モバイルフロンターレ

フロンタウン

Kengo14

ボランティア

フロンターレOBが熱く語り下ろし!OB'sコラム

川崎フロンターレ主催のサッカースクール

コーチのお仕事

2006年06月27日(火)

フロンターレ旋風

text by 育成フィジカルコーチ 中村圭介  

こんにちは。育成普及部フィジカルコーチをしております中村圭介です。
ご存知のように、今、ドイツではワールドカップが行われ、連日熱い戦いが繰り広げられています。我々川崎フロンターレU-18も規模の違いこそあれ、7月28日(金)〜8月5日(土)に福島県のJヴィレッジと横浜の三ツ沢公園球技場で行われる「日本クラブユース選手権(U-18)大会」に向けて、ワールドカップに負けないくらい、熱い熱い闘いを繰り広げています。

この日本クラブユース選手権(U-18)大会、ワールドカップと同じように本大会へ出場するためには、厳しい予選を勝ち抜いていかなければなりません。出場枠は全国9地域から24チーム。北海道(1)、東北(2)、関東(9)、北信越(1)、東海(3)、関西(4)、中国(1)、四国(1)、九州(2)。この関東の出場枠「9」の中に入るために、4月から関東の厳しい予選を闘ってきました。

関東ブロックには昨年度優勝の東京ヴェルディ、準優勝の横浜F・マリノス、3位の大宮アルディージャを含め、強豪が揃っています。この9チームの一角に入ることは思った以上に至難の業なのです。実際、昨年同大会ベスト8の浦和レッズ、そして神奈川プリンスリーグ絶好調の湘南ベルマーレは予想に反して出場権を逃がしてしまいました。

今年のフロンターレ、関東二次予選の結果からも下馬評は厳しいものがありましたが、最終予選では選手の頑張りによって何とか関東4位で5年連続5回目の出場権を手に入れることができました。
しかし、出場権を手に入れたからといって安心してはいけません。我々の目標はあくまでも「全国制覇」なのです。先日、栃木県那須スポーツパークで行われた関東大会順位決定戦では、その気の緩みをつかれてか、横浜F・マリノスと三菱養和に0-2、0-4と苦汁を飲まされてしまいました。この敗戦で出場権を失うとかいうものではなかったからよかったものの、こんな戦いをしていたら、全国制覇はただの夢物語で終わってしまいます。

本大会まで残り1ヶ月。技術、戦術、フィジカル、そしてメンタル面をもう一度しっかり立て直して、全国大会ではトップチームのように“川崎フロンターレ旋風”を巻き起こしていきたいと思っています。皆さん応援よろしくお願いします。

>ページのトップへ