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日時:2022年02月12日(土)13:35キックオフ 会場:日産スタジアム

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試合終了

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    川崎フロンターレ

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    エンブレム

FUJIFILM SUPER CUP 2022
vs.URAWA RED DIAMONDS

2022 FUJIFILM SUPER CUP 第1節 vs.浦和レッズ:開催データ
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態
18,558人 晴、弱風 8.5℃ 40% 全面良芝
試合時間 コミッショナー 主審 副審 副審
90分 大澤 隆 笠原 寛貴 西橋 勲 松井 健太郎
第4の審判員 VAR AVAR 記録員  
上田 益也 山本 雄大 大塚 晴弘 高雄 凌  
過去の対戦成績(J1) 過去の対戦成績(J2) 2022シーズン対戦記録
14勝9分11敗/55得点43失点 3勝2分4敗/16得点17失点 第1節(ホーム)

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公式記録OFFICIAL MATCH RECORD

川崎フロンターレ[ホーム] チーム [アウェイ]浦和レッズ
0

0 前半 1
0 後半 1

2
鬼木 達 監督 リカルド ロドリゲス
─ > ─ 勝点 ─ > ─

得点
選手/時間

07分 江坂 任
81分 江坂 任

選手名
シュート数 ポジ
ション
シュート数
選手名
45909045
チョン ソンリョン 1000 GK 000 1 西川 周作
山根 視来 13022 DF 0002 酒井 宏樹
谷口 彰悟 5000 0004 岩波 拓也
車屋 紳太郎 7000 00028 アレクサンダー ショルツ
登里 享平 2000 1016 馬渡 和彰
ジョアン シミッチ 61 1 MF 00014 関根 貴大
脇坂 泰斗 14000 00022 柴戸 海
大島 僚太 10202 00019 岩尾 憲
2023 伊藤 敦樹
家長 昭博 41000 FW 413 33 江坂 任
チャナティップ 18011 101 15 明本 考浩
レアンドロ ダミアン 9101
 
GK/丹野 研太 27     0 SUB 0     12 GK/鈴木 彩艶
MF/塚川 孝輝 3   0 0 0 0   13 DF/犬飼 智也
MF/山村 和也 31     0 0     20 DF/知念 哲矢
MF/瀬古 樹 16   0 0 0 0   24 MF/宮本 優太
FW/マルシーニョ 23   0 0 0     25 MF/安居 海渡
FW/知念 慶 20   1 1 0 0   40 MF/平野 佑一
FW/小林 悠 11   0 0 0 0   27 FW/松崎 快
経過
得点選手 得点経過 得点選手
経過

7 江坂 任 33

右 相手DF こぼれ球 ↑ 2 ~ → 中央 33 右足S

81 江坂 任 33

中央 3 ↑ 15 → 33 ~ 左足S

[得点経過の記号の意味]〜:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート

OUT IN 交代選手 IN OUT
6 ジョアン シミッチ 23 マルシーニョ 46 82 27 松崎 快 15 明本 考浩
9 レアンドロ ダミアン 20 知念 慶 71 82 13 犬飼 智也 3 伊藤 敦樹
14 脇坂 泰斗 16 瀬古 樹 71 86 24 宮本 優太 14 関根 貴大
18 チャナティップ 11 小林 悠 77 86 40 平野 佑一 33 江坂 任
10 大島 僚太 3 塚川 孝輝 82    
警告・退場
選手名/理由
  
  
  
  
  
  
45 90 データ 90 45
4 4 8 シュート 8 1 7
2 0 2 GK 7 3 4
4 1 5 CK 2 0 2
6 5 11 直接FK 11 8 3
1 1 2 間接FK 2 0 2
1 1 2 オフサイド 2 0 2
0 0 0 PK 0 0 0
警告・退場
選手名/理由
  
  
  
  
  
  

注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。
注2:*はハーフタイムなどのインターバル中、あるいはPK戦中を意味する。

警告理由
C1 = 反スポーツ的行為 C2 = ラフプレイ C3 = 異議 C4 = 繰り返しの違反 C5 = 遅延行為  C6 = 距離不足
C7 = 無許可入 C8 = 無許可去
退場理由
S1 = 著しく不正なプレイ S2 = 乱暴行為 S3 = つば吐き S4 = 得点機会阻止(手) S5 = 得点機会阻止(他)
S6 = 暴言 CS = 警告2回

スターティングメンバーLINE-UP

川崎フロンターレ
浦和レッズ

最近の結果と予定 RESULTS & SCHEDULE

最近の試合結果と予定
川崎   浦和
3試合前
2試合前
前節
次節
2試合後

あんたが大賞

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─試合後に掲載─

贈呈者
賞品

photo

勝利のマーチ

本来であれば、来場者の皆さんにもおすそ分けして、全員で勝利の喜びを分かち合うセレモニーですが、コロナ禍で選手からサポーターの皆さんに手渡しができないため、選手のみ進呈をさせていただきます。

贈呈者
(株)ロッテ
賞品

モバフロだけ! 試合前の選手コメントPLAYERS’ COMMENTS BEFORE THE MATCH

POWERED BY モバフロ

川崎フロンターレ:谷口 彰悟

スーパーカップは、チームとしてシーズン一発目の公式戦なので勝ってスタートしたいと思っている。浦和も力があり、これから争っていくチームだと思っている。そういうチームを上回りたいし、良いゲームをしたい。今年の一発目だが「フロンターレは強いな」という思いを、周りのチームや選手に抱かせられるようなゲームをしたい。浦和は監督が代わってから、きちんとボールを保持しながら、繋ぎながらというスタイルが…

つづきは
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川崎フロンターレ:レアンドロ ダミアン

本当に、開幕がすごく待ち遠しい気持ち。キャンプもこなして良い準備が出来て、日々のトレーニングも全員でできている。全員で成長できているという感覚がある。新加入した選手たちもチームの力になってくれるんじゃないかなと思っている。2019年のスーパーカップの浦和戦は、来日してすぐの大会でゴールを決められて嬉しかった。自分のあのゴール、タイトルでスタートを切れてすごく良かったが、あの時とは状況が違うし…

つづきは
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川崎フロンターレ:大島 僚太

チームが始動してから、より強くなろうと監督がテーマを掲げてキャンプを経てトレーニングを進めてきた。そのレベルに向かって努力している最中で、サッカーのやり方に関しては試合をこなしていくことでチームとして完成されていって、また新しい課題が出てくるサイクルになると思う。沖縄キャンプでそれなりにできた部分もあったが、代表組のショウゴさん(谷口彰悟)とミキくん(山根視来)が帰ってきて、より高いレベルを…

つづきは
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川崎フロンターレ:脇坂 泰斗

準備期間はそこまで長くなかったが、沖縄キャンプでは練習や練習試合を通して課題もありながら成果も出た。攻撃面で得点を多く取れたことは昨年に引き続きウチのいい部分だが、その回数をもっと増やして質を合わせていけば、さらに強いフロンターレを見せられると思っている。浦和さんも攻撃力があるチームという印象。自分たちとしては立ち上がりからアグレッシブに得点を取りに行って、その後も畳み掛けるような…

つづきは
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川崎フロンターレ:チャナティップ

沖縄キャンプからチームに合流して、すごく雰囲気が良いチームだなと感じている。自分が合流した初日からチームのみんなが温かく迎え入れてくれたことを今でも憶えている。その一方で、試合に出るための競争が非常に激しいチームだが、そういう環境であればあるほど自分はやる気が出る。そういう意味でもすごく良いチームに来たと思う。チャンスが来たらやるしかないと感じている。今まで自分がやってきたこと…

つづきは
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試合レポートMATCH REPORT

今シーズン初の公式戦となるFUJIFILM SUPER CUP 2022。一発勝負のカップ戦だが、2022年最初の公式戦でチームに勢いをつけるような一戦にしたい。快晴の日産スタジアム。13:35キックオフ。

前半THE FIRST HALF

フロンターレのスターティングメンバーは、トップにダミアン、左ワイドにチャナティップ、右に家長、中盤は前目に大島と脇坂、底にシミッチ、最終ラインは登里-車屋-谷口-山根、GKソンリョン。

立ち上がり3分、浦和の攻撃。パスをつながれ圧力をかけられるが、チームディフェンスで対応。その後、お互いに様子を伺う展開が続くなか、迎えた7分、浦和の攻撃。右スローインの流れから酒井に右サイドを突破され、折り返しを江坂に合わせられ先制点を奪われる。(0-1)11分、浦和の攻撃。自陣でボールを奪い返され、右サイドからクロスを入れられるが守備陣がクリア。12分、フロンターレの攻撃。パスをつないで崩しを狙い、左サイドのチャナティップがゴール前にボールを入れるがGKにキャッチされる。13分、中盤から車屋が左サイド裏のスペースにボールを入れるが、大島には合わず。15分、浦和の攻撃。攻勢をしのがれカウンターを浴び、ゴール前にボールが入るが守備陣がしのぐ。17分、フロンターレの攻撃。自陣からボールを運び、左サイド大島がクロスを入れるがクリアされる。18分、さらに浦和に圧力をかけてゴール前にボールが入るが、浦和ディフェンスにしのがれる。20分、車屋がロングボールを入れ、前線の家長が胸で落としダミアンがミドルシュートを放つがDFに当たり外れる。21分、左コーナーキックの場面。脇坂のボールはクリアされる。22分、パスをつなぎ中央に縦パスが入るが、浦和ディフェンスにクリアされる。23分、細かくパスをつなぎ、チャナティップが左サイドからボールを入れるがGKにキャッチされる。24分、セカンドボールを拾って相手陣内に押し込むが、フィニッシュにつながらず。25分、右サイドから崩しをかけ、山根のクロスをダミアンがヘッドで合わせるがうまくミートせず。26分、浦和の攻勢をしのぎ、ダミアンを起点にカウンターへ。家長が走り込むが、浦和ディフェンスにしのがれる。28分、右コーナーキックの場面。脇坂のボールはクリアされる。こぼれを拾い攻勢をかけ、最後はシミッチがミドルシュートを放つがブロックされる。

30分、相手陣内でパスをつなぎ、最後は谷口が右サイドからクロスを入れるがボールはゴール前を通過。33分、浦和の攻撃。中盤右サイドから酒井に突破されゴール前にボールが入るが、守備陣がしのぐ。34分、中盤やや右サイドからのフリーキックの場面。馬渡がボールを入れるが壁に当たり外れる。35分、右コーナーキックの場面。岩尾の低いボールを江坂に合わせられるが、守備陣に当たり外れる。36分、右コーナーキックの場面。岩尾のボールからゴール前で混戦となるが、守備陣が耐える。37分、浦和の攻撃。攻勢をしのがれカウンターを浴び、右サイドから折り返され伊藤に合わせられるが、GKソンリョンがキャッチ。ピンチをしのぐ。40分、背後のスペースにボールを入れられるが、GKソンリョンが飛び出しカバーリング。41分、中盤でのプレッシャーをかわされ一気にフィニッシュに持ち込まれるが、シュートはうまくミートせず。難を逃れる。44分、フロンターレの攻撃。左サイドに展開。大島がクロスを入れるがクリアされる。さらに右サイドから崩しをかけるが、浦和ディフェンスにしのがれる。さらに右ショートコーナーからパスをつなぎ、最後は逆サイド大島がシュートを放つが、GKにキャッチされる。アディショナルタイム1分。45+1分、フロンターレの攻撃。右サイドから崩しをかけ、大島がクロスを入れるがクリアされる。

立ち上がりに浦和のプレッシャーを受け、リスタートの流れから一瞬の隙を突かれて失点。序盤からボールを前に運べない展開が続く。徐々にリズムをつかみ攻勢をかけるが、なかなかいい形でフィニッシュに持ち込めない流れが続き0-1で前半を折り返した。

ハーフタイムコメントHALF TIME COMMENTS

エンブレム

川崎フロンターレ:鬼木 達 監督

守備は球際を厳しく、コンパクトな形で。攻撃は背後を意識していこう。落ち着いて、1点づつ返していこう。

エンブレム

浦和レッズ:リカルド ロドリゲス 監督

まずは2点目を取ろう! 相手の嫌がることを続けていくこと。押し込まれていても焦れずにやり続けよう。

後半the 2ND half

後半スタートからシミッチに代わりマルシーニョが入り、大島が中盤の底、チャナティップがインサイドへ。48分、フロンターレの攻撃。パスをつなぎ左サイドから崩しをかけるが、ラストパスにつながらず。50分、左サイドからのフリーキックの場面。脇坂のボールはクリアされる。こぼれ球に山根が詰めるが、シュートはゴール上に外れる。54分、中盤でボールを奪い返し、速攻を狙いダミアンがラストパスを狙うが右サイドフリーの家長に通らず。55分、浦和の攻撃。パスをつながれ押し込まれるが、守備陣がしのぐ。57分、さらにセカンドボールを拾われ圧力をかけられるが、守備陣が耐える。57分、フロンターレの攻撃。浦和の攻勢に耐え、反撃をかけて右サイドから崩しをかけるがクリアされる。59分、フロンターレの攻撃。自陣からボールを運び、左サイドのチャナティップが逆サイドにボールを入れるが山根にはうまく収まらず。60分、フロンターレの攻撃。右コーナーキックの場面。脇坂のボールはクリアされる。セカンドを拾い山根がクロスを入れるが、これもクリアされる。さらにこぼれ球を拾い、左サイド家長がクロスを入れるがGKにキャッチされる。63分、相手陣内でボールを奪い返し、中央でパスを受けた大島がゴール前にボールを入れるがGKにキャッチされる。65分、左サイドで細かくパスをつなぎ崩しをかけるが、浦和ディフェンスにしのがれる。66分、浦和の攻撃。攻勢をしのがれカウンターを受け、一気にペナルティエリア内に入り込まれるが車屋がカバーリング。67分、フロンターレの攻撃。自陣からボールを運び、最後はチャナティップがシュートに持ち込むが味方に当たり外れる。

70分、セカンドボールを拾って相手陣内に押し込み、左サイドのチャナティップがクロスを入れるが逆サイド家長に合わず。71分、ダミアンに代わり知念、脇坂に代わり瀬古がピッチへ。74分、フロンターレの攻撃。ボールを奪い返し攻勢をかけるがフィニッシュにつながらず。さらに圧力をかけて右サイド山根がクロスを入れるがクリアされる。76分、浦和の攻撃。中盤でボールを奪われカウンターを受けペナルティエリア内に入り込まれるが、守備陣がどうにかしのぐ。77分、チャナティップに代わり小林が入り、右ワイドへ。家長が中央に絞る。79分、フロンターレの攻撃。パスをつないで揺さぶりをかけるが、フィニッシュに至らず。迎えた80分、浦和の攻撃。攻勢をしのがれカウンターを浴び、前線の明本に粘られ最後は江坂にシュートを決められ追加点を奪われる。(0-2)82分、フロンターレの攻撃。右サイドから崩しをかけ、最後は知念がシュートに持ち込むが惜しくもゴール右に外れる。85分、さらに浦和ゴール前に圧力をかけるがしのがれる。89分、細かくパスをつないで崩しをかけるが、浦和ディフェンスにはね返される。アディショナルタイム3分。90+1分、フロンターレの攻撃。中盤左サイドからのフリーキックの場面。馬渡のボールは谷口がクリア。90+2分、谷口が長いボールを入れ、前線の知念がヘッドで落とすがクリアされる。さらに右サイド家長がクロスを入れ、逆サイド登里がヘッドで戻すが浦和ディフェンスにしのがれる。90+3分、さらに猛攻をかけるが浦和ディフェンスを崩しきれず。試合は0-2でタイムアップ。

後半メンバーチェンジをしながら反撃をかけるが、なかなか決定的な形に持ち込むことができず。浦和のカウンターをしのぎながら試合を運ぶが、終盤に失点。フロンターレの2022年は黒星スタートという結果に終わった。

奥田明日美のハッピーフロンターレ!

試合終了後 監督コメントCOMMENTS AFTER THE MATCH

エンブレム

川崎フロンターレ 監督

[公式記者会見 総評]

まず今シーズン初めての公式戦ということで、やはり勝負事なので勝ちを求めていましたが、難しい展開に自分たちでしてしまったと思っています。ただ選手たちは、今の自分たちが持っている100パーセントでやってくれました。そのおかげで見えてきた課題もありました。トレーニングでやってきたよい部分もあれば、まだまだの部分もたくさん出ました。開幕までに修正するための本当に良い試合だったと思います。

[公式記者会見 質疑応答]
── 「難しい展開に自分たちでしてしまった」とはどういう部分で?
まずは相手が強い気持ちを持って挑んできたところに対して、球際などで受けてしまった。そういうところでこぼして、球際で持って行かれたシーンが本当に数多くありました。そこはすぐに修正できるところではあると思います。そういうところをゲームの中で、90分が終わる前に改善しないといけない。自分たちが主導権を握っているようで、大きなチャンスが作れたわけではない。そこも新しい、大きな課題。そこも自分たちで少し難しくした部分かなと思います。
── 仕掛けの数が多くなかったように見えたが、そこに関しては?
おっしゃる通りで、ボールは握っているが、タイミングのところです。この時期によくあることといいますか、味方の動きを確認して、確認して、というところ。相手を見て、相手のどこが空いているのか。今日のような前からプレスが来る時と、ブロックを組むときに対して、相手を動かしに入らないといけない。そうなると、背後のランニングが少なかったと思います。自分たちからアクションを起こして、人を攻略しに行ったり、スペースを作りに行ったり、そういうのがどんどん必要かなと思います。
── 後半、頭からマルシーニョ選手を左ウイングに入れて、チャナティップを中盤に移しましたが、その意図は?
マルシーニョに関しては、背後への仕掛けがあります。そこが一つ、突破口にしたいという思いと、あとはチャナ(チャナティップ)のポジションはいろいろとやって経験を積んでもらう。数多くのポジションで生きられるように、このゲームでもやりました。ただ勝ちを求めながらのものなので、全てがうまく行ったわけではないですが、いろんな意味でポジティブに捉えています。
── チャナティップの課題と収穫については?
トレーニングの中から二つのポジションをやっていましたが、もともといる選手と一緒で、味方を意識するあまり、そこから出ていく作業、前線に絡んでいく作業が薄くなってしまった。それはワイドにいようが中にいようが、練習を積み重ねていくしかないと思っています。そういう意味でいうと、できることとできないことが見えてきたところもあります。トレーニングマッチではいろんなものができていたが、今日のような公式戦で、相手も覚悟を持ってやってくる相手では、また評価ができるので、これをプラスに考えながらやっていきたい。
── 前半7分の失点。その後の浦和の守り方も含めて、試合にどんな影響があったのか。
失点で相手に集中力を与えたとは思います。スタートから強度を高くやってきていましたが、あの1点でより集中力が増したと思います。我慢強くやっていこうと、そういう雰囲気を感じました。リーグ前の真剣勝負の場で見られたことが良かった。負けてはしまいましたが、どのチームもああいうメンタリティ、ああいう強度でやってくる。自分たちはそれ以上の準備、心構えが必要。それを改めて選手も感じたのだと思います。もう一度、突き詰めていきたい。

エンブレム

浦和レッズ 監督
リカルド ロドリゲス

[公式記者会見 総評]

非常に選手たちがよく頑張ってくれました。この試合に対するプランではすごく高いもの、厳しいものを要求していました。ハードワークもそうで、相手もそれを強いてくるチームです。今回、このチームに対して、できたことは良かったと思います。川崎フロンターレを快適にプレーさせないこと。それをプランにしました。試合の流れとしては1点目が入って、それからしばらく時間がたってからの2点目。欲を言えば、我々はボールを持って主導権を持って2点目。敵陣でもっとプレーをする時間を長くしたいと思いました。今回は選手たちが頑張ってくれたので、その頑張りがこういう結果につながったと思います。

[公式記者会見 質疑応答]
── 去年、1回ペースを失うとなかなか盛り返すのが難しい試合が多かった。今日は失いかけたペースを取り戻したが、そこの成長は?
そうですね。まずは展開としてボールをより握りながらやりたかった。そこにチャレンジしたかったが、なかなかそういうことができず、相手に深くまで侵入されてしまった。相手の危険な場面は作らせなかったかなと思います。そこで押し込まれたところで苦戦しました。タイトルを取れたことは満足ですが、そこの改善点はあります。リズムが戻ってきた理由としては、ディフェンスで前から圧力をかけてボールを奪い返したり、リズムを取り戻したのが要因だと思います。
── 後半は中盤を3枚にしたが、前半のどこを見て、そういう判断になったのか。
前半の守り方は非常に良かったと思います。高い位置からの追い方も含めてボールをうまく回収できていました。そこから押し込まれる時間帯が長くなっていく中、江坂がサイドでディフェンスのサポートに入る機会が多くなり、そこをはっきりさせるためという狙いがありました。相手のインサイドが、どんどんゴール脇に侵入していくランニングが多くなり、そこについていくために中盤の枚数を増やしました。ディフェンスは、相手の前線の枚数が増えてきたこともあり、最後の時間帯は5-4のブロックを作りました。
── 3人のボランチを同時に起用しましたが、どういう指示を出していたのか。
ディフェンスの役割としては、今回は前から行くということで、ボランチ1枚を押し出して守る役割。1人が出て行ったら、サイドが絞ってくる。左サイドに伊藤敦樹がいましたが、彼はうまくディフェンスの役割でも大きな役目を果たしてくれました。ボランチを1枚押し出してくやり方がうまくいったかなと思います。ただ他の選手もタスクをよくやってくれたと思います。
── ボランチを1枚押し上げる守り方や明本考浩選手のセンターフォワード起用も含めて、今回の戦い方は対川崎を意識していたのか。今シーズンのベースになるものなのか。
二つあると思っています。明本に関しては、去年は左サイドバックの機会が多かったですが、彼がフォワードとしての仕事も優れていると思っています。今日でいうと、プレスのところ、得点を奪うところ。そこは彼の武器だと思います。彼がプレスをかけていくのもやり方ですが、中盤のボランチが押し出してプレスをかけるのも一つのやり方として、出てくると思います。やはり相手のアンカーを快適にプレーさせないためには、1枚押し出していく。前から人数をかけてプレスをかけていく。今回は川崎戦で採用しましたが、それは今後もあると思います。

試合終了後 選手コメントPLAYERS’ COMMENTS AFTER THE MATCH

川崎フロンターレ:登里 享平

── 試合を振り返って
立ち上がりの入りもそうだし先制をされて、リズムが悪くなってしまった。その中で良い形もあったが、そういう時間じゃない方が多かった印象。それぞれの立ち位置やビルドアップなど全体的に距離があった。少しでも相手を引き出しながらできれば良かった。全体的に相手ブロックの外でボールを回すことが多かったので、狙いやすい、追い込みやすいビルドアップだったと思う。もちろんタイトルがかかった試合だったので勝たなくてはいけなかった。そういう覚悟を持ってプレーをしないといけない。結果は残念だし、絶対にあってはならないこと。開幕戦に向けてしっかりコミュニケーションをとりながらやっていきたい。この試合で今の自分たちのレベル、力が分かったので、チャンピオンとしてもそうだし、どんどんチャレンジをして相手を上回れるようにやっていきたい。

川崎フロンターレ:谷口 彰悟

── 試合を振り返って
立ち上がりは相手の勢いもあった。早い時間帯で失点してしまうとゲームが難しくなると改めて感じた。そこからのゲーム展開も思うようにいかなかった。浦和にうまくやられた感覚が強い。改善点はかなりあるが、それが見つかったのが良かった。自分たちが準備してきたものがまだまだ甘かった。そこはもう一回、持ち帰って行きたい。(コロナ陽性者が出た影響で)満足できる準備はできなかったかもしれないが、それは昨年も一昨年もそう。イレギュラーなことが起きることは想定していたし、そこは言い訳にしてはいけない。その中で出る選手ができることを100パーセントやらないといけない。周りはレベルアップしているし、自分たちもアップデートしないといけない。そこは良い教訓を得たと思っている。攻撃面では、それぞれの立ち位置はもう少し整理した方が良いとやりながら感じた。全体的にノッキングするシーンがすごく多かった。そこのチャンスの見極め、相手を引き出すような作業など、そこはまだまだあっていない。そこはまた準備してトレーニングしないといけない。そうすれば、ブロックを組んだ相手も崩していける。そこはやりながら合わせていきたい。

川崎フロンターレ:車屋 紳太郎

── 試合を振り返って
久しぶりの公式戦だったが試合に勝つことができなかった。次の開幕戦に向けてしっかりと修正をしていきたい。この敗戦を無駄にしないように次に向けてやっていきたい。個人的には自分のやろうとしている遠くを見ること、ロングボールもだんだん蹴れるようになってきている。自分自身が今年成長するためにやらないといけないことだったので、それを何度か出せた。できなかった部分、できた部分が分かったので、しっかりとトレーニングしていきたい。間違いなく、次の試合につながる。前回のスーパーカップでは良い勝ち方ができたが、リーグ戦はで良い入りができなかった。逆に今年はこの反省点を生かせるようにしたい。リーグ開幕戦に向けてより気が引き締まる試合になった。

川崎フロンターレ:大島 僚太

── 試合を振り返って
立ち上がりにスローインから失点をしてしまって、重くなってしまうキッカケになった。逆に相手は良い入りをしたところで勢いがあって90分間保たれてしまった。徐々に自分たちもテンポが出てきたところもあったが相手が警戒していないエリアでは、そういった部分が出せていたと思う。相手のブロックの外で回す感じがあったので、もう一個踏み込むことができれば、もっと相手にとって怖いところに入っていくことができればなと思った。個人的には怪我なく試合を終えられて良かった。やっぱりゴールに関わることができればと思っていたので、そこに入っていく位置などはチームでやっていかないといけない。今日の相手は気迫を感じた。それを上回る気迫や個人個人のところで、もっと向上させてリーグ戦に臨みたい。

川崎フロンターレ:脇坂 泰斗

── 試合を振り返って
シュートが少なかったので、シュートの回数を増やすこと。あとはシュートに持っていくために、どう相手を動かすのか。強い動きをする人、止まる人。まだ試合全体を見直していないが、主観でいうならば、シュートの回数や強い動きが少なかったのは課題。中盤のところで潰される回数が多かった。相手のボランチやフォワードにセカンドボールを拾われる回数も多かった。守備でも潰せるところがあまりなかった。改善点しかなかったゲームだと思う。後半はチャナティップがインサイドに入って、流動性も生まれた。マルシーニョが幅を作ってくれている分、間も空いてきた。そこで点まで行ければ、なお良かった。浦和は、攻撃のところと守備のところの強度が上がっている印象を受けた。自分たちが押し込んだ時の守備、シュートを打たせないところ。引いて守る意思統一がはっきりしていると感じた。最初は大事なので、来週の開幕戦は今日のようなゲームをしないように。個人としてチームとしても合わせられるところ、個人で向上できるところもある。短い時間だが、フォーカスしてやりたい。

川崎フロンターレ:瀬古 樹

── 試合を振り返って
ベンチから見ていて、浦和の組織力や個人個人の能力、気迫や球際の強さを感じた。その中で自分が出たときは、早い時間で失点をしてしまったので、得点を取るためにプレーするようにと考えていた。うまくみんなと共有できる部分もあったが、まだまだな部分もあるので、そこは改善していきたいと思っている。自分としても、これからもっとやっていきたい。

川崎フロンターレ:チャナティップ

── 試合を振り返って
まだチームに入って間もないので、公式戦に慣れていない部分があった。前半は自分らしくないサッカーが続いていて、固さが出てしまった。浦和の守備というよりは、自分たちの失点が早かった。そこで慌てて、ボールを支配しなくてはいけないという気持ちになり、前線に人を置いてカウンターを受けやすい状況になってしまった。より難しいゲームになってしまった。後半に入って、より自分らしいサッカーができたと思う。時間が経つにつれて、自分らしいサッカーができるようになって、チームメートともやりやすくなった。自分のストロングはボールをもらってターンして、周りに配球していく。それが自分の特徴。今日に関しては、自分が周りが見えていなかったのも一つの原因だと思う。チームメートを見すぎて、相手を見ることができなくなった。チームのコンセプトがある中で、自分らしいサッカーができないと終わってしまう。よりチャナティップらしいサッカーを見せれば、もっともっとよいプレーができる。来週はそこにフォーカスしていきたい。

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NEXT MATCH

次の試合も熱い声援を! 合言葉はPaint it Blue!!

SEASON2022

第1節

vs.FC東京

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HOME日時:2022年02月18日(金)19:00キックオフ 会場:等々力陸上競技場

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