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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

2/15 (日) 2009

カテゴリー:

記録

text by

川崎市サッカー協会 加藤渉

カテゴリー:

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こんにちは、川崎市サッカー協会の加藤です。
等々力陸上競技場の全面改修を推進する活動では、皆さんと一致団結し全面的な協力をさせて頂いております。

当協会では、サッカーの各種大会運営、普及活動、選抜強化活動など、サッカーに関わるいろいろな事をやっております。その中で、非常に重要な仕事の一つに、試合の公式記録を付けるというのがあります。川崎フロンターレに関する試合としては、Jリーグホームゲームをはじめ、天皇杯、ヤマザキナビスコカップ、ACLがありますが、等々力で行われるこれらの公式試合記録はほぼすべて、当協会の熟練公式記録員によって付けられております。

なぜ、この公式試合記録が重要なのか。それは選手の査定に大きく影響するからです。シュートだったのか・パスだったのか、蹴ったのか・当たったのかなど、ピッチでプレーする選手のすべての動作について見て判断し、瞬時に記録を付けていくのです。(試合中や試合が終わった後、「何分のプレーはシュートだったの?」なんて選手に聞けませんからね。)
この記録を試合中に付ける部屋が、等々力陸上競技場のメインスタンドのピッチ側から見て一番右から2番目のガラス張りの部屋(ピッチの中央に部屋がないのも問題なんです)になります。(ちょうど、フロンターレの選手家族や関係者が座っている席の後ろの部屋になります。)

ところが、この部屋から見るピッチに、実は着席状態では死角があるんです。アウェイ側サポーターのいるゴールのメインスタンド寄りコーナフラッグのあたりです。そのあたりでプレーがある時は、双眼鏡を覗きながら試合経過をずっと見ている記録員が、身を乗り出して見なければならないんです。これも、等々力陸上競技場の不具合の一つです。またこの部屋、以前雨漏りがひどくて、記録用に使っているパソコンやJリーグのセンターとつながっている通信機器の上に水が垂れてきて、障害になったこともあるんです。もし記録を間違えたり、シュートだったプレーを見極められなかったりすると、選手の査定にも影響し、ひいては選手の年俸にも影響しちゃうんです。携帯電話などで試合結果(試合の進捗状況)がほぼリアルタイムで見られるのも、この公式記録員が入力するデータが反映されているからなんです。

他にも、一般のお客様が普段判らない不具合が、等々力陸上競技場にはまだまだたくさんあります。「等々力陸上競技場の全面改修を推進する会」のHPに不具合点が他にも掲載されておりますので、ぜひご参照下さい。そういう問題点を解消して、選手、審判、お客様、チーム関係者、などみんなが快適に過ごせるスタジアムにしたいですよね。

署名活動の方は、3月末まで引き続き実施していきます。
「等々力をスポーツの聖地に」を合言葉に、一人でも多くの賛同者が集まるよう、引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。

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