?
当然ながら数的不利な状況なので、そこからは守ってカウンター1本を狙うという状況を作りだす、編み出すしかないわけであって。急激にやり方を変える、たとえばリトリートすることを極端にやり過ぎるとやっぱり好ましくない。自分たちで罠を仕掛けて相手が入ってくるのを待って、そこを奪ってカウンターという形を考えていたんですが、当然ながら相手の方が数的優位なので、条件、状況を編み出すアドバンテージというものはあるわけで、残念ながら我々が狙っていた形よりも相手の方が、自分たちが思っている、あるいはやろうとする形に持っていくことができて得点することができたのではないかと思います。
── 準々決勝で厳しい日程でやっていますが、ここで勝てば次に進めますが、負けてしまった状態で疲れてすぐにリーグ戦に臨まなければいけない。この状況をどう考えますか?
当然ながらロッカールームが賑やかであるとは言えないわけで、それはもう敗戦したあとに選手たちが何をやるべきだったのか、あるいは何を目的としてそれを達成することができなかった、ということに対する、失望感というのは彼らが一番感じているわけで、今回はじめてではないので、そういった敗戦をするのは。勝負の世界は勝ったり負けたりすることがあるわけであって、当然ながらリカバーするという部分に関しては負ければリカバーするという心理的な部分、あるいは精神的な部分で多少影響があるかもしれませんが、ただ、僕としては他のスタッフと共に彼らに新しいエネルギーを注入して、また新たな戦いにJリーグというものが目の前にあるわけですから、切り替えて努力をし続けたいと思っています。ありがとうございます、お疲れ様です。またお会いしたいと思います。

試合終了後 川崎選手コメント

川崎フロンターレ:佐原 秀樹

── 試合を振り返って
あの時間で出ていくのは正直なところ怖い。絶対に点を取られたくない。セーフティにやろうと、全部頭で行った。

川崎フロンターレ:田坂 祐介

── 試合を振り返って
先制点が欲しかったので前からいこうと話していた。実際、いい形で入ったが、すぐに取り返されてしまった。森さんのアクシデントがありサイドに入ったが柔軟に対応できたと思う。個人としてもチームとしてもよかった。サイドバックに入ってからは相手を見ながらタイミングみてあがろうと。後半うちは攻めるしかなかったし、相手が10人になり守備にまわり、一方のうちはイケイケの状態だったので、攻め続ければ点は取れると思った。ケンゴさんは縦パスも横への揺さぶり、サイドチェンジがあるので、1対1で仕掛けられた。3点目のシーンは、アバウトなボールだったが、タニがうまくおさめて、ヴィトールがよく決めてくれた。

川崎フロンターレ:小宮山 尊信

── 試合を振り返って
1点目はヴィトールとお互いに動きを見ながら、いいコンビネーションでラストパスに持っていくことができた。ブラジル人選手とも信頼関係を築けていて頼もしい存在だし、彼らと絡みながら攻撃にいけるのは楽しい。折り返しの前のプレーのヒールパスも感覚だけだったが、背後にちゃんとヴィトールがいてくれたし、シュートを決めたタサと3人で同じ映像を共有することができた。イメージどおりだった。先に1点取ったが、相手は鹿島だけに2点、3点と取っていこうという話をしていた。早い時間に取り返されたことで、逆に攻撃モードになった。それが良かったのかもしれない。次はリーグ戦。マリノス戦にはいろいろな思いがあるが、今日のように選手とサポーターが一緒になって戦いたい。みんなが何を望んでいるのかはわかっているし、スタジアム一体となって次も勝利のイメージを作り上げていきたい。

川崎フロンターレ:ジュニーニョ

── 試合を振り返って
やはり難しいゲームになった。でも、それは試合前からわかっていたこと。みんなで勝利への気持ちを強く持ってピッチに入った。先制することができたが、すぐに失点しまった。勇介がアクシデントでメンバーやポジション変更があったが、みんな集中を切らしていなかった。ハーフタイムに気持ちを切り替えて、もう一度いこう、ゴールを奪いにいこうと声をかけ合いながらピッチに入った。みんなの気持ちがケンゴの素晴らしいゴールをうんだんだと思う。後半は3トップ気味で前からやっている形。攻撃陣としてはやりやすかった。今日は勝った。でもまだ準決勝まで期間がある。次はJリーグ。間隔は短いがしっかりと準備をしてマリノス戦に臨みたい。

川崎フロンターレ:ヴィトール ジュニオール

── 試合を振り返って
うちだけではなく相手もテクニックがあるチーム。非常にいいゲームになった。結果的にうちが相手よりもゴールを多く取ったということ。モチベーション高くゲームに入ることができたし、勝たなければいけないゲームで全員でゴールを求めていった。その結果、勝利をつかみ取ることができた。今日はゲームのリズムがすごく良かったし、相手に退場者が出てからはたくさんのスペースができた。それも関係していたのか、こちらのプレスもうまくいった。1点目のコミとのコンビネーションからタサが決めたゴールは、仲間たちとピッチ内外で友好関係を築くことができているから。いい関係がピッチでゴールという結果につながった。練習でいつもやっているし、お互いの特徴がわかり合えている。自然といいコンビネーションになった。3点目の自分のゴールは正直、ボールがくるのが見えていなかった。無我夢中でペナルティーエリアに入り込んだら、後ろ向きのタニからボールが出てきた。タニのトラップミスが結果的にゴールにつながった感じ。でも欲しいのは自分のゴールではなくて、チームとしてのタイトル。去年もナビスコカップは決勝までいったが、自分は怪我で出場できなかった。ピッチ外から応援していたが、優勝を手に入れることができなかった。今年は自分もピッチに立つことができているし、何としても優勝したい。

川崎フロンターレ:中村 憲剛

── 試合を振り返って
昨日の同じ時間、試合をやっていた。不思議な感じ。これまでの人生ではじめての経験。こんなことはめったにない。コンディションうんぬんではなく、気力だけだった。ただ、メンバーに入っている以上言い訳はできない。やるしかない。出る以上はやるしかない。とにかく監督から声がかかったらいくぞという気持ちだけだった。すごく疲れていたが、サポーターのみんなの声が後押ししてくれた。走らせてくれた。自分が入ったときは、トップ下で前の3人のポジションを見ながら点に絡むことを考えた。ヴィトール、タニが動いてくれていたのでやりやすかった。自分は止まってボールを受けることができた。あの時間帯は左右のサイドからうまく崩せていたし、セカンドボールも拾えていただので、真ん中で構えていればボールがこぼれてくると思っていた。うまく入り込むことができたし、素直なタッチでシュートを打つことができた。無心というか。よくわからない。集中していた。残り5分くらいで、これは来るなと思っていたら、ヴィトールが取ってくれた。向こうは3ボランチ気味にしていて、サイドが空いていた。先制して、追いつかれ、勇介が怪我したが、最後は等々力の力で勝たせてもらった。何としても勝たなきゃいけない試合で、鹿島から勝利を奪えたのは大きな進歩だと思う。ひとつひとつ頑張りたい。

川崎フロンターレ:菊地 光将

── 試合を振り返って
最後の方は、宏樹とは一発が怖いと。それだけはやめようと話していた。マルキーニョスが狙っていたし、それを警戒していた。なんとしてもナビスコを取りたい気持ちが強い。勝ったが、まだタイトルを取ったわけではない。次はリーグ戦があるし、しっかりやりたいと思う。

川崎フロンターレ:相澤 貴志

── 試合を振り返って
うちが1点取ったところまではプランどおりだったが、すぐ追いつかれてしまい、勝負を難しくしてしまった。後半相手に退場者が出たというのもあるが、自分たちのサッカーをぶれずにやれたことが結果につながったと思う。1-1になってから厳しい時間帯があったが、ディフェンスが我慢しつつチャンスのときは点を取りにいくといういい形で試合を進めることができた。でも、ひとつハードルをクリアしただけ。この前の名古屋戦や今日の試合をものにできて、着実に勝負強いチームになっているのは感じる。今日は勝ったが、すぐ次がある。次のマリノス戦も等々力でやれるし、サポーターの後押しがあるので、一体となって勝利を手に入れたい。

川崎フロンターレ:谷口 博之

── 試合を振り返って
強い鹿島から3点も取って勝つことができた。うれしいし、ホッとしている。途中出場だったが、みんながサポートしてくれた。やりにくさはなかった。タサのいいゴールで先制して、失点は防ぎたかったが、まだまだいけるという雰囲気だったし心配していなかった。鹿島が引いたことで、行けるようになった。オレが前に出て行けば、ヨコがフリーになる。それでうまく振り分けられていた。3点目は、まあ一応アシストということで。タサがちゃんと見てくれていた。

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ゲームフォト・ギャラリー

  • 悪天候で試合開催が危ぶまれたが、無事、ナビスコカップ準々決勝第2戦キックオフ
  • GK21/相澤貴志選手
  • MF19/森 勇介選手
  • MF23/登里享平選手
  • 試合前の選手達
  • 準決勝進出をかけた試合が始まる!
  • MF11/ヴィトール ジュニオール選手
  • MF6/田坂祐介選手
  • MF19/森 勇介選手
  • DF8/小宮山 尊信選手
  • FW7/黒津 勝選手
  • MF17/菊地光将選手
  • 1点を追う両チームのせめぎ合い
  • DF2/伊藤宏樹選手
  • MF6/田坂祐介選手
  • 先取点を挙げた田坂選手を祝福する選手達
  • MF20/稲本潤一選手
  • FW10/ジュニーニョ選手
  • DF18/横山知伸選手
  • DF2/伊藤宏樹選手
  • トータルスコアに追いつくケンゴの強烈なミドルシュート
  • 日本代表戦から即出場のケンゴが、追加点を決めた!
  • 終了間際、ヴィトールが準決勝を決める追加点!
  • MF29/谷口博之選手
  • 鹿島の猛攻を防ぎ、3-1でタイムアップ!
  • トータルスコアで鹿島を下し、準決勝進出を決めた
  • DF3/佐原秀樹選手
  • おつかれさま!MF14/中村憲剛選手
  • ハードな連戦が続くが、この勢いを続けたい
  • MF6/田坂祐介選手
  • 悪天候にも関わらず、駆けつけてくれた大勢のサポーターに「ありがとう」

悪天候で試合開催が危ぶまれたが、無事、ナビスコカップ準々決勝第2戦キックオフ

frontales

対戦内容

  • J1リーグ
  • 2010シーズン
  • 第22節
  • vs.横浜F・マリノス

ホームゲーム

日時:2010年09月11日(土)16:00キックオフ 会場:等々力陸上競技場

現在の試合状況

試合終了

更新:12/03/09 15:07

このカテゴリのスケジュールをチェック

この試合の開催情報

この試合のTVオンエア情報

前節終了時の累積警告

  • なし

今節の出場停止

  • なし

2010 ヤマザキナビスコ順位表
(本節終了時)

順位 チーム 勝点 得失数
1 浦和 70 +28
2 鹿島 69 +21
3 G大阪 66 +34
4 清水 61 +20
5 川崎 53 +18
6 新潟 51 +3
7 50 +11
8 横浜FM 49 +19
9 神戸 46 +10
10 磐田 46 -5
11 千葉 42 -3
12 名古屋 42 -4
13 F東京 42 -10
14 大分 38 -20
15 大宮 34 -16
16 広島 31 -27
17 甲府 27 -31
18 横浜FC 13 -48

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