こんにちは。スクール事務局です。

早いもので年の瀬、2025年も終わりますね。
毎年恒例のこの書き出し、このあいだ使ったばかりなのに...。
年々まわってくるのが早く感じます。

今年も現場のコーチがパワーを注ぎ、サッカーを通してたくさんの笑顔を生み出してくれた1年でした。

4年目に突入したベトナムスクール。
立ち上げから3年間、ベトナムの地でさまざまなハプニングも楽しみながら奮闘してくれた、にしコーチ（西　亮太コーチ）が帰国し、日本のスクールへ戻ってきました。
そして、にしコーチと代わって、スクールのムードメーカーとわコーチ（古山　未来コーチ）が陽キャ魂を胸に、ベトナムへ飛び立ちました。

ベトナムスクールでは、今年も様々な活動を通して、現地スタッフのみなさんがフットボールと川崎フロンターレの普及に力を尽くしてくれました。

大人の女性を対象としたHANASAL（レディースフットボールイベント）の実施、様々な形（場所・人）で実施したサッカー教室、SORA gardens Links開業2周年記念イベント（森谷 賢太郎氏登場）、養護施設・孤児院を訪問してのサッカー交流、大会の主催、スクール生を対象とした日本遠征、コーチたちの指導実践、4回目となる「ベトナムスクールシーズンパーティー」の実施などなど。

スポンサー企業様のお力もたくさんお借りしながら、勉強の優先度が高く、アフターファイブを充実させることが文化で、スポーツを広めることが難しいベトナムの地で、スクールは無事に4周年を迎えることができました。

現地スタッフのみなさん、今年も1年、本当にお疲れさまでした。カムォン!!

日本でもこれまで続けてきた活動の継続と、今年はまたさらに、コーチたちが新たな試みをたくさんしてくれて、いろいろな場所で、たくさんの笑顔が生まれました。

幼稚園・保育園、小学校を訪問しての巡回サッカー教室、オフィシャルパートナー企業様のサッカー教室、週末クリニック、女性のためのシェイプアップサッカー教室、スキルアップクリニック、OVER50クリニック、GK Hopeful project、なでしこサッカー教室、SoundCore アリーナ　サッカー教室、守備クリニック、コーディネーションクリニック、未就学児対象ニコニコ親子サッカー教室、ウィンタークリニック、サマークリニック、スプリングクリニック、川崎市内施設主催で開催しているクリニックでの指導などなど、以前から実施している活動を引き続き実施しました。

スキルアップクリニックでは、小学1～3年生を対象として、GKコーチがいる中で6回の日程で継続的にGKを学べる機会をつくり、サマークリニックでは、様々なアイディア・角度から、サッカーを通していろいろなものを得てもらえたらとの思いから、29クラスという最大規模で実施。
継続した活動も、コーチたちがさらにパワーアップさせてくれました。

夏には初の試みとして、スクールコーチ全員集合!!「2025夏祭り」を開催。
当日は6つのアクティビティをご用意し、たくさんの笑顔があふれていました。

スクールでは、今年も記録的な猛暑日が多く、8月は暑熱対策のため開催をなしにしたものの、気温が高い中での開催が多くなり、スクール生・保護者のみなさまにもたくさんのご理解・ご協力をいただきながら、コーチたちとサッカーを楽しんでいただきました。

川崎スクール（富士通スタジアム川崎）のウォームアップスペースで開催していた女子U-8、女子U-10、女子U-12クラスは、フィールドへ場所を移し、女子U-8、女子U-12クラスとして開催。
現在女子U-8クラス1名、女子U-12クラス23名で、毎週毎週爆笑しながら、女の子同士で楽しくサッカーをしています。

日々のスクール以外にも、スクール生を対象とした活動もたくさん実施しました。
他クラブとの交流戦、宿泊を伴う活動、スクール対抗戦、これから開催予定の、女子スクール生を対象とした交流戦（12/25クリスマスに実施します）、Anker フロンターレカップ2025（川崎フロンターレスクール主催の大会）などなど、日々のスクールを飛び出して経験できる交流や体験もたくさん実施しました。

新たな試みとして、スクール生にチーム活動を経験してもらいたいとの思いから「3週間スクールチーム活動」を実施し、平日のスクールに加えて、土曜日にトレーニング、日曜日に他クラブとの試合、というサイクルを3週間継続し、チーム活動を体験していただく機会もつくりました。

また、サッカーをはじめるきっかけを増やせるように、年少～年長対象の無料スクールを定期的（月に1回）に実施し、現在スクールでは開催していない年少のお子さまにたくさんご参加いただいています。

他にも、赤城乳業工場見学ツアー込みの交流戦（アイス食べ放題... いいな）、日ごろ溝口スクールの会場としてグラウンドをお借りしている南武朝鮮初級学校さんとの交流戦、これから実施予定のベトナム遠征、タイ遠征など、細部に目を向け、いろいろな経験を通して学び、笑顔を生み出す企画をコーチたちがたくさん実施してくれました。
（他クラブとの交流戦も、以前から継続的に交流させていただいているクラブに加えて、今年から新たに交流させていただくクラブもたくさんありました）

今年もTOPチームホームゲームではスクールブースを実施。
たくさんのスクール生・ご家族のみなさまにU等々力へ足を運んでいただき、普段のスクールとはまた違った形で、川崎フロンターレを楽しんでいただきました。

創設3年目となったSSガールズは、9名でスタートした1期生の8名が中学3年生となり（1名は創設時に中学3年生のため2024年3月に卒業）、3期生が新たに加わり、総勢43名で今年度の活動をスタートさせました。

毎年恒例の川崎大師への必勝祈願から始まり、神奈川県U-15女子サッカーリーグへは3チーム体制で参戦しました。

SSガールズU-13は4部リーグ2位という結果をおさめ、来年度3部リーグへの昇格を決めました。

SSガールズU-14は3部リーグで全日程を終了し、学年の差がある中での試合を戦い抜き、8チーム中5位と健闘しました。

SSガールズは3部リーグで最終節の1試合（12/27）を残し暫定2位。
最終節もSSガールズらしく、明るく、のびのびと、力強く躍動してくれることと思います。

6月～9月に行われた、中学生年代の女子チーム日本一を決める大会（高円宮妃杯JFA第30回全日本U-15女子サッカー選手権大会）の神奈川県予選では、厳しい試合を勝ち進め3位となりました。

その結果、神奈川県第2代表として、「2025年度 第21回マーメイド杯 U-15 兼 第3回関東女子ユースサッカー大会（別名：裏関東）」への出場をつかみ取り、マーメイド杯でも、選手主導のプレースタイルで、明るくのびのびと力強く闘いました。

トレーニング、試合以外の活動も、今年もたくさん実施しました。
選手家族を交えてのFamily Football、ホームゲーム運営、5月18日（日）セレッソ大阪戦でのサポーター挨拶、キャプテンの決意表明、ファン感謝デー運営、スクールコーチ全員集合!! 2025夏祭り運営、なでしこサッカー教室、冒険教育プログラム体験、U-18プレミアリーグEASTの運営、月経コンディショニング講習受講など、選手たちの未来に向けて、さまざまな側面からたくさんのことを経験し学ぶ機会をつくりました。

いつでもどこでも明るくてまっすぐで、なにごとにも一生懸命楽しめる選手たちと、そんな選手たち1人1人の個性を大事に、常に選手主導を大切にして丁寧に寄り添い続けたスタッフのみなさん、今年も1年お疲れさまでした。

創設から3年、まさに笑いあり涙ありの3年間でした。

他にはない「川崎フロンターレSSガールズ」のこれからと、巣立っていく選手たちの未来に、ぜひ期待してください。

今年もまた、サッカーの普及と発展のために走り続けたこの1年が、たくさんの人を笑顔にすることができていたらうれしく思います。

2025年も川崎フロンターレのスクール、各クリニック、サッカー教室、イベント、海外事業（ベトナムスクール）、SSガールズの活動等にご理解、ご協力いただいたたくさんの方々と、ご参加いただいたたくさんの方々、応援してくださったみなさまに、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。

そして、毎日、毎日、現場で元気いっぱいサッカーの楽しさを普及し、たくさんの笑顔を生み出してくれているコーチたちに最大限の感謝です。

2026年もサッカーを通してさらに素敵な1年に、たくさんの笑顔に出逢える1年にすることができますように。

それでは、よいお年をお迎えください!!