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対戦内容

  • Jリーグディビジョン 1
  • 2008シーズン
  • 第34節
  • vs.東京ヴェルディ

アウェイゲーム

日時:2008年12月06日(土)14:30キックオフ 会場:味の素スタジアム

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この試合の開催データ

2008 Jリーグディビジョン 1 第34節 vs.東京ヴェルディ:開催データ
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
24,620人 晴、弱風 12.4℃ 29% 全面良芝、乾燥 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
岩崎 圭介 岡田 正義 宮島 一代 大塚 晴弘 前之園 晴廣 小山 修
過去の対戦成績(J1) 過去の対戦成績(J2) 2008シーズン対戦記録
2勝2分1敗/4得点4失点 対戦無し 第1節(ホーム)/第34節(アウェイ)

ゲーム公式記録

川崎フロンターレ[アウェイ] チーム [ホーム]東京ヴェルディ
2

0 前半 0
- 後半 -

0
高畠 勉 監督 柱谷 哲二
57 > 60 勝点 37 > 37

レナチーニョ 64+0分
中村 憲剛 89+0分

得点
選手/時間

選手名
シュート数 ポジ
ション
シュート数
選手名
45909045
川島 永嗣 1000 GK 000 1 土肥 洋一
森 勇介 19101 DF 00014 富澤 清太郎
井川 祐輔 4000 00017 土屋 征夫
寺田 周平 13000 0005 那須 大亮
伊藤 宏樹 2011 2114 和田 拓三
菊地 光将 171 1 MF 1106 菅原 智
中村 憲剛 14022 0 023 福西 崇史
谷口 博之 29101 1108 柴崎 晃誠
レナチーニョ 34224 FW 110 25 平本 一樹
鄭 大世 16112 110 36 大黒 将志
ジュニーニョ 10325 101 16 飯尾 一慶
 
GK/植草 裕樹 22       SUB       21 GK/高木 義成
MF/村上 和弘 26             2 DF/福田 健介
MF/田坂 祐介 6   0 0       3 DF/萩村 滋則
MF/大橋 正博 24   1 1       11 MF/大野 敏隆
FW/久木野 聡 23       0 0   20 MF/廣山 望
FW/黒津 勝 7       0 0   33 MF/河野 広貴
FW/我那覇 和樹 9   0 0 0 0   19 FW/船越 優蔵
経過
得点選手 得点経過 得点選手
経過

中央 29 ~ → 10 ~ → 34 右足S

34 レナチーニョ 64+0

左 直接FK 10 → 中央 14 右足S

14 中村 憲剛 89+0

[得点経過の記号の意味]〜:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート

OUT IN 交代選手 IN OUT
17 菊地 光将 24 大橋 正博 45+0 58+0 20 廣山 望 16 飯尾 一慶
34 レナチーニョ 9 我那覇 和樹 82+0 78+0 33 河野 広貴 36 大黒 将志
16 鄭 大世 6 田坂 祐介 82+0 83+0 19 船越 優蔵 8 柴崎 晃誠
警告・退場
選手名/理由
  
  
  
  
  
  
45 90 データ 90 45
9 9 18 シュート 7 5 2
4 8 12 GK 20 10 10
8 4 12 CK 3 2 1
9 8 17 直接FK 9 4 5
1 4 5 間接FK 5 4 1
1 3 4 オフサイド 4 4 0
1 0 1 PK 0 0 0
警告・退場
選手名/理由
14+0 C1 8 柴崎 晃誠
26+0 S2 23 福西 崇史
26+0 C3 16 飯尾 一慶
33+0 C5 17 土屋 征夫
78+0 C3 25 平本 一樹
  

注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。
注2:*はハーフタイムなどのインターバル中、あるいはPK戦中を意味する。

警告理由
C1 = 反スポーツ的行為 C2 = ラフプレイ C3 = 異議 C4 = 繰り返しの違反 C5 = 遅延行為  C6 = 距離不足
C7 = 無許可入 C8 = 無許可去
退場理由
S1 = 著しく不正なプレイ S2 = 乱暴行為 S3 = つば吐き S4 = 得点機会阻止(手) S5 = 得点機会阻止(他)
S6 = 侮辱 CS = 警告2回

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他会場の開催結果

2008 Jリーグディビジョン 1 / 第34節 >利用規約をご確認ください

日 程 対戦 会 場 キックオフ 入場者数 結果
2008年
12月6日(土)
札幌 vs 鹿島 札幌ド 14:33 26,220人 0 - 1
浦和 vs 横浜FM 埼玉 14:31 53,583人 1 - 6
千葉 vs F東京 フクアリ 14:34 17,152人 4 - 2
新潟 vs G大阪 東北電ス 14:34 34,287人 3 - 2
磐田 vs 大宮 ヤマハ 14:34 16,593人 0 - 1
京都 vs 清水 西京極 14:34 17,331人 1 - 3
神戸 vs 柏 ホムスタ 14:34 17,511人 0 - 2
大分 vs 名古屋 九石ド 14:34 28,831人 0 - 0

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ゲームレポート

奇跡の逆転優勝に望みをつなげ、味の素スタジアムに乗り込んだ今シーズンのラストゲーム、東京V戦。鹿島と名古屋の結果次第だが、フロンターレが優勝の可能性を残すためには、この試合で大量の得点差をつけて勝利しなければならない。前売りの段階で7千人、当日券を入れると1万人近くのフロンターレサポーターが駆けつけた味の素スタジアム。14:33キックオフ。

前半[0分>45分]

フロンターレのスターティングメンバーは、前線は中央にテセ、左にジュニーニョ、右にレナチーニョ。中盤は菊地が中央の底で右に中村、左に谷口が基本形。伊藤-寺田-井川-森の4バック。GK川島。立ち上がり数十秒、フロンターレがビッグチャンスを迎える。レナチーニョがドリブルで持ち込みミドルシュート。GKがはじいたボール拾ったテセが右サイドから折り返しを入れ、ゴール前の混戦からジュニーニョが流し込んだかに見えたが、ライン際でGKとDFに防がれ惜しくもゴールならず。4分には、中村の左サイドからのフリーキックをファーサイドでテセが折り返すが、このボールはGKにキャッチされる。さらに6分、中村の右コーナーキックがピンポイントで谷口の前へ。谷口が右足を合わせるが、シュートは惜しくもゴール左に外れる。厳しいチェックでボールを奪いにくる東京V。中盤での激しい攻防が続く。14分、15分とフロンターレが連続してセットプレーのチャンスをつかむが、いずれもゴールにはつながらず。17分、東京Vの攻撃。中盤でボールを奪ったところを奪い返され、オーバーラップしてきた土屋にクロスを入れられるが、GK川島がはじいて谷口がクリア。ピンチをしのぐ。23分、フロンターレの攻撃。中村の左コーナーキックからゴール前で混戦となり、テセ、ジュニーニョが詰めるが、ボールは惜しくもクロスバーに当たって外れる。

24分、東京Vの攻撃。速攻から平本にドリブル突破を許すが、ここは井川が体を張って最後のところで止める。迎えた26分、中村の右コーナーキックからゴール前で混戦に。ここでペナルティエリア内で福西が寺田にファール。一発レッドカードを出され、退場処分に。この一連のプレーでしばらく試合が止まり、29分に再開。PKキッカーはジュニーニョ。しかし、このPKをジュニーニョが外してしまう。その後は数的優位になったフロンターレがゲームを支配するが、東京Vの粘り強い守備に捕まり、緊迫した展開が続く。35分、フロンターレの攻撃。右サイドでレナチーニョがボールキープ。パスをつないで左サイドへと展開し、ジュニーニョの折り返しを受けた森が右サイドからミドルシュートを狙うが、枠をとらえきれず。40分、東京Vにカウンターを浴びるが、ここは寺田が落ち着いてカバー。41分、フロンターレの攻撃。中村の右コーナーキックを寺田がヘッドで合わせ、こぼれ球を拾ったジュニーニョが左サイドからクロス。ゴール前で菊地が体で押し込もうとするが、GKにはじかれてしまう。42分にも右サイドからボールをつなぎ、最後はフリーで入ってきた伊藤がシュートを狙うが、これもDFに当たってGKがキャッチ。ロスタイムにも中村を起点にカウンターへ。最後は左サイドでボールを受けたレナチーニョがカーブをかけたミドルシュートを狙うが、惜しくもゴール右に外れる。両チームの勝ちたい気持ちが伝わってくる緊張感のある試合展開。数的優位のフロンターレが押しているものの、東京Vも粘りのディフェンスでワンチャンスを狙ってくる。0-0のまま前半を折り返した。

ハーフタイムコメント

川崎フロンターレ:高畠 勉 監督

サイドにしっかり起点を作って。落ち着いてプレーして、バランスを崩さないように。攻守の切り替えを早く。


東京ヴェルディ:柱谷 哲二 監督

ナイスキーパー、ナイスディフェンス。ここからさらに1つになって残り45分、今年の集大成を戦っていこう。FWはペナルティーエリア内でどんどん勝負をしかけていけ。

後半[45分>90分]

ハーフタイムのロッカールーム。「絶対にバラバラになるな!相手は10人。逆に難しいゲームになる。みんなでひとつになって最後まで戦っていけ!」と高畠監督。「最後のところを落ち着いて、みんなでやっていこう!」と中村も声をかける。後半、菊地に代えて大橋を投入。スタートから前の枚数を増やし、点を取りにかかるフロンターレ。48分、大橋の左コーナーキックに寺田が飛び込むが、これはDFがクリア。49分にはセカンドボールを拾って押し込み、中村からボールを受けたレナチーニョが右サイドからDFをかわしてクロスを入れ、ゴール前にテセが飛び込むがこれもDFにブロックされる。直後に東京Vがカウンターを狙うが、ここは中村がいち早く戻ってカバー。50分、フロンターレの攻撃。速い攻撃からジュニーニョが左サイドからクロス。ゴール前でテセが右足を合わせるが、うまくタイミングが合わずシュートはゴール上に外れる。51分、東京Vの攻撃。フロンターレの左サイドの裏を平本に突かれて折り返し。大黒にシュートを打たれるが、これはゴール上に外れる。55分にも裏をとった平本にドリブルを許し、左サイドから折り返し。飯尾にシュートを打たれるが、寺田がコースに入りブロック。さらに57分、平本のスルーパスに抜けた飯尾が左サイドから折り返し。柴崎にシュートを打たれるが、これはゴール右に外れる。危ないシーンが続く。58分、フロンターレの攻撃。ジュニーニョのスルーパスを受けた大橋が左サイドからクロス。このボールをレナチーニョがダイレクトで合わせるが、シュートは惜しくもタイミングが合わず。前がかりになったところで逆を突かれ、東京Vにカウンターを狙われる時間帯が続く。

しかし65分、谷口のスルーパスに反応したジュニーニョが左サイドから折り返し、ゴール前でレナチーニョがワンタッチで合わせ、フロンターレがようやく先制点を挙げる。(1-0) 東京Vも反撃。66分、右サイドをオーバーラップしてきた土屋からシュート性のアーリークロスが入るが、このボールはそのままゴール左へ外れる。69分、フロンターレの攻撃。森の右サイドからのロングパスを大橋が左サイドで受けてクロス。ゴール前にレナチーニョが飛び込むが、ここは惜しくもDFにカバーされる。さらに72分、東京Vの攻撃をしのいでカウンターへ。大橋の絶妙のスルーパスにレナチーニョが裏に抜けるが、シュートは惜しくもGKにセーブされる。フロンターレがリードしているものの、東京Vもまったく諦めていない。油断のできない状況が続く。74分、フロンターレの攻撃。大橋からボールを受けた中村からパスを受けた森が右サイドからクロス。ゴール前にテセが飛び込むが、惜しくもDFにカバーされる。75分にもセットプレーからボールをつなぎ最後は中村がミドルシュート。しかし、これはGK正面。82分、テセに代えて我那覇、レナチーニョに代えて田坂がピッチへ。83分、東京Vの攻撃。右サイドをオーバーラップした土屋から折り返しが入り、ニアサイドで平本が合わせるがシュートはゴール右に外れ、事なきを得る。東京Vは船越を入れてパワープレーへ。積極的に責め合う展開が続く。88分、フロンターレの攻撃。東京Vのプレッシャーをかわし、ケンゴのスルーパスにジュニーニョが抜けるが、シュート惜しくもゴール左に外れる。試合はロスタイムへ。カウンターからジュニーニョが決定的なチャンスを外してしまうが、リスタートの一瞬のスキを突き、ジュニーニョからボールを受けた中村が強烈なミドルシュートをゴールに突き差し勝負あり。(2-0)

首位の鹿島が勝利したため、逆転優勝は叶わず。しかし、大分と引き分けた名古屋を抜いて2位でフィニッシュ。来シーズンのACLの出場権を確保した。シーズン序盤の主力の移籍、監督交代といった緊急事態を乗り越え優勝争いに加わった経験は、チームの力となって来シーズンにつながっていくはずだ。フロンターレの歴史はまだまだ続く。

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試合終了後 監督コメント

hc

[公式記者会見 総評]

今日のゲームに入るにあたりまして、今シーズン最後のゲームということで、選手達には他力ですが優勝の可能性があるシチュエーションの中で、自分たちのサッカーをしようと。今シーズンいろいろありましたが、成長してきた姿をしっかりとパフォーマンスに表現していこうと送り出しました。立ち上がりから、選手たちは本当に気持ちの入ったプレーをしてくれました。なかなか点が入らなかったですけど、相手が1人退場するということで難しいゲーム展開となりましたが、それでも慌てることなく得点を重ねて最後まであきらめることなくしっかり勝点3をもぎ取ってくれたと思います。今シーズン終了にあたりまして、サポートしてくださっていたスポンサーの方々、最後まで声を枯らして応援し続けてくれたサポーターの方には非常に感謝しています。それとクラブ関係者、チームスタッフには本当に感謝しています。そして、毎試合フロンターレらしいサッカーを展開してくれている選手たちに感謝します。以上です。

[公式記者会見 質疑応答]
── 点差をつけての勝利ということを少し考えていたかと思うのですが、逆に相手が一人減ってちょっと難しくなったということでしたが、どのへんにそれを感じましたか?
1人少ないという状況で、点が入るのが当たり前というような雰囲気になってしまいますし、選手たちが3点差をつけなければいけないということで、前がかりになってしまうことが、心配したところでした。
── 昨日の段階では鹿島戦の情報を入れないということでしたが、それは実行されたのでしょうか?
そうですね。
── 後半あたまから大橋選手を投入した狙いは?
相手が一人少なくなったからです。
── 後半の立ち上がりに連続したピンチがありましたが、どういう原因だったのでしょうか?
点を取りに行くということで、ちょっと前掛かりになったのではないでしょうか。
── 前半戦の危機的状況から最終的に2位にまでもってこれた理由について。あと鹿島が優勝しましたが、1位と2位の差というのはどのくらいあると監督はお考えですか?
僕自身は、フロンターレの選手たちは、優勝・タイトルを手にするだけの実力はあると思います。ただ結果がこういうふうに出た時点で、現時点での今シーズンの実力として2位だったことがわかったかなと思います。

東京ヴェルディ 監督
柱谷 哲二

[公式記者会見 総評]

[公式記者会見 質疑応答]

試合終了後 川崎選手コメント

川崎フロンターレ:川島 永嗣

── 試合を振り返って
自分たちが勝つことが優勝の最低限の条件だった。その点で勝ったのはよかったが、タイトルを目指してきていたので、今日勝ったことよりも優勝できなかった悔しさの方が大きい。優勝は、自分たちだけの結果ではなかった。いろんなことがあっての、この結果だし、もう一つタイトルに手が届かなかったのは何かがあったんだと思う。ACLは最低限の事だったと思うし、みんなACLに出てやってみたいという気持ちが強かった。日本以外の経験がプラスになると思うし、いいことだと思う。

川崎フロンターレ:伊藤 宏樹

── 試合を振り返って
立ち上がりからセカンドボールを拾って押し込めていたし、最高の入り方でチャンスもたくさんあっただけに、前半のうちに点を取りたかった。ただ、結果的に失点ゼロで終われたし、全体的な内容も良かった。鹿島の結果は試合が終わるまで知らなかった。シーズン終盤でチーム状態が沈みかけたが、立て直して勝って終われたのは良かったと思う。いろんなことがあって課題もたくさん出てきた。4バックになってから前後を分断させられて厳しい状況があったが、最後に立て直して連動したサッカーに近づいてきたと思う。ただ、最後に上がってきただけ。自分たちの弱さもわかっている。そういう意味では、ツトさんと一緒に精神的にも成長することができた。いいイメージのまま終われて、来年セキさんが戻ってきてどうなるか楽しみ。

川崎フロンターレ:井川 祐輔

── 試合を振り返って
失点ゼロだったので個人的には良かったが、勝ったけど残念というか、2-0でも素直に喜べない試合。やっぱり一番上に行かなくちゃいけないし、行きたかった。試合は早い時間にチャンスがあって、そこで決めていたら条件の3点ぐらいは取れたかなと思う。そういった細かい部分の課題を来年はチームとして改善していきたい。来年はACLがある。去年のACLは途中出場が多かったので、来年しっかりスタメンを取って、最初から試合に出られるように頑張りたい。

川崎フロンターレ:我那覇 和樹

── 試合を振り返って
フロンターレの一員として最後の試合で、あれだけの大勢のサポーターの前でプレーできて幸せだった。優勝できなかったことは残念だが、勝って終われたことは良かった。高校を卒業して右も左もわからない頃からお世話になり、川崎フロンターレというクラブに成長させてもらった。どんなときもサポーターの後押しがあったし、凄く心強かった。感謝しています。来シーズンもチーム一丸となって頑張ってほしいし、僕自身は今後どうなるかはわからないが、フロンターレと同じピッチに立って戦えるように頑張っていきたい。10年間ありがとうございました。

川崎フロンターレ:寺田 周平

── 試合を振り返って
鹿島が勝っているから。これで鹿島が負けてて、2-0で2位だったら悔しいが、仕方ない。優勝してタイトルを取れれば大きくなれると思う。成長するためにも優勝したい。ACLにチャレンジ出来るのはうれしい。

川崎フロンターレ:中村 憲剛

── 試合を振り返って
試合に勝ったら嬉しいはずだが、複雑な心境。3点取れるチャンスがあったし、鹿島が勝ったので無理だったが、優勝したかった。ただ、東京Vという残留がかかっていて必死にくるチームに対して、状況に左右されることなく自分たちのサッカーで勝って終わることができた部分は評価してもいいと思う。とにかく3-0で勝てば優勝、ACLがあるということで、3点取ることを目標にしていた。2点目のゴールは人がついて来なかったので、素直に打ったら入った。でも、鹿島の経過を知らなかったので、3点目を取ることだけを考えていた。その3点目は取りきれなかったが、最後まで諦めない気持ちを見せることはできたと思う。今年はいろいろなことがあって、ツトさんと一緒にまた頑張ろうと歯を食いしばって踏ん張ってきた。最終的に2位まで押し上げられたのは、選手だけの力じゃなくて、スタッフやサポーター、フロンターレに関わるすべての人のおかげ。落ちるのはすぐだし、簡単なこと。優勝できなかったのは残念だが、沈んだ状態から自分たちでチームを立て直してここまで来られたのは今後につながると思う。

川崎フロンターレ:森 勇介

── 試合を振り返って
最初の1分くらいのところで決めていればもっと楽だった。途中、押し込まれる時間帯があったし、バランスをもう少し考えないと。ACLは最低限ものだったと思う。今季はどこのチームもそうだが、取りこぼした試合が多かった。優勝争いの中の2位という意味では、06年とは違っている。勝点は少ないけど。

川崎フロンターレ:大橋 正博

── 試合を振り返って
チームの一員として最後まで3-0を目指してプレーしたが、個人的には大勢のサポーターの前で楽しみながらサッカーができた。前半で相手が1人減っていたのでスペースがあって、自分としてはやりやすかった。でも、チャンスで決めることができなかったのは残念。サポーターにはパワーをもらったし、1年間最後まで僕たちと一緒に戦ってくれた。感謝の気持ちで一杯。ありがとうございます。僕は今年でチームを離れますが、この2年間フロンターレでプレーしたことは忘れません。今後どうなるかはわかりませんが、もしも敵チームとして対戦するときはお手柔らかにお願いします。

川崎フロンターレ:谷口 博之

── 試合を振り返って
やることはやったので、悔いはない。優勝できる力がなかったんだと思う。向こうに退場者が出て、いつか点は入るかなと思っていた。今日は結局のところ3-0で勝ててもアントラーズが勝っていたし、仕方ないと思う。今日は3ボランチ気味で始めたので、動けた。今日は始めから走ろうと思っていた。

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ゲームフォト・ギャラリー

  • 集合写真
  • MF29/谷口博之選手
  • MF17/菊地光将選手
  • MF14/中村憲剛選手
  • DF13/寺田周平選手
  • DF2/伊藤宏樹選手
  • GK1/川島永嗣選手
  • MF24/大橋正博選手
  • MF19/森 勇介選手
  • FW34/レナチーニョ選手
  • MF6/田坂祐介選手
  • FW9/我那覇 和樹選手

集合写真

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対戦内容

  • J1リーグ
  • 2008シーズン
  • 第34節
  • vs.東京ヴェルディ

アウェイゲーム

日時:2008年12月06日(土)14:30キックオフ 会場:味の素スタジアム

現在の試合状況:

試合終了

更新:09/03/06 13:29

この試合の開催情報

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この試合のTVオンエア情報

前節終了時の累積警告

2枚 2/伊藤 宏樹

3枚 4/井川 祐輔

1枚 7/黒津 勝

1枚 8/山岸 智

3枚 10/ジュニーニョ

3枚 11/ヴィトール ジュニオール

3枚 14/中村 憲剛

1枚 15/原田 拓

2枚 16/鄭 大世

2枚 17/菊地 光将

1枚 18/横山 知伸

2枚 19/森 勇介

1枚 24/大橋 正博

3枚 26/村上 和弘

2枚 29/谷口 博之

今節の出場停止

なし

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