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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

1/19 (木) 2023

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SDGs研修

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研修担当

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昨日1/18(水)、監督・コーチ・選手・トップチームスタッフを対象に、SDGs研修を実施しました。

研修と言っても、キャンプのトレーニングで心身共に疲れている中で、いわゆるお勉強をしても、頭に入りづらい・取り組みづらいだろうな、選手たちも構えるだろうなと。しかも開始時間は夕食直後。確実にまったりする時間帯なので... ディスカッションをして、みんなの前で発表をし、とにかく楽しく参加できることを第一に準備をしました。そもそも何かの検定試験の勉強ではないため、これが模範回答ですと教えるものでもないため、まずは興味を持ってもらうことを第一目標に!!

ホテルに着いた直後にヤストに「どうしたんですか!?あ、今日研修かぁ」とけん制をされたような気がしたので(笑)予想通りの反応に気も引き締まります。

講師は、社会起業家の平原依文さん。小学2年生より自らの意志で中国・カナダ・メキシコ・スペインに留学経験を持つ平原さんの話が面白く、「研修」と構えることなくスッと入って来ると思い、これなら選手も大丈夫!とお願いをしました。

最初は一体何をやるんだろうと構えていた選手達も、平原さんのFCバルセロナでのインターン経験などを聞くうちに、集中して聞き入っている姿が印象的でした。

途中で、何度かグループでディスカッションをする機会が設定されていたため、選手・スタッフ同士で何度も「自分がどう考えるか、どう感じているか」「みんなの話を聞いてどう思うか」を言葉にする機会がありました。「自分の考えを言葉にしてしっかりと相手に伝える」というのは研修を通じて学んでほしいと思っていたので、良い機会です。

「サッカー選手になると決めたきっかけは何??」という質問で、いきなり平原さんにマイクを向けられたのはアキ。ピッチでのたたずまいと違ういつものアキらしい雰囲気の回答で、場も盛り上がります。また、「どうして、サッカー選手として頑張るか??」の問いには、アキが抱えるコンプレックスの話なども出て、周りのみんなが、「そういうことを考えているのか」と考えさせられる時間でした。ルーキーたちも一生懸命に答え、ジョアンやジェジ、マルちゃん、チャナら、日本とはまた違う環境の話もあり、ノボリがいつものように盛り上げる。チームのいい雰囲気を感じることが出来ました。

和気あいあいと進行していくなかで、何度も振られ、マイクを向けられた鬼木監督からも、「こうやってみんなの考えていることを聞けて、それ自体がとてもいい時間になっている」との話もあり、まさにその通りで、良い形で研修は進行していきました。

その後は、社会貢献をする世界のサッカー選手の話、日頃選手達がフロンターレで行っていることが、どういうことにつながっているのかの話、社会課題についての議論など90分という研修の時間でしたが、いろんなことを考え、発言する貴重な時間を過ごせたかなと思います。始まる前には薄っすらとしていた「SDGs」についての知識も、一人一人に差こそあれ、少しでもくっきりとしていたらいいなと思いました。

選手達には、日頃の生活であまり触れてこなかったこと、違う知識を入れること、いろいろな人の違う考えに触れることは大事かなと思いますので、様々な視点で物事を見てもらい、サッカー選手としてだけでなく、人間としてもさらに成長してほしいなと思うので、これからもいろんな研修が出来たらいいなと思った一日でした。

最後に「締めをお願いします!!」とまたもや急に振られた鬼木監督。

監督の率直な感想。自身の考えていること。クラブだけではなく、選手達への想いには、聞いていた私たちもグッと引き付けられました。高桑コーチが、「いいこと言うんだよねぇ」と監督をイジっていたくらい、みんなの心に響くメッセージだったかなと思います。監督の選手・スタッフ達へ贈った言葉については、私たちみんなの心の中に、決意という形で大切にし、今シーズンも頑張っていきたいなと思いました。

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