2/ 6 (月) 7 2012
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人形劇団「ひとみ座」との合同事業について
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川崎フロンターレでは、中原区に拠点を構える人形劇団ひとみ座とコラボレーションしてフロンタ、ワルンタ、フーランの人形の人形劇を作り、地域貢献や広報活動に活用することになりました。
人形劇団『ひとみ座』は、中原区に拠点を構える伝統ある人形劇団で、「ひょっこりひょうたん島」など有名な人形劇を世に送り出しています。
ひとみ座と協力していくことで、より多くの方に川崎市を拠点として全国的な活躍をしている団体を知ってもらい、さらには川崎市の魅力をアップするPRを双方でしていくことが目的です。
人形劇団『ひとみ座』とは
川崎市中原区を拠点とした人形劇の専門劇団で、今年は創立64周年。
舞台作品の多くは、東京都児童演劇コンクール優秀賞、NHK賞などを受賞。1983年度には神奈川文化賞、川崎市文化賞を同時受賞。子どもを対象にした作品に加えて、「リア王」(俳優座劇場、新国立劇場)などのシェイクスピア作品、安部公房や泉鏡花の戯曲、大人を対象にした人形劇も数多く創り、一方「乙女文楽」などの伝統人形の研究と継承も活動の柱としている。
また、映像・テレビ時代の到来と共に「ひょっこりひょうたん島」「ネコジャラ市の11人」「伊賀の影丸」「笛吹童子」「紅孔雀」といった作品を送り出した。共同映画社との共同制作・映画「おおあなむちの冒険」などの大作もある。
活動範囲は、日本全域にわたるが、近年ではアメリカ、カナダ、中国ほか海外にも拡げる。また、20年続いた「かわさき市民プラザ人形劇まつり」をはじめ、地元川崎を中心とした地域との結びついた活動も大切にしている。
◆活動内容① 図書館利用マナーを教える人形劇 読書推進事業『川崎フロンターレと本を読もう』の一環で実施している図書館利用マナーを人形劇で製作します。この人形劇は市内小学校で選手のお話会等と一緒に実施予定。 実施回数: 年7回(各区1回) |
◆活動内容② 席詰めPRの人形劇 毎ホームゲームで実施している席詰めパフォーマンスに人形劇を使用。ストーリーは、席ツメやスタジアムマナーを楽しく伝えつつ、観ている人が劇に参加できる内容や、参加型クイズも実施。また、試合開始30分前にも場内で人形が席詰めパフォーマンスをオーロラビジョンを通してPRします。 実施回数: 毎ホームゲーム17試合(ナビスコカップは除く) |
人形劇団ひとみ座代表 藤川和人様 コメント
『ひとみ座が川崎市中原区に拠点を移して50年以上になります。まずは新丸子に、そして「ひょっこりひょうたん島」の放送が始まるころに、現在の井田に移転いたしました。ひょうたん島の人形たちが生まれも育ちも、等々力陸上競技場と同じ川崎市中原区であることは、意外と知られていないのではないでしょうか。
これまでにもひとみ座は、地域に根差した活動を心がけてまいりました。かつては川崎市内の全ての小学校で巡回公演を行い、幼稚園・保育園での公演や職員さんとの人形劇ワークショップを積み重ね、かわさき市民プラザ人形劇まつりを作り出してきました。現在でも井田の拠点での人形劇イベントや、せせらぎ祭りへの協力を続けております。
そして今回、フロンターレさんとのコラボレーションが実現し、さらに幅広い方々に貢献することが出来ると、大変喜んでおります。川崎愛が燃えると言えば、川崎フロンターレ、等々力劇場。人形が持つ力を生かして、フロンターレさんと一緒に川崎を盛り上げて参ります!』