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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

12/13 (木) 2012

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水族館に行こう

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広報部

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東日本大震災後、クラブとして被災地の復興支援を目的とした「Mind-1ニッポンプロジェクト」。今回はハンマープライスの商品「稲本潤一選手と遊園地で遊べる権利」を実施してきましたのでご報告です。

今回、会場となるのは「横浜・八景島シーパラダイス」。昨年のよみうりランドに続き、「今年は水族館に行こう」という稲本選手の提案で決定しました。落札者した山崎さんファミリーは、一家そろって稲本選手の大ファン。そして自分達の落札した募金が少しでも被災地の復興に繋がってくれればと、今回のハンマープライスに参加してくださいました。落札した時は、家族で大喜びだったそうです。

当日は、絶好の晴天に恵まれました。スタッフ、稲本選手とのご対面に緊張する山崎さんファミリーのパパさん、ママさん、小学5年生のオウタくん、小学1年生のルカちゃんの4名もそろい、あとは本日の主役の登場を待つだけとなりました。

しかし、ここで事件発生。

予定時間になっても、稲本選手が現れません。確認したところ、「渋滞に巻き込まれて、一向に動きません…」。先ほども言ったように、当日は本当にお出かけ日和だったので、各高速道路が混雑していたようです。

集合予定時間から1時間遅れで、稲本選手が登場しました。「本当に申し訳ないです…」と謝る稲本選手を、山崎ファミリーは笑顔で迎えてくれました。その稲本選手の後ろに、もう一人。稲本選手セレクトのスペシャルゲスト、田中淳一(パウロ)選手。「イナさんに言われて来ました。僕がいることで少しでも場の雰囲気が和めばいいです」。勢ぞろいしたところで、スタート。

横浜・八景島シーパラダイスは、シロイルカやジンベイザメで有名な水族館と絶叫系からファミリーで楽しめるアトラクションがあるプレジャーランドで、1日楽しめる複合施設です。

まずは、稲本選手が大好きなジェットコースターのサーフコースターから。走行距離が長く、海に突き出したループを駆け抜けるのが魅力のコースター。ご両親の話では、あまりジェットコースターは好きじゃないという2人でしたが、オウタくんはパウロに声を掛けられ、ルカちゃんも稲本選手の隣に乗るとのことで了解しました。徐々に上がっていくコースターに、パウロも文字通り絶叫していましたが、隣のオウタくんは「怖い…」と硬直していました。その後ろにいる稲本選手はというと、いつも通り笑顔で楽しんでいました。

サーフコースターで、山崎ファミリーとの距離がグッと近付いたところで、次に向かったのはお化け屋敷。「病院マニア」というお化け屋敷は、怖いバージョンとあまり怖くないバージョンから選択できます。一番手は、稲本選手、オウタくん、ルカちゃん、ママさんの4名であまり怖くないバージョンにチャレンジ。ルカちゃんは、稲本選手と一緒ということでノリノリ。ところがお兄ちゃんのオウタくんは、入る寸前まで躊躇していましたが、ママさんも入るとのことで一緒に行くことになりました。最後のところでみんなの絶叫が聞こえましたが、「そんなに怖くなかったよ」と子ども達はケロッとしていました。ということで、パウロとパパさんは、怖いバージョンに挑戦。こちらも途中までは大丈夫だったようですが、途中から「ンギャ〜!!」というパウロの絶叫が外まで聞こえてきました。パウロいわく「あれはヤバいです」とのことでしたので、お化け屋敷は怖くないという方はぜひ体験してみてください。

ここまで、絶叫系のアトラクションだったので、今度は水族館の絶叫系に挑戦。今回、何と横浜・八景島シーパラダイスさんのはからいで、特別にアクアミュージアム4Fの「海のみなもと・川の生き物コーナー」にいるピラニアのエサやりを体験させてもらいました。スタッフの方からピラニアの生態の説明を受けてから、いざエサやり体験へ。まずは、稲本選手が鶏肉をトングで持って、ピラニア達のいる水槽に入れます。するとピラニア達が一斉にその鶏肉を食い荒します。その光景に一同絶句。またたく間に鶏肉は骨だけになってしまいましたが、スタッフさんから「骨も食べますよ」という一言に、ゾッ…。続いて、パウロの順番に。帯同したクラブスタッフから「まさか、手を水の中に入れないよねえ〜。まさかねえ…、危ないからねえ…」と完全に“ふられた”ことで、完全にパニック状態になった爆笑王パウロ。水槽内をギラギラした目で泳ぐピラニアを前に動揺を隠しきれず、自分の目も泳ぎまくっていたパウロでしたが、飼育員の方から「いや、ホントに指無くなっちゃいますから…」の一言に「トングでお願いします(汗)!!」とキッパリ。結局、何事もなく無事終わってホッとするパウロでした。その後、山崎さんファミリーも挑戦し、子ども達はピラニアの獰猛さにビックリ。ただ、本来のピラニアは本当に臆病な性格で、刺激を与えなければ大丈夫!とのことでした。

絶叫系ばかりだったので、ここで少し休憩タイム。レストラン「パーマーストン」に移動し、一休み。しかし、ただ休んでいるだけではつまらないということで、昨年のハンマープライス「読売ランド編」に引き続き、今年も「罰ゲーム」付きのカードゲーム大会を開催いたしました!昨年はバンジージャンプの罰ゲームをかけて「UNO」で楽しみましたが、ルールが人によって違うということで、今年はトランプで「ババ抜き」をすることに。しかも使用するのは山崎一家へのプレゼントも含めて、フロンターレ選手がカードになったオリジナルトランプをこの日のためだけに用意しました。また、このトランプはジョーカーに稲本選手がプリントされており、「イナジョーカー」を最後まで持っていた人が負けという「ババ抜き」ならぬ「イナ抜き」になっています。こういうところに手を抜かないところがフロンターレスタッフ魂であります!!そして今回の栄えある「罰ゲーム」内容ですが…、八景島の名物絶叫アトラクション高さ107mから垂直落下する「ブルーフォール」に乗っていただきます!!このブルーフォール、垂直落下系の乗り物としては日本一の高さだそうです…(怖)。ただ、稲本選手から「オウタとルカちゃんは可哀相やから、2人が負けたらパウロ乗りや」と言われ、6人でのババ抜きながら、なぜかパウロは1/2の確率で乗る特別ルールに変更。パウロがメチャクチャ不利な変則ルールでの勝負ですが、稲本選手、パパさん、ママさんにも負ける可能性があるため一同真剣勝負。「イナ抜き」に笑いはありません。子どもに対しても容赦しないということで、お互いが探り合いながら手に汗握る攻防。次第に減っていくカード。そして熱戦がついに決着の時。敗者となったのは…ルカちゃん!

ということで、罰ゲームのブルーフォールに乗るのはパウロに決定!パウロ本人は「イナ抜き」に勝利しておきながら罰ゲームを行うという、ちゃんと自分の役割を理解しているパウロ、君はステキです。

ブルーフォールは八景島のシンボルタワーでもあるため、高くそびえ立つその姿はどこからでも望むことができますが、ブルーフォールのふもとから上を見上げると、天まで届きそうなその姿に言葉を失います。特に太陽が沈み、闇の中にたたずむブルーフォールは不気味さMAX。口数の多かったパウロも、処刑台、いやブルーフォールに歩を進めるたびに口数は減り、顔もフロンターレカラーに。シートについた安全ベルトの装着が完了すると自分の意思とは関係なく徐々に上昇していきます。そしてスタッフさんのカウントダウンに合わせ、ついに107m上空からパウロを乗せたブルーフォールが落下!「ンギャ〜!!」と絶叫するパウロの声がシーパラダイス一帯に響き渡ります。ブルーフォールの落下自体は一瞬でしたが、逆立った髪とさらに深まったフロンターレカラーの顔色からその壮絶さがうかがえました。

罰ゲームはこれで終了、さあ次の会場へと移動しようとしたとき、罰ゲーム実行風景を眺めていた稲本選手から「…ホントにそんなに怖いの?」となぜだか若干、興味アリのご様子。間髪入れずにパウロが「ボクももう一度乗りますから、イナさんも乗りましょう!」ということで、罰ゲームをしなくていい稲本選手も急遽ブルーフォールに乗ることになりました。もちろん、連続でパウロも乗車。落下と同時に再度「ンギャ〜!!」!2人の絶叫が響き渡りました。

その後、八景島シーパラダイス最大のショー「海の動物たちのショー〜ウェリナ アロハ〜」を満喫し、ショーの後は、シーパラダイスのアイドル「シロイルカ」との触れ合いタイムです。専用ゲートから案内され、衣装も防寒対策用のライフジャケットを着用し、いざシロイルカのもとへ。当然かと思いますが、実際でみるシロイルカは本当に大きいですが人懐っこい性格で、スタッフの方の誘導でみんなのもとへやってきます。いろいろなパフォーマンスを見せてくれたり、触れ合いをさせてもらいました。水掛けパフォーマンスでは、あまりの水の量にパウロがビックリして滑ってプールに浸かりそうになるハプニングも。シロイルカから頬にキスをしてもらったり、あまり体験できない触れ合いができて、楽しむことができました。


楽しかった時間もあっと言う間。ここでハンマープライスの終了の時間となりました。最後に稲本選手とパウロから山崎ファミリーにクリスマスプレゼントも兼ねて白イルカのぬいぐるみとジンベイザメのぬいぐるみが手渡されました。このプレゼントにオウタくんもルカちゃんも大喜び。最後にイルミネーション前で記念撮影し、今回のハンマープライスは終了となりました。

今回落札して頂いた山崎さんファミリーのみなさん、本当にありがとうございました。今後も稲本選手と田中淳一選手、川崎フロンターレ、そして東日本大震災の復興支援活動を応援いただけると幸いです。そして今回素晴らしい場所を提供していただいた横浜・八景島シーパラダイスのみなさん、ご協力いただき、本当にありがとうございました。
 
最後に東日本大震災から1年半が経過しますが、被災地の復興に向けた道のりはまだまだ始まったばかりです。みなさんもこれをきっかけに、もう一度、苦しんでいる東北を想い、少しでも支援活動にご協力していただければと思います。川崎フロンターレは「Mind-1ニッポンプロジェクト」を通じ、被災地復興に向け継続的な支援活動を行っていきます。

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