8/29（土）J１リーグ2ndステージ第9節鹿島アントラーズ戦の試合前、スタジアムではJリーグの新人研修が行われました。参加したのは、今季フロンターレにフロンターレU‐18からトップ昇格をしたルーキーMF26番三好康児選手・DF28番板倉滉選手の2選手!!

この日、2人は座席清掃やチケットチェックなどボランティア活動を行いました。運営ボランティアを行う前にボランティアについての説明をクラブスタッフからしていただきました。そこでホームゲーム時は毎試合70人前後のボランティアさんたちが試合をサポートしてくれていて、本当に多くの方々が選手と共に試合を盛り上げてくれているのだと知りました。

三好選手・板倉選手がまず行ったのが座席清掃。座席清掃ではボランティアさんの手際の良さに感心しながらも、この座席にお客様が座るということもあり、2選手とも1つ1つ座席を丁寧に清掃していました。
新メインスタンドの座席にはじめてきた二人は「座席が柔らかくて気持ち良さそう!」や「映画館の座席みたいでこの席だったら観に来たいと思う!!」など少しテンションが上がっている二人でした。

続いて開門後、マッチデープログラム販売の業務を行いました。フロンターレにジュニアから所属している2人だけあって「頑張ってください!」「応援しているよ!」などたくさんのサポーターから温かい言葉を掛けていただきました。その言葉に対して2人も、若さ溢れるさわやかな笑顔で応えていました。マッチデープログラム販売終了後に「応援してくれているサポーターのためにも試合に出て頑張りたいと思います。予想以上にマッチデープログラムも売ることができたのでよかったです!」と嬉しそうに話す三好選手が印象的でした。

続いて行ったのは、グッズ販売店舗。2選手に課せられたノルマは自分のタオルマフラーを完売させる事でした。三好選手は「26番のタオルマフラー買ってください」と、普段はなかなか聞かないほどの声量で販売していました。板倉選手も負けまいと「28番のタオルマフラーも一緒にいかがですか?」とほかのグッズを買いに来られたお客様に対しても積極的な販売を行っていました。積極的な販売の効果で2選手ともタオルマフラー完売のノルマを達成しました!! 販売終了後、板倉選手に話しを聞くと「ずっと笑顔で声を張り上げて商品を販売する大変さを実感しました。タオルマフラーを完売できたのは嬉しかったです!」と話してくれました。

続いて、選手入場時に選手と手をつないで入場する子どもたちの練習の補助業務です。どうやってピッチに入るのか、そして試合前の記念撮影時にはどのように並ぶのかを、子どもたちと一緒に実際に三好選手・板倉選手が実演しました。ユース出身の2選手は下の年代との交流もあるため、子どもたちと自然に溶け込んでいました。子どもたちにとってはいいお兄さんに感じたかもしれないですね。子どもたちと一緒に記念撮影。子どもたちにとっても、ご家族の皆さんにとってもいい思い出になったものと思います。

最後はチケットチェックの業務です。ボランティアさんからの丁寧な説明を聞いて、不正入場がないか気をつけながら、一つ一つ丁寧にチケットチェックを行ないました。次第に慣れてきた様子の2選手はファン・サポーターさんからの声掛けに笑顔で返していました。

1日だけの研修でしたが、実際に様々な仕事を行ってみて「正直、予想以上に疲れました。1日ボランティア活動を行うのは大変だと改めて感じました。試合が行われている裏で支えてくれているボランティアさん、応援してくれるサポーターの方たちのためにもプレーでみんなに感謝の気持ちを伝えていきたいです!」と三好選手が話してくれました。
「普段体験できない仕事を実際やってみて、ボランティアさんの大変さを肌で感じることができました。たくさんのファン・サポーターの方たちと触れ合えて楽しかったです。フロンターレサポーターの温かさを感じ、しっかりサッカーで恩返しできるように頑張らないといけないと思いました」と板倉選手は話してくれました。
ピッチで躍動する三好選手・板倉選手を早く試合で見たいですね!!

今回ご指導いただいたボランティアの皆さん、ありがとうございました! 今度はピッチで活躍して皆さんに恩返しをしたいと思います!