11/ 7 (土) 2 2009
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監督 関塚隆より皆様へ(お詫び)
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このたび、2009Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝戦後の表彰式の際、チームのとった行動・態度に関しまして、ヤマザキナビスコ株式会社様をはじめ、皆様には大変なご迷惑をおかけし、不快な思いをさせてしまいましたことを現場責任者として深くお詫び申し上げます。
今回の件はサッカー界だけではなく、社会的にも大きな影響を及ぼしてしまいました。日本サッカー界のためにご尽力いただいている高円宮妃殿下、日本サッカー協会、Jリーグ、多くのスポンサーをはじめとする関係者の方々。そしてサポーターの皆様の温かいご支援。さまざまな支えにより、私たちは素晴らしい環境でサッカーをプレーすることができています。そういったすべての皆様に対し、不快な思い、裏切るような行為をしてしまい、多大なご迷惑をかけてしまいました。
今回起こってしまったことは、現場で選手指導をしている私の責任でもあります。事実を真摯に受け止め、失った信頼回復のために、われわれにできることを考えていかなければなりません。
指導者として、ピッチ内のみならず、ピッチの外での社会人としての指導も私たちが行わなければいけません。もう一度、選手達と共に原点に返り、襟を正して、サッカーだけでなく一人の社会人として成長させていく事を心に決め、指導、教育していきたいと思います。皆様から失ってしまった信頼をピッチの内外から回復していけるように。ピッチ外でのメンタリティーや品格のあるチームを作っていくことの重要性を改めて感じています。
スポーツマンとして、社会人として、高い意識をもって切磋琢磨し、その積み重ねをピッチのなかで表現する。そして試合中だけではなく、試合後もフェアプレーの精神を徹底し、一個人として、グループとして、お互いを高め合いながら、チーム作りを行っていきたいと思います。
明日からリーグ戦が再開となります。ピッチの内外で皆様に信頼していただけるような姿をこれからお見せしたいと思います。
川崎フロンターレ
監督 関塚 隆