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MATCH RECORDSゲーム記録

前節

SEASON2020

決勝

vs.ガンバ大阪

emblem

最新節

次節

日時:2021年01月01日(金)14:40キックオフ 会場:国立競技場

試合終了

ゲームトップ画像

試合終了

  • エンブレム

    川崎フロンターレ

  • 1

    00
    10

    0

  • ガンバ大阪

    エンブレム

THE 100th EMPEROR'S CUP
vs.GAMBA OSAKA

2020 天皇杯 決勝 vs.ガンバ大阪:開催データ
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態
13,318人 晴、無風 9.2℃ 20% 全面良芝
試合時間 コミッショナー 主審 副審 副審
90分 松浦 敏夫 木村 博之 山内 宏志 野村 修
追加副審 追加副審 第4の審判員 記録員  
荒木 友輔 伊藤 哲矢  
過去の対戦成績(J1) 過去の対戦成績(J2) 2020シーズン対戦記録
対戦無し 対戦無し

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公式記録OFFICIAL MATCH RECORD

川崎フロンターレ チーム ガンバ大阪
1

0 前半 0
1 後半 0

0
鬼木 達 監督 宮本 恒靖
─ > ─ 勝点 ─ > ─

三笘 薫 55分

得点
選手/時間

選手名
シュート数 ポジ
ション
シュート数
選手名
45909045
チョン ソンリョン 1000 GK 000 1 東口 順昭
山根 視来 13000 DF 0004 藤春 廣輝
ジェジエウ 4000 0005 三浦 弦太
谷口 彰悟 5011 00019 キム ヨングォン
旗手 怜央 30224 00027 髙尾 瑠
守田 英正 6011 MF 1018 小野瀬 康介
田中 碧 25123 00010 倉田 秋
大島 僚太 10022 00021 矢島 慎也
00029 山本 悠樹
家長 昭博 41235 FW 211 18 パトリック
三笘 薫 18213 110 33 宇佐美 貴史
レアンドロ ダミアン 9516
 
GK/丹野 研太 27     0 SUB 0     16 GK/一森 純
DF/車屋 紳太郎 7   0 0 0     13 DF/菅沼 駿哉
MF/山村 和也 34     0 2 2   14 MF/福田 湧矢
MF/脇坂 泰斗 8   0 0 0     26 MF/奥野 耕平
MF/中村 憲剛 14     0 0     34 MF/川﨑 修平
MF/長谷川 竜也 16   2 2 0 0   30 FW/塚元 大
FW/小林 悠 11   0 0 1 1   39 FW/渡邉 千真
経過
得点選手 得点経過 得点選手
経過

中央 相手FP → 10 インターセプト → 9  → 中央 18 ~ 右足S

18 三笘 薫 55

[得点経過の記号の意味]〜:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート

OUT IN 交代選手 IN OUT
9 レアンドロ ダミアン 11 小林 悠 79 74 39 渡邉 千真 29 山本 悠樹
18 三笘 薫 16 長谷川 竜也 79 74 14 福田 湧矢 4 藤春 廣輝
30 旗手 怜央 7 車屋 紳太郎 86 80 30 塚元 大 8 小野瀬 康介
10 大島 僚太 8 脇坂 泰斗 89    
警告・退場
選手名/理由
  
  
  
  
  
  
45 90 データ 90 45
12 15 27 シュート 7 5 2
3 1 4 GK 15 8 7
2 8 10 CK 1 1 0
1 5 6 直接FK 11 8 3
1 0 1 間接FK 2 2 0
1 0 1 オフサイド 2 2 0
0 0 0 PK 0 0 0
警告・退場
選手名/理由
45 C1 18 パトリック
  
  
  
  
  

※パトリック選手の警告は「ハーフタイム」

注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。
注2:*はハーフタイムなどのインターバル中、あるいはPK戦中を意味する。

警告理由
C1 = 反スポーツ的行為 C2 = ラフプレイ C3 = 異議 C4 = 繰り返しの違反 C5 = 遅延行為  C6 = 距離不足
C7 = 無許可入 C8 = 無許可去
退場理由
S1 = 著しく不正なプレイ S2 = 乱暴行為 S3 = つば吐き S4 = 得点機会阻止(手) S5 = 得点機会阻止(他)
S6 = 暴言 CS = 警告2回

前節終了時の累積警告

  • なし

今節の出場停止

  • なし

スターティングメンバーLINE-UP

川崎フロンターレ
ガンバ大阪

最近の結果と予定 RESULTS & SCHEDULE

最近の試合結果と予定
川崎   千葉
3試合前
2試合前
前節
次節
2試合後

あんたが大賞

photo

─試合後に掲載─

贈呈者
賞品

ラジオ日本 フロンターレ応援番組 ハッピーフロンターレ

モバフロだけ! 試合前の選手コメントPLAYERS’ COMMENTS BEFORE THE MATCH

POWERED BY モバフロ

川崎フロンターレ:谷口 彰悟

ここまで積み上げてきたもの、やってきたことをしっかり出すだけだと思っている。決勝の舞台はプレッシャーや緊張といったいろいろな感情が出てくると思うが、そういったものも楽しんで自分たちのよさを出していけるようにしたい。この一戦で勝った方が優勝なので、勝つためならどんな手段を使ってもいいと割り切ることもできると思うが、うちは今までもやってきたことを継続するスタンスでいる。決勝だからといって何か違うことを…

つづきは
モバフロで!

川崎フロンターレ:大島 僚太

1月1日にプレーできるのは光栄なこと。1年間チームが積み上げてきたものがあったからこそ、立つことが許されるピッチだと思っている。メンバーに入る入らないはあるが、チーム全員で積み上げてきた成果。試合に出る身として責任を持ってプレーしなければいけないし、勝ってチームメイト全員で喜び合いたい。一発勝負に関しては結果的に勝った試合もあるが、直近で考えるとここで勝てばリーグ優勝が決められる大分戦で負けたとい…

つづきは
モバフロで!

川崎フロンターレ:山根 視来

元日決勝というのは小さな頃からテレビで観ていた大会。フロンターレとしても複数タイトルという目標があって、目の前にそのチャンスがある。内容よりも結果が大事。相手よりも1点多く取って勝つことだけしか考えていない。カップ戦の決勝は湘南時代に経験している。一発勝負というのは硬くなっていつもの力が出ないパターンと、決勝の舞台を楽しんでいつも以上の力が出せるチームに分かれると思う。個人的には技術とかよりも調子…

つづきは
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川崎フロンターレ:中村 憲剛

現役ラストが元日にプレー。名誉なことだと思っている。今までいろんなことを言語化してきた人間だが、18年のラストが1月1日で新国立。誰も想像できていないことだと思っている。今シーズンに関しては、信じられないことばかり起きてきたが、最後はみんなで力を合わせてやって勝つこと。その先に見える景色があるので、そこに全力を注ぎたい。G大阪がどういう形、戦い方でくるか。試合に入ってみないとわからないが、前からプ…

つづきは
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川崎フロンターレ:三笘 薫

今年の目標は複数タイトルの獲得。僕自身も決勝は初めてなので、どういう雰囲気かわからないが、いつもどおりのプレーを心がけたい。普段の試合と変わらず、準備をするのは毎試合そうだし、決勝も同じ。チームとして入りのところでうまく入れればと思う。相手の守備はどういう形かはわからないが、前回はボールを保持して押し込めることが多かったので、それを長い時間進めて、自分たちのリズムで展開していきたい。前回はG大阪さ…

つづきは
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川崎フロンターレ:田中 碧

まずは勝つことが一番。今年やってきた質を求めるサッカーを見せられたらいいが、そんなに簡単ではないと思っている。内容が良くても勝たなければ意味がない。もちろん内容は求めるが、それ以上に勝つことを求めるメンタリティで今年ずっとやってきた。決勝の舞台でプレーできるのは嬉しいことだし、楽しみたい。もちろん自分自身が結果を出せればいいが、チームの勝利に貢献することが一番。G大阪は特徴のある選手がいて、技術の…

つづきは
モバフロで!

試合レポートMATCH REPORT

第100回 天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝、G大阪との一戦。チームの目標である複数タイトル制覇を勝ち取ることができるか。晴天の国立競技場。14:40キックオフ。

前半THE FIRST HALF

フロンターレのスターティングメンバーは、トップにダミアン、左ワイドに三笘、右に家長、中盤は大島-守田-田中碧、最終ラインは旗手-谷口-ジェジエウ-山根、GKソンリョン。2分、フロンターレの攻撃。セカンドボールを拾って右サイドから崩しをかけ、田中が角度のないところからシュート性のボールを入れるがゴール前を通過。3分、G大阪の攻撃。右サイドから崩しをかけられ、裏のスペースに抜け出した高尾に折り返されるがGKソンリョンがキャッチ。4分、フロンターレの攻撃。右サイドから崩しをかけ、折り返しを大島がスルー。背後の旗手がゴール前に入り込むが惜しくも止められる。6分、G大阪の攻撃。左サイドからのフリーキックの場面。宇佐美のボールをパトリックにヘッドで合わせられるがオフサイドの判定。7分、中盤でボールを奪い返されカウンターを狙われるが、田中が戻り対応。9分、フロンターレの攻撃。左サイドから崩しをかけるがフィニッシュにつながらず。10分、G大阪の攻勢をしのぎカウンターを狙うが、田中のドリブルはG大阪ディフェンスに止められる。その後は中盤での攻防が続く。14分、G大阪の攻撃。攻勢をしのがれカウンターを狙われるが、守備陣が冷静に対応。谷口がカット。15分、フロンターレの攻撃。直後に攻勢をかけ。田中の縦パスを大島がヒールで流し抜け出したダミアンが左サイドからシュートに持ち込むがGKにキャッチされる。16分。さらに圧力をかけて相手陣内に押し込むが、フィニッシュにつながらず。相手ゴール前でプレッシャーをかけてボールを奪い、三笘がシュートに持ち込むがゴール右に外れる。惜しい場面だった。18分、G大阪の攻撃。右サイド裏のスペースにロングボールを入れられるが、パトリックには守備陣が対応。20分、中盤でボールを奪われるが、すぐに守田が奪い返す。21分、フロンターレの攻撃。相手陣内でパスをつなぎ中央突破を狙うが、G大阪ディフェンスにしのがれる。22分、ジェジエウの中盤からの長いボールをダミアンがヘッドで合わせるが、GKにキャッチされる。さらに守田の長いボールをダミアンが胸トラップ。バイシクルシュートに持ち込むが枠に飛ばず。

23分、飲水タイム。25分、G大阪の攻撃。右サイド裏のスペースにボールを入れられるが、倉田には守田が対応。27分、カウンターをカウンターで返し、右サイド裏のスペースに抜け出した守田の折り返しを家長がヘッドで合わせるが、惜しくも枠に飛ばず。28分、右スローインの流れからダミアンがDFをかわしシュートに持ち込むが、GKにキャッチされる。29分、G大阪の攻撃。右サイド小野瀬のクロスをパトリックにヘッドで合わせられるが、シュートは枠を外れる。30分、守田が右サイドに展開。山根がクロスを入れるが、クリアされる。さらに攻勢をかけ山根の折り返しをダミアンが合わせるが、GKにキャッチされる。33分、右コーナーキックの場面。大島のボールはクリアされる。こぼれ球を旗手が狙うが、ミドルシュートは枠に飛ばず。34分、G大阪の攻撃。中盤でボールカットされカウンターを狙われるが、山根が戻りしのぐ。36分、GKソンリョンのロングキックからパスをつなぎ、三笘が左サイドからドリブルで入り込み横パスを入れるがゴール前に合わず。37分、G大阪の攻撃。左サイド藤春にドリブルで抜けられ折り返されるが、GKソンリョンがキャッチ。39分、相手陣内で細かくボールを動かし、中央突破を狙いルーズボールに反応した家長がシュートに持ち込むがゴール右に外れる。41分、右サイド山根がドリブルで深い位置に入り込むが、クロスはブロックされる。43分、右コーナーキックの場面。田中のボールはクリア。セカンドボールを拾い三笘がドリブルをしかけシュートに持ち込むが、GKにキャッチされる。惜しい場面だった。44分、G大阪の攻撃。中盤右サイドからのフリーキックの場面。宇佐美のボールは守備陣が対応。アディショナルタイム1分。44+2分、フロンターレの攻撃。左サイドから崩しをかけ、三笘が折り返すがクリアされる。フロンターレがボールを動かしながら相手陣内に押し込み、G大阪がボール奪取からカウンターを狙う試合展開。何度かチャンスを迎えるものの、得点につなげることができず。スコアレスで前半を折り返した。

ハーフタイムコメントHALF TIME COMMENTS

エンブレム

川崎フロンターレ:鬼木 達 監督

焦れずにやり続けること。自分たちが続けてきたことを信じてやり続けよう。

エンブレム

ガンバ大阪:宮本 恒靖 監督

慌てず最後まで身体を張って集中力高く守ること。相手のプレッシャーをかいくぐって、厚みのある攻撃につなげよう。粘り強く守らないと勝てない。最後の質で上回ろう。

後半the 2ND half

48分、フロンターレの攻撃。パスをつないで中央突破を狙い、大島がミドルシュートを放ちDFに当たりコースが変わるがクロスバーに当たり外れる。49分、中盤右サイドから山根がゴール前にボールを入れ、逆サイド三笘が抜け出すがオフサイドの判定。51分、右サイドからの折り返しからダミアンがキープ。逆サイド旗手がシュートを放つがブロックされる。52分、連続左コーナーキックの場面。田中のボールはクリアされる。53分、右コーナーキックの場面。大島のボールはクリアされる。迎えた55分、フロンターレの攻撃。中盤でボールを奪い返し、ダミアンがラストパス。中央から抜け出した三笘が右に流れながらGKの横を抜くシュートを決め、先制点を奪う。(1-0) 56分、フロンターレの攻撃。右サイド裏のスペースへのボールを家長がキープ。ゴール前にボールが入るが、G大阪ディフェンスにしのがれる。58分、ペナルティエリア右角からのフリーキックの場面。田中のボールをファーサイド谷口がヘッドで合わせるが、GKの好セーブに阻まれる。右コーナーキックの場面。田中のボールはクリア。こぼれ球を守田が狙うが、シュートは枠を外れる。60分、中盤でルーズボールを拾ってパスをつなぎ、最後は中央の田中がシュートに持ち込むがゴール上に外れる。63分、ボールを奪い返して相手陣内に押し込み、右サイドから崩しをかけるがフィニッシュにつながらず。さらに攻勢をかけ右サイドで家長がキープ。折り返しに走り込んだ旗手がシュートを放つが、ゴール上に外れる。65分、G大阪の攻撃。フリーキックの流れからゴール前に圧力をかけられるが、守備陣がしのぐ。66分、フロンターレの攻撃。ゴール前で細かくパスをつないで圧力をかけるが、シュートにつながらず。67分、左サイドからのクロスを逆サイド家長がダイレクトで合わせるが、GKにキャッチされる。68分、セカンドボールを拾って押し込み、右サイド山根が折り返すがブロックされる。69分、右コーナーキックの場面。大島のボールをダミアンがヘッドで合わせるが、枠に飛ばず。69分、飲水タイム。73分、フロンターレの攻撃。左サイドから崩しをかけ、旗手がクロスを入れるがクリアされる。73分、攻勢をしのがれカウンターを狙われるが、裏のスペースへのボールはGKソンリョンが飛び出しクリア。

74分、右サイドから崩しをかけられ深い位置に入り込まれるが、ルーズボールはGKソンリョンがキャッチ。76分、G大阪の攻勢をしのぎカウンターから家長がシュートを放つが、GKのセーブに阻まれる。77分、左コーナーキックの場面。田中のボールにジェジエウが飛び込むが、ファールの判定。78分、G大阪の攻撃。自陣からボールを運ばれ押し込まれるが、チームディフェンスでしのぐ。78分、フロンターレの攻撃。直後に反撃をかけてゴール前に迫り、家長がシュートを放つがゴール左に外れる。79分、三笘に代わり長谷川、ダミアンに代わり小林がピッチへ。81分、フロンターレの攻撃。ゴール前に圧力をかけ、ルーズボールに反応した長谷川が左サイドからダイレクトでシュートに持ち込むがゴール右に外れる。82分、左サイドから崩しをかけられ、クロスをパトリックにヘッドで合わせられるがGKソンリョンがキャッチ。83分、さらにゴール前に圧力をかけられ混戦となるが、守備陣がぎりぎりのところでクリア。ピンチをしのぐ。84分、G大阪の攻撃。さらにゴール前に圧力をかけられ、連続してシュートを打たれるが守備陣が耐える。GKソンリョンが好セーブ。85分、旗手に代わり車屋がピッチへ。86分、G大阪の攻撃。左コーナーキックの場面。宇佐美のボールは守備陣がしのぐ。87分、G大阪の攻撃。中盤でボールを回されるが、チームディフェンスで対応。88分、フロンターレの攻撃。相手陣内でボールを奪い、ショートカウンターから大島がシュートに持ち込むがゴール左に外れる。89分、G大阪の攻撃。左サイドからクロスが入るが、ジェジエウがクリア。ゴール前に圧力をかけられる時間が続く。89分、大島に代わり脇坂がピッチへ。90分、G大阪の攻撃。セカンドボールを拾われ押し込まれ、右サイドからクロスが入るがGKソンリョンが触る。こぼれ球を福田に合わせられるが、シュートは上に外れる。危ない場面だった。アディショナルタイム4分。45+2分、G大阪の攻撃。ロングボールのこぼれ球を拾われるが、ジェジエウが対応。45+3分、長いボールを入れられ圧力をかけられる時間が続くが、守備陣が耐える。45+4分、フロンターレの攻撃。前線からプレッシャーをかけてゴール前でボールを奪い、長谷川がシュートを放つが上に外れる。惜しい場面だった。試合は1-0でタイムアップ。

後半立ち上がりに相手の一瞬の隙を逃さず、三笘がゴールを決めて先制。その後も攻勢をかけるが追加点を奪えず、終盤G大阪に圧力をかけ続けられるがチーム全員でしのぎ、今シーズン2つ目のタイトル、初の天皇杯を獲得した。

試合終了後 監督コメントCOMMENTS AFTER THE MATCH

エンブレム

川崎フロンターレ 監督

[公式記者会見 総評]

まずは決勝という素晴らしい舞台に立てたことを嬉しく思います。多くのサポーターが駆けつけた中で、本当であれば、もっと点を取って勝ちたかったところですが、決勝らしい難しいゲームになった。その中でも我慢強く、最後までゼロで抑えられた。選手たちの成長を感じました。今年はコロナの大変な中でよくやってくれました。感謝しています。

[公式記者会見 質疑応答]
── 相手が守備を固めてきた中で前半は攻撃のテンポが上がらなかったが、こうして欲しかったというのは?
テンポはなかなか出せませんでした。やはり少しボールの動かし方が各駅停車になってしまっていました。一つ飛ばすところ。相手の5枚のところで、誰を食いつかせていくのか。そこを明確に出来れば良かったと思います。ただ時間とともに、相手を押し込んでからは良い形を作り出してくれていた。そこに至るまでの時間は少しもったいなかったですが、あれだけ外し続けている中で、切れずにやり続けたのは選手の成長かなと思います。
── 4年前の天皇杯決勝からの成長について。前回は一瞬の隙で負けたが、今日はそういう隙も作らなかったが?
特に今日のゲームは、最後に点を決めきらず、自分たちで難しくしてしまったところがある。4年前であれば、もしかしたら、我慢し切れずに最後の10分間で、失点していてもおかしくなかったシーンだったと思います。キャプテンのショウゴ(谷口彰悟)を中心にやり続けてくれたこと。点を取れない中で、我慢強く戦おうと言っている中で、それを体現してくれたこと。最後、体を張る、意識を合わせるところは成長してくれたのかなと思います。
── そこは鬼木監督が強調してきた部分でしょうか?
そうですね。一発の隙というのは、セットプレーも含めて、ラストの10分はそれが起きてもおかしくない状況でした。それは耐えたことは成長してきているのかなと思います。
── ルヴァンカップで優勝した経験値のところは影響したのか?
そうですね。それがあったかどうかは自分ではわからないところですが、一番最初にルヴァンカップを経験した時よりは、自分自身も含めて落ち着いてゲームに入れたと思います。あまりにも平常心過ぎるのも良くないと思います。タイトに激しくいくところと頭の中の冷静さを兼ね備えながら戦ってくれた。そういう成長もある。もしかしたら、そういう経験というのは、一発勝負のところもありますが、決めるゲームを経験しているのは大きかったかもしれません。
── 試合後、中村憲剛選手とはどういう会話をしたのか?
最後のゲームだったので、使ってあげたかったというのがありました。今まで、ケンゴ(中村憲剛)を使わなかったからごめんと言ったことは、これまで一度もないですが、今日に限っては引退する選手だったので、使えなくて申し訳ないという話をしました。もちろん、彼はチームの勝利が優先だから、という話もしてくれました。自分のプランとしては、あのまま勝ち切るところで、後半途中でケンゴを入れる選択もありました。今日のゲームでいうと、延長まで考えていて、もしいったら、スタジアムの雰囲気を変えられるのは誰か。そこはケンゴでした。結果、勝てましたが、もしそういう状況で、ああいうパワーを生み出せるのはケンゴですし、本人にもそういう決断をしたと伝えました。そう思いましたと言われましたが、自分の頭の中をわかってくれる選手なので、そういうやりとりを最後にしました。

エンブレム

ガンバ大阪 監督
宮本 恒靖

[公式記者会見 総評]

※総評なし、質疑応答のみ

[公式記者会見 質疑応答]
── しっかり守るというゲームプランだったのでしょうか?
ゲームプランとしては、少し守備を意識した中でボールを奪ってから早く攻める部分と、自分たちがボールを持つ時間を意識した中でプランを作っていました。途中の勝負どころで攻撃なものを出して相手を上回る展開に持っていく。それはありました。ただ前半に少し攻められたので、受ける時間が長かったかなと思います。後半に入って勝負する時間、後半の15分、20分ぐらいにくるというプランでした。ただその前に点が入ってしまった。そのあとは攻撃に行かざるを得ない状況になりました。
── 攻撃的にいくところで、4バックに変えた意図は?
シンヤ(矢島慎也)とシュウ(倉田秋)が守備では横並びですが、攻撃では少し縦関係になって、タカシ(宇佐美貴史)と中央に入ってくる。左サイドのスペースをうまくユウヤ(福田湧矢)がつく。コウスケ(小野瀬康介)も中に入ってきて、パトリックとカズマ(渡邉千真)の近くでプレーする。タカシが少し後ろで前向きでプレーしてチャンス作り出そう。そういう意図はありました。
── 今シーズン川崎相手に3試合とも点が取れなかった。足りなかった部分は?
3試合、それぞれ性格が違う試合だと思います。夏場の試合に関しては、前半に後半もポゼッションで上回ることできたが、この試合や前回の対戦に関していうと、うまくボールが持てなかった。そこを改善する必要はあるし、そこによってチャンスにつながる。そこの正確性、確実性を増やす部分に関しては、フロンターレと試合をする上では感じたところではある。
── 5バック気味にスタートした。前の組み合わせはパトリックがワントップで宇佐美選手と倉田選手がツーシャドー気味であまりない形だったが、採用した理由としては?
相手のシステムとのミスマッチ、ボールを奪ってから早く攻めきる部分のコンビネーション。立ち上がりはうまくいったと思うが、前半の途中から少し受ける時間が長くなり、もう少しボールに対する守備、ボールを持つ時間を長くすることが必要だったと思います。
── 川崎を認めている中で、リーグ戦、天皇杯で悔しい思いをした。川崎を乗り越えるために必要な部分というのは?
守備で失点をしないところ。攻撃で高めないといけない。球際の重さも、今日は相手に分があった。もう一段階高いものを作り上げていかないと、超えていけない。来シーズンに関しては、そういうところをレベルアップしていきたい。

試合終了後 選手コメントPLAYERS’ COMMENTS AFTER THE MATCH

川崎フロンターレ:チョン ソンリョン

── 試合を振り返って
4年ぶりの天皇杯決勝。前回準優勝という悔しさがあった。みんなで初の天皇杯優勝を勝ち取ることができてよかった。個人的にはケガなく過ごすことができた。コロナ禍で大変な時期が続いて中断期間があったが、連戦続きでもみんながひとつになってリーグ、天皇杯を獲ることができた。本当に大きな意義がある、意味の深いシーズンだったと思う。ケンゴさん(中村憲剛)が今シーズンで引退するのは惜しいが、いい成績で一緒にできたことは自分にとってもいい思い出になる。いい形で送り出すことができた。

川崎フロンターレ:ジェジエウ

── 試合を振り返って
感動で胸がいっぱい。クラブとして複数タイトルを獲ることを目標に、みんなで天皇杯を勝ち取りにいった。個人的にモチベーションも高かったし、チームメイトみんなも気持ちを入れてゲームに臨むことができた。今回のチャンスを逃してはいけないと思っていたし、こうして結果が出たので選手、スタッフ、サポーターみんなにおめでとうと言いたい。すごくいい気分で休暇に入れるので、この2つのタイトルと一緒に過ごしたい。まずはしっかり休んで、また次の準備を進めていきたい。

川崎フロンターレ:谷口 彰悟

── 試合を振り返って
最後はガンバ大阪さんがパワープレーというか、三浦選手が前線に残っていたり、スクランブルな展開になった。自ずとこっちも人数をかけないといけない。そうなると、前に行けないというか、押し込まれる展開になった。一人一人がロングボールにきちんと、誰が競って、誰がカバーしてと、スクランブルな展開でも落ち着いて対応できていた。決勝戦はそういう展開になるのはわかっていたし、1-0でそういう展開になるというのも頭に入れながら試合運びをしていた。落ち着いて対応できたと思う。そして、ああいう展開でも最後はゼロで終われる。何が何でも守る。そういう姿勢は見せられた。結果としても1-0で逃げ切った。そこは強くなっていると感じる。こういう大舞台で、勝ち切るチームになってきていると感じている。ここ数年、タイトルは取れているが、年間複数タイトルは手が届かなかった。カップ戦、リーグ戦となると、もっともっと強くならないといけないという思いがあった。こういう年にリーグ優勝して、最後に天皇杯。最後まで集中して、目標をブラさずに、そこに向かって取り組んできた。今日の試合もなかなか点が入らない、じれるような展開だったが、自分たちのサッカーをぶれることなくやり続けた結果だと思っている。目標を達成できて嬉しく思う。

川崎フロンターレ:車屋 紳太郎

── 試合を振り返って
元日は多くのチームが休んでいる時期。だけど、この試合のために、家族にもこういう時期までサポートしてもらいながら頑張ってきた。支えてもらった家族には感謝しているので、ピッチで返したいと思っていた。時間は短かったけど出場できて良かった。スタジアムは芝生も含め、とても綺麗になっていて、やりやすかった。

川崎フロンターレ:レアンドロ ダミアン

── 試合を振り返って
本当に難しいゲームになった。チャンスはたくさん作ることができたが、なかなかゴールを決めきれず難しい展開になった。自分のアシストで先制できたことは嬉しく思うが、ゴールを決めたカオル(三笘薫)は今シーズン、素晴らしいものを成し遂げたと思う。今シーズンは複数タイトルを獲ることができたし、本当に特別なものになった。ただ、これに満足せず、よりよい状態で結果を出せるように頑張っていきたい。まずはゆっくり休もうと思うが、コロナの脅威は続いているので十分注意していきたい。

川崎フロンターレ:大島 僚太

── 試合を振り返って
このチームでやってきた最後の試合で、ケンゴさん(中村憲剛)が引退するとか、チームを離れる選手も含めて、いろんな思いもあった。そういう人たち、チームメイトのためにもなんとしても勝ちたかった試合で勝てて良かった。リーグの大分戦で、ここで勝てば優勝を決められた試合で勝てなかった。そこは自分たちは一つチャンスを逃したチームだと自分を奮い立たせて、この試合に臨んだ部分はあった。お互いに勝利にこだわった、徹したプレーをしていた。もっと早くチャンスもあった。見返せば課題はたくさんある中で、今日は勝ちがすべてだと思っていたので、そこは成長だなと思っている。4年前の決勝とはメンバーが違うし、チームのやり方も、基盤はあっても変わった部分はたくさんあるので、これというのはないが、ピッチに立つ選手、立ってない選手、メンバーに入ってない選手も、練習で手を抜くことなく、プレーを積み上げてきた一年の結果だと感じている。それが報われた試合だったと思う。試合を漠然と振り返れば、立ち上がりの決められそうなシーンで決めていくことは突き詰めていく必要がある。試合の終盤になって押し込まれるシーンが長い時を、どうかいくぐるか。今まではそこはかいくぐれず、2019シーズンは引き分けが多かった。そこを耐えられたのは成長。自分たちがやりたいのは、もっと相手を圧倒し続けて試合を終わらせること。そこをどう終わらせられるかは課題。そこは今後も目を向けていくところ。ケンゴさんがいなくなることが信じられない。それぐらい一緒にプレーしている間に、たくさんのことを教えてもらった。あれだけ愛されるサッカー選手はなかなかいないと思う。僕もケンゴさんを愛していた一人だと思う。今後もケンゴさんのことを思い出すと悲しくなると思うが、ただケンゴさんは次のステージに進むと胸を張っておっしゃっていた。チームとしても、自分自身、今後は負ければケンゴさんのことを言われることもあると思うので、そこは何くそと思って、自分が引っ張ってく覚悟を持って戦っていきたい。すべて教えてもらった選手なので、ケンゴさんには感謝しかない。

川崎フロンターレ:小林 悠

── 試合を振り返って
2016年以来の元日決戦だったが、その時は本当に負けてショックだったので、今年はこうして勝って喜び合ってスタート出来て、気持ちよくオフに入れる。新しい国立競技場も素晴らしかった。コロナの影響で、観客数は少なかったけど、いい雰囲気の中で試合ができたことに対して、感謝の気持ちでいっぱい。

川崎フロンターレ:山根 視来

── 試合を振り返って
本気でタイトルを狙うチームに来て、毎日の練習から刺激を受け続けてきた。今日のゲームはその1年間続けてきたものがかなり出たと思うし、シーズンの締めくくりとしてはすごくよかったんじゃないかと思う。個人的には改めてまだまだだなと一番思ったシーズンだったし、もっとうまくなれると思ったシーズンだった。今日のゲームでいうと終盤押し込まれて、1点差の試合の終わらせ方や試合運びをチームとしてもう少し考えていかないと、今後苦しくなると感じている。ただ、このチームでサッカーができて楽しかった。これからオフ期間に入るがちょっと休んだらまた体を動かして、チーム始動日にはみんなと差をつけられるよういいコンディションを作っておきたい。

川崎フロンターレ:中村 憲剛

── 試合を振り返って
ホッとした。2冠獲れたことは、クラブの悲願でもあった。個人的な感情は抜きにする戦いだったし、最後はみんな守ってくれと思っていた。1-0で終わった時は、本当にホッとした。みんなが駆け寄ってくれて、泣く気はなかったが、みんながボロボロ泣くからもらってしまった。心から嬉しかった。こんな幸せなサッカー選手はいないと思う。みんなに感謝。点が決まった時は、やっと決まった。そして試合に出れると思った。ピッチで戦っているので、自分も。フロンターレが勝つために、この展開でどうすれば力になれるか。90分とアディショナルタイム、考えに考えていた。最後の10分近くは、ガンバさんがかなり押してきた。延長もあるかもしれない。そうなると出番があるかもしれない。そこまで考えながら、ずっとアップしていた。出れなかったのは残念だが、それはそれ。ちゃんとチームのために90分、頭をフル回転することができた。これはこれで良い筋書きだったと思っている。浦和戦に出て、その後の3戦はなかなか出番がなかったけど、次のステージに向かうチームでもある。2020シーズンで止まる人間が、どう関与していくのか。オニさん(鬼木達監督)も考え抜いてくれたと思う。今日も出してあげたかったという話をしてもらったけど、それは監督の判断。自分もベンチで戦って、自分もそうするなと思った。浦和戦で90分出てユウ(小林悠)にアシストをつけられて、結果的には良かった。それで天皇杯も取れた。言うことなし。こんな素晴らしいサッカー人生の終わり、誰も予想していないと思う。ありがとうございました。選手としての芝生がラストなので、最後まで帰りたくなかった。暗くなってから帰るよって言われた子ども時代を思い出した。ちょっとサッカー少年に戻った。もうスパイクで芝生を踏むことはないので、大の字になったし、駄々もこねた。とにかく、あの瞬間を自分に残しておきたい。ロッカールームも、最後だったけど、ユニフォームを脱ぐのも嫌だった。時間がかかった。脱いだら終わりだから。着ることは二度とないので、そういう意味では、こうやって一つ一つ終わりを実感していくんだなと思いながら2ヶ月やってきたが、本気の本気で今日で終わり。今はまだ実感はない。この後、日を追うごとに実感していく。自分は止まるけど、周りはどんどん進んでいく。寂しさも感じると思うが、自分は自分でまた新しい道が拓けていく。18年全力でやってきたように、次のステージも全力で頑張りたい。最後、みんなの前で話をさせてもらって、この後もフロンターレをよろしくお願いしますと。その後に、個別に話をして、自分の思いの丈をみんなにぶつけた。それで時間かかってこの時間に至っている。18年分の思いをこの数十分、1時間でするのはなかなか難しい。とにかく、みんな成長した。今日も強いフロンターレを見せてくれた。僕は安心して先に行けるから、来年以降もタイトルを獲って欲しいと思う。自分はフロンターレに何かを残そうと思ってやってきたわけではない。サッカー選手はサッカーだけではないし、サッカー以外にも価値を見出さないといけない。それを自分が楽しんでやっていただけだけど、それを見て後輩も継いでくれた。それは先輩たちが残したものを僕が引き継いで、それを楽しくやっただけ。それを見た後輩たちが、それぞれがそれぞれの形で川崎に貢献してくれた。自分が川崎の皆さんのために、フロンターレのためにというのはない。周りが話してくれれば良いと思う。フロンターレからもらったものは、全部。自分が18年やってきたこと、すべてがフロンターレじゃないともらえなかった。こんな幸せなラストを迎えられて本当に嬉しい。今日、感じたことをメディアの皆さんに書いてもらえると嬉しく思う。メディアの皆さんにも育ててもらった。感謝しかないサッカー人生でした。

川崎フロンターレ:長谷川 竜也

── 試合を振り返って
最初ベンチから見ていて、決勝ということもあってお互いにちょっと固い試合になっているなという印象だった。後半になってだんだん自分たちのペースになって、そこでカオル(三笘薫)の1点が大きかった。最後自分が出るときは相手も蹴り込んで来る感じで、守備に追われる時間が長かった。ただ、最終的に1-0で終われたのは、今シーズンのチームの強さを象徴していたのかなと。個人的には辛かったというと一番に出てくるぐらい、ケガが長引いてしまった。リハビリ中みんなが活躍している姿を見て自分も頑張ろうと思っていたが、ケガがなかなか治らず、復帰してもなかなかうまくいかないシーズンだった。本当にケガには気をつけなければいけない。でも、こうして最後に天皇杯決勝のピッチに立つことができた。いいところはよしとして、ケガをしない体を作って来シーズン活躍ができるように頑張っていきたい。

川崎フロンターレ:三笘 薫

── 試合を振り返って
決勝でもいつも通りのプレーを意識していた。前半からあったチャンスを決め切れれば、ケンゴさん(中村憲剛)も出場させられたかもしれない。反省材料は多くあるが、それを生かしたい。得点シーンは、ボールが来ればよかったが、来るかわからない状態で走っていた。ダミアン(レアンドロ ダミアン)が足元に素晴らしいボールをくれた。ボールを受けた瞬間は、高尾選手がもう少し来ているかなと思ったが、あまり寄せてこなかった。GKもうまく釣ることができたので、逆サイドに流し込めてよかった。タイトルは嬉しいし、それに貢献できた。もっと楽に試合を進められることができたという思いもある。

川崎フロンターレ:田中 碧

── 試合を振り返って
優勝できてよかった。去年試合に出はじめてからベストヤングプレーヤー賞をいただいたり、A代表も経験させてもらって、今シーズンは周りからも、自分自身も期待する1年だったと思う。簡単なシーズンではなかったし、いろいろ悩みながら過ごした。個人としては満足していないが、チームとしてタイトルを取れたときにピッチにいられたことは嬉しかった。たた、そんなに満足していない自分がいて、切り替えている自分もいる。また来年に向かって一からやりたいし、もっと上のステージを目指しながら成長していきたい。

川崎フロンターレ:旗手 怜央

── 試合を振り返って
いつもと違うポジションで出た。もし負けていたら自分しかポジションは変わっていないので、自分のせいだなと思っていたかもしれないが、プレー中は気にせず、自分らしいプレーを出せたかなと思っている。今年1年間、いろんなところをやらせてもらって、それぞれで自分らしさは出せたと思うが、アキさん(家長昭博)だったら右ウイングのように、ここでこそ自分の良さが最大限出せる。ここじゃないとダメ。そんなポジションを確立できるような選手に来年はなりたいと強く思った。1年間本当にいい経験をさせてもらったなと思う。タイトルを獲れたことはすべてがサポーターの皆さんのおかげ。まだまだ難しい時期は続いていくと思うが、皆さんの力が自分たちの力になっている。今年も変わらず熱い応援をよろしくお願いします。

川崎フロンターレ:家長 昭博

── 試合を振り返って
元日決戦はやっぱり独特な緊張感があった。新国立競技場は雰囲気が良かったし、スタジアムの感じも神秘的な感じだった。天皇杯にかける思いはチーム全体でも強かった。獲れて非常に満足している。素晴らしい結果を得ることができたと思う。僕たちは1年間、高いものを目指してやってきた。一年やってきたものを自信を持ってやろうと話していた。その積み重ねが試合に出た。1年間、やってきたことを決勝の舞台で出せた。それが勝利につながったと思う。1点取れるチャンスはあったが、なかなか決勝戦は甘くない。焦りはなかったが、焦れた展開になったと思う。4バックと5バック気味は想定はしていたが、面子だけを見るとリーグ戦と変わらなかったので、最初は4バックかなと思った。サイドに蓋をしてくる感じはあった。いつもよりサイドやニアゾーンにスペースがなかったので苦しんだが、徐々にボランチのところ、リョウタ(大島僚太)とアオ(田中碧)のところでボールを持てるようになった。相手のフォーメーションも、試合中に3バックから4バックに変わったが、その都度に中で話していた。天皇杯を初めて取れて、どうしてもこの試合は勝ちで終わらせたい理由があった。クラブ全体でも、言い合うことはなかったが、強く感じていた。そこで最後、トロフィーを掲げられたのは価値があること。みんなが望んでいたものを手に入れることができたのは良かった。ケンゴさん(中村憲剛)をはじめ、このメンバーで試合をするのは今日が最後になる。1年間でいろんなことがあった。チーム全員で戦って、それを出して勝ちで終われた。

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