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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

6/27 (月) 2011

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全国へ!!

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広報部

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先日のU-18に引き続き、U-12が3度目の神奈川県大会優勝&全国大会出場を決めました!

鹿島戦の翌日、マリノスタウンに到着するとすでに我らがU-12はウォーミングアップの真っ最中。すでに何度かお伝えしていますが、昨年・神奈川県予選を突破したバディーSCが全国優勝を果たしたために、今年は神奈川県から2チームが全国大会に出場できます。

つまりこの日の準決勝に勝利すれば決定!ということで、会場は異様な雰囲気。ピッチ上ではもう1つの準決勝。横浜F・マリノスプライマリー追浜とあざみ野FCが熱戦を繰り広げていました。やはりマリノスタウンということもあり、会場全体が当たり前ですが、マリノスの応援一色。1つ1つのプレーに会場全体から大きな声援・悲鳴が飛び交います。
8人制ということもあり、攻守の切り替えの早い白熱した試合が展開されるなか、終了間際にあざみ野FCの大型FWの決勝ゴールで劇的な幕切れ。結果的にはその選手はフロンターレのスクール生。他にも何人かスクール生がいたようで、観戦に来ていたスクールコーチ陣はずいぶん嬉しそうにしていました。

そのころ、すでに試合前のミーティング中だったフロンターレU-12は、高崎監督から「今まで自分たちがやってきたことを信じて思い切ってやってこい」とゲキを受け、ひと足早く全国行きを決め、喜ぶあざみ野FCの選手たちを見て、さらに気合いが入ったようでした。

フロンターレの対戦相手は、横浜F・マリノスプライマリー。いよいよキックオフした準決勝。
開始直後のプレー。前線から積極的にプレッシャーをかけ、こぼれたボールをファーストシュートは金井満生。フロンターレのこの試合にかける意気込みが伝わってきます。が、なかなかリズムが作れないフロンターレ。マリノスに何度もチャンスを作られるなか、GK早坂勇希が落ち着いてセーブを続けるも、14分、中盤でボールを奪われ、右45度からの強烈なシュートで失点。会場はものすごい歓声につつまれます。
直後の15分、ゴール前の混戦で高岸憲伸、高橋真の連続ヘディングシュートもバーを叩くなど得点を奪えず、前半終了。

いつものように選手たちで話し合いをしてから後半へ。後半もチャンスをお互いに作る展開に。5分、マリノスに左サイドを突破され、強烈なシュートを打たれるも早坂がビッグセーブ。直後にもエリア内でフリーで頭であわされるなど小川真輝を中心にしたDF陣も苦労させられます。7分、ここで高橋真に代わって中村亮太を入れると主導権はフロンターレに。8分、中村の右サイドのドリブル突破から中央へのラストパス。これを走りこんだ高岸が右サイドへ落ち着いて決め同点。その後、両チームが選手交代をし勝負をしかけてくるなか、もう終了か?と思った残り時間わずかの19分。またも右サイドを突破したのは中村。その姿を見て、ベンチにいる選手たちから「ケンシン、来るぞー、走れー」と大声が。中央に目をやると疲れからか、あごがあがりながらも相手DFを振り切って懸命に長い距離を走ってきたのは高岸。先制点と同じようなシーンでラストパスを受けると、今度は落ち着いて左隅に蹴り込み逆転ゴール!前日のトップチーム同様、劇的な勝利となりました。

これでフロンターレU-12とあざみ野FCが神奈川県代表として全国大会への出場を決めました!

その後、お互い全国行きを決めた直後の決勝戦でしたが、「準々決勝では去年のチャンピオンのバディーにも勝って、今日はマリノスにも勝った。対戦したチームの選手たちの分まで絶対に優勝して全国へ行きたい」と話していた選手たち。落ち着いたプレーを披露し、試合は終始フロンターレペース。前半9分に高岸が、後半19分には高橋真がしっかりと追加点。見事3度目の優勝を決め、全国大会出場に花を添えました。

選手たちも「これからも何度もマリノスと対戦するはず」と言っていましたが、準決勝に進出した4チーム中2チームがマリノス。すごい!と思うと同時に、確かにこれから何年にもわたってこの選手たちとの対戦が繰り広げられるのでしょう。苦労させられそうだなとも思いました。と、同時に彼らがトップチームに上がった時の対戦が今から楽しみですね。

今日も50人ほどのサポーターの皆さんがかけつけてくれ、選手の家族・応援に来ていたU-10の選手たちとともに熱い応援をしてくれました。選手たちも「バディーもマリノスも応援がすごかったけど、うちはもっとすごかった」と喜んでいました。高?監督からも選手たちに「トップチームだけではなく、こういうジュニアの試合にもわざわざ応援にきてくれている。これはすごいことだ。君たちはお父さんやお母さんだけではなくて、大勢の皆さんの力に支えられているから、サッカーができているんだぞ。フロンターレというチームはそうやってなりたっている。自分たちのためにも、支えてくだる皆さんのためにも頑張らないとな」と話していました。

よく有名になると親戚が増えるなんていう冗談話がありますよね。いい時だけ近づいてくる人はたくさんいるということかもしれません。でもトップチーム同様、いつもどんな時でも苦しい時でも、U-18の試合でも中学生の試合でも、小学生の試合でも「同じフロンターレの選手だから」「フロンターレファミリーだから当然」と当り前のように口にし、「フロンターレの一員であることに一層の誇りを持って夢に向かって頑張ってほしい」と、現地までかけつけてくれるフロンターレサポーターの皆さんの存在をきっと選手たちも改めて感じたことでしょう。

先日のU-18のときもそうでしたが、今回のU-12も、全国決定!と出した直後のお祝いメールの数がここ数年の2倍・3倍どころではない量まで増えてきました。注目していただいている・見守っていただいている選手たちが羨ましいなと感じると同時に、スタッフ一同、本当に皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

いつか「あの時のあの10番が」「あのGKが」「どっかで聞いたことあると思ったけど、彼かー」なんて言いながらアカデミー出身で活躍するトップチームの選手の話題ができたら… 最高ですね。
今、彼らはサッカーを通して人間としても大きく成長する過程です。学校の勉強ももちろん。夢であるプロサッカー選手になりたいと強く願い、毎日毎日厳しいトレーニングもしています。どうか今後も彼らを温かく、時には厳しく見守ってあげてください。

最後にU-12の選手のみんな、優勝&全国大会出場おめでとう!!

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