7月21日(日)、後援会会員を対象とした「2024ファン感謝デー」がUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで開催しました。テーマは「結ぶ」。フロンターレに関わるすべての人々が結んで1つとなり、シーズン後半戦を戦っていこうという思いが込められています。イベント当日は、選手の素顔が見られるステージイベントコーナー、飲食コーナー、サッカー体験コーナーなど内容盛りだくさんでした。そのなかから今回は、フロンターレ名物「ファン感ステージ」を振り返っていきます!
会場へ来たかったけど来られない皆さんのためにも、YouTubeでのライブ配信を実施しました。下記URLからぜひご覧ください。(会場へ行った皆さんも改めて振り返ってみてくださいね!)
■川崎フロンターレクラブ公式You Tube
https://www.youtube.com/watch?v=V8gaWMSBqZM&t=15668s
まずは恒例のオープニングアクトとして洗足学園音楽大学の学生の皆さんによるパフォーマンスでは、「夏」や「結ぶ」のテーマに合った曲を披露していただきました。最後の曲夏祭りでは、大太鼓が登場し、より一層夏らしさを感じられることができましたね。洗足学園音楽大学の皆さんありがとうございました‼
そして開会式にはおなじみのMCの中西哲生さん、スタジアムDJの小森すみ恵さんが登壇し、洗足学園音楽大学によるオープニングファンファーレンの合図で選手・スタッフが登場! 大きな拍手が包まれるなか、選手を代表して脇坂泰斗選手が開会の挨拶をしました。
「いつも僕たちをサポートしていただきありがとうございます。なかなか結果が出ていないなかでも皆さんの声援や後押しが僕らの力になっています。フロンターレはまだこんなものじゃないと思っています。この先の試合で皆さんと一緒にたくさんの勝利を分かち合えるように頑張ります。今日は日頃の恩返しができるように選手・スタッフで頑張るので楽しんでいってください」(脇坂選手)
その流れでつかみの挨拶に登場したのは由井航太選手と神田奏真選手。少し表情が強張っていましたが...。アメリカのオーディション番組で大爆笑を掻っ攫ったチョコレートプラネットの「TT兄弟」を披露してくれました。ちょっとだけスベリ気味の笑い...?でしたが、おかげでいい雰囲気でファン感がスタートしました!
まずはサポーターと協力して競う「借り物競争」の企画へ。山田新チーム(山田選手、マルシーニョ選手、神田選手)、大南チーム(大南選手、ヴェロン選手、際選手)に分かれて様々なお題にマッチするサポーターの方をステージに連れてくるというコミュニケーション能力が試されるコーナーで各選手は積極的に声をかけて両チームは接戦となり、結果は山田新チームが勝利を挙げました。みんな瞬時に判断してお題に合った人を連れてきていたので流石の一言。
次に某有名バラエティー番組のような「◯◯なのは誰? ランキング」を実施。簡単に説明するとお題の対象選手の予想ランキングを考え、その後事前に聞いたフロンターレに関わる方々の回答VTRで答え合わせするというコーナー。「お父さんにしたい人ランキング」「プライベートで一緒に遊びたい人ランキング」「一緒に働きたい人ランキング」というお題に対して参加した安藤選手、丸山選手、三浦選手も大盛り上がりで楽しんでいる様子が印象的でした。これは見ての通りパクリですが...。本当に面白かったので、YouTubeで見るのをオススメします!
さらに今回の目玉でもあるギネス記録への挑戦。1つ目の「1分間に5人のチームが十字形で行ったパスの最多数」では脇坂選手、瀬古選手、大南選手、山本選手、瀬川選手が正確かつ素早いパス&コントロールで見事新記録となる50回を達成! 2つ目の「スポーツの記念品にサインされた最多数」でも多くのサポーターの方々の協力もあって新記録の2,089名のサインがビッグフラッグに署名。1日で2つのギネス新記録を達成するなんて、メモリアルな日になりましたよね。しかもサポーターの皆さんと一緒に作った“ギネス新”は嬉しい!
そして、少しずつ日が落ちてきた時間帯に本日のメインイベント「激アツDance & Live」が開幕。オープニングを飾ったのは由井選手と神田選手の「可愛くてごめん」。2人は学校でダンスの授業があったのもあってリズム感もバッチリで可愛らしさを表現していました。観客席からも「可愛い~!」と会場から漏れるほどでしたよ。
次の曲では田邉選手、宮城選手、山田選手、山内選手が加わって「君の1番可愛いところ」を披露。ノリノリのダンスで盛り上げてくれました。ちなみに山田選手曰く「僕の可愛いところはサッカーのプレーと私生活のギャップ」だそうです。
続いて「みんなで踊ろう」コーナーでは佐々木選手のチャント原曲「beautifulさ」を佐々木選手と大南選手が踊りました。2人ともリハーサルから緊張気味で大南選手はリハーサル前から何度も何度も振りを確認して、本番は完璧なパフォーマンスを見せてくれました。ヒカルド選手のチャント原曲「ジャンボリミッキー」には早坂選手、際選手、遠野選手。なかでもキレキレだったのが遠野選手。アレンジを加えた躍動感溢れるダンスは、圧巻のパフォーマンスでした。Liveコーナーでは「全力少年」を小林悠選手、丸山選手、宮城選手、田邉選手、山本選手が熱唱。あま~い歌声で、どんどん会場が1つになっていくのがとても感動的でした。
アンコールではステージに選手全員が上がって「バンザイ〜好きでよかった〜」は宮城選手、山田選手、上福元選手が熱唱。
「バンザイ 君に会えてよかった。このまま ずっとずっと川崎で」
この歌詞にはグッと来るものがありました。そして最後に鬼木監督の挨拶の言葉にも。
「皆さん今日は暑いなか最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。今シーズンは自分たちが思い描いていた結果にはなっていません。非常に自分自身も選手スタッフも悔しい思いをしていますし、サポーターの皆さんも同じように悔しい思いをしていると思います。ただそういったなかでも選手は日々成長しています。その成長や悔しさを後半戦にすべてぶつけたいと思っています。巻き返したいと思っています。
この順位でどうこう言う資格があるかどうかは分かりませんが、どんな順位にいても自分たちの目指すサッカー、日本一面白いサッカーをやろう、日本一みんなが応援してくれて、フロンターレのサッカーを観たい。そう思ってくれるサッカーをしていきたい。順位関係なく、自分たちの志は変わらないと選手にも話しています。後半戦に向けて勝つことはもちろん皆さんが応援したくなるサッカーを繰り広げたいと思っています。これからも熱い応援をよろしくお願いします。
最後になりますが、皆さんの声援はこの苦しい戦いのなかで選手たちを走らせてくれます。皆さんの声援は選手たちを戦う男に変えてくれます。このクラブと選手たちを後押ししていただきたいです。僕たちは何も諦めていません。一緒にタイトルを獲りましょう。今後ともよろしくお願いします」
今シーズンの前半戦は勝ち切れず悔しい試合が多くありました。順位を見ても開幕前に描いていたものとは正反対の結果。ただ、だからと言って下を向くのではなくて上を見て自分たちの目標に向かって全力を尽くす。可能性がある限り、目標からブレることなくタイトルを狙い続ける。そんな諦めの悪い男たちがいるのがフロンターレだと思います。
ファン感でもう一度サポーターの皆さんとキズナを深めて、勝負の後半戦へ気持ちを1つにすることができました。
シーズン後半戦。鬼木監督が話すように、日本一面白いサッカーで巻き返していきましょう!
以上
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