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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

1/10 (日) 2021

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第3回「ベトナム日本国際ユースカップU-13」開催!

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海外事業推進プロジェクト

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2018年12月に第1回大会を開催した「ベトナム日本国際ユースカップU-13」。
2019年に第2回大会を開催し、2020年には大会規模を拡大し、日本、ベトナム以外にも、タイやマレーシアなどの近隣国からもU-13のチームが参加する予定でした。しかしながら、2020年初めの新型コロナウイルスの世界的流行の影響により、日本からはもちろん近隣国からの参加も断念。実行委員会で協議した結果、2020年の第3回大会はベトナム国内のクラブのみでの開催となりました。

大会期間は12/18(金)~20(日)の3日間。参加チームはBECAMEX BINH DUONG FC、PVF、BINH DINH FC、HO CHI MINH CITY FC、BINH PHUOC FC、DONG THAP FC、JUVENTUS VIET NAMの7チーム。また、この大会に参加する特別チームとして、フロンターレがベトナムのホーチミン市でセレクションを開催して合格した選手と、Vリーグ傘下の4クラブ(Hoang Anh Gia Lai FC、Tay ninh FC、Can Tho FC、An Giang FC)に所属する推薦選手で構成した「川崎フロンターレドリームチーム」を結成しました。

大会開催前に実施した孤児院への訪問活動、大会の様子をお伝えします。

■ビンズン省の孤児院訪問(昨年に引き続き2年連続)
ビンズン省で街づくりを進める東急グループの皆さまとともに、今年もビンズン省の孤児院を訪問してきました。フロンターレのユニフォームやベトナムでの活動時に作成したTシャツ等をお渡しし、子どもたちとのミニゲームやPK対決を行いました。
子どもたちの笑顔と元気いっぱいにボールを追いかけて走り回る姿。また来年も継続して活動を続けたいと思います。

■ベトナム日本国際ユースカップU-13開会式・予選リーグ
開会式は在ホーチミン日本国総領事の渡邊信裕様、ベトナムのビンズン省人民委員会の皆さま、大会協賛企業のエースコックベトナム様など、多くの皆さまにご出席いただきました。
川崎フロンターレドリームチームのメンバーはフロンターレカラーのPITTA MASKを着用して開会式に出席しました。

川崎フロンターレのコーチが指揮を執る川崎フロンターレドリームチームは、ベトナムのプロサッカー選手養成アカデミーであるPVFと初戦で対戦。前半早い時間帯で先制、さらには追加点を奪い2-0としましたが、前半終了間際に立て続けに2失点で2-2。後半は得点動かずにこのまま引き分けで初戦を終えました。
川崎フロンターレドリームチームの予選第2戦目は3-0でビンフックFCに勝利。予選3戦目はユベントスアカデミーとの対戦で1-1の引き分け。その結果、1勝2分で準決勝に進出!かと思いきや、同勝ち点で3チームが並ぶ展開に。混戦となった予選リーグは得失点差で惜しくも予選3位となり、下位トーナメントへの進出となりました。

■交流パーティー
今年はコロナ禍で日本チームが参加できない大会となりましたが、全国のベトナム人選手同士の交流を育むために企画。例年同様、各テーブルには各チーム1名か2名の選手が着席。隣の選手とは面識がない中でコミュニケーションを図ってもらいました。
最初は打ち解けず、静かな雰囲気でしたが、途中、レクリエーションとして手押し相撲対決を始めたころから会場は大盛り上がり。良い交流の機会となりました。

■サッカークリニック・クリスマスフェスティバル
エースコックベトナム様協賛でのサッカークリニックを開催しました。ビンズン省に住む子どもたち、約70名が参加してくれました。5歳~中学生くらいまでと、年齢層が幅広かったので、2つのグループに分かれてスタート。普段からサッカーチームに所属している子が多く、技術レベルが高かったです。サッカークリニック参加者限定のエースコックベトナム様のロゴ入りユニフォームを着用してのクリニック。笑い声と笑顔の絶えない時間となりました。

また、サッカークリニックと同時間には、ベカメックス東急様が主催するクリスマスフェスティバルを今年も開催。例年同様、会場には多くの家族連れが来場し、大変盛り上がっていました。大会に参加する選手たちもイベントを楽しんでました。フロンパークでおなじみのファンタジスタもベトナムバージョンで登場。ベトナムの子どもたちに大人気で、早々に賞品が終わってしまうほどの賑わいでした。

■順位決定戦・大会オールスター戦
下位トーナメントに進んだ川崎フロンターレドリームチームはホーチミンシティFCと対戦。
2-0で勝利し5位決定戦に進みましたが、その試合ではドンタップFCに1-3で敗れて最終順位は6位でした。決勝戦は昨年の覇者で、地元のベカメックスビンズンFCが2年連続の決勝進出。対する相手はPVF。両社譲らず、0-0でPK戦までもつれ込む接戦となりました。ベカメックスビンズンFCのGKがファインセーブを連発し、ベカメックスビンズンFCが勝利、連覇となりました。

大会のフィナーレは、ベトナムの国営放送VTVでライブ中継される大会オールスター戦。
在ベトナム日本国大使館の特命全権大使、山田滝雄様にもご観戦いただきました。例年はベトナム選抜対日本選抜でしたが、今年は大会参加チームを2つに分けてチーム分け。主催である川崎フロンターレとベカメックスビンズンFCのコーチがそれぞれ指揮をとりました。両チーム実力が拮抗しており、なかなか試合が動きませんでしたが、後半に試合が動き1-0で試合終了しました。

2020年は新型コロナウイルスが全世界的に猛威を振るう中、大会開催をどうすべきか、実行委員会で協議を重ねてきました。幸い、ベトナムでは新型コロナウイルスを早い段階で抑え込んでおりましたので、日本からの参加はできないものの、ベトナム国内のチームのみでの開催に向けて準備を進めてきました。
その中で、日本や川崎フロンターレとの関わりをどのように打ち出していくということで、オンラインセレクションを行っての川崎フロンターレドリームチームの結成など、コロナ禍だからこその新たな試みが生まれました。

そして、コロナ禍にも関わらず、多くの協賛企業の皆さま、後援団体のご支援があったからこそ、本大会を継続することができました。この場をお借りして御礼申し上げます。日越45周年の2018年からスタートしたこの大会。当初から掲げる日越50周年に向けて紡いでいくべく、今後ますます発展させていきたいと考えております。

これからも皆さまのご支援、よろしくお願いいたします!

■主催
ベトナム日本国際ユースカップU-13実行委員会
(川崎フロンターレ、Becamex IDC、べカメックスビンズンFC、東急グループ、ブレイングループ)

■後援
在ベトナム日本国大使館、ビンズン省人民委員会、ビンズン省文化スポーツ局、ベトナム日本商工会議所、ホーチミン日本商工会議所、ダナン日本商工会議所、ベトナムサッカー協会、ビンズン省サッカー協会、(公財)日本サッカー協会、(公社)日本プロサッカーリーグ、(独)国際交流基金アジアセンター

■協賛
【プレミアムサポーター】
エースコックベトナム、富士通(株)

【メインサポーター】
ベカメックス東急、ロッテベトナム、ニットーデンコーベトナム、NTTイーアジア(株)

【サポーター】
ALSOKベトナム、イオンベトナム、大塚タンニュートリション、東京海上ベトナム、ゼンショーベトナム、ロート・メンソレータムベトナム、GMO-Z.com RUNSYSTEM、ミズノ(株)、ハウスフーズベトナム、エイチ・アイ・エス ソンハンツーリスト、久光製薬ベトナム、味の素ベトナム、ファミリーマートベトナム、(株)タニタ、コロワイドベトナム、スカイライトコンサルティング(株)

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