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前節

SEASON2023

決勝

vs.柏レイソル

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最新節

次節

日時:2023年12月09日(土)14:03キックオフ 会場:国立競技場

試合終了

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試合終了

  • エンブレム

    川崎フロンターレ

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    エンブレム

THE 103rd EMPEROR'S CUP
vs.KASHIWA REYSOL

2023 天皇杯 決勝 vs.柏レイソル:開催データ
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態
62,837人 晴、無風 17.1℃ 46% 全面良芝
試合時間 コミッショナー 主審 副審 副審
120分 布瀬 直次 木村 博之 三原 純 渡辺 康太
第4の審判員 VAR AVAR 記録員  
池内 明彦 飯田 淳平 聳城 巧 大宮 純一  
過去の対戦成績(J1) 過去の対戦成績(J2) 2023シーズン対戦記録
対戦無し 対戦無し

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公式記録OFFICIAL MATCH RECORD

川崎フロンターレ チーム 柏レイソル
0

0 前半 0
0 後半 0
0 延前 0
0 延後 0
(8 PK 7)

0
鬼木 達 監督 井原 正巳
─ > ─ 勝点 ─ > ─

得点
選手/時間

選手名
シュート数 ポジ
ション
シュート数
選手名
4590EXEX9045
チョン ソンリョン 10000 GK 0000 46 松本 健太
山根 視来 130000 DF 101016 片山 瑛一
大南 拓磨 300 0 000050 立田 悠悟
山村 和也 310000 00004 古賀 太陽
登里 享平 20000 1 0134 土屋 巧
橘田 健人 80000 MF 2 025 高嶺 朋樹
脇坂 泰斗 1401 1 10016 椎橋 慧也
瀬古 樹 1610 1 1 0114 小屋松 知哉
家長 昭博 410011 FW 8413 10 マテウス サヴィオ
宮代 大聖 3300 0 1 01 11 山田 康太
レアンドロ ダミアン 900 0 3102 19 細谷 真大
 
GK/上福元 直人 99       0 SUB 0       21 GK/佐々木 雅士
DF/ジェジエウ 4   0 1 1 0       2 DF/三丸 拡
MF/ジョアン シミッチ 6   0 0 0 0 0 0   24 DF/川口 尚紀
MF/瀬川 祐輔 30   1 0 1 1 1 0   41 MF/仙頭 啓矢
FW/遠野 大弥 17   1 0 1 0 0 0   28 MF/戸嶋 祥郎
FW/バフェティンビ ゴミス 18     1 1 0 0 0   45 FW/山本 桜大
FW/小林 悠 11   0 0 0 0 0     9 FW/武藤 雄樹
経過
得点選手 得点経過 得点選手
経過

 

 

[得点経過の記号の意味]〜:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート


キッカー
PK戦
キッカー
41 家長 昭博 マテウス サヴィオ 10
30 瀬川 祐輔 細谷 真大 19
31 山村 和也 戸嶋 祥郎 28
8 橘田 健人 × 仙頭 啓矢 41
18 バフェティンビ ゴミス × 武藤 雄樹 9
2 登里 享平 × × 片山 瑛一 16
17 遠野 大弥 山本 桜大 45
13 山根 視来 川口 尚紀 24
6 ジョアン シミッチ 立田 悠悟 50
1 チョン ソンリョン × 松本 健太 46
OUT IN 交代選手 IN OUT
16 瀬古 樹 17 遠野 大弥 64 77 28 戸嶋 祥郎 14 小屋松 知哉
33 宮代 大聖 30 瀬川 祐輔 64 77 45 山本 桜大 11 山田 康太
9 レアンドロ ダミアン 11 小林 悠 77 90+3 24 川口 尚紀 34 土屋 巧
14 脇坂 泰斗 6 ジョアン シミッチ 87 90+3 41 仙頭 啓矢 5 高嶺 朋樹
3 大南 拓磨 4 ジェジエウ 87 104 9 武藤 雄樹 6 椎橋 慧也
11 小林 悠 18 バフェティンビ ゴミス 106    
警告・退場
選手名/理由
C1 14 脇坂 泰斗 55
  
  
  
  
  
45 90 EX データ EX 90 45
1 3 3 7 シュート 19 6 2 11
6 4 4 14 GK 6 2 1 3
0 2 2 4 CK 8 0 1 7
6 10 4 20 直接FK 8 3 1 4
1 0 0 1 間接FK 4 2 2 0
1 0 0 1 オフサイド 4 2 2 0
0 0 0 0 PK 0 0 0 0
警告・退場
選手名/理由
53 C1 5 高嶺 朋樹
  
  
  
  
  

注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。
注2:*はハーフタイムなどのインターバル中、あるいはPK戦中を意味する。

警告理由
C1 = 反スポーツ的行為 C2 = ラフプレイ C3 = 異議 C4 = 繰り返しの違反 C5 = 遅延行為  C6 = 距離不足
C7 = 無許可入 C8 = 無許可去
退場理由
S1 = 著しく不正なプレイ S2 = 乱暴行為 S3 = つば吐き S4 = 得点機会阻止(手) S5 = 得点機会阻止(他)
S6 = 暴言 CS = 警告2回

前節終了時の累積警告

  • 1枚 9/レアンドロ ダミアン
  • 1枚 14/脇坂 泰斗
  • 1枚 16/瀬古 樹

今節の出場停止

  • なし

スターティングメンバーLINE-UP

川崎フロンターレ
柏レイソル

最近の結果と予定 RESULTS & SCHEDULE

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あんたが大賞

photo

─試合後に掲載─

贈呈者
賞品

モバフロだけ! 試合前の選手コメントPLAYERS’ COMMENTS BEFORE THE MATCH

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川崎フロンターレ:チョン ソンリョン

決勝までは来られたのは自分たちの力。天皇杯での優勝経験があるので、この経験を発揮できるように準備したい。また、今年何度も国立で試合ができているのはアドバンテージではあるが、この一戦に関してはあまり関係ないと思っている。相手も必死に準備をしてこの試合に臨むと思うが、自分たちも一生懸命プレーして最善を尽くしてこの舞台を楽しみたい。対戦相手の柏はいい選手が揃っているチームだが、…

つづきは
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川崎フロンターレ:登里 享平

天皇杯決勝はタイトルがかかった一戦なので、結果がすべて。一人ひとりが勝つためのプレーをしなければ勝ち取ることはできない。柏は難しい相手だが、攻守でアグレッシブなサッカーをして主導権を握るような展開に持ち込みたい。とくにカップ戦のファイナルは試合の流れがすごく大事になってくる。一つひとつのプレーを大事にすることはもちろんだが、状況に応じたプレーで試合の流れをたぐり寄せることができると思う。…

つづきは
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川崎フロンターレ:大南 拓磨

天皇杯決勝という大舞台。チームとしてタイトルを獲得するのが一番の目標なので、今シーズンの集大成を見せたい。柏は個人的に古巣のチームで知っている選手も多い。攻撃面で推進力のある選手がたくさんいて、チームとしてまとまっている印象がある。最終ラインとしては相手の持ち味を出させないような展開にしなければいけない。そういう意味ではチームとしての団結力が試される試合になると思う。…

つづきは
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川崎フロンターレ:橘田 健人

タイトルがかかった試合なので、なんとしてでも勝って絶対に優勝したい。チーム全体としては今週も雰囲気よくトレーニングすることができた。いいテンションで準備ができている。個人的には攻守において存在感を出してチームの勝利に貢献したい。柏は全員でハードワークして攻守にアグレッシブに戦う印象がある。そういう相手を上回るようなアグレッシブさを出さなければいけないと思っている。…

つづきは
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川崎フロンターレ:脇坂 泰斗

決勝は特別な舞台。チームとして体もメンタルもたかぶっているし、チームの一体感を感じているので楽しみ。そして2年連続無冠はあってはならないこと。フロンターレがJリーグを引っ張っていく存在を目指している以上、タイトルが絶対に必要だと思っている。そこで何ができるか選手の価値も問われていると思っているので、自分がチームを引っ張ってチームを勝たせたい。リーグ戦で思うように結果を出せなかったフロンターレが…

つづきは
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試合レポートMATCH REPORT

ついに迎えた今シーズンの大一番・天皇杯決勝。舞台となる国立競技場で選手たちがトロフィーをつかみにいく。会場は国立競技場。14:03キックオフ。

前半THE FIRST HALF

フロンターレのスターティングメンバーはトップにダミアン、左ウイングに宮代、右に家長、中盤はインサイドハーフに瀬古と脇坂、アンカーに橘田、最終ラインは登里-山村-大南-山根、GKソンリョン。2分、柏の攻撃。ロングボールを入れられ、細谷に右サイドから折り返しを狙われるが山村がブロック。2分、右コーナーキック。山田康のボールから混戦となるが守備陣が対応。3分、左サイドに展開され、マテウス サヴィオにキープされるが守備陣が対応。4分、ルーズボールを拾われ、ゴール前にボールが入るがGKソンリョンがキャッチ。大南が自陣からロングボールを入れるがGKにキャッチされる。9分、右コーナーキック。マテウス サヴィオのボールをニアサイドの山田康に合わせられるが守備陣がブロック。9分、右コーナーキック。マテウス サヴィオのボールは逆サイドに流れる。ゴール前にボールを入れられるが宮代が対応。10分、右コーナーキック。マテウス サヴィオのボールは守備陣がクリア。こぼれ球を拾われシュートに持ち込まれるが守備陣がしのぐ。11分、フロンターレの攻撃。左サイドでルーズボールを拾い、宮代を起点に崩しをかけるがクリアされる。12分、大きく右へサイドチェンジ。ダミアンのポストプレーから家長がシュートに持ち込むがブロックされる。14分、自陣からボールを運ばれ、右サイドから小屋松に浮き球を入れられるがGKソンリョンが触ってしのぐ。15分、柏の攻撃。左コーナーキック。マテウス サヴィオのボールを椎橋にヘディングで合わせられるが枠を外れる。危ない場面だった。17分、自陣からボールを運ばれて速攻。マテウス サヴィオにスルーパスが入り、こぼれ球を山田康に拾われるが守備陣がしのぐ。18分、左サイドのクロスからゴール前で混戦となるが守備陣がかき出す。20分、右サイドからのフリーキック。マテウス サヴィオのボールはゴール上に外れる。22分、中盤でボールを奪い返されてショートカウンター。左サイドのマテウス サヴィオにシュートを打たれるがGKソンリョンが触ってしのぐ。危ない場面だった。

22分、左コーナーキックの流れ。こぼれ球を拾われ、ゴール前に速いボールが入るがGKソンリョンがキャッチ。25分、自陣でボールを奪い返され、シュートまで持ち込まれるが守備陣が耐える。29分、フロンターレの攻撃。相手陣内でボールを動かし、チャンスを伺うがフィニッシュにつながらず。30分、柏の攻撃。自陣でルーズボールを拾われ、細谷にシュートに持ち込まれるがGKソンリョンがキャッチ。32分、フロンターレの攻撃。自陣からボールを運び、右サイドから山根がクロスを入れるがクリアされる。35分、柏の攻撃。中盤のフリーキックを受けたマテウス サヴィオにミドルシュートを打たれるが守備陣がブロック。37分、フロンターレの攻撃。自陣からボールを運び、右サイドから山根がアーリークロスを入れるがダミアンに合わず。38分、柏の攻撃。右サイド裏のスペースにボールを入れられ、左右のサイドからクロスが入るが守備陣がクリア。40分、フロンターレの攻撃。右サイドから崩しをかけ、ダミアンがクロス。逆サイドでボールを受けた瀬古がミドルシュートを放つがゴール上に外れる。42分、柏の攻撃。左サイドから崩しをかけられ、エリア内にボールが入るが最終ラインが対応。44分、左サイドから崩しをかけられクロスが入るが山村がクリア。45分、片山の左ロングスローは守備陣がクリア。さらに右サイドからクロスが入るが守備陣がクリア。45分、片山の左ロングスローはダミアンがクリア。こぼれ球を拾われ右サイドから崩しをかけられるが守備陣が対応。GKソンリョンがキャッチ。45+1分、攻勢をしのがれカウンターを狙われるが細谷には山村が戻りながら対応。45+2分、左コーナーキック。マテウス サヴィオのボールはゴール前に合わず。立ち上がりからペースは柏が握る展開。フロンターレはボールを保持しながら前進していきたいところだったが相手の包囲網を突破できず。ただ、最後にやらせない粘りでスコアレスのまま前半を折り返した。

ハーフタイムコメントHALF TIME COMMENTS

エンブレム

川崎フロンターレ:鬼木 達 監督

コメントが取れ次第掲載

エンブレム

柏レイソル:井原 正巳 監督

コメントが取れ次第掲載

後半the 2ND half

47分、フロンターレの攻撃。中央やや左からのフリーキック。脇坂が直接シュートを狙うがゴール上に外れる。49分、柏の攻撃。中盤でボールカットされ、カウンターを狙われるが守備陣が戻り対応。49分、フロンターレの攻撃。前線へのルーズボールにダミアンが追いついて左サイドから宮代が折り返し。混戦となるがシュートに持ち込めず。52分、柏の攻撃。左サイドに展開され、アーリークロスが入るが守備陣がクリア。53分、中盤でルーズボールを拾われ押し込まれるが守備陣がしのぐ。53分、直後にカウンターを狙い、橘田がボールを運ぶがファウルで止められる。56分、左サイドからのフリーキック。マテウス サヴィオのボールはGKソンリョンがはじきしのぐ。56分、右サイドから崩しをかけられるが橘田が対応。57分、フロンターレの攻撃。左サイドで宮代が粘って切れ込み、エリア内で脇坂がボールに反応するがしのがれる。58分、左コーナーキック。脇坂のボールはクリアされる。右サイドから崩しを狙うがフィニッシュには届かず。60分、柏の攻撃。中盤でボールカットされ、ショートカウンターを狙われるが守備陣が戻りながら対応。62分、左サイド裏のスペースにボールを入れられるが山田康には大南が対応。63分、フロンターレの攻撃。左サイドから崩しをかけ、家長が粘るがラストパスにつながらず。64分、フロンターレのメンバーチェンジ。瀬古に代わって遠野、宮代に代わって瀬川がピッチへ。69分、左サイドから崩しをかけるがフィニッシュにつながらず。69分、柏の攻撃。直後にカウンターを浴び、細谷に前線に抜け出されるが大南が戻りGKソンリョンがキャッチ。危ない場面だった。71分、自陣から左サイドに展開され速攻を狙われるが守備陣がしのぐ。73分、セカンドボールを拾われ、マテウス サヴィオに左サイドから折り返されるが守備陣が対応。74分、左サイドチェンジからマテウス サヴィオにシュート性のボールを入れられるがGKソンリョンがキャッチ。

75分、柏の攻撃。中盤で柏にボールを持たれるが守備陣がしのぐ。77分、フロンターレのメンバーチェンジ。ダミアンに代わって小林がピッチへ。78分、フロンターレの攻撃。ロングボールのセカンドボールを拾い、右サイドから崩しを狙うがフィニッシュに届かず。80分、相手陣内でルーズボールを拾い、瀬川が出したボールを遠野が合わせるがシュートはGKにキャッチされる。81分、柏の攻撃。ルーズボールを拾われ、右サイドから崩しをかけられ折り返しが入るが守備陣がしのぐ。83分、フロンターレの攻撃。相手陣内でルーズボールを拾い、右サイドから崩しをかけて脇坂が折り返すがブロックされる。83分、柏の攻撃。直後に反撃を浴び、突破を狙われるが守備陣が粘り強く対応。85分、右ロングスローからゴール前に圧力をかけられるが守備陣がしのぐ。85分、相手陣内でルーズボールを拾われて押し込まれる。86分、右サイドに振られ、突破をしかけられるが登里と山村で対応。87分、フロンターレのメンバーチェンジ。脇坂に代わってシミッチ、大南に代わってジェジエウがピッチへ。88分、フロンターレの攻撃。浮き球を小林がすらし、抜け出した遠野が左サイドから折り返すがクリアされる。89分、柏の攻撃。ルーズボールを拾われ、カウンターで押し込まれるが右サイドからのクロスはGKソンリョンがキャッチ。90分、フロンターレの攻撃。山村の縦パスを小林が落とし瀬川がボールを出し、左サイドから抜け出した家長が折り返すがブロックされる。90+1分、シミッチの縦パスから中央突破を狙い、シュートに持ち込むがブロックされる。90+3分、柏の攻撃。リスタートの流れ。右へのサイドチェンジを狙われるが瀬川が対応。90+5分、フロンターレの攻撃。柏の攻勢をしのいでカウンターを狙うがラストパスは家長に届かず。90+6分、右サイドから崩しをかけ、家長がキープするがファウルで止められる。90+7分、右サイドからのフリーキック。遠野のボールはクリアされる。セカンドボールを拾い遠野が入れたボールを瀬川がヘッドで合わせるがGKにキャッチされる。90+7分、柏の攻撃。直後に反撃をかけられゴール前に迫られるが守備陣が耐える。90+10分、右コーナーキック。マテウス サヴィオのボールは守備陣がクリア。こぼれ球をつながれ左サイド片山に角度のないところからシュートを打たれるがGKソンリョンがセーブ。徐々に攻撃にリズムが出てきたが決め手に欠いてスコアレスで延長戦へ。

延長前半90>105

体のケアをしながら選手で声をかけあい、円陣を組んで延長前半がスタート。92分、フロンターレの攻撃。シミッチがロングパスを入れ、右サイドから崩しを狙うがラストパスにつながらず。93分、セカンドボールを拾って左サイド登里のアーリークロスを小林がヘッドですらすがゴール左に外れる。94分、中盤でルーズボールを拾った橘田が突破をしかけるが止められる。98分、柏の攻撃。エリア左前からのフリーキック。マテウス サヴィオのシュートは壁に当たり外れる。100分、ルーズボールが前線に転がり、細谷に連続してシュートを打たれるがGKソンリョンが体を投げ出しセーブ。ピンチをしのぐ。101分、中盤左からのフリーキックの流れ。左サイドからクロスが入るが守備陣がしのぐ。102分、フロンターレの攻撃。セカンドボールを拾って押し込むがフィニッシュに届かず。105分、中盤右からのフリーキック。遠野のボールはクリア。セカンドボールを拾った遠野がゴール前にボールを入れるがGKにキャッチされる。スコアは動かず、このまま延長後半へ。

延長後半105>120

チーム全員で円陣を組み、延長後半がスタート。106分、フロンターレのメンバーチェンジ。小林に代わってゴミスがピッチへ。107分、柏の攻撃。片山の左ロングスローはゴミスがクリア。107分、フロンターレの攻撃。右サイドに展開。崩しをかけ山根のクロスをゴミスがバイシクルシュートで狙うがうまくミートせず。109分、瀬川が中盤左から突破をしかけ、アーリークロスを入れるがゴール前に合わず。110分、柏の攻撃。セカンドボールを拾われ、左サイドのマテウス サヴィオにシュートを打たれるがGKソンリョンがキャッチ。110分、右サイドに振られ、崩しをかけられてエリア内にボールが入るがシミッチが落ち着いて対応。112分、柏の攻撃。中盤左からのフリーキック。仙頭のボールは守備陣がクリア。113分、フロンターレの攻撃。登里が縦パスを入れ、ゴミスが粘るがシュートに持ち込めず。114分、柏の攻撃。前線で粘られ、最後は左サイドマテウス サヴィオにシュートを打たれるがGKソンリョンがキャッチ。115分、フロンターレの攻撃。瀬川が左サイドからアーリークロスを入れるがGKにキャッチされる。116分、柏の攻撃。右へのサイドチェンジから崩しを狙われるが守備陣がしのぐ。118分、フロンターレの攻撃。パスをつないで右サイドに展開。山根のクロスをゴミスがヘッドで合わせ、GKがはじいたボールに家長が詰めるがゴールならず。惜しい場面だった。119分、左コーナーキック。遠野のボールはGKにキャッチされる。120分、柏の攻撃。左サイドからボールを入れられ、エリア内に入られるが守備陣がクリア。120+1分、片山の左ロングスローはジェジエウがクリア。120分間でも決着が着かずPK戦へ。

PK戦PENALTY SHOOTOUT

フロンターレのサポーター側でPK戦がスタート。フロンターレが先攻。フロンターレ1本目は家長。ゴール右に決める川崎(1-0)。柏1本目はマテウス サヴィオ。ゴール右上に決められる(1-1)。フロンターレ2本目は瀬川。PKを止められるがGKが早く飛び出しており、蹴り直し。ゴール右に決める(2-1)。柏2本目は細谷。ゴール左上に決められる(2-2)。フロンターレ3本目は山村。落ち着いてゴール左に決める(3-2)。柏3本目は戸嶋。ゴール左に決められる(3-3)。フロンターレ4本目は橘田。落ち着いて決める(4-3)。柏4本目は仙頭。左ポストに当たり外れる(4-3)。フロンターレ5本目はゴミス。GKに止められる(4-3)。柏5本目は武藤。ゴール左に決められる(4-4)。フロンターレ6本目は登里。GKに止められる(4-4)。柏6本目は片山。ポストに当たり外れる(4-4)。フロンターレ7本目は遠野。落ち着いてゴール左に決める(5-4)。柏7本目は山本。GKソンリョンの脇を抜け決められる(5-5)。フロンターレ8本目は山根。落ち着いてゴール真ん中に決める(6-5)。柏8本目は川口。ゴール左に決められる(6-6)。フロンターレ9本目はシミッチ。ゴール右に決める(7-6)。柏9本目は立田。ゴール右に決められる(7-7)。フロンターレ10本目はGKソンリョン。ゴール右上に決める(8-7)。柏10本目はGK松本。このPKをソンリョンが止める(8-7)。

勝負はPK戦にもつれ込み10人目までもつれ込む我慢比べになったが、柏の10本目をGKソンリョンがセーブ。苦しみながら3大会ぶりに天皇杯を制した。

奥田明日美のハッピーフロンターレ!

試合終了後 監督コメントCOMMENTS AFTER THE MATCH

エンブレム

川崎フロンターレ 監督

[公式記者会見 総評]

まず、両チームのサポーターがファイナルにふさわしい、やりがいのある雰囲気をつくってくれました。本当に感謝しています。試合は終始柏のペースでした。自分たちの形でサッカーをできなかったので、チームとしても、自分自身もまだまだ力を付けなければいけないと感じました。選手には延長やPKも覚悟しておこうと話していましたし、PKも最後の最後まで気持ちが大事だよとも話していました。それを体現して勝利をつかんだこと、選手とサポーターに感謝しています。

[公式記者会見 質疑応答]
── 相手のペースで長い時間試合が進んだ。自分たちのサッカーができなかった要因は。
選手の距離感が遠かったと思います。ポジションがすべて中途半端でした。いいカウンターがある相手なので、中にパスを付けるのを怖がってしまったかなと。どこで起点を作るのかをはっきりとさせてあげられなかった自分の責任だと思います。また、ギャップや背後を狙う相手の勢いもありましたし、我慢せざるを得ない状況でした。本来は自分たちがボールを握りたいところでしたが、握る時間は極端に少なくなってしまいました。ただ、その反面、本来レイソルの一番の武器のとなるカウンターの脅威は減ったのかなと冷静にも見ていました。
── バフェティンビ ゴミス選手を投入する際、小林悠選手と交代させた理由は?
ユウ(小林悠)の負傷です。本人から訴えがありました。最初は交代枠がまだ残っていることをユウ本人が分かっていなくて、負傷した後もプレーを続けようとしていたのですが、途中で気が付いて訴えがありました。
── 苦しいシーズンだったが、そのなかでタイトルを獲った瞬間の気持ちは?
リーグ戦は苦しいなかで、でも天皇杯はどうしても獲りたい思いがありました。試合のなかでもPK戦のなかでも絶体絶命の場面は何度もあって、そこを乗り越えてくれた選手の最後の頑張りに感動しました。選手たちも苦しかったと思いますし、それが報われた瞬間ということで涙が出ました。
── PK戦を振り返って。
5人目で決められればよかったですが、この大舞台ですので、力のある選手でも失敗してしまうことがあります。バフェは練習でもPKが上手いので、他の選手たちも決めてくれると思っていたと思いますが、GKのファインセーブもありました。でももうそこのところは、自分としては祈るしかないというか、最後は本当に、止めること、外れることも、そこに祈るだけです。サドンデス(6人目以降)のメンバーはトレーニングでも自分の形でPKを蹴れていたので、練習通りにやってくれました。ソンリョン(チョン ソンリョン)に関しては、本人も自分まで回ってくるとは思っていなかったでしょうし、あとは、相手が外してはいましたけど自分で止めてはいなかったので、そういう意味で言うと、ソンリョンが決めた後に、もしかしたら自分で勝負を決めてくれるんじゃないかなという期待はありました。11人目以降になったら、なかなか難しいなと思っていました。またアキからだったと思いますが、PKの経験はありますけど、2周目はやっぱり苦しかったのかなと思います。ジェジ(ジェジエウ)に関しては、相手に合わせて1人減らさないといけなかったので、前日の練習を見て1人を決めました。
── タイトルへの思いを何度も言われていて、実際に獲った。今の気持ちは。
いろんな思いがあります。まず、タイトルを獲れないことに慣れてはいけない。あとは、どんな形でもタイトルを獲ることで、その時の空気感を選手に味わってほしい。次の世代にも伝えていってほしいと思っています。そこはすごく必要なことだと思っているので、タイトルを獲れたことは喜ばしいことだと思います。ただ、この大歓声の中で、自分たちのサッカーで勝利できたかというとそうではないので、そこは非常に悔しさが残っていますし、もっともっとやっていかなきゃいけない。ただ、どんな状況でも、苦しいなかでも勝てるというのは、やはり簡単なことではなくて、これは本当に説明しても難しいですけど、全員が本当に細かいところにこだわって、全員が勝ちにこだわらないと、やっぱり優勝はないと思っているので、そこは選手の成長を感じています。今はそういう思いです。
── 前回の優勝は準決勝から2試合勝って優勝。今年は2回戦から勝ち上がって苦しいなかでの優勝。その違いは。
カップ戦でいろんな選手が出場しながら勝ち上がれたことは本当にすばらしいことだと思います。こういう苦しいシーズンというのもありますが、思い入れは非常にありますね。この決勝の舞台に立てなかった選手たちもいて、正直前日まで誰をメンバーに入れるかはすごく悩みました。また、怪我をしている選手もそうです。例えばアサヒ(佐々木旭)にしても、高知(ラウンド16)の時に決勝ゴールで次へのコマを進めた1人ですし、高井(幸大)もゴールからボールをかき出してコマを進めた選手です。いろんな選手が関わってここまで来ているので、思いはすごく強いです。みんなの力で優勝したというのは、前回よりも非常にうれしい勝利かなと思います。
── チョン ソンリョン選手のPKのキックについて。
まず、試合中に1対1のピンチがあって、あそこで決められていたら、ゲームは本当に難しいものになっていたと思います。彼のゴールを守るというところを、非常に評価しています。また、PKに関してですが、キックが上手で、好きなんですよね。そこは自信を持って蹴ってくれたのかなと思います。昨日の練習でもコースは違いましたがちゃんと入れていましたし、たぶんそうやって自分なりにいろいろ考えて蹴ったのかなと思います。この決勝の舞台は、少なからず経験が重要になってくると思いますので、そこは生きたのかなと思います。

エンブレム

柏レイソル 監督
井原 正巳

[公式記者会見 総評]

今日、ファイナルを迎えたということで、1週間前までは、残留争いと言いますか、残留のかかったJリーグを戦った中で、今日は、その戦いから打って変わってチャンピオン争う戦いをできたというのはレイソルに関わる選手たちが全員でつないできた、その成果がここにつながって、今日のファイナルを迎えたと思っています。 川崎さんとは31節にゲームをして、その時も引き分けで終わりましたが、もうやり方というところはしっかりと我々のチームとしても理解した中で、今日のゲームに臨みました。もちろん延長、PKというところも想定しながらのゲームにはなりました。ゲーム自体も非常に素晴らしい入りをしてくれたと思っていますし、90分で決着がつかず120分やった中で、十分に我々のやろうとしているサッカーというものを、選手全員が表現してくれていたのかなと思っています。どちらが勝ってもおかしくないゲームだったとは思っています。もちろん最終的にPKでの敗戦にはなりましたが、この悔しい経験というものを選手がしっかりと 次への成長の糧にして、来年に向かってやっていってほしいなと思っています。

[公式記者会見 質疑応答]
── 内容だけではなくシュート数も19対7で、後半になっても相手に上回られなかった一番の要因は?
前線からの守備は今日のテーマとして掲げてきましたし、それが90分間強度を落とさず行こうというところは、本当に出ている選手が、また途中から出た選手も、より意識をしてやってくれた結果だと思います。いい形でボールの回収ができて、それが攻撃の形につながったシーンが多かったのかなと思っています。いつもだと、もっと川崎さんにボールを握られる時間帯が多かったとは思いますが、今日のゲームは最終ラインからのロングボールを蹴らせることで、そこの回収という場面が数多く見られたことが、攻撃のいい形にもつながったとは思っています。ただシュートといっても、本当に崩してのシュートというよりも、少しミドルシュート的なものになったりとか、無理やり打ったシュートもあると思うので、そのあたりはやはりチームとしてももっとアタッキングサードで、深い位置からの崩せるシーンというのは、チームとしてより高めていかなければいけないのかなと思っています。
── 前線の選手の守備のことおっしゃったが、前線の細谷真大選手と山田康太選手の2人が、特に前半は裏を取る動きで相手ディフェンスラインをだいぶ下げることができたのではないかと思うが、その辺の狙いは?
攻撃のところはそこが一番のポイントではあったと思いますし、川崎さんのディフェンス陣を裏返すことで、逆に我々が押し込んだシーンというのが増えると思いますので、動き出しに対してはしっかりとボールを入れていこうという形でトレーニングもしていました。そこは狙い通りのシーンが非常に多かったかなと思いますし、前半、非常にそういう中での押し込んだシーンというのがかなり作れたかなとは思っています。そこは本当に前線の選手が常に裏を狙い続けてくれたことがそういうシーンにつながったかなと思っています。
── PK戦の順番について。また、古賀太陽選手が蹴っていなかったと思うが。
PK戦の練習もトレーニングで、前日、前々日とチームでやりました。古賀については、試合中に痛めた足がかなり痛いということ、PKを蹴るのは少し難しいということで、川崎さんに10人に合わせていただいたという形です。練習通りに行ったPKもあれば、そうじゃないのもありましたけど、やっぱりそこはもう、 もちろん相手もいることですし、プレッシャーもあることなので、あと運もあると思いますし、仕方がないものかなとは思っています。
── ここまでできたという充実感と、負けた悔しさを両方感じられた試合だったと思うが、試合後選手にはどんな話をしたのか。
いい試合はしたとは思いますし、本当にあと一歩のところだったとは思いますが、やはりこういうファイナルは勝者と敗者が必ず出てきますし、あの勝者のすばらしい雰囲気を見ていると、悔しさというのが、必ずその選手の成長につなげていくしかないという思いにはなると思うので、そういう悔しさをつなげていこうという話はしました。プレー自体とか、そういうものはそれほど話はしていないですが、やはりなかなか選手キャリアの中でも、こういうファイナルというのは経験できないので、その経験というのは、必ず次のサッカー人生に生かしていこうというところが中心に話は少ししました。
── 柏では代行としてはやっていたが、今年初めて監督として半年以上シーズンを戦って、反省と充実感もあったと思うが。
第14節からの監督、途中からの監督にはなりましたが、やはり途中からの難しさというのはすごく感じながらシーズンを過ごしてきたというか、チームをいかに変えていくかというところの難しさ、また前監督のサッカーというところをどこまで継承しつつ、勝たせていくのかというところも、非常に難しさを感じながら、シーズンは過ぎていったかなと思っています。そういう中で本当に、まずは選手全員がいつも前向きに勝つために努力をしてくれていたことと、スタッフも本当にレイソルが勝利するために、いつも一緒にいろんな考えを共有し合って、まとまってやれたことが、最終的には最低限ではありますが、なんとか残留という結果につなげられたのかなと思っています。内容的に悪くなくても、結果が出ないとどうしても沈んでしまうし、信じられなくなったりということがあるとは思います。私が就任してから8試合は勝てなかったので、そういう中でも本当にチーム、選手、スタッフがバラバラにならずにやれたことで、少し盛り返した後半になったのかなとは思っています。その積み上げというものが、引き分けのゲームが15あるということで、Jリーグの中では一番多いのですが、そういう積み上げが最終的には残留というものに、その結果を出すためには重要だったのかなとは思っています。サポーターの皆さんには、なかなか勝つゲームをプレゼントと言いますか、お見せできなかったので、そこは本当に悔しさもありますし、残念ではありますが、まずは最低限の残留というところが、どうしても途中からは目標に変わってしまったので、そういう堅いゲームが多くなってしまったことはすごく反省はしていますし、そういうところを勝ちにできるゲームにつなげていかなければいけなかったなと思っています。天皇杯に関しては、普段出場機会の少ない選手から、全員でつないできた大会ではあったので、そういう思い出のファイナルにはなったので、またリーグ戦とは違った意味でのファイナルという位置づけでゲームができたこと、残念な結果には終わりましたが、必ず次につながる今日の準優勝ではあると思います。

試合終了後 選手コメントPLAYERS’ COMMENTS AFTER THE MATCH

川崎フロンターレ:チョン ソンリョン

── 試合を振り返って
選手、スタッフ、サポーター、みんながひとつになって勝ち取ったタイトルだと思う。前回の天皇杯優勝の経験があったので自信を持ってピッチに立った。ただ前回の天皇杯は2試合で優勝だった。今回は2回戦から勝ち上がっての優勝なので、また違ったうれしさがある。PK戦の準備をしていて、蹴る練習もしていたが、まさか自分の番まで回ってくると思っていなかった。でも落ち着いて蹴ることができた。最後にPKを止めた瞬間は優勝だといううれしい気持ちでいっぱいだった。そして、ここに至るまでの苦しい時期が頭のなかをかけ巡った。本当にうれしい。

川崎フロンターレ:登里 享平

── 試合を振り返って
難しいゲームだった。相手の狙いが分かっていたなかで押し込まれて、なかなか陣地も挽回することができなかった。15分ぐらいしたら落ち着くかなと思ったが、流れを変えることができず難しかった。ただ、要所で我慢するところは声をかけ合いながらやっていた。ずっとポジティブな会話をしていたし、この内容で前半を0-0で折り返せたのはラッキーだと思うしかなかった。PKは決める気持ちしかなかったが、外したときにいろいろ考えた。自分は長く在籍して、後輩やタイトルを経験していない選手に優勝を味わってもらいたいと思っていたなかで自分が外してしまった。でも、本当にみんなに助けられた。勝ったときはホッとした気持ちと、いろんなところへの感謝がよぎった。決勝が初めての選手も多いなかで、勝ったという事実は自信を持っていい。でも戦い方の部分、メンタルの部分で自分もなかなか落ち着かせられなかった。いろんな課題が見えたがタイトルを取るか取らないかで、今後の方向性が変わってくると思う。しっかりとそういうのを受け止めて、来季、もう一度しっかりと闘える集団にしたい。

川崎フロンターレ:大南 拓磨

── 試合を振り返って
今シーズンは苦しいことのほうが多かったが、タイトルを獲ることができてよかった。個人としては不甲斐ないプレーをしたし交代もしてしまった。個人的には満足いくものではなかったが、チームが一丸となって勝つことができてよかった。PK戦に関しては、すごく緊張したし、ドキドキだった。結果的にタイトルを獲れてうれしいし、よかったなと。ただ、僕はタイトルを獲らなければいけないチームにいる。そのなかで獲れたのは天皇杯だけ。リーグ戦を振り返れば1年間を通して不甲斐なかった。そこは修正して、来年はリーグ戦もカップ戦も全部獲りにいけるようにやっていきたい。

川崎フロンターレ:橘田 健人

── 試合を振り返って
正直なところ試合内容はあまりよくなかった。相手が勢いよく前からプレッシャーをかけてきて、セカンドボールもけっこう拾われてしまい難しい試合になった。ただオニさん(鬼木達監督)も話していたが、自分たちから崩れなかった。ピンチもあったが冷静にプレーできていた。試合前にもオニさんから最後やらせなければ問題ないという言葉があったし、チーム全体で落ち着いて、最後のところではしっかり体を張って失点ゼロで試合を進めようと意識していた。天皇杯のタイトルを獲れて、すごくうれしい。今シーズンは苦しい時期が長かったが、ここまで頑張ってきてよかったなという思いで感極まった。

川崎フロンターレ:レアンドロ ダミアン

── 試合を振り返って
タイトルを獲得してシーズンを終わらせるというのはすごく大事なこと。フロンターレのチーム力を示すことができたと思うし、自分の心に刻まれるゲームがまたひとつ増えた。試合内容としてはスタジアムのピッチ状態もあり、なかなか自分たちのリズムでプレーすることができなかった。しかし我慢しながら試合を運び、PK戦で勝利することができた。フロンターレのサポーター、柏さんのサポーター、両チームのサポーターの皆さんがすばらしいスタジアムの雰囲気を作ってくれた。サポーターの皆さんの力でこのようなすばらしい大会、すばらしいゲームになったと思う。

川崎フロンターレ:山根 視来

── 試合を振り返って
あらためてタイトルを獲るのは大変だなと感じた。欲を言えば、このグラウンド状況でも自分たちのやりたいサッカーをやりたかったが、試合前から簡単なことではないと分かっていた。オニさん(鬼木達監督)もいいときも劣勢のときも試合が動くのは点が入ったときだと言っていたので、それが見事にハマった試合だった。前半を折り返した段階で、これだけ悪かったらあとは上がっていくだけだろと、みんなの頭のなかは同じ方向に向いていた。本当に結果だけにフォーカスした試合だった。リーグ戦は目指していた順位で終えることはできなかったが、ACLと天皇杯への懸ける思いや、タイトルを獲るチームのモチベーションの持っていき方をみんなが少しずつ理解して決勝に向かってこられた。すごく大きなタイトルだと思っている。

川崎フロンターレ:瀬古 樹

── 試合を振り返って
優勝が決まった瞬間、涙が出るほどうれしかった。個人的にはプロになってタイトルを獲ることがこんなに難しいんだと実感できた試合。今日に関しては最終的に内容よりも結果だと思うので、そういう意味ではチーム全員で勝利に持っていった試合だと思う。この優勝を噛み締めたい。自分たちのやりたいサッカーができなかったのは事実。ただ、カップ戦決勝は別物というか、その考えをチームで共有して同じ方向を向けていたので、うまくいかないながらも我慢強くやれていたのかなと。全員の頭が揃っていた。相手の勢いを受け入れるわけではないが、自分たちから崩れず戦えたことが最後のPKのシーンに持っていけた要因のひとつだと思う。

川崎フロンターレ:遠野 大弥

── 試合を振り返って
前半は難しいゲームになったが、オニさん(鬼木達監督)も言っていたが自分たちのスタイルじゃないサッカーでも粘り強く戦い、ゼロで抑えて最後まで諦めないでプレーできたと思う。そういったものが優勝につながった。みんなでハードワークして、助け合えるように声をかけあっていた。それはここ数試合で無失点を継続してきたからこそ。PKは緊張して心臓が口から出るかと思った。でもボールを置いて蹴るときはリラックスして自分の間合いで打つことができた。決めることができてホッとしている。

川崎フロンターレ:山村 和也

── 試合を振り返って
優勝できてよかった。試合は柏さんの勢いに対して、自分たちがリズムをつかめないまま進んだ。柏さんは僕たちの裏を使うプレーが多かったので、ディフェンスラインも少し下がってしまい後ろと前の距離感が出てしまった。相手にロングボールを蹴られるなかでも、中盤の選手との距離感を縮める作業も必要だったと思う。そのなかでソンさん(チョン ソンリョン)が何本か止めてくれたし、ここ数試合無失点で抑えられている自信もあったので、悪い流れでも耐えることができた。PKは緊張感があるなかで蹴ったが、それを決めることができてよかった。天皇杯は勝つことが一番。内容は納得いくものではなかったが、しっかり勝つことができてよかった。

川崎フロンターレ:宮代 大聖

── 試合を振り返って
今日はみんなが納得いくゲーム内容ではなかったが、粘り強く戦って勝つことができてうれしく思っている。前半は間延びしている感じがあったが、試合前にオニさん(鬼木達監督)が試合を動かすのはゴールだぞと話していた。どんなに悪くても失点しなければいいと思っていたし、みんなネガティブに考えていなかった。だからこそ焦れずに戦えたと思う。もちろん得点は欲しかったが、焦れずに戦えたのは今年一年やってきたことを出せたのかなと思っている。今日は後ろの選手の集中力も高かったし、決定機も止めてくれた。攻撃陣としては得点を取らなければいけないが、勝ち切ることができてよかった。まだまだ成長していかなければいけないと思っている。

川崎フロンターレ:家長 昭博

── 試合を振り返って
運もあると思う。これからどんなクラブになっていくかがタイトルの意味になる。だから意味を問う必要はないのかなと。PK戦のゴール裏の様子は綺麗な景色だった。

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vs.蔚山現代

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AWAY日時:2023年12月12日(火)19:00キックオフ 会場:蔚山文殊フットボールスタジアム

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