CLUB OFFICIAL 
TOP PARTNERS

FRONTALE DIARYフロンターレ日記

5/24 (日) 2009

カテゴリー:

Jリーグ新人研修

text by

広報部

カテゴリー:

毎年、新人選手を対象に行なっている「Jリーグ新人研修」。
サッカークラブがいかにホームタウンの方々に支えられているのかを学べる貴重な機会ですが、今年は登里享平選手と安藤駿介選手が参加しました。

さて新人研修といえば、昨年より始まったフロンターレ特命大使の“哲さん”こと中西哲生さんによる講義。もちろん今年もお願いして哲さんに来ていただきました。
Jリーグ黎明期の名古屋と川崎でプロサッカー選手として活躍した哲さん。いわば「プロ」という概念自体がまだ確立されていなかった時代に、ストイコビッチ現名古屋監督やアーセン・ベンゲル元名古屋・現アーセナル監督など、世界の超一流プロフェッショナルと直に接して薫陶を受け、更に引退後もスポーツジャーナリストとして多方面で活躍するだけあって、プロ選手としての心構えやセカンドキャリアが如何に大事か、そしてサポーターとの接し方など、ときには具体的な事例や数字も踏まえながら、プロ選手としてのキャリアをスタートさせたばかりの二人に熱く語ってくれました。
ジッと哲さんの目を見ながら聞き入っていた二人の姿が印象的でした。

次に登壇したのは武田社長です。「市民クラブとしての使命」、「地域社会への貢献」などフロンターレと川崎市の関係をスライドを使いながら分かりやすく説明しました。ただ勝つだけではなく、いかにフロンターレが地域活性化に寄与出来るか。またいかに自分達が地域住民の皆さんから期待されているか、常にそれを念頭に置きながら練習にも力を入れて欲しい、と二人に語りかけていました。

最後にクラブ事務所前で哲さんと記念写真を撮ったあと、二人は中原区の平間商店街へ。
それぞれ肩から名前の入ったタスキをかけて一軒一軒ポスター配布と、6月7日(日)に開催されるファン感謝デーの告知をしてきました。
「こんにちは、川崎フロンターレの安藤です。今日は新人研修で商店街挨拶をしているのですが、よかったらポスターを貼らせてもらえますか?」と二人ともしっかりとお店の人に受け答えをしていました。
快くポスター掲出OKをもらったお店に二人で協力してテープで一枚一枚お店にポスターを貼っていました。

「早くこのポスターに載るように頑張ってね!!」とのお店の方からの言葉に二人とも「がんばります!」と力強く答えていました。ポスター張りだけじゃなく、ノボリも「よかったらファン感謝デーにも遊びに来て下さい。僕もステージで頑張るんで」としっかりファン感もアピール。
お店の方も「頑張ってよ!応援しているから」、「二人とも早くレギュラーになって活躍してね」など熱い激励の言葉や、二人の為にお土産を用意してくれたりと、商店街の方からの心遣いをうけながらの研修となりました。

実はこの平間商店街、歴代のフロンターレの新人選手が研修をおこなっている商店街なのですが、中には周平やケンゴが「新人」として商店街を訪問したときの初々しい写真を大事に保管してくれているお店の方もいて、「この商店街に挨拶に来る選手はみんな活躍してるから頑張ってね」とお店の方から歴代の選手の若かりし頃の写真を見せてもらいながら当事の思い出や様子を聞かせてもらいました。

「フロンターレができた当時は、試合をしても全然勝てず、競技場もガラガラで本当に大変だった。でも、川崎の街を離れていった数々のスポーツチームと違って、地元の人と一緒にやっていこうという気持ちがあるチームなので、自分達も一緒に応援してきて、いまのフロンターレの活躍が本当にうれしい。フロンターレの成績が良い悪いにかかわらず、川崎のチームとして変わらず応援していくので、二人も川崎が第二の故郷になるように一緒に頑張って欲しい」というそれぞれの地元商店街のかたの思いを直接聞かせてもらっていました。

「フロンターレを応援してくれている商店街はとってもあたたかいって聞いてたけど、まさかこんなに応援してくれてるなんて、すごく良い経験をできました」と安藤も感激!
「こうやって自分達を支えてくれている人に会えて、とても大事な経験ができました、これはさらに頑張らなきゃだめですね。」とノボリも話していて、二人とも商店街廻りを通じてそれぞれ刺激をうけていたようです。

最後は、商店街のお寿司屋さんが研修を終えた二人にお寿司を振舞ってくれました。
研修を終えて、くつろいだ二人から普段の私生活の様子も聞くことができました。
二人は寮住まいということで、二人ともでかけるよりも部屋でDVDを見たりゆっくりするほうが好きだそうです。   練習も一緒に通っているそうで一緒にいる時間も長いとか。先日は寮で、ノボリがファン感の練習をするのにDVDプレーヤーがないと突然夜に安藤の部屋にきて、ファン感の踊りの練習をはじめ出したそうです。ノボリの個人練習は「そろそろ寝たい」という安藤にお構いナシで夜中まで続き、やっと寝れると練習の終わりを待ちわびていた安藤を後に1人満足げに帰っていったとか。

自由奔放な自分の世界を持っているノボリと、落着いてそれを見守る安藤と意外といいコンビの新人二人、今後の活躍に期待しましょう!

  • ツイッター
  • フェイスブック

関連する日記

share with friends!
Tweet
FB Shere

2022-05

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最新の日記

過去の日記

カテゴリー

PAGE TOP

サイトマップ