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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

11/13 (水) 2013

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ハンマープライス2013③

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広報部

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「登里享平選手率いるヤンフロ達とフットサルを楽しめる権利」編

11月4日(月)Mind-1ニッポンプロジェクトの活動の一環として実施している第4回ハンマープライスの「登里享平選手率いるヤンフロ達とフットサルを楽しめる権利」を実施しましたのでご報告します。

今回、「登里享平選手率いるヤンフロ達とフットサルを楽しめる権利」ということでノボリ(登里享平)を中心にユウ(小林悠)、ナツ(棗佑喜)、フク(福森晃斗)、コウキ(風間宏希)、コウヤ(風間宏矢)の計6名の選手が参加しました。当日は朝から冷たい雨が降っていたのですが、子ども達の思いが通じフットサルが始まる頃には雨も止みフットサル日和に!

早めに集まった子ども達はボールを蹴りながら今か今かと選手を待っていたので、クラブハウスから選手達が登場すると子ども達は大興奮!普段は等々力のスタンド越しに見ている選手達を目の前に緊張してしまい萎縮してしまう子どもがいたほどでした。

コウヤの挨拶のあと開会式が行われ、選手と子ども達は4つのチームに分かれウォーミングアップから始めました。まずは「チーム対抗ドリブルリレー」。足でボールを蹴りながらドリブルをして、そのボールをバトン代わりに走るのですが、ただのドリブルで終わらないのがフロンターレ。そのルールとはなんと手にはボールを持たなければならないというもの!さらに、第1走者は1個、第2走者は2個と次第にそのボールの数は増えていき、アンカーはなんと5個も。子ども達はルールを聞いて困惑顔に…そこで、どうやったら同時に5個のボールが持てるか、チームごとに作戦会議が行われました。各チーム子ども達と選手で意見を出し合い、持ち方を工夫していたのですが、この時間のお陰で作戦会議が終わる頃にはすっかり選手と打ち解ける子ども達。いざ始まると、考えていた以上にボールを持ちながらドリブルするのが難しく、子ども達だけでなく選手達も大苦戦!ボールを落としたらチームメイトが拾ってあげ、みんなで助け合いながら取り組んでいましたよ。

次は「チーム対抗センタリング対決」。こちらは、各チームから1人ずつ計4人が左右からのセンタリングに合わせ、得点数を競うというもの。ただし今回は最初の4チームを2チームに分け実質2対2の勝負。左からセンタリングをあげていたノボリは子ども達に絶妙なアシストを連発!ユウからは「試合でもそれくらい良いボールをあげろよー!」と茶化され、ノボリも「もう既に今シーズンのアシスト記録を超えちゃいましたよ!」と子ども達のプレーを見守る保護者の皆さまの笑いを誘っていました。右からはコウキ。コウキが蹴り上げた高いボールを子ども達には絶対に届かない高い打点でヘディングゴールをナツが決めると、子ども達からは「すげぇ!」という大歓声。また子ども達のスーパーゴールも数多く生まれ、ウォーミングアップのメニューでしたが、このセンタリング対決は大変な盛り上がりをみせました。

そして、続いて行われたのが今回のメインイベントでもある「フットサル対決」。待ちに待った選手達とのフットサルに子ども達は一気にハイテンション。まずは最初の4チームに分かれて「ミニゲーム対決」。チームごとにポジションや作戦を話し合ってから整列し、対戦相手と握手。円陣を組み気合いを入れてからキックオフ!ユウ、ナツ、コウヤなど普段から攻撃的なポジションの3人は保護者の皆さまから歓声が上がるほどのテクニックを披露し、ゴール前に絶妙なラストパスを出して子ども達のゴールをアシスト。またコウキ、フク、ノボリも負けじと後ろから声を出して子ども達を鼓舞し、チーム一丸となって相手ゴールを目指していました。

最後は2チームに分かれ「フルコートでのゲーム対決」。子ども達はすっかり選手と親睦を深め、選手にボールを要求する子どももいるくらい。ピッチ上はたくさんの声が飛び交う大白熱の試合展開となりました。試合の終盤、2-2でこのまま終わってしまうのかと思っていましたが、最後にドラマが待っていました!「センタリング対決」の際、顔面ブロックでゴールを阻止し涙してしまった子どもが、なんとラストワンプレーで劇的な勝ち越しゴールを決めたのです。保護者からは大歓声が起こり、チームメイトのユウからは駆けよられて祝福のハグをしてもらいとても嬉しそうでしたよ。

楽しかった時間はあっという間に過ぎて閉会式へ。ノボリの締めのあいさつは子ども達のハートをがっちりつかむ笑いの絶えないものだっただけに、子ども達は楽しかったフットサルの終わりを少し寂しく感じているようでした。そんな子ども達を再び笑顔にさせたのが選手からのプレゼントタイム!今回参加した6人の選手全員からひとり1枚ずつサイン入りのカードを手渡しでもらえたのです。さっきまでテンションが低かった子ども達も再び大興奮。さらにスタッフからの「参加選手サイン入り練習試合用ユニフォーム争奪じゃんけん大会!」の声に盛り上がりも最高潮!そして、じゃんけんの大役を務めたのがなんとふろん太!子どもたちはふろん太が何を出すのかを予想しながらいざじゃんけん大会開始。見事ユニフォームをもらうことができた子ども達の顔は本当に嬉しそうでしたよ。選手からのサプライズをもらい、これで終わりかと思いきや今度は子ども達から選手にサプライズが!なんと11月生まれのノボリとナツに子ども達からプレゼントが渡されたのです。予想だにしていなかった展開に2人はとっても喜んでいましたよ。

こうしてとっても楽しく子ども達だけでなく選手もみんな笑顔で「登里享平選手率いるヤンフロ達とフットサルを楽しめる権利」は幕を閉じました。

東日本大震災で被災した地域に対して川崎にいる選手達も何かしらの形で支援ができないかということで始まったこのハンマープライス企画。テレビや新聞で報道される機会も減りましたが、被災地ではまだまだ復興に向けて取り組んでいる最中です。ノボリも「震災が起こってから随分と時間が経とうとしていますが、実際に陸前高田に行って復興がまだまだ進んでいないのを目の当たりにしているので、このような形で少しでも被災地を支援することができて良かったです。現地に行って直接支援できるのが一番理想ですが、行けない時は今後もこういう形で継続してサポートをしていきたいと思います」と陸前高田の子ども達に思いを馳せながら話してくれました。川崎フロンターレは復興に向けて継続的な支援を今後も様々な形で行っていく予定です。これからも東日本大震災復興支援活動「Mind-1ニッポンプロジェクト」へのご理解とご協力をよろしくお願いします。

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